【コピペOK】要介護3のケアプラン文例を220事例紹介|第2表

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要介護3は、日常生活の多くで中度の介助が必要となる状態です。歩行・排泄・入浴・食事といった基本動作の多くに支援が必要なうえ、認知症を併発しているケースも少なくありません。この記事では、要介護3の利用者に対応したケアプラン文例を220事例、カテゴリ別・通し番号で紹介します。第2表(サービス内容・援助内容)にそのまま使える表現を集めたので、コピペして調整しながらご活用ください。

この記事でわかること
  • 要介護3の状態像とケアプラン作成のポイント
  • カテゴリ別・通し番号の文例220事例(コピペOK)
  • 文例をそのまま使うときの注意点
  • 第2表の記入例と、文例を活かすコツ
目次

要介護3とは?ケアプラン作成の基本的な考え方

要介護3は、立ち上がりや歩行が自力では困難で、排泄・入浴・着替えなどに全面的または中度の介助を要する状態の目安です。認知症による行動・心理症状(BPSD)がみられることもあり、身体・認知の両面からの支援が求められます。

一方で、要介護3は「できることが残されている」段階でもあります。ケアプランでは「安全の確保」と「自立支援(残存機能の活用)」を両立させることが重要です。本人の生活背景や意向を踏まえ、画一的にせず個別性のある計画に仕上げましょう。

新人ケアマネ新人

要介護3の文例って、つい「介助する」ばかりになってしまいます。何を意識すればいいですか?

ベテランケアマネ先輩

「なぜ介助が必要か(背景)」と「どうなってほしいか(目標)」をセットにするといいわよ。同じ介助でも、自立支援の視点が入ると計画に説得力が出るの。

文例をそのまま使うときの注意点

注意:コピペのまま提出しない文例はあくまで「型」です。利用者ごとに状態・意向・環境は異なります。氏名や具体的な状況に合わせて必ず修正し、アセスメント結果と整合させてから使用してください。
  • 本人・家族の意向を反映し、課題分析(アセスメント)と矛盾しない内容にする
  • 「長期目標・短期目標」と「サービス内容」がつながるように調整する
  • 主治医意見書やサービス事業所の情報と整合させる
  • 抽象的な表現は、頻度・方法・担当などを補って具体化する

要介護3のケアプラン文例220事例【カテゴリ別・通し番号】

ここからは、要介護3で使いやすい文例を8カテゴリ・220事例に整理して紹介します。第2表の「サービス内容」「援助内容」欄を想定した表現です。

① 移動・歩行支援(1〜30)

要介護3では立ち上がりや歩行が不安定になりやすく、転倒は骨折・寝たきりの大きなリスクです。福祉用具と環境整備、一部介助を組み合わせ、安全を確保しながら残された移動能力を活かす視点で記載します。

  1. 室内移動が不安定で転倒リスクが高いため、歩行器を導入し、見守りと一部介助を組み合わせて安全に移動できるよう支援する。
  2. トイレや居室までの動線に手すりを設置し、転倒を防ぎながら自立的な移動を促す。
  3. 外出時は車椅子を使用し、介助者とともに安全に移動して社会参加の機会を維持する。
  4. ベッドからの起き上がり時にふらつきがあるため、一部介助を行い安定した立ち上がりを支援する。
  5. 屋内では伝い歩きが可能なため、家具の配置を見直し、安全に移動できる環境を整える。
  6. 段差の昇降が困難なため、スロープを設置し、介助により安全に通行できるようにする。
  7. 車椅子とベッド間の移乗が不安定なため、介助方法を統一し、安心して移乗できるよう支援する。
  8. 夜間のトイレ移動で転倒の危険があるため、動線に足元灯を設置し、安全を確保する。
  9. 長距離歩行で疲労が強いため、こまめに休憩を取りながら体力に応じて活動できるよう支援する。
  10. カーペットの段差や敷物のめくれを解消し、屋内の転倒リスクを軽減する。
  11. 狭所での方向転換が難しいため、車椅子使用時は通路幅を確保し、安全な移動を支援する。
  12. 移動に時間を要するため、訪問介護のスケジュールに余裕を持たせ、無理なく行動できるよう配慮する。
  13. 立ち上がり補助具をベッドサイドに設置し、起立動作をスムーズに行えるよう支援する。
  14. 歩行器使用時に前傾姿勢になりやすいため、体幹を支える声かけと介助で安全性を高める。
  15. 下肢筋力を維持するため、理学療法士の助言を受けた歩行練習を日課に取り入れる。
  16. 車椅子中心の生活となっているため、段差解消により生活範囲を拡大する。
  17. 通院時は介護タクシーや送迎サービスを利用し、安全に通院できるよう支援する。
  18. 転倒後の恐怖心が強いため、安心できる声かけを行い、自信を持って歩行できるよう支援する。
  19. 体調や季節に応じて歩行距離を調整し、無理なく活動を継続できるようにする。
  20. 玄関の上がり框が高いため、踏み台と手すりを設置し、安全に出入りできるようにする。
  21. 床からの立ち上がりが困難なため、椅子や昇降座いすを活用し、生活動作の負担を軽減する。
  22. 屋外の不整地では歩行が不安定なため、付き添い介助で外出を支援する。
  23. 浴室やトイレでのふらつきに備え、L字手すりを設置して立ち座りを安定させる。
  24. 移動時の靴・スリッパを滑りにくいものに見直し、転倒を予防する。
  25. 杖の高さや種類が合っていないため、適切な福祉用具を選定し、安定した歩行を支援する。
  26. 起立性低血圧によるふらつきがあるため、ゆっくり立ち上がるよう声かけし、見守る。
  27. 屋内の動線上に物を置かないよう環境整備を行い、つまずきを防止する。
  28. デイサービス利用日は送迎車の乗降を介助し、安全な移動を確保する。
  29. 移動能力の低下を防ぐため、日中はできる範囲で離床し、活動性を保つよう支援する。
  30. 自走式車椅子の操作が一部可能なため、安全な範囲で自走を促し、自立を支援する。

② 排泄支援(31〜60)

排泄は本人の尊厳に直結する領域です。失敗を責めず、プライバシーに配慮しながら、できるだけトイレでの自立排泄を維持すること、夜間の安全と皮膚トラブルの予防を意識して記載します。

  1. トイレまでの移動が不安定なため、定時のトイレ誘導を行い、失禁を予防する。
  2. 夜間はポータブルトイレを使用し、転倒防止と安心した排泄を支援する。
  3. 尿意の訴えが弱いため、時間を決めた声かけで排泄リズムを整える。
  4. 排泄後の後始末に時間を要するため、一部介助を行い清潔を保持できるよう支援する。
  5. 衣類の着脱が困難なため、前開きやゴムウエストの衣類を用い、排泄動作を簡便化する。
  6. 便秘傾向があるため、水分摂取と排便習慣を整える支援を行う。
  7. トイレ内での姿勢保持が難しいため、手すりを設置し安全な動作を確保する。
  8. 排泄に不安があるため、プライバシーに配慮しながら安心できる介助を行う。
  9. 夜間頻尿に対応し、ベッド近くにポータブルトイレを設置して転倒リスクを減らす。
  10. オムツ使用時も定期的に交換し、皮膚トラブルを予防する。
  11. 軟便・下痢時はこまめに排泄介助を行い、清潔保持を徹底する。
  12. 排尿コントロールが難しいため、吸収量に合った失禁パッドを選び、安心を支える。
  13. 膀胱留置カテーテルを使用しているため、感染予防に配慮し衛生的に管理する。
  14. 排泄の失敗があっても否定せず受容的に対応し、自尊心を守る。
  15. トイレ移動に時間を要するため、早めの声かけで余裕を持って排泄できるよう支援する。
  16. 食事・運動を取り入れ、自然な排便を促す。
  17. トイレ内に緊急コールを設置し、排泄中の転倒に備える。
  18. 排泄後の手洗い動作を支援し、清潔保持を徹底する。
  19. 下衣の操作が困難なため、扱いやすい衣服を準備し、自立的な排泄を促す。
  20. 家族と協力し、夜間排泄のサポート体制を整え、介護者の負担を軽減する。
  21. 便意・尿意のサインを観察し、タイミングを捉えた誘導で成功体験を増やす。
  22. 排便コントロールのため、主治医と相談し緩下剤の調整・観察を行う。
  23. ポータブルトイレの設置位置と高さを見直し、安全に使用できるようにする。
  24. 排泄時のいきみで血圧変動があるため、様子を観察しながら無理のない排泄を支援する。
  25. 失禁による皮膚の発赤に対し、清拭と保湿でスキントラブルを予防する。
  26. トイレの照明・暖房を整え、ヒートショックや視認性の問題を防ぐ。
  27. 日中はできるだけトイレでの排泄を促し、排泄の自立を維持する。
  28. 排泄リズムを記録し、誘導の時間帯を本人の傾向に合わせて調整する。
  29. ストーマを造設しているため、装具交換とスキンケアを支援し、清潔を保つ。
  30. 残尿感や排尿困難がみられるため、受診につなぎ、必要な医療的支援を受けられるようにする。

③ 入浴・清潔保持(61〜90)

入浴は清潔保持だけでなく、心身のリラックスや生活の楽しみにもつながります。転倒・ヒートショックの予防と、本人の好み・習慣を尊重した無理のない清潔保持を両立させて記載します。

  1. 入浴時の立位保持が不安定なため、介助を行い転倒を防ぎながら清潔を保持する。
  2. 浴槽の出入りが困難なため、シャワーチェアと手すりを用い、安全に洗身できるよう支援する。
  3. 入浴困難な日は清拭を行い、皮膚の清潔を維持する。
  4. 皮膚乾燥が強いため、入浴後に保湿剤を塗布しスキンケアを徹底する。
  5. 浴室での転倒に備え、滑り止めマットを設置し安全な環境を整える。
  6. 入浴意欲の低下に対し、好みを尊重した声かけで入浴習慣を維持する。
  7. 長湯が負担となるため、短時間で効率よく清潔を保てるよう介助を工夫する。
  8. 浴室と脱衣室の温度差によるヒートショックを防ぐため、入浴前に浴室を暖める。
  9. 衣服の着脱が難しいため、一部介助を行い安心して入浴できるよう支援する。
  10. 頭皮の汚れが目立つため、週数回の洗髪で爽快感を得られるよう支援する。
  11. 爪切り・整髪など身だしなみを整え、清潔感を維持できるよう支援する。
  12. 入浴後の疲労に配慮し、十分な休養を取れるようにする。
  13. 入浴中の会話や交流でリラックスを促し、生活の楽しみにつなげる。
  14. 入浴拒否時は足浴や部分清拭から取り入れ、徐々に習慣化を図る。
  15. 皮膚疾患の治療中のため、医師の指示に基づき洗浄方法を工夫し悪化を防ぐ。
  16. 入浴後すぐ着用できるよう着替えを準備し、動作の負担を軽減する。
  17. 入浴前後に水分摂取を促し、脱水を予防する。
  18. 入浴中の表情・体調変化を観察し、異常時は速やかに対応する。
  19. 季節に応じて入浴頻度を調整し、快適に過ごせるよう支援する。
  20. 清潔保持を通じて自己肯定感を高め、生活の質を維持できるよう支援する。
  21. デイサービスでの入浴を活用し、自宅入浴が難しい日の清潔保持を補う。
  22. 訪問入浴を導入し、寝たきり傾向でも安全に入浴できる機会を確保する。
  23. 浴室の段差を解消し、車椅子から洗体への移乗を安全に行えるようにする。
  24. 陰部洗浄を丁寧に行い、排泄に伴う皮膚トラブルを予防する。
  25. 口腔ケアを毎食後に支援し、誤嚥性肺炎の予防と清潔保持を図る。
  26. 義歯の手入れを支援し、衛生的に使用できるようにする。
  27. 発汗が多い時期は清拭回数を増やし、皮膚を清潔に保つ。
  28. 洗身の一部を本人が行えるよう声かけし、残存機能を活かした清潔保持を促す。
  29. 入浴日を生活リズムに組み込み、見通しを持って過ごせるよう支援する。
  30. 髭剃り・整容を支援し、社会的な身だしなみを保てるようにする。

④ 食事・栄養(91〜120)

要介護3では嚥下機能や食欲の低下から、誤嚥や低栄養・脱水のリスクが高まります。安全な食事姿勢と形態の工夫、本人が楽しみながら必要な栄養を摂れる支援を意識して記載します。

  1. 咀嚼力が低下しているため、やわらかい食事形態を用意し、自立的に食事できるよう支援する。
  2. 誤嚥リスクがあるため、食事中は座位を保持し、見守りを行う。
  3. 食欲低下に対し、栄養補助食品を取り入れ必要な栄養を確保する。
  4. 水分摂取が不足しがちなため、こまめな声かけで脱水を予防する。
  5. 集中力が続かないため、落ち着いた環境で食事できるよう配慮する。
  6. 嚥下機能の低下に対し、とろみを付けた飲み物を提供し安全に摂取できるよう支援する。
  7. スプーン操作が困難なため、持ちやすい自助具を導入し自立を支援する。
  8. 偏食がみられるため、好みに合わせた献立で栄養バランスを整える。
  9. 体重減少があるため、定期的に体重を測定し栄養状態を確認する。
  10. むせが見られるため、一口量を少なくして摂取を支援する。
  11. 食前に嚥下体操を行い、誤嚥リスクを軽減する。
  12. 食欲不振時は少量多回食を取り入れ、無理なく摂取できるよう支援する。
  13. 食事中に疲れやすいため、休憩を挟みながらゆっくり摂取できるようにする。
  14. 嗜好を尊重し、楽しみながら食事できるよう工夫する。
  15. 家族と食事を共にする機会を増やし、生活意欲を高める。
  16. 低栄養予防のため、管理栄養士の助言を受けた献立を取り入れる。
  17. 服薬と食事のタイミングを調整し、確実に内服できるよう支援する。
  18. 食事の準備が困難なため、配食サービスを利用し栄養を確保する。
  19. 口腔内の状態を確認し、食べやすい形態へ調整する。
  20. 糖尿病に配慮し、主治医・栄養士の指示に沿った食事管理を支援する。
  21. 塩分制限が必要なため、味付けを工夫しながら満足感を保てるようにする。
  22. 食事姿勢を整えるため、テーブル・椅子の高さを調整する。
  23. 自力摂取が難しい品は一部介助し、できる部分は本人が行えるよう支援する。
  24. 水分ゼリーを活用し、飲水を負担なく行えるようにする。
  25. 食事量・摂取状況を記録し、変化を多職種で共有する。
  26. 義歯不適合で咀嚼しにくいため、歯科受診につなぎ調整を支援する。
  27. 朝食を抜きがちなため、生活リズムを整え3食を規則的に摂れるよう支援する。
  28. 食事中の見守りで誤嚥兆候を早期に把握し、必要時は受診につなぐ。
  29. 嗜好品(お茶・果物等)を取り入れ、食事の満足度と水分補給を両立する。
  30. 経管栄養を併用しているため、注入手順と衛生管理を支援する。

⑤ 認知症・行動心理症状(BPSD)(121〜150)

BPSD(徘徊・不安・興奮など)には、必ず背景となる理由があります。症状を抑え込むのではなく、不快や不安の原因を探り、安心できる環境と関わりを整える視点で記載します。

  1. 徘徊傾向があるため、玄関や居室の環境を工夫し安全を確保する。
  2. 不安・焦燥が強いときは傾聴し、安心できる環境を整える。
  3. 昼夜逆転があるため、日中の活動量を増やし夜間の安眠につなげる。
  4. 記憶障害による混乱に対し、予定をカレンダーやホワイトボードで可視化する。
  5. 食事・排泄を拒否する際は意思を尊重し、根気強く声かけする。
  6. 易怒性が目立つため、刺激を避け穏やかな対応を心がける。
  7. 同じ質問の繰り返しに対し、否定せず落ち着いた口調で応答する。
  8. 孤独感が強いため、会話・交流の機会を増やし安心感を持てるようにする。
  9. 物盗られ妄想に対し、物品管理を工夫し家族と情報を共有する。
  10. 入浴・排泄への抵抗に対し、習慣や好みを尊重し受け入れやすく支援する。
  11. 焦燥感の軽減のため、音楽療法やレクリエーションを取り入れる。
  12. 突発的な興奮時は静かな環境へ移動し、安心できる時間を持てるようにする。
  13. 日課を習慣化し、混乱を減らして安定した生活を支援する。
  14. 不安が強いため、家族写真や馴染みの品を身近に置き安心感を得られるようにする。
  15. 家族との交流時間を増やし、安心できる環境を維持する。
  16. 服薬を拒否する際は、声かけや形状の工夫で確実な内服を支援する。
  17. 見当識低下に対し、季節の話題や日付の確認で現実感を保つ。
  18. 帰宅願望が強いときは気持ちを受け止め、安心できる対応で落ち着きを促す。
  19. 失行・失認に配慮し、動作を一つずつ分かりやすく声かけして支援する。
  20. 夕暮れ症候群による不穏に備え、夕方の環境と関わりを整える。
  21. 興奮・暴言の背景にある不快(痛み・空腹・トイレ等)を確認し対応する。
  22. なじみの関係づくりを進め、特定の職員が関わることで安心感を高める。
  23. 危険物(刃物・薬等)の管理を徹底し、誤使用・誤飲を防止する。
  24. 回想法を取り入れ、本人が得意・好きなことで自信を引き出す。
  25. 転倒・転落のリスクに配慮し、見守りやセンサーで安全を確保する。
  26. 認知症の進行を主治医・専門医と連携して見守り、適切な対応につなげる。
  27. デイサービスで日中の活動と交流を確保し、生活リズムを安定させる。
  28. 介護者の負担に配慮し、レスパイトのためショートステイを計画的に利用する。
  29. 言葉が出にくいため、表情やジェスチャーから意思を汲み取り支援する。
  30. 不潔行為に対し、否定せず環境調整と適切な誘導で対応する。

⑥ 服薬・健康管理(151〜175)

複数の持病・処方を抱えることが多い要介護3では、服薬管理と健康観察が在宅生活の安定を左右します。確実な内服と体調変化の早期発見、医療職との連携を意識して記載します。

  1. 服薬管理が困難なため、お薬カレンダーや一包化を活用し、確実な内服を支援する。
  2. 飲み忘れ・重複を防ぐため、訪問時に残薬を確認し主治医・薬剤師と共有する。
  3. 複数医療機関を受診しているため、お薬手帳を一元化し重複投薬を防ぐ。
  4. 血圧・体温・脈拍を定期的に測定し、体調変化を早期に把握する。
  5. 持病(高血圧・糖尿病等)の悪化を防ぐため、受診と内服を継続できるよう支援する。
  6. 体調不良時の連絡体制を整え、急変時に速やかに受診できるようにする。
  7. 訪問看護を導入し、医療的管理と健康観察を継続的に行う。
  8. 主治医の指示に基づき、必要な医療処置やリハビリを計画的に受けられるよう調整する。
  9. 脱水・熱中症を予防するため、室温と水分摂取を管理する。
  10. 体重・むくみを観察し、心不全等の兆候を早期に発見できるようにする。
  11. 皮膚の観察を行い、褥瘡の予防と早期対応を図る。
  12. 定期受診への同行・送迎を調整し、治療を継続できるよう支援する。
  13. 服薬後の副作用(ふらつき・眠気等)を観察し、転倒予防に配慮する。
  14. 予防接種について情報提供し、接種機会を確保する。
  15. 口腔ケアを徹底し、誤嚥性肺炎の予防に努める。
  16. 便秘・下痢など消化器症状を観察し、必要時に医療につなぐ。
  17. 睡眠状況を把握し、生活リズムを整えて心身の安定を図る。
  18. 緊急連絡先・かかりつけ医情報を整理し、関係者間で共有する。
  19. 感染症予防のため、手指衛生や環境の清潔保持を支援する。
  20. 服薬を自己管理したい意向を尊重し、できる範囲で本人管理を支援する。
  21. 定期的にバイタルと様子を記録し、多職種と情報を共有する。
  22. 持参薬・頓服の使用状況を確認し、適切な使用を支援する。
  23. 体調や服薬に関する不安を傾聴し、必要に応じて医療職へつなぐ。
  24. 在宅酸素・吸引等の医療機器を使用しているため、安全な管理を支援する。
  25. 健康状態の変化に応じてケアプランを見直し、適切な医療・介護につなげる。

⑦ 社会参加・生活意欲(176〜200)

介助が増えると役割や楽しみを失いがちですが、社会とのつながりは意欲と生活の質を支えます。本人の趣味・役割・交流を活かし、生きがいを感じられる支援を意識して記載します。

  1. デイサービスを定期利用し、社会交流を通じて生活意欲を維持できるよう支援する。
  2. 趣味活動(園芸・編み物等)を続けられるよう環境を整える。
  3. 季節行事や地域活動に参加し、生活の楽しみを持てるよう支援する。
  4. 短時間の外出を取り入れ、社会とのつながりを保てるようにする。
  5. 家族と買い物や食事に出かけられるよう、外出を支援する。
  6. 洗濯物たたみ等の簡単な家事を取り入れ、役割を持てるようにする。
  7. 地域の交流会やサロンに参加し、孤立を防ぐ。
  8. できる範囲の作業を増やし、達成感を持てるよう支援する。
  9. 定期的な会話・交流で生活に張り合いを持たせる。
  10. 本人の希望を尊重し、自立した生活の中で生きがいを感じられるよう支援する。
  11. 通所リハビリで機能訓練と交流の機会を確保し、意欲を高める。
  12. 馴染みの友人・近隣との交流が続くよう、関係づくりを支援する。
  13. 写真・音楽など本人の好みを活かし、楽しみのある時間をつくる。
  14. ボランティアや見守り訪問を活用し、人との関わりを保つ。
  15. 役割や日課を明確にし、生活の中でできることを増やす。
  16. 散歩や外気浴を取り入れ、気分転換と活動性の維持を図る。
  17. 本人の得意分野を活かした活動を提案し、自己効力感を高める。
  18. 信仰・習慣など大切にしている生活様式を尊重して支援する。
  19. 行事やレクリエーションへの参加を通じて、笑顔や発語を引き出す。
  20. 季節を感じられる外出・行事を計画し、生活に潤いを持たせる。
  21. 家族や地域とのつながりを記録・共有し、本人を支える輪を広げる。
  22. ペットや植物の世話など、心の張りになる活動を支援する。
  23. 本人のペースを尊重し、無理のない範囲で社会参加を促す。
  24. 外出時の移動・トイレ等の不安を軽減し、外出機会を確保する。
  25. 生活意欲の変化を観察し、落ち込み時は関わりを増やして支える。

⑧ 家族支援・介護負担軽減(201〜220)

要介護3の在宅生活は家族の支えが不可欠で、介護者の疲弊は共倒れにつながりかねません。家族の負担を把握し、レスパイトや情報提供で支える視点もケアプランに位置づけて記載します。

  1. 介護者の負担軽減のため、ショートステイを計画的に利用しレスパイトを確保する。
  2. 介護方法に不安がある家族へ、具体的な介助方法を助言し負担を軽減する。
  3. 家族の就労と介護の両立を支えるため、サービス時間帯を調整する。
  4. 主介護者の体調・心理状態を把握し、抱え込みを防ぐ。
  5. 介護に関する制度・社会資源の情報を提供し、家族の選択を支援する。
  6. 緊急時の連絡・対応体制を家族と共有し、安心して在宅生活を継続できるようにする。
  7. 家族間で介護を分担できるよう調整し、特定の人への偏りを防ぐ。
  8. 家族の介護疲れの兆候に留意し、必要時は相談・サービス増を提案する。
  9. 認知症の症状への対応方法を家族に伝え、関わりの負担を軽減する。
  10. 経済的不安に配慮し、負担軽減制度や費用の見通しを情報提供する。
  11. 看取りを見据えた意向を家族と確認し、本人の希望に沿った支援を準備する。
  12. 介護休業や地域包括支援センター等の相談先を案内する。
  13. 在宅介護を続けるための住環境整備(手すり・段差解消等)を提案する。
  14. 家族会・介護者交流の場を紹介し、孤立を防ぐ。
  15. 退院後の在宅生活が円滑に始まるよう、医療機関・家族と連携して準備する。
  16. 介護記録や連絡ノートを活用し、家族と支援者の情報共有を円滑にする。
  17. 本人と家族の意向が異なる場合は、双方の思いを調整し合意形成を図る。
  18. 介護者が体調を崩した際に備え、代替の支援体制を確保する。
  19. 家族の負担状況に応じてケアプランを定期的に見直し、無理のない介護を支える。
  20. 地域の見守り・配食・移動支援等を活用し、家族と地域で支える体制を整える。

第2表の記入例(ニーズ→目標→サービス内容)

文例を「どの欄に・どうつなげるか」をイメージできるよう、第2表の記入例を示します。長期・短期目標とサービス内容が一本の線でつながるよう意識しましょう。

生活全般の解決すべき課題(ニーズ)長期目標短期目標サービス内容
転倒せず安全に室内を移動したい転倒なく在宅生活を続けられる手すりと歩行器で安全に移動できる手すり設置・歩行器貸与、移動時の見守りと一部介助
トイレで排泄し、清潔に過ごしたい日中はトイレで排泄できる定時誘導で失禁が減る定時のトイレ誘導、夜間ポータブルトイレの使用、清潔保持の介助
持病を悪化させず体調よく過ごしたい持病が安定し通院を継続できる服薬と受診を継続できる服薬管理(お薬カレンダー)、訪問看護による健康観察、通院送迎の調整

文例を活かすコツ(4ステップ)

  • アセスメントと照合する課題分析の結果と矛盾しないか確認し、本人の状態に合う文例を選ぶ。
  • 主語・目的を補う「誰が・何のために・どの頻度で」を加え、抽象表現を具体化する。
  • 本人の言葉・意向を入れる「〜したい」という意向を反映し、自立支援の視点を盛り込む。
  • モニタリングで見直す実施後の変化を評価し、合わなければ次のプランで修正する。

よくある質問(FAQ)

文例をそのままコピペして使ってもよいですか?
型として活用できますが、そのままの使用は避けてください。利用者ごとに状態・意向・環境が異なるため、アセスメント結果に合わせて必ず修正しましょう。
要介護3は施設・在宅どちらの文例にも使えますか?
本記事の文例は居宅・施設のどちらでも調整して使えます。サービスの種類や提供体制に合わせて表現を整えてください。
自立支援の視点はどう盛り込めばよいですか?
「介助する」だけでなく「できる部分は本人が行えるよう支援する」など、残存機能の活用を一文に加えると自立支援の視点が明確になります。
認知症がある要介護3の場合、特に気をつけることは?
安全確保(転倒・誤嚥・誤飲の予防)と、本人の不安や意思の尊重を両立させることです。BPSDの背景にある不快や不安を探る視点を計画に入れましょう。
まとめ
  • 要介護3のケアプランは「安全確保」と「自立支援」の両立がカギ
  • 本記事の220事例は、移動・排泄・入浴・食事・認知症・服薬・社会参加・家族支援の8カテゴリで構成
  • 文例はそのまま使わず、アセスメント結果と本人の意向に合わせて修正する
  • ニーズ→長期・短期目標→サービス内容が一本の線でつながるよう整える
  • モニタリングで評価し、合わなければ次のプランで見直す

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