【最新版】初めての在宅介護をする人におすすめの本を7冊紹介

「親が倒れた」「退院後は自宅でみることになった」
そんな突然の出来事から、在宅介護は始まることが少なくありません。
仕事・子育て・家事をしながらの介護は、想像以上に心身へ負担がかかります。特に初めての在宅介護では、「何から始めればいいのか」「制度はどう使うのか」「お金はいくらかかるのか」など、不安が尽きないでしょう。
そこで本記事では、はじめて在宅介護をする人におすすめの本を7冊厳選して紹介します。
制度・お金・実務・食事・排泄・そして“心の問題”まで、幅広くカバーできるラインナップです。
まずは在宅介護で知っておくべき基本知識から整理していきましょう。
はじめての在宅介護で知っておくべき知識
在宅介護を始める前に、最低限押さえておきたいポイントがあります。
① 介護は「家族だけで抱えない」ことが前提
在宅介護というと「家族が全部やるもの」と思われがちですが、これは大きな誤解です。
現在の日本では、介護保険制度を活用することが前提となっています。
利用できる主なサービスは以下の通りです。
- 訪問介護(ホームヘルパー)
- 訪問看護
- デイサービス
- 福祉用具レンタル
- ショートステイ
まずは要介護認定の申請を行い、ケアマネジャーに相談することがスタートになります。
② 介護には「身体的負担」と「心理的負担」がある
介護は体力だけでなく、心にも負担がかかります。
- 夜間のトイレ介助で睡眠不足
- 食事を食べてくれないストレス
- 兄弟との役割分担のトラブル
- 親との関係性の葛藤
特に在宅介護では、親子関係がダイレクトに影響します。
だからこそ「技術」だけでなく「心の整理」も大切なのです。
③ お金の問題は早めに把握する
在宅介護は想像以上にお金がかかります。
- 介護保険の自己負担
- 医療費
- 住宅改修費
- 介護用品費
- 収入減少
制度を知らないと、本来使える支援を見逃してしまうこともあります。
そのため、正しい知識を早めに得ることが最大の防御策になります。
ここからは、在宅介護を体系的に学べるおすすめ本を紹介します。
在宅介護のおすすめの本と概要
突然の介護で困らない! 親の介護がすべてわかる本~高齢の親を取り巻く問題で悩まない~改訂第2版
在宅介護の“総合入門書”といえる一冊です。
- 介護保険制度の流れ
- 施設と在宅の違い
- 認知症対応
- 介護費用の目安
- 家族間トラブル対策
など、幅広いテーマを網羅しています。
「まず何を知ればいいの?」という方には、最初の1冊としておすすめです。
全体像をつかむのに最適な構成になっています。
知っトク介護 弱った親と自分を守るお金とおトクなサービス超入門 第2版
介護で最も不安が大きい「お金」に特化した本です。
- 医療費・介護費の軽減制度
- 高額介護サービス費
- 介護休業給付金
- 親の資産管理
- 詐欺対策
制度を知らないと損をするケースは少なくありません。
特に働きながら介護をする“ビジネスケアラー”には必読です。
数字や具体例が豊富で、実践的な内容になっています。
親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第4版
タイトル通り、「親が突然倒れたとき」に読む本です。
- 入院時にやるべき手続き
- 医療ソーシャルワーカーとの連携
- 退院調整
- 在宅か施設かの判断
- 費用試算
チェックリスト形式で整理されているため、実用性が高いのが特徴です。
“今すぐどうすればいいの?”という緊急時に役立つ一冊です。
【完全ガイドシリーズ387】体と心が疲れない!はじめての親の介護完全ガイド
図解やイラストが豊富で、とにかくわかりやすい本です。
- 介護サービスの選び方
- ケアマネとの付き合い方
- 介助のコツ
- ストレス対処法
初心者向けに作られているため、専門用語が少なく読みやすい構成になっています。
活字が苦手な方でも理解しやすい内容です。
「食べる」介護のきほん 誤嚥を防いで食の楽しみをキープする、食事介助&お口のケア
在宅介護で大きな課題になるのが「食事」です。
- 誤嚥を防ぐ姿勢
- とろみのつけ方
- 口腔ケア
- 食欲低下への対応
誤嚥性肺炎は命に関わる問題です。
この本は、食事介助を“安全に楽しく続ける方法”を具体的に教えてくれます。
訪問看護やリハビリ職の知識を家庭向けにわかりやすく解説しています。
「排泄介護」のお悩み解消ブック トイレ介助、オムツの使い方、下痢・便秘時のお世話のコツ
排泄介助は、介護の中でも特に精神的負担が大きい分野です。
- トイレ誘導のコツ
- オムツの選び方
- 便秘対策
- 下痢時のケア
具体的な方法が丁寧に解説されています。
排泄が安定すると、介護負担は大きく軽減します。
実務的な一冊として非常におすすめです。
毒親を在宅で見送った緩和ケア医が伝える 関係のよくない親を看取るということ
すべての親子関係が良好とは限りません。
- 過去の確執
- 感情の葛藤
- 罪悪感
- 看取りの覚悟
この本は、「関係がよくない親を在宅で看取る」という難しいテーマに向き合った一冊です。
在宅介護は技術だけでは乗り越えられません。
心の整理をしたい方に強くおすすめします。
まとめ

初めての在宅介護は、不安と戸惑いの連続です。
しかし、
- 制度を知る
- お金を理解する
- 技術を学ぶ
- 心を整える
この4つを押さえるだけで、負担は大きく変わります。
今回紹介した7冊は、それぞれ違う角度から在宅介護を支えてくれる本です。
まずは総合入門書から読み、
次に自分の課題(お金・食事・排泄・心)に合わせて深掘りしていくのがおすすめです。
在宅介護は「一人で頑張るもの」ではありません。
知識は、あなたと家族を守る最大の味方になります。
ぜひ、自分に合った一冊から手に取ってみてください。
















