ケアマネ試験 合格ライン【2025年確定値】|第28回ボーダーと過去推移

ケアマネ試験(介護支援専門員実務研修受講試験)を受けるなら、合格ライン(合格基準点)が何点なのかは必ず気になるところです。「7割取れれば合格」と聞くものの、実際には年度ごとに点数が変わり、分野別の基準もあるため、自己採点だけで安心していると思わぬ落とし穴があります。
この記事では、第28回(2025年度)ケアマネ試験の確定した合格基準点をはじめ、合格ラインが決まる仕組み・過去の推移・自己採点での合否の確認方法までを、厚生労働省などの公的データをもとに整理しました。
- 第28回(2025年度)ケアマネ試験の合格基準点【確定値】
- 合格ライン(合格基準点)が決まる仕組み
- 合格基準点・合格率の過去の推移
- 自己採点で合否を確認するときのポイント
- 次回(第29回・2026年度)に向けた合格ラインの目安

「合格ラインは7割」って覚えていたんですが、それで合っていますか?

おおむね合っているけれど、注意点が2つあるの。「分野ごとに基準がある」「難易度で点数が補正される」——まずはここから整理しましょう。
ケアマネ試験の合格ライン(合格基準点)とは
ケアマネ試験は全60問・1問1点で、次の2分野で構成されています。
| 分野 | 問題数 | 基準の目安 |
|---|---|---|
| 介護支援分野 | 25問(25点) | 正答率70%前後 |
| 保健医療・福祉サービス分野 | 35問(35点) | 正答率70%前後 |
合格基準は各分野でおおむね正答率70%とされていますが、ここに2つのポイントがあります。1つ目は、その年の試験の難易度に応じて基準点が補正されること。問題が難しければ基準点は下がり、易しければ上がります。2つ目は、2つの分野それぞれで基準点を満たす必要があることです。
合計点がどれだけ高くても、片方の分野が基準点に1点でも届かなければ不合格になります。「得意分野で稼いで苦手分野をカバー」という考え方は通用しません。
第28回(2025年度)ケアマネ試験の合格基準点【確定】
2025年10月12日に実施された第28回ケアマネ試験は、2025年11月25日に合格発表が行われました。確定した合格基準点は次のとおりです。
介護支援分野:18点/25点(正答率72%)
保健医療・福祉サービス分野:25点/35点(正答率71.4%)
前回・第27回(2024年度)とまったく同じ基準点でした。
厚生労働省「介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況等」によると、第28回の全国の受験者数は50,601人、合格者数は12,961人、合格率は25.6%でした。前年の第27回(32.1%)より低下したものの、令和に入ってからの平均(20%前後)と比べるとやや高い水準です。
参照:厚生労働省「介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況等」/東京都福祉局
ケアマネ試験 合格基準点の推移
合格基準点は毎年変動します。直近6年の推移を見てみましょう。
| 実施回(年度) | 介護支援分野 | 保健医療・福祉サービス分野 |
|---|---|---|
| 第28回(2025年度) | 18点(72.0%) | 25点(71.4%) |
| 第27回(2024年度) | 18点(72.0%) | 25点(71.4%) |
| 第26回(2023年度) | 17点(68.0%) | 24点(68.6%) |
| 第25回(2022年度) | 18点(72.0%) | 26点(74.3%) |
| 第24回(2021年度) | 14点(56.0%) | 25点(71.4%) |
| 第23回(2020年度) | 13点(52.0%) | 22点(62.9%) |
こうして並べると、介護支援分野は13〜18点と変動が大きいことが分かります。これは介護支援分野で難問が多く出題された年に、基準点が大きく下がるためです。一方で保健医療・福祉サービス分野は22〜26点と比較的安定しています。
ケアマネ試験 合格率の推移
合格率もあわせて確認しておきましょう。次の表は厚生労働省の公表データをもとにした、過去8回ぶんの推移です。
| 実施回(年度) | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第28回(2025年度) | 50,601人 | 12,961人 | 25.6% |
| 第27回(2024年度) | 53,699人 | 17,228人 | 32.1% |
| 第26回(2023年度) | 56,494人 | 11,844人 | 21.0% |
| 第25回(2022年度) | 54,406人 | 10,328人 | 19.0% |
| 第24回(2021年度) | 54,290人 | 12,662人 | 23.3% |
| 第23回(2020年度) | 46,415人 | 8,200人 | 17.7% |
| 第22回(2019年度) | 41,049人 | 8,018人 | 19.5% |
| 第21回(2018年度) | 49,332人 | 4,990人 | 10.1% |
参照:厚生労働省「介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況等」
2018年度に受験資格が厳格化されて以降、合格率はおおむね20%前後で推移しています。ケアマネ試験は、介護・福祉系の資格のなかでも難易度が高い試験といえます。
自己採点で合否を確認する方法
試験が終わったら、各団体が公表する解答速報を使って自己採点をします。このとき、合計点だけを見て一喜一憂しないことが大切です。次の手順で確認しましょう。
- 分野ごとに分けて採点する「介護支援分野(問1〜25)」と「保健医療・福祉サービス分野(問26〜60)」を、別々に集計します。
- 分野ごとの満点を意識する介護支援分野は25点満点、保健医療・福祉サービス分野は35点満点です。混同しないようにします。
- その年の基準点と照らし合わせる合格発表前は前年までの基準点が目安になります。介護支援分野17〜18点、保健医療・福祉サービス分野24〜26点が一つのラインです。
- 両方の分野がクリアできているか確認する片方でも基準点に届いていなければ不合格です。必ず2分野とも満たしているかを確認します。
解答速報は各社が独自に作成するもので、まれに修正が入ることがあります。最終的な合否は、必ず都道府県の公式発表で確認してください。
第29回(2026年度)に向けた合格ラインの目安

次の試験を受けるなら、何点を目標にすればいいですか?

基準点ぎりぎりを狙うのは危険よ。各分野で8割(介護支援20点・保健医療福祉28点)を目標にしておけば、難易度がどう動いても安心して合格を狙えるわ。
第29回(2026年度)の合格基準点は、試験が実施され採点されるまで分かりません。ただし、直近の傾向から見ると、介護支援分野17〜18点前後、保健医療・福祉サービス分野24〜26点前後がひとつの目安になります。
とはいえ、基準点は難易度補正で動くため、ボーダーちょうどを狙う勉強はおすすめできません。各分野で8割の正答を目標にすれば、どの年に受けても安定して合格圏に入れます。苦手分野を作らないことが、ケアマネ試験突破の最大のポイントです。
よくある質問(FAQ)
ケアマネ試験の合格ラインは毎年同じですか?
いいえ。各分野で正答率70%が目安とされていますが、その年の試験の難易度に応じて基準点が補正されます。実際、介護支援分野は過去6年で13〜18点と幅がありました。
合計で7割取れていれば合格できますか?
できるとは限りません。ケアマネ試験は2つの分野それぞれで基準点を満たす必要があります。合計点が高くても、片方の分野が基準点に届かなければ不合格です。
合格発表はいつ、どこで確認できますか?
例年11月下旬に発表されます(第28回は2025年11月25日)。発表は都道府県ごとに行われ、各都道府県の社会福祉協議会や試験実施機関のWebサイトなどで確認できます。受験した都道府県の公式情報を確認してください。
第28回の合格率が前年より下がったのはなぜですか?
第28回の合格率は25.6%で、第27回(32.1%)より低下しました。これは試験の難易度などによる変動です。ただし、令和の平均(20%前後)と比べるとやや高めの水準でした。
まとめ|合格ラインは「分野別」で確認するのが鉄則
ケアマネ試験の合格ラインは、年度や分野によって変わります。第28回(2025年度)は介護支援分野18点・保健医療福祉サービス分野25点が基準でした。大切なのは、合計点ではなく分野別で合否を考えることです。
- 第28回(2025年度)の合格基準点は介護支援18点・保健医療福祉25点(第27回と同水準)
- 第28回の合格率は25.6%(受験50,601人・合格12,961人)
- 合格基準は各分野70%が目安だが、難易度に応じて補正される
- 2分野とも基準点を満たさないと不合格。合計点では判断できない
- 次回に向けては各分野8割を目標にすれば安定して合格を狙える
合格基準点は毎年動きますが、苦手分野を作らず各分野8割を目指せば、難易度に左右されずに合格をつかめます。最新の合格発表は、必ず受験した都道府県の公式情報で確認しましょう。
















