【ケアマネが仕事で使える】通所リハビリのケアプランの文例を紹介

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ケアマネジャーの皆さん、日々の業務お疲れ様です。通所リハビリテーション(デイケア)のケアプラン作成において、「文例が知りたい」「実際に使える表現を参考にしたい」と感じたことはありませんか?

通所リハビリは医療的視点と生活支援が融合するサービスのため、利用者の状態や目標に応じたきめ細かなプランニングが求められます。

本記事では、ケアプラン第1表・第2表の文例を目的別に複数紹介し、実際のプラン作成に役立つ内容を詳しく解説します。

文例の引き出しを増やして、より質の高いケアプラン作成につなげましょう。

目次

通所リハビリのケアプラン作成時のポイント

医療モデルと生活モデルのバランスが求められる

通所リハビリでは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などによる専門的なリハビリが提供されますが、同時に日常生活の自立支援や社会参加促進も目的のひとつです。そのため、ケアプラン作成時は「身体機能の向上」だけでなく、「生活上の目標」や「本人の意欲」も丁寧に汲み取ることが大切です。

医療的視点を取り入れつつ、本人の生活像を描く

「転倒予防」「再発防止」「日常生活動作(ADL)の維持・向上」「認知症進行予防」など、リハビリの目的はさまざまですが、どのケースでも“生活につなげる”視点を忘れずに記載しましょう。

第1表:アセスメント・課題分析の文例

本人の意向(例文)

  • 「週に1〜2回のリハビリを続けて、今の体力を維持したいです。」
  • 「また近所のスーパーまで歩いて買い物に行けるようになりたい。」
  • 「家でじっとしていると気が滅入るので、通所でリハビリをして気分転換したい。」

家族の意向(例文)

  • 「退院後、家での生活が不安なので、定期的にリハビリを受けて体力を維持してほしい。」
  • 「最近転びやすくなったので、筋力アップをお願いしたい。」
  • 「デイケアに行くことで、生活リズムが整うことを期待しています。」

ケアマネによる課題分析(例文)

  • 利用者は脳梗塞後の右片麻痺があり、自立歩行は可能であるが、長距離歩行時のふらつきがみられる。再発リスクや転倒予防の観点から、通所リハビリによる機能維持と体力向上が必要。
  • 家族の支援により在宅生活は継続可能だが、介護負担軽減のためにも定期的な通所利用が望ましい。
  • 認知機能の低下もみられるため、活動的な生活を継続することで進行を遅らせることが期待される。

第1表:総合的な援助方針の文例

  • 利用者の望む在宅生活の継続を支えるため、通所リハビリを週2回利用し、身体機能の維持・向上を図る。
  • 生活不活発病の予防および社会的孤立の防止を目的に、デイケアでの交流機会を活用する。
  • 必要に応じてリハ職・医師との連携を行い、利用者の生活機能や認知機能の変化に即した支援を提供する。

第2表:ニーズ・長期目標・短期目標・サービス内容の文例

ニーズ例(目的別)

  • 歩行中のふらつきがあるため、バランス機能の向上を目指したい。
  • 膝の痛みにより外出機会が減っているため、リハビリで体力をつけて外出を楽しみたい。
  • 会話の機会が少なく、認知機能の低下が心配される。言語療法や集団活動で刺激を受けたい。

長期目標の文例

  • 自宅周辺を安心して歩行し、1人で買い物に行けるようになる。
  • トイレ動作や入浴動作を1人で安全に行えるようにする。
  • 通所リハビリに継続的に参加し、生活リズムを整えることで精神的にも安定した生活を送る。

短期目標の文例

  • 3か月後までに歩行距離を現在の50メートルから80メートルまで伸ばす。
  • 4週間後には椅子からの立ち上がり動作を1人で安定して行えるようにする。
  • 月2回、デイケアでの新しい活動(書道、体操、手工芸)に参加し、刺激を得る。
  • 他者との交流を通じて、発語回数が週平均10回以上になることを目指す。

サービス内容の文例

  • 通所リハビリ週2回利用。理学療法士による歩行訓練、下肢筋力強化、集団体操を実施。
  • デイケア内での生活リハビリ(トイレ動作、移乗訓練、階段昇降など)を通じて、日常動作の自立を目指す。
  • 集団レクリエーションへの参加を促し、認知機能刺激と社会参加機会を提供。
  • 言語聴覚士による発語訓練および嚥下体操を実施(週1回)。

サービス担当者会議の記録例(要点)

  • 理学療法士より、現時点の歩行機能や訓練方針について説明があり、ケアマネ・家族ともに内容を共有した。
  • デイケア職員より、利用中の様子(活動参加状況、食事状況、表情の変化など)の報告があり、在宅での様子とのギャップを確認した。
  • ケアマネより、次回のケアプラン見直し時期やモニタリング方法について提案。
  • 家族より「以前よりも元気になっていて安心した。リハビリの効果を感じる」との意見があった。

モニタリング記録の視点(例文)

  • 今月は3回通所。歩行時のふらつきは減少し、屋内移動は安定している。PTからも「前回より下肢の安定感が増している」との評価あり。
  • 集団活動には積極的に参加しており、職員や他利用者との会話も見られる。
  • 家庭での歩行練習を促したが、自主的な取り組みはまだ少ないため、今後も家族と連携して声かけを継続していく予定。

まとめ

通所リハビリのケアプラン作成では、利用者の身体機能だけでなく、生活全体や意欲・心理面まで丁寧に捉えることが求められます。

今回紹介した文例は、現場で実際に使えるものを目的別に整理した内容となっています。

利用者や家族の意向を尊重しながら、リハビリの目的が生活にどう結びついているかを明確に伝えることが、より質の高い支援につながります。

文例を参考に、現場でのケアプラン作成にぜひ役立ててください。

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