【コピペOK】サービス担当者会議の進行セリフ集|初回からそのまま使える発言例

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初めて司会を任されたサービス担当者会議。「最初の一言、何て言えばいいの?」「沈黙になったらどうしよう」と不安なケアマネさんは多いはずです。この記事では、開会から閉会まで、初回の進行でそのまま読み上げられるセリフ・発言例を場面別に100以上収録しました。困った場面の切り返しフレーズまで網羅したので、コピペして自分の台本を作るだけで、落ち着いて会議を回せるようになります。

この記事でわかること
  • サービス担当者会議「初回」の進行の全体フローと司会の役割
  • 開会あいさつ〜閉会まで、場面別にそのまま使える進行セリフ・発言例
  • 意見が出ない・対立した・時間が押したなど「困った場面」の切り返しフレーズ
  • 電話・オンライン参加、欠席者対応など状況別の言い回し
  • セリフをそのまま使うときの注意点とアレンジのコツ
目次

サービス担当者会議の「初回」とは?司会が押さえる基本

サービス担当者会議は、ケアプラン原案について利用者・家族とサービス事業者が一堂に会し、専門的見地から意見を出し合って計画を確定させる場です。新規にケアプランを作成したとき(初回)は必ず開催が必要で、ここで合意形成ができるかどうかが、その後の支援のスムーズさを大きく左右します。

初回の会議は、関係者が初めて顔を合わせる場でもあります。だからこそ司会であるケアマネには、緊張をほぐし、全員が発言しやすい空気をつくる進行が求められます。完璧に話そうとするより、決まった型(セリフ)を持っておくほうが、ずっと落ち着いて回せます。

新人ケアマネ新人

初めて司会をします…。何から話し始めればいいのか、頭が真っ白になりそうです。

ベテランケアマネ先輩

大丈夫よ。会議には「開会→紹介→目的説明→検討→確認→閉会」という決まった流れがあるの。各場面のセリフを台本にしておけば、その通り読むだけで進むわ。今日はその台本のもとになる例文をまとめて渡すわね。

初回の進行フロー(全体像)

まずは全体の流れをつかみましょう。所要時間はおおむね30〜45分が目安です。各ステップに対応するセリフは、このあとの章でまとめて紹介します。

順番場面司会のおもな役割
1開会・あいさつ開始を告げ、参加への感謝を伝える
2出席者の紹介全員の所属・氏名・役割を共有する
3会議の目的説明何を決める場かを明確にする
4利用者・家族の意向確認本人の希望・困りごとを言葉にしてもらう
5ケアプラン原案の説明課題・目標・サービス内容を共有する
6専門的見地からの検討各事業者に意見・助言を促す
7役割分担・留意点の確認誰が何をするかを整理する
8まとめ・次回確認決定事項とモニタリング時期を確認する
9閉会あいさつ御礼を述べ会議を締める
ポイント:台本は「読む」より「目で追う」手元に置く台本は、一字一句読み上げるためのものではなく、詰まったときに視線を落とせばすぐ次の一言が出てくる「お守り」として使うのがコツです。慣れるほど自分の言葉に置き換わっていきます。

【場面1】開会・あいさつのセリフ例

最初の一言は会議全体の雰囲気を決めます。明るく・端的に・感謝を添えてが基本形です。下のいずれかをそのまま使えます。

  • 「本日はお忙しいなか、お集まりいただきありがとうございます。ただいまより、◯◯様のサービス担当者会議を始めさせていただきます。」
  • 「定刻になりましたので、◯◯様のサービス担当者会議を開催いたします。進行を務めます、ケアマネジャーの△△と申します。どうぞよろしくお願いいたします。」
  • 「皆さま、こんにちは。本日は◯◯様の今後の支援について話し合うため、お時間をいただきました。短い時間ですが、よろしくお願いいたします。」
  • 「お足元の悪いなか(暑いなか/寒いなか)お越しいただき、ありがとうございます。さっそくですが、会議を始めてまいります。」
  • 「本日はオンラインでのご参加も含め、ありがとうございます。音声は届いておりますでしょうか。問題なければ始めさせていただきます。」
  • 「会議の終了は◯時頃を予定しております。限られた時間ですので、要点を絞って進めてまいります。」

【場面2】出席者紹介・自己紹介を促すセリフ例

初回は「誰が何の専門家か」が共有されているだけで、その後の発言がぐっと活発になります。司会から紹介する場合と、各自に自己紹介してもらう場合の両方を用意しました。

司会がまとめて紹介する場合

  • 「まず、本日の出席者をご紹介します。ご本人の◯◯様、ご家族の△△様、そして各サービス事業所の皆さまです。」
  • 「本日は、訪問介護の□□事業所さま、デイサービスの△△さま、福祉用具の◯◯さまにご出席いただいています。」
  • 「お手元の出席者名簿をご覧ください。記載の順にご紹介してまいります。」

各自に自己紹介をお願いする場合

  • 「初めてお会いする方もいらっしゃいますので、恐れ入りますが、一言ずつ自己紹介をお願いできますでしょうか。」
  • 「では私から。進行を務めます担当ケアマネの△△です。続いて、◯◯様から時計回りでお願いします。」
  • 「お名前と所属、ご本人とどのように関わっているかを簡単にお聞かせください。」
  • 「ありがとうございます。次の方、お願いいたします。」
新人ケアマネ新人

自己紹介でつい長くなる方がいて、時間が押しそうなときはどうすれば…?

ベテランケアマネ先輩

最初に「お一人30秒ほどで」と枠を示しておくと自然に短くなるわ。それでも長引いたら「詳しいお話はのちほど検討の場で伺いますね」とやさしく区切ればいいのよ。

【場面3】会議の目的・趣旨を説明するセリフ例

初回で最も大切なのが、「今日は何を決める場なのか」を全員にそろえることです。ここがあいまいだと議論が散らかります。

  • 「本日の会議の目的は、◯◯様のケアプラン原案について、皆さまの専門的な視点からご意見をいただき、内容を確定させることです。」
  • 「これからご説明するケアプランは、あくまで原案です。皆さまのご意見をいただいて、より良い形に仕上げていきたいと考えています。」
  • 「本日決めたいことは、大きく三つです。生活上の課題の共有、目標の確認、そして各サービスの役割分担です。」
  • 「ご本人・ご家族の希望を中心に、無理のない支援の形を一緒に考える場とお考えください。」
  • 「気づいた点や心配な点は、どんな小さなことでも遠慮なくおっしゃってください。それが計画をより良くする材料になります。」
  • 「専門用語が出たときは、その都度かみ砕いてご説明しますので、わからない点はその場でお声がけください。」
ポイント:本人・家族にも「主役」だと伝える専門職が並ぶと、利用者・家族は遠慮しがちです。冒頭で「主役はご本人です」「希望を遠慮なく」と一言添えるだけで、当事者の発言が引き出しやすくなります。

【場面4】利用者・家族の意向を引き出すセリフ例

計画の出発点は本人の願いです。「困りごと」と「こうなりたい」の両方を、やわらかい言葉で引き出しましょう。

本人へ問いかける

  • 「◯◯様、いまの暮らしのなかで、いちばん困っていることはどんなことでしょうか。」
  • 「これから先、こんなふうに過ごせたらいいな、というご希望はありますか。」
  • 「以前は楽しんでいたけれど、今はできなくなって残念なことはありますか。」
  • 「体のことで、不安に感じていることがあれば教えてください。」
  • 「お食事やお風呂など、毎日の生活で手助けがあると助かる場面はありますか。」

家族へ問いかける

  • 「ご家族から見て、最近気になっている変化やご心配はありますか。」
  • 「介護をされていて、ご負担に感じていることを率直にお聞かせください。」
  • 「ご家族として、こうしてほしいというご希望があれば伺えますか。」
  • 「お仕事やご家庭との両立で、難しくなっている点はありますか。」

言葉が出にくいときの促し

  • 「すぐに思いつかなくても大丈夫です。たとえば朝起きてから夜寝るまでで、思い浮かぶ場面はありますか。」
  • 「『これは違う』というだけでも、私たちには大事なヒントになります。」
  • 「あとからで構いませんので、思い出したらいつでも教えてくださいね。」

【場面5】ケアプラン原案を説明するセリフ例

第1表・第2表の内容を、専門職にも本人・家族にも伝わる言葉で共有します。

  • 「それでは、お手元のケアプラン原案に沿ってご説明します。まず第1表の総合的な援助の方針からご覧ください。」
  • 「ご本人の『◯◯したい』というお気持ちを、援助の方針の中心に据えています。」
  • 「第2表では、生活上の課題(ニーズ)を◯つ挙げ、それぞれに目標とサービス内容を整理しています。」
  • 「一つ目の課題は『◯◯』です。これに対して、長期目標を△△、短期目標を□□と設定しました。」
  • 「この目標を達成するために、訪問介護で◯◯、デイサービスで△△を予定しています。」
  • 「サービスの頻度は週◯回、期間は◯か月を目安にしています。」
  • 「ここまでで、わかりにくい点や、実際と違うと感じる点はございませんか。」
注意:原案は「説明」して「合意」を取る原案をただ読み上げて終わりにせず、各課題の区切りで「ここまでよろしいですか」と確認を入れましょう。合意のないまま進むと、後から「聞いていない」というトラブルにつながります。

【場面6】各サービス事業者に意見・助言を促すセリフ例

サービス担当者会議の核心は、専門的見地からの意見交換です。誰に・何を聞きたいのかを明確にして振りましょう。

全体に投げかける

  • 「この計画について、専門職の立場からお気づきの点があれば、ぜひお聞かせください。」
  • 「実際に支援に入られるうえで、難しそうな点や工夫が必要な点はありますか。」
  • 「目標の設定として、高すぎる・低すぎるといったご意見はございますか。」

事業者を指名して振る

  • 「訪問介護の□□さん、生活援助の内容について、現場の視点からいかがでしょうか。」
  • 「デイサービスの△△さん、機能訓練の面で、この目標をどうお考えになりますか。」
  • 「福祉用具の◯◯さん、住環境の面で、ほかに検討したほうがよい用具はありますか。」
  • 「訪問看護の◯◯さん、医療的な観点で留意すべき点があれば教えてください。」
  • 「リハビリの△△さん、自宅での自主トレについて助言をいただけますか。」

発言を深掘り・確認する

  • 「なるほど、それは大切な視点ですね。具体的には、どのように対応するのがよいでしょうか。」
  • 「いまのご意見を計画に反映すると、◯◯という形になりますが、それでよろしいですか。」
  • 「ほかの皆さまは、いまのご意見についていかがですか。」
  • 「貴重なご指摘をありがとうございます。その点はプランに追記いたします。」
新人ケアマネ新人

「特にありません」と返ってくると、それ以上どう広げればいいか困ります…。

ベテランケアマネ先輩

そんなときは質問を具体的にするの。「週2回の頻度で目標達成は見込めそうですか?」のように、はい・いいえで答えられる聞き方にすると、そこから会話が続きやすいわよ。

【場面7】役割分担・留意点を確認するセリフ例

「誰が・いつ・何をするか」をその場で言語化すると、支援開始後の連携がスムーズになります。

  • 「ここまでの内容を整理すると、◯◯は訪問介護、△△はデイサービスが担当する形でよろしいでしょうか。」
  • 「体調の変化に気づいた際は、まず私(ケアマネ)にご連絡いただく流れで統一したいと思います。」
  • 「服薬の確認は訪問看護の◯◯さん、見守りはデイの△△さんにお願いする形で問題ないでしょうか。」
  • 「緊急時の連絡先は、お手元の資料の通りです。ご確認をお願いします。」
  • 「各事業所で気づいた点は、連絡ノートで共有していきましょう。」
  • 「それぞれの役割について、ご認識の違いはございませんか。」

【場面8】まとめ・次回(モニタリング)を確認するセリフ例

決定事項を口頭で復唱し、全員の記憶をそろえてから締めます。

  • 「それでは、本日決まったことを確認します。課題は◯つ、目標は△△、サービスは□□で進めます。」
  • 「本日のご意見を反映し、ケアプランを修正のうえ、改めて同意の手続きをさせていただきます。」
  • 「サービスの開始は◯月◯日を予定しています。」
  • 「経過は私が定期的に確認し、おおむね◯か月後をめどに見直しを行います。」
  • 「次回の会議は、状態に変化があった場合や更新時に改めて設定します。」
  • 「本日の内容について、最後に言い残したことや、ご質問はございませんか。」

【場面9】閉会あいさつのセリフ例

感謝で締めると、次回以降の協力も得やすくなります。

  • 「以上をもちまして、◯◯様のサービス担当者会議を終了いたします。本日はありがとうございました。」
  • 「皆さまのご協力のおかげで、良い計画にまとまりました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。」
  • 「◯◯様、ご家族さま、長時間ありがとうございました。何かあればいつでもご連絡ください。」
  • 「本日の議事録は、後日まとめて各事業所へお送りします。」
  • 「お気をつけてお帰りください。本日はありがとうございました。」

【困った場面別】とっさの切り返しセリフ集

初回会議で起こりがちな「ヒヤッとする場面」。あらかじめ切り返しを持っておけば、慌てずに対応できます。

意見がまったく出ず、沈黙になったとき

  • 「少し考える時間をとりましょうか。私から一つ、たたき台になる案を出してみますね。」
  • 「では、◯◯さんからお一人ずつ、一言だけでもご感想をいただけますか。」
  • 「『これで問題なさそう』というご意見でも、もちろん大歓迎です。」

意見が対立したとき

  • 「どちらも◯◯様を思ってのご意見ですね。共通しているのは『安全に過ごしてほしい』という点だと思います。」
  • 「いったん両方の案を整理して、ご本人・ご家族のご希望に近いほうから検討してみましょう。」
  • 「まずは試しに◯か月続けてみて、次の見直しで再検討する、という形ではいかがでしょうか。」
  • 「ご意見が分かれている点は、最終的にはご本人の意向を最優先にしたいと思います。」

家族が感情的になったとき

  • 「これまで本当にお一人で頑張ってこられたのですね。お気持ち、よくわかります。」
  • 「つらいお気持ちを聞かせていただき、ありがとうございます。だからこそ、この場で一緒に考えさせてください。」
  • 「少しお水を飲んで、ひと呼吸おきましょうか。急がず進めます。」

専門用語が多く、本人・家族が置いていかれそうなとき

  • 「いまの『◯◯』というのは、簡単に言うと△△のことです。」
  • 「専門職どうしの確認になってしまいました。ご本人・ご家族にもわかる言葉で言い直しますね。」
  • 「ここまでで、わかりにくかったところはありませんでしたか。」

時間が押してきたとき

  • 「残り時間が少なくなってきましたので、本日決めるべき点に絞らせていただきます。」
  • 「この点は重要ですので、会議後に個別に詰めさせてください。」
  • 「結論を急がず、いったん持ち帰って◯日までにご回答いただく形でもよろしいでしょうか。」

本人と家族で希望が食い違うとき

  • 「◯◯様は『自分でやりたい』、ご家族は『心配だから手伝いたい』。どちらも大切なお気持ちですね。」
  • 「ご本人のやりたい気持ちを尊重しつつ、ご家族が安心できる見守りの形を探りましょう。」
  • 「まずはご本人の希望で試してみて、難しければ支援を足す、という段階的な方法はいかがでしょうか。」

その場で計画変更が必要になったとき

  • 「貴重なご意見で、計画を一部見直したほうがよさそうです。この場で修正点を整理させてください。」
  • 「いまのご指摘を反映すると、◯◯を△△に変更する形になります。皆さま、それでよろしいでしょうか。」
  • 「大きな変更になりますので、修正案を作り直して、改めてご確認いただく形にしてもよろしいですか。」

サービス事業者が消極的・自信なさそうなとき

  • 「難しく感じられる点があれば、無理のない範囲で構いません。できることから一緒に考えましょう。」
  • 「現場で工夫されていることを、ぜひ教えていただけますか。それが他の事業所のヒントにもなります。」

利用者本人が話すのが難しいとき(認知症・失語など)

  • 「◯◯様、うなずきや表情でも構いませんので、教えてくださいね。」
  • 「普段のご様子について、ご家族から補っていただけますか。」
  • 「ご本人が落ち着いて過ごせている場面を、皆さんで共有しておきましょう。」

【状況別】電話・オンライン・欠席者対応のセリフ例

電話・オンライン参加への対応

  • 「電話でご参加の◯◯さん、聞こえていますでしょうか。発言の際は、お名前を先におっしゃってください。」
  • 「画面共有でケアプランを映します。お手元でも資料をご覧いただけますか。」
  • 「通信が乱れたら、遠慮なく『もう一度』とおっしゃってくださいね。」

欠席者の意見を紹介する

  • 「本日ご欠席の△△事業所さまからは、事前に書面で『◯◯について問題ない』とのご意見をいただいています。」
  • 「欠席のため照会した内容を読み上げます。『□□を提案したい』とのことでした。」
  • 「ご欠席の方のご意見も計画に反映し、後日共有いたします。」
注意:やむを得ない理由がない欠席は照会で代替担当者が会議に参加できない正当な理由があるときは、照会(依頼)により意見を求めることが認められています。会議録に「照会した旨と内容」を必ず残しましょう。

【初回ならでは】緊張をほぐす導入・アイスブレイクのセリフ例

初回は全員が初対面で、利用者・家族はとくに緊張しています。本題に入る前のひと言で空気がやわらぎ、その後の発言が出やすくなります。

  • 「会議というと身構えてしまいますが、◯◯様のこれからを一緒に考える“相談の場”だとお考えください。」
  • 「今日はお茶でも飲むような気持ちで、思ったことを気軽にお話しくださいね。」
  • 「立派なことを言う必要はまったくありません。『困っている』『助かっている』だけでも十分です。」
  • 「私たちは全員、◯◯様の味方です。安心してお話しください。」
  • 「途中で疲れたり、聞き取りにくかったりしたら、遠慮なく教えてくださいね。」
  • 「最初に少しだけ、最近の◯◯様のご様子をお聞きしてもいいですか。」

【ケース別】会議冒頭のひと言(状況に合わせた導入)

利用者の置かれた状況によって、ふさわしい切り出し方は変わります。代表的なケースの導入例です。

退院直後・入院を経て在宅へ戻るケース

  • 「このたびはご退院おめでとうございます。ご自宅で安心して過ごせるよう、今日は支援の体制を確認していきます。」
  • 「入院前と比べて変わった点を共有し、無理のないスタートを切れるよう話し合いましょう。」
  • 「病院からの情報も踏まえ、医療と介護の連携の形を決めていきたいと思います。」

状態が変化し、サービスを見直すケース

  • 「最近、◯◯の面でお変わりがあったと伺いました。現在のご様子を共有させてください。」
  • 「これまでの支援で良かった点・足りない点を整理し、計画を調整していきます。」

看取り・終末期に関わるケース

  • 「ご本人が望む過ごし方を、皆さんで支えられるよう確認していきます。」
  • 「ご家族の不安に寄り添いながら、できる限りのことを一緒に考えましょう。」
  • 「医療と介護がいつでも連絡を取り合える体制を、本日決めておきたいと思います。」

【場面追加】記録・同意・次のアクションを伝えるセリフ例

会議の終盤で、記録の取り扱いや今後の手続きを丁寧に伝えると、信頼につながります。

  • 「本日の内容は会議録としてまとめ、各事業所と共有させていただきます。」
  • 「修正したケアプランは、改めて◯◯様にご説明し、ご同意の署名をいただきます。」
  • 「本日の決定にもとづき、各サービスの利用契約・調整を進めてまいります。」
  • 「ご不明な点が出てきたら、いつでも私(ケアマネ)までご連絡ください。」
  • 「次回お会いするのは、モニタリングのときになります。それまで何かあればすぐ対応します。」
  • 「本日お配りした資料は、お手元に保管しておいてください。」
新人ケアマネ新人

セリフを覚えきれる自信がありません…。当日は全部暗記しないとダメですか?

ベテランケアマネ先輩

暗記はいらないわ。台本を手元に置いて、見ながら進めて大丈夫。むしろ「メモを見ながら丁寧に進める司会」のほうが、参加者には誠実に映るのよ。回数を重ねれば自然と自分の言葉になるから安心してね。

会議当日の進行台本(フロー早見表)

場面ごとのセリフを、当日の流れに沿って並べた早見表です。これをベースに、利用者の状況に合わせて言葉を差し替えれば、自分専用の台本がすぐ完成します。

時間目安場面冒頭の一言(例)
0:00開会「ただいまより◯◯様のサービス担当者会議を始めます」
0:02紹介「恐れ入りますが、一言ずつ自己紹介をお願いします」
0:07目的説明「本日の目的は、原案へのご意見をいただき確定することです」
0:10意向確認「◯◯様、いま困っていることはどんなことですか」
0:18原案説明「第1表の援助方針からご説明します」
0:28専門職検討「専門職の立場からお気づきの点をお願いします」
0:38役割確認「役割分担を整理すると、◯◯でよろしいですか」
0:42まとめ「本日決まったことを確認します」
0:44閉会「以上で終了します。ありがとうございました」

会議を上手に進めるための4ステップ

  • 事前に台本を1枚にまとめる本記事のセリフから、利用者名・事業所名を入れた当日台本をA4一枚に作っておく。手元にあるだけで安心感が違います。
  • 論点を3つに絞る「課題の共有・目標の確認・役割分担」など、今日決めることを冒頭で宣言する。脱線しても戻れます。
  • 一人ひとりに必ず話を振る沈黙を防ぐ最大のコツは指名。発言ゼロの人をつくらないと、当事者意識が高まります。
  • 決定事項を口頭で復唱する最後に「決まったこと」を声に出して確認。記憶のズレと「言った言わない」を防げます。

セリフをそのまま使うときの3つの注意点

① 利用者の状態に合わせて言い換える例文は汎用形です。認知症の方には短く具体的に、難聴の方には少しゆっくりと、相手に合わせて調整しましょう。
② 「合意」の確認を省かないセリフを流れるように読むことが目的ではありません。各区切りで「よろしいですか」と合意を取ることが、会議の本質です。
③ 会議録への記載を忘れない検討内容・結論・出席状況(欠席者への照会含む)は会議録に残します。運営基準上も記録が求められます。

よくある質問(FAQ)

初回のサービス担当者会議は必ず開催しないといけませんか?
新規にケアプランを作成した場合は、原則として開催が必要です。利用者の状態が安定しているなどで担当者を集める必要が乏しい場合に照会で代替できるケースもありますが、初回は合意形成の重要な機会のため、できる限り開催するのが望ましいとされています。最新の運用は保険者にご確認ください。
司会の最初の一言は、何を言えば失敗しませんか?
「お集まりいただきありがとうございます。ただいまより◯◯様のサービス担当者会議を始めます」で十分です。感謝+開始宣言の2点だけ押さえれば、形として成立します。緊張していても、この一文を読めば自然に進みます。
意見がまったく出ないときはどうすればいいですか?
質問を「はい・いいえ」で答えられる形にすると返答が出やすくなります。「この頻度で目標は達成できそうですか?」のように具体化し、それでも沈黙なら一人ずつ指名して一言ずつもらいましょう。司会がたたき台を出すのも有効です。
家族と事業者で意見が対立したら、どう収めますか?
まず双方の共通点(「本人に安全に過ごしてほしい」など)を言葉にして橋渡しします。そのうえで「まず◯か月試して次回見直す」など時間軸で折り合う案を提示し、最終的には本人の意向を最優先する姿勢を示すと納得を得やすいです。
会議の所要時間はどのくらいが目安ですか?
初回はおおむね30〜45分が目安です。出席者が多い場合や調整事項が多い場合は延びることもありますが、冒頭で終了時刻を伝え、論点を絞って進めると時間内に収まりやすくなります。
担当者が欠席する場合はどうすればいいですか?
やむを得ない理由がある場合は、照会(書面や電話で意見を求める方法)で代替できます。照会した相手・日時・内容・回答を会議録に残しておきましょう。当日は欠席者の意見を司会が代読して共有します。
まとめ
  • 初回の会議は「開会→紹介→目的説明→意向確認→原案説明→検討→役割確認→まとめ→閉会」の流れで進む。
  • 各場面のセリフを台本にしておけば、緊張していても落ち着いて司会ができる。
  • 沈黙・対立・感情的な場面には、あらかじめ切り返しフレーズを用意しておくと安心。
  • セリフは利用者の状態に合わせて言い換え、各区切りで「合意」を確認することが最重要。
  • 検討内容・結論・欠席者への照会は、必ず会議録に残す。

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