【コピペOK】認知症対応型通所介護のケアプラン文例210事例|課題別

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「認知症対応型通所介護のケアプラン、毎回どう書けばいいか手が止まる…」——少人数で手厚いケアを行うこのサービスは、徘徊・昼夜逆転・入浴拒否・BPSDなど課題が多彩で、文例選びに迷いがちです。この記事では、第2表のサービス内容にそのまま使えるケアプラン文例を210事例、課題別・通し番号で用意しました。長期目標・短期目標の記入例も付けたので、コピペして本人仕様に整えるだけで実践的なプランが完成します。

この記事でわかること
  • 認知症対応型通所介護の特徴とケアプラン上の位置づけ
  • 徘徊・昼夜逆転・交流・入浴・食事・排泄・BPSD・機能訓練・役割・家族支援・健康管理まで、課題別の文例210事例(コピペOK)
  • 第2表の長期目標/短期目標/サービス内容の記入例セット
  • 作成時のポイントと、文例を使うときの注意点
  • 認知症対応型通所介護のケアプランでよくある質問(FAQ)
目次

認知症対応型通所介護とは?ケアプランでの位置づけ

認知症対応型通所介護は、定員12名程度の少人数で、認知症の方一人ひとりに合わせたケアを行う地域密着型の通所介護です。専門職による支援と認知症に配慮した環境のなかで、日常生活動作の維持や生活リズムの安定を目指します。

ケアプランでは「本人の自立支援」と「家族の介護負担軽減」が二大目的です。第2表では長期目標・短期目標・サービス内容をバランスよく記載し、安心感とQOL(生活の質)の向上を意識した内容が求められます。

新人ケアマネ新人

普通のデイサービスと、どう書き分ければいいんでしょう?

ベテランケアマネ先輩

ポイントは“認知症ケアならではの強み”を盛り込むことよ。少人数・なじみの関係・回想法やレクで、BPSDの緩和と安心を図る——そこを文例に入れると説得力が出るわ。

認知症対応型通所介護のケアプラン作成3つのポイント

① 生活全体と将来の見通しを見据える

認知症は進行性です。現在の困りごとだけでなく、将来的な変化も想定して目標を立てます。「落ち着いて過ごせる時間を増やす」など、達成可能で前向きな表現にします。

② 本人の尊厳と「できること」を大切にする

「できないこと」に注目するのではなく、役割を持てる・できることを活かす視点でプランを作ります。残存能力を引き出す関わりが、BPSDの予防にもつながります。

③ 家族の負担軽減(レスパイト)を明示する

このサービスは家族のレスパイト(休養)にもつながります。本人支援だけでなく家族支援の視点を入れると、プラン全体の説得力が増します。

ポイント:抽象表現を具体化する「安心して過ごせるようにする」だけでは伝わりません。「職員が随時声かけを行い、不安を和らげる」のように、誰が・何を・どうするかまで書きましょう。

文例をそのまま使うときの注意点

注意:個別性とアセスメントとの整合を以下は汎用の雛形です。認知症の種類・重症度・生活歴・なじみの物事・家族状況を必ず追記し、アセスメント結果やセンター方式などの情報と整合させてください。BPSDの背景にある不安・痛み・環境要因への視点も忘れずに。
  • 本人の言葉や行動の「意味」をくみ取り、目標に反映する
  • 「させる」ではなく「できるよう支援する」表現にする
  • 専門医・地域包括支援センター・看護職との連携を前提に書く
  • 定期的なモニタリングで、進行に応じて見直す
  • 身体拘束や行動制限につながる表現を用いない

認知症対応型通所介護のケアプラン文例【課題別210事例・コピペOK】

第2表「サービス内容」に使える文例を、課題別の通し番号で紹介します。本人の状態に近い課題から選び、長期・短期目標と組み合わせてお使いください。

新人ケアマネ新人

課題ごとに分かれていると探しやすいです!

ベテランケアマネ先輩

そうそう。本人のいちばん困っている課題から選んで、安心・役割・家族支援の文例を足すとバランスがいいわよ。

徘徊・帰宅願望・落ち着きへの支援(1〜20)

歩き回りや帰宅願望は「何かを探している」「不安」といった本人なりの理由があります。行動を止めるのではなく、欲求を安全に満たし、安心できる関わりで落ち着きを取り戻す文例を選びましょう。

  1. 外出プログラムや散歩を取り入れ、歩きたい欲求を適切に満たす。
  2. 職員が穏やかに声かけを行い、不安からくる落ち着きのなさを和らげる。
  3. なじみの活動や役割を用意し、落ち着いて過ごせる時間を増やす。
  4. 帰宅願望が強い時間帯を把握し、好みの活動で気持ちを切り替える。
  5. 安全に歩ける環境を整え、見守りのもとで館内歩行を行う。
  6. 不穏になった際は静かな空間へ誘導し、安心感を取り戻せるようにする。
  7. 本人の生活歴に沿った会話で安心を促し、外出欲求を軽減する。
  8. 所在確認を徹底し、安全に過ごせるよう見守る。
  9. 気持ちが落ち着く音楽や香りを取り入れ、安心できる環境を整える。
  10. 日中の活動量を確保し、夕方の落ち着かなさを軽減する。
  11. 帰宅願望に共感的に応じ、否定せず気持ちを受け止める。
  12. 本人のペースを尊重し、急かさず安心して過ごせるよう支援する。
  13. 散歩や戸外活動で気分転換を図り、行動の落ち着きにつなげる。
  14. 歩行の安全を確保しつつ、活動範囲を保ち身体機能を維持する。
  15. 不安の背景を観察し、原因に応じた対応を行う。
  16. なじみの職員が関わり、安心できる関係づくりを行う。
  17. 役割活動(配膳や片付けなど)を通じて落ち着きと達成感を得る。
  18. 家族へ自宅での対応方法を助言し、在宅生活の安定を支える。
  19. 夕暮れ症候群に配慮し、夕方は穏やかな活動に切り替える。
  20. 外出時の見守り体制を整え、安全に戸外活動を楽しめるようにする。

昼夜逆転・生活リズムの安定(21〜40)

昼夜逆転は家族の負担を大きくする課題です。日中の活動量を確保し、覚醒と休息のメリハリをつけることが基本。日光・運動・規則的な食事で体内リズムを整える文例を組み合わせます。

  1. 日中の活動量を増やし、夜間の睡眠リズムを整える。
  2. リハビリやレクリエーションを取り入れ、適度な疲労感を促す。
  3. 午前は活動的に過ごし、午後は休息のバランスを取る。
  4. 起床・食事・活動の時間を一定にし、生活リズムを安定させる。
  5. 夕方はリラックスできる時間を設け、夜間の安眠につなげる。
  6. 日光を浴びる戸外活動を取り入れ、体内リズムを整える。
  7. 昼寝は短時間にとどめ、夜間の睡眠を妨げないようにする。
  8. 夜間の睡眠状況を家族と共有し、在宅での対応を助言する。
  9. 適度な運動を日課にし、生活リズムの乱れを予防する。
  10. 覚醒と休息のメリハリをつけ、心身の安定を図る。
  11. 水分・カフェインの取り方を工夫し、睡眠の質を高める。
  12. 就寝前の不安を和らげ、入眠しやすい環境づくりを助言する。
  13. 活動と休息の記録をとり、リズムの改善状況を確認する。
  14. 生活歴に合った起床・就寝時間を尊重し、無理なく整える。
  15. 日中の傾眠を防ぐため、興味を引く活動に参加を促す。
  16. 食事時間を規則的にし、生活リズムの基盤を整える。
  17. 夜間頻尿への対応を家族と共有し、睡眠の中断を減らす。
  18. リラクゼーションや手浴・足浴で入眠を促す。
  19. 本人の好む活動で日中の覚醒を保ち、夜間の睡眠を確保する。
  20. 生活リズムの安定を通じて心身の健康を維持する。

コミュニケーション・交流・孤立予防(41〜60)

少人数ケアの強みが最も活きる領域です。回想法やなじみの関係づくりで発話と笑顔を引き出し、孤立を防ぎます。静かに過ごしたい気持ちも尊重し、関わりの濃淡を調整する文例が役立ちます。

  1. 少人数のグループ活動を通じて、他利用者との交流を促す。
  2. 回想法を取り入れ、発話と笑顔が見られる時間を増やす。
  3. 職員が積極的に声かけを行い、安心できる関係づくりを支援する。
  4. 本人が話しやすい話題を用意し、会話の機会を増やす。
  5. 孤立感を軽減するため、なじみの仲間との交流を支援する。
  6. 傾聴を心がけ、本人の思いを受け止める。
  7. 歌や音楽活動を通じて、表情豊かに過ごせるようにする。
  8. 役割を持つことで他者との関わりを増やし、自己効力感を高める。
  9. 共同作業(調理・園芸など)で自然な交流を促す。
  10. 本人のペースに合わせ、無理のない交流を支援する。
  11. 笑顔や穏やかな表情が増えるよう、楽しめる活動を取り入れる。
  12. 言葉が出にくい場合も、表情や身振りでの意思表示を尊重する。
  13. 季節の行事を通じて交流のきっかけをつくる。
  14. なじみの物・写真を活用し、安心して会話できる場を整える。
  15. 静かに過ごしたい気持ちも尊重し、関わりの濃淡を調整する。
  16. 他者との関わりを通じて生活の張り合いを保つ。
  17. 家族との面会・交流の機会を大切にし、安心感を支える。
  18. 本人の得意分野を活かし、仲間に教える役割を持ってもらう。
  19. 会話量や表情の変化を記録し、状態の把握につなげる。
  20. 交流を通じて孤立を防ぎ、精神的な安定を図る。

入浴・清潔保持(拒否への対応含む)(61〜80)

入浴拒否は認知症ケアで頻出の悩みです。無理強いを避け、時間帯・担当者・声かけを工夫して受け入れやすくする文例を選びます。拒否の背景にある不安や羞恥心への配慮が成功の鍵です。

  1. 本人の希望やペースに合わせ、無理のない入浴介助を行う。
  2. 声かけと安心できる環境づくりで、入浴への抵抗感を軽減する。
  3. 週1回以上の入浴で清潔を保ち、感染症を予防する。
  4. 入浴を嫌がる際は時間帯や担当者を工夫し、受け入れやすくする。
  5. 浴室に滑り止めや手すりを用い、安全に入浴できるようにする。
  6. 入浴できない日は清拭や部分浴で清潔保持を続ける。
  7. 脱衣所と浴室の温度差に配慮し、ヒートショックを予防する。
  8. 入浴後の体調を観察し、異常時は速やかに対応する。
  9. 羞恥心に配慮し、本人の尊厳を守りながら介助する。
  10. 入浴を楽しい時間と感じられるよう、好みの香りや会話を取り入れる。
  11. 洗身・洗髪の届きにくい部位を一部介助する。
  12. 整容(整髪・爪切り・髭剃り)を整え、清潔感を保つ。
  13. 入浴後の水分補給と保湿を行い、脱水・皮膚トラブルを防ぐ。
  14. 本人が安心できる職員が付き添い、入浴への不安を和らげる。
  15. 無理強いを避け、入浴拒否の背景にある理由を観察する。
  16. 入浴の習慣化により生活リズムと清潔を維持する。
  17. 家族へ自宅での清潔保持の方法を助言する。
  18. 短時間入浴で疲労を抑え、安全に清潔を保つ。
  19. 皮膚状態を観察し、褥瘡や湿疹の早期発見につなげる。
  20. 入浴を通じてリラックスと心身の安定を図る。

食事・栄養・嚥下(81〜100)

認知症が進むと食事に集中できない・食べ始められないことがあります。誤嚥予防と摂取量の確保を軸に、声かけや環境調整、嚥下機能に応じた形態の工夫を盛り込みます。口腔ケアで肺炎予防も意識しましょう。

  1. 食事の様子を見守り、誤嚥を予防する。
  2. 食事に集中できる静かな環境を整える。
  3. 食欲低下時は好物を取り入れ、摂取量を確保する。
  4. 食事中の姿勢を整え、安全に食べられるよう支援する。
  5. 嚥下機能に応じて、刻みやとろみなど形態を調整する。
  6. 食後の口腔ケアを行い、衛生と誤嚥性肺炎を予防する。
  7. 水分摂取をこまめに促し、脱水を防止する。
  8. 自助具を用い、できるだけ自分で食べられるよう支援する。
  9. 体重や摂取量を記録し、低栄養を早期に把握する。
  10. 食事の声かけや見守りで、食べこぼしや中断に対応する。
  11. なじみの献立や行事食で、食への関心と楽しみを高める。
  12. 少量多回食を取り入れ、必要な栄養を確保する。
  13. 食べ始められない時は、最初の一口を優しく促す。
  14. 義歯の手入れと適合を確認し、よく噛めるよう支援する。
  15. 食事のペースを尊重し、急がせずに見守る。
  16. 配膳・下膳を本人が担い、食事の場に役割を持たせる。
  17. 疾患に応じた食事内容(減塩・血糖管理など)を支援する。
  18. 口腔体操を取り入れ、嚥下機能の維持を図る。
  19. 食事を通じて他者と関わり、生活意欲を高める。
  20. 家族へ自宅での食事の工夫を助言し、栄養状態を支える。

排泄支援(101〜118)

排泄の失敗は自尊心を傷つけ、BPSDの引き金にもなります。排泄パターンの把握と定時誘導で失敗を減らし、尊厳を守る関わりを基本にした文例を選びましょう。

  1. 排泄パターンを把握し、定時の声かけ・誘導を行う。
  2. トイレの場所を分かりやすく示し、混乱を防ぐ。
  3. トイレ動作は自立を尊重し、必要な部分のみ介助する。
  4. 失禁時も尊厳を守り、受容的に対応する。
  5. 排泄後の清潔保持を確認し、皮膚トラブルを予防する。
  6. 水分摂取を促し、便秘や脱水を予防する。
  7. 排泄リズムを整え、おむつへの依存を防ぐ。
  8. 尿意・便意のサインを観察し、早めに誘導する。
  9. トイレまでの動線を安全に整え、転倒を予防する。
  10. 失禁への不安に配慮し、安心して過ごせるよう支援する。
  11. 排泄状況を記録し、体調変化の把握につなげる。
  12. 着脱しやすい衣類を用い、排泄動作の自立を支える。
  13. 便秘がちな場合は運動や食事で自然な排便を促す。
  14. 家族へ自宅での排泄支援の方法を助言する。
  15. 羞恥心に配慮し、声かけや誘導は穏やかに行う。
  16. 排泄を通じて生活リズムと自立を維持する。
  17. 下痢・便秘などの異常は速やかに看護職・家族へ伝える。
  18. 定時誘導により失禁を減らし、本人の自尊心を保つ。

BPSD(不安・興奮・暴言・妄想など)への支援(119〜140)

BPSDには必ず背景があります。行動の意味をくみ取り、否定せず受け止めるのが原則です。痛みや体調不良、環境要因も観察し、本人が安心できる関わりへとつなげる文例を選びます。身体拘束につながる表現は避けましょう。

  1. 不安が強いときは傾聴し、安心できる声かけを行う。
  2. 興奮が見られる場合は静かな環境へ移し、落ち着きを促す。
  3. 怒りや暴言の背景を観察し、原因に応じた対応を行う。
  4. 否定や説得を避け、本人の気持ちを受け止める。
  5. なじみの物や写真を用い、安心感を高める。
  6. もの盗られ妄想には共感的に応じ、一緒に探すなど対応する。
  7. 行動の意味をくみ取り、本人が安心できる関わりをする。
  8. 痛みや体調不良がBPSDの一因となっていないか観察する。
  9. 生活歴に沿った関わりで、混乱や不安を和らげる。
  10. 環境の変化を最小限にし、落ち着いて過ごせるようにする。
  11. 役割や活動を通じて、不穏になりにくい状態をつくる。
  12. 本人のペースを尊重し、急かさず穏やかに対応する。
  13. 不穏時の対応方法を家族・職員間で共有し、統一する。
  14. 専門医・地域包括支援センターと連携し、適切な支援を行う。
  15. 昼夜のリズムを整え、夜間せん妄の予防につなげる。
  16. 本人が落ち着ける居場所や時間を確保する。
  17. 拒否や抵抗には無理強いせず、タイミングを変えて対応する。
  18. 表情・言動の変化を記録し、状態悪化の早期発見につなげる。
  19. スキンシップや手作業で安心感を得られるようにする。
  20. 家族の不安にも寄り添い、対応方法を助言する。
  21. 本人の自尊心を傷つけない言葉づかいを徹底する。
  22. 落ち着いた関わりにより、安心して過ごせる時間を増やす。

機能訓練・身体機能の維持(141〜158)

認知症があっても、身体を動かす機会を保つことは在宅生活の継続に直結します。楽しみながら続けられる運動やレクを通じて、歩行・バランス・手指機能の維持を図る文例を選びましょう。

  1. 機能訓練に参加し、歩行やバランス能力を維持する。
  2. レクリエーションを通じて、楽しみながら身体を動かす。
  3. 下肢筋力の低下を予防するため、立ち座りや歩行練習を行う。
  4. 体操や軽運動を日課にし、活動量を確保する。
  5. 転倒予防の運動を取り入れ、安全な移動を支える。
  6. 手指を使う作業活動で、巧緻動作の維持を図る。
  7. 関節可動域の維持を目的とした運動を取り入れる。
  8. 本人の体力に合わせ、無理のない運動量を設定する。
  9. 嚥下・口腔機能の維持を目的とした体操を行う。
  10. 歩行の安全を確保しつつ、活動範囲を保つ。
  11. 座位・立位の保持を支援し、廃用症候群を予防する。
  12. 戸外活動を取り入れ、活動意欲と体力を維持する。
  13. 運動の効果を記録し、機能維持の状況を確認する。
  14. 本人の好む活動を運動につなげ、継続を支援する。
  15. 移乗・移動動作の維持を目的とした関わりを行う。
  16. 音楽に合わせた体操で、楽しく身体機能を保つ。
  17. 個別の機能訓練計画に沿って支援する。
  18. 身体機能の維持を通じて、在宅生活の継続を支える。

役割・生活意欲・レクリエーション(159〜178)

役割や楽しみは、BPSDを予防し本人らしさを保つ大切な要素です。できることを活かし、達成感を得られる活動を取り入れます。生活歴や好みに沿った文例ほど、安心と意欲につながります。

  1. 配膳や片付けなどの役割を持ち、達成感を得られるようにする。
  2. 園芸・手芸など本人の趣味を活動に取り入れる。
  3. 得意なことを活かせる場を用意し、自己効力感を高める。
  4. 季節の行事に参加し、生活の張り合いを持たせる。
  5. 歌・音楽・回想法で、楽しみと安心の時間をつくる。
  6. 調理活動を通じて、生活機能と意欲を維持する。
  7. 本人のできることを尊重し、自立的な行動を支援する。
  8. 仲間と協力する活動で、社会的役割を実感できるようにする。
  9. 本人が選択できる活動を用意し、主体性を尊重する。
  10. 達成感を持てる作業を取り入れ、自信につなげる。
  11. 笑顔や会話が増えるよう、楽しめるレクを工夫する。
  12. 生活歴や好みに沿った活動で、安心して過ごせるようにする。
  13. 創作活動を通じて、表現の機会と意欲を支える。
  14. 軽作業や手仕事で、手指機能と集中力を保つ。
  15. 役割を担うことで生活リズムと意欲を維持する。
  16. 本人のペースを尊重し、無理のない参加を促す。
  17. 活動への参加状況を記録し、意欲の変化を把握する。
  18. 外出や散策を取り入れ、気分転換と意欲向上を図る。
  19. 楽しみのある時間を通じて、BPSDの予防につなげる。
  20. 本人らしい生活を続けられるよう、生活意欲を支援する。

家族支援・レスパイト(179〜198)

認知症介護は家族の心身に大きな負担がかかります。休養の確保と情報共有、対応方法の助言を通じて、家族が在宅介護を続けられるよう支える文例を添えましょう。本人支援と家族支援は一体で考えます。

  1. 通所利用日に家族が休養や私用を行えるよう支援する。
  2. 利用状況を家族にフィードバックし、安心して預けられる環境を整える。
  3. 家族の介護負担を把握し、利用回数や内容を調整する。
  4. 家族の不安や悩みを傾聴し、必要な情報を提供する。
  5. 在宅での対応方法を具体的に助言し、介護負担を軽減する。
  6. 家族が心身ともに安定して介護を継続できるよう支援する。
  7. 緊急時の連絡体制を家族と共有し、安心を確保する。
  8. 家族とサービス内容を共有し、統一した関わりを行う。
  9. 家族介護者の交流会や相談窓口を紹介する。
  10. 家族の就労と介護の両立を支援する視点で計画する。
  11. 本人の様子や変化を定期的に家族へ報告する。
  12. サービス担当者会議で家族の意向を共有し、方針に反映する。
  13. 家族の健康状態にも配慮し、共倒れを予防する。
  14. 地域資源やインフォーマルサポートの活用を提案する。
  15. 看取りや将来の見通しについて、家族と話し合う機会を持つ。
  16. 家族のレスパイトのため、短期入所など他サービスとの調整を行う。
  17. 家族が安心できるよう、ケアの根拠を丁寧に説明する。
  18. 遠方の家族とも連絡を取り合い、見守り体制を整える。
  19. 家族の介護観を尊重し、本人らしい生活を共に支える。
  20. 介護に関する制度・手続きの情報を分かりやすく提供する。

安全・健康管理(199〜210)

認知症の方は体調不良を自ら訴えにくいため、職員による観察と早期対応が欠かせません。送迎時の安全確保、バイタル測定、服薬確認など、安心して通える基盤を支える文例を選びます。

  1. 送迎時の安全を確保し、乗降や移動を見守る。
  2. バイタルを測定し、体調変化を早期に把握する。
  3. 服薬状況を確認し、確実な服薬を支援する。
  4. 持病の悪化を防ぐため、看護職と連携し健康を管理する。
  5. 転倒・誤嚥などの事故を予防する環境を整える。
  6. 感染症予防のため、手洗い・換気・健康観察を徹底する。
  7. 体調不良時は速やかに主治医・家族へ連絡する。
  8. 水分・栄養状態を観察し、脱水や低栄養を予防する。
  9. 皮膚や体の状態を観察し、異常を早期に発見する。
  10. 緊急時の対応手順を整え、安全に対応できるようにする。
  11. 暑さ・寒さに配慮し、熱中症やヒートショックを予防する。
  12. 安全で安心できる環境のもと、在宅生活の継続を支える。
新人ケアマネ新人

サービス内容はそろいました。長期目標と短期目標はどう書くといいですか?

ベテランケアマネ先輩

長期は「半年〜1年後の暮らしの姿」、短期は「その通過点」と考えるといいわ。次の記入例を参考にしてね。

第2表の記入例【認知症対応型通所介護】

代表的な5ケースで、長期目標・短期目標・サービス内容のセットを示します。本人の課題に近いものを選び、文例と組み合わせてください。

状態・課題長期目標短期目標サービス内容(第2表)
徘徊傾向がある安全に生活し、不安なく過ごせる。家族の見守り負担を軽減する。利用時に落ち着いて過ごせる時間を増やす。外出プログラムや散歩で歩きたい欲求を満たし、職員が声かけで不安を和らげる。
昼夜逆転がある昼間に活動的に過ごし、夜間の睡眠リズムを整える。日中の活動量を増やし、夜間の睡眠時間を延ばす。リハビリやレクで活動量を確保し、夕方はリラックスできる時間を設ける。
交流が減っている交流を通じて孤立感を軽減し、安心して過ごせる場を持つ。週ごとに会話や交流の機会を持ち、笑顔が増える。少人数のグループ活動や回想法で発話を促し、職員が安心できる関係づくりを支援する。
介護者の負担が大きい家族が心身ともに安定して介護を継続できる。利用日に介護者が休養や私用を行える。週2回の通所を設定し、利用状況を家族にフィードバックして安心を支える。
入浴拒否がある清潔を保ち、感染症予防と快適な生活を維持する。週1回以上、安心して入浴を受け入れられる。本人のペースに合わせ無理のない入浴介助を行い、声かけと環境で抵抗感を軽減する。
ポイント:目標は「本人主語」で前向きに「落ち着いて過ごせる」「笑顔が増える」など、本人を主語にした前向きな表現にすると、QOL重視のプランであることが伝わります。

文例を上手に活用するコツ

  • いちばん困っている課題を選ぶ本人・家族の困りごとに最も近い課題の文例から選びます。
  • 安心・役割・家族支援を足す課題対応の文例に、安心づくりや役割、家族支援の文例を組み合わせます。
  • 個別性を加筆する認知症の種類・生活歴・なじみの物事・家族状況を追記します。
  • 目標と整合させる長期・短期目標と方向性・語尾を揃えます。
  • モニタリングで見直す進行や状態変化に応じて文例を入れ替えます。

認知症ケアでやりがちなNG表現と言い換え例

認知症のケアプランでは、行動を抑え込む表現や本人の尊厳を損なう書き方は避けたいところです。BPSDを「困った行動」として扱うのではなく、本人の安心につなげる視点で書きましょう。よくあるNG表現と言い換え例を整理しました。

NG表現(避けたい)言い換え例(おすすめ)
徘徊をやめさせる散歩や活動で歩きたい欲求を満たし、落ち着いて過ごせる時間を増やす
暴言・問題行動を抑える言動の背景にある不安を観察し、傾聴と環境調整で安心を促す
入浴を必ず行わせる本人のペースに合わせ、無理なく入浴を受け入れられるよう支援する
目を離さないよう監視する安全を確保しつつ、本人が安心して過ごせるよう見守る
おむつに頼る排泄パターンを把握し、定時誘導でトイレでの排泄を支援する
注意:身体拘束につながる表現は禁止「縛る」「閉じ込める」「動かないようにする」といった行動制限を連想させる表現は使いません。本人の尊厳と安心を中心に据えた言葉を選びましょう。

認知症対応型通所介護のケアプランに関するよくある質問

一般の通所介護とケアプランの書き方はどう違いますか?
少人数・なじみの関係・認知症ケアの専門性という強みを活かし、BPSDの緩和や安心づくり、回想法・役割活動などを具体的に盛り込む点が特徴です。本人の尊厳と「できること」を中心に据えます。
BPSDへの対応はケアプランにどう書けばよいですか?
行動を抑える表現ではなく、背景にある不安・痛み・環境要因に目を向け、「傾聴」「環境調整」「役割づくり」など本人が安心できる関わりとして記載します。身体拘束につながる表現は避けます。
入浴拒否がある場合、目標はどう設定しますか?
「無理なく週1回以上入浴できる」「入浴への抵抗感が軽減する」など、本人のペースを尊重した現実的な目標にします。サービス内容には時間帯・担当者・声かけの工夫を具体的に書きます。
家族支援はどこまで書いてよいですか?
レスパイト効果や情報共有、対応方法の助言など、本人支援と一体で書けます。ただし給付はあくまで本人へのサービスが対象である点を踏まえ、家族の家事代行などにならない範囲で記載します。
文例はそのまま使ってよいですか?
雛形としては使えますが、必ず本人の状態・生活歴・希望を追記してください。アセスメントと整合させ、進行に応じてモニタリングで見直すことが重要です。
まとめ
  • 認知症対応型通所介護は、少人数で本人の自立支援と家族の介護負担軽減を両立する地域密着型サービス。
  • 文例は徘徊・昼夜逆転・交流・入浴・食事・排泄・BPSD・機能訓練・役割・家族支援・健康管理の課題別に210事例を用意。
  • 抽象的な表現を避け、「誰が・何を・どうするか」まで具体的に書く。
  • 長期目標は暮らしの姿、短期目標はその通過点。本人主語で前向きに設定する。
  • そのまま使わず個別性を加筆し、進行に応じてモニタリングで見直す。

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