【コピペOK】脳梗塞・脳出血のケアプラン文例300事例|片麻痺・嚥下・高次脳機能障害まで

脳梗塞・脳出血(脳血管疾患)は、ケアマネジャーが担当するケースで最も多い疾患のひとつです。片麻痺・失語症・嚥下障害・高次脳機能障害など後遺症が多岐にわたり、ケアプラン作成も複雑になりがちです。この記事では、そのままコピペで使える脳梗塞・脳出血のケアプラン文例を300事例以上、症状別・状態別・場面別に整理しました。急性期から看取り期まで、現役ケアマネ目線で実務に直結する内容です。
- 脳血管疾患の基本と、後遺症ごとのケアマネジメントの考え方
- 症状別(片麻痺・失語症・嚥下障害・高次脳機能障害・再発予防・退院後)の文例
- 状態別(急性期直後・維持期・重度化・看取り期)の文例
- 認知症併発、リハビリ、医療連携、福祉用具・住宅改修、家族支援の文例
- 運営指導でチェックされやすいポイントとFAQ
1. 脳血管疾患(脳梗塞・脳出血)の基本
1-1. 主な脳血管疾患の種類
| 種類 | 主な特徴 | 主な後遺症 |
|---|---|---|
| 脳梗塞 | 血管の閉塞 | 片麻痺・失語症・嚥下障害・高次脳機能障害等 |
| 脳出血 | 血管の破裂 | 出血部位による多様な後遺症 |
| くも膜下出血 | くも膜下腔への出血 | 認知機能低下・水頭症等 |
| 一過性脳虚血発作(TIA) | 一時的な虚血 | 後遺症なし・再発リスクが高い |
1-2. 主な後遺症と対応
- 片麻痺:理学療法士による歩行訓練、住宅改修、福祉用具
- 失語症:言語聴覚士(ST)による言語訓練
- 嚥下障害:STと歯科衛生士による嚥下訓練、食事形態の調整
- 高次脳機能障害:作業療法士(OT)による生活訓練、認知リハビリ
- 構音障害:STによる構音訓練
1-3. 法的根拠・医療連携
- 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準
- 脳卒中・心臓病等総合支援センターによる医療と介護の連携
- 訪問診療・訪問看護・主治医意見書を通じた医療連携
新人脳梗塞のケースって後遺症がいろいろで、何から手をつければいいか迷います…。
先輩まずは「再発予防」と「機能回復」の2本柱を押さえるのよ。後遺症の種類を整理して、PT・OT・STの3職種をどう組み合わせるかを考えるとプランが立てやすいわ。
2. 脳血管疾患のケアマネジメントの基本ルール
2-1. ケアマネジメントの主要ポイント
- 再発予防:服薬・血圧管理を徹底する
- 機能回復:医療と介護のリハビリを集中的に投入する
- ADL再獲得:訪問・通所リハビリを活用する
- 嚥下機能維持:誤嚥性肺炎を予防する
- コミュニケーション支援:失語症・構音障害に対応する
- 家族支援:介護スキルの習得を支える
- 退院支援:退院前カンファレンスで情報を共有する
2-2. 運営指導・監査で見られる10のチェックポイント
- 後遺症の種類・程度が正確に把握されているか
- 再発予防策が支援内容に反映されているか
- 多職種連携(PT・OT・ST)の体制が明記されているか
- 嚥下評価と食事形態の調整がされているか
- 退院前カンファレンスの内容が反映されているか
- 家族の介護スキル習得支援が含まれているか
- 服薬・血圧管理が確実か
- 進行段階に応じたサービス見直しがされているか
- 本人・家族の意向との整合性があるか
- 認知症併発の可能性が考慮されているか
3. 症状別 脳梗塞・脳出血のケアプラン文例
ここからは、症状別にそのまま使えるケアプラン文例を紹介します。脳血管疾患は同じ「脳梗塞」でも、麻痺・言語・嚥下・認知のどこに、どの程度の後遺症が出るかで支援内容が大きく変わります。本人の状態に最も近い症状の文例を選び、主語や程度を調整してご活用ください。
3-1. 片麻痺(左片麻痺・右片麻痺)の文例【ニーズ・長期目標・短期目標】
片麻痺は脳血管疾患で最も多い後遺症のひとつです。歩行・移乗・更衣・入浴・排泄など生活全般に影響するため、PTによる歩行訓練やOTによるADL訓練、住宅改修・福祉用具を組み合わせて支援します。まずはニーズから長期・短期目標までの組み立てを確認しましょう。
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 片麻痺でも歩行を回復したい | 歩行器使用で屋内歩行が見守りで可能 | 訪問リハビリで歩行訓練を週2回継続できる |
| 利き手交換訓練を続けたい | 食事・更衣のADLが自立してできる | OTによる利き手交換訓練が継続できる |
| 自宅環境を整えて安全に生活したい | 自宅内の動線が安全に確保される | 住宅改修と福祉用具導入が完了する |
| 装具の使用方法を習得したい | 短下肢装具を活用した歩行ができる | PTの指導で装具使用が定着する |
| 入浴を安全に行いたい | 自宅または通所で安全な入浴ができる | 通所介護での入浴が定着する |
| 麻痺側の関節可動域を維持したい | 関節可動域が現状を維持する | 訪問リハビリで関節可動域訓練が継続できる |
| 寝返り・起き上がりを楽にしたい | 起居動作が自立または見守りでできる | 介護ベッド・介助バーの活用が定着する |
| 移乗動作を安全に行いたい | 移乗動作が見守りで安全にできる | スライディングシート等の活用が定着する |
| 排泄の自立を取り戻したい | 排泄が自立または見守りでできる | 排泄パターンに合わせた支援が定着する |
| 屋外歩行を再開したい | 杖・歩行器で屋外歩行ができる | 訪問リハビリで耐久性訓練が継続できる |
片麻痺の援助の方針・サービス内容(20事例)
- 訪問リハビリ(PT)週2回で歩行訓練を継続する。
- 通所リハビリ週3回で集中的なリハビリを行う。
- 福祉用具(車いす・杖・歩行器)を活用する。
- 住宅改修(手すり設置・段差解消)を実施する。
- 訪問看護による服薬・血圧管理を継続する。
- 訪問介護による身体介護・生活援助を行う。
- 通所介護で入浴・社会参加の機会を確保する。
- 訪問リハビリ(OT)でADL訓練・自助具指導を行う。
- 主治医・神経内科と定期的に連携する。
- 退院前カンファレンスで情報を共有する。
- 退院後3カ月の集中リハビリ期間を設定する。
- 家族へ介護スキルを指導する。
- ショートステイによるレスパイトを行う。
- 介護ベッド・エアマットを導入する。
- 移動用リフトを導入し、介護負担を軽減する。
- 装具(短下肢装具等)を活用する。
- 在宅復帰訓練を実施する。
- 主治医意見書を更新する。
- 区分変更の必要性を検討する。
- 看取り期に向けたACP(人生会議)を実施する。
3-2. 失語症・構音障害の文例(25事例)
状況分析(10例)
- 運動性失語症(ブローカ失語)がある。
- 感覚性失語症(ウェルニッケ失語)がある。
- 全失語があり、コミュニケーションが困難。
- 構音障害により発話が困難。
- 読み書きが困難(失読・失書)。
- 計算能力が低下(失算)。
- 数字の認識が困難。
- 復唱が困難。
- 自発話が減少している。
- 言語理解が低下している。
援助の方向性(15例)
- 訪問リハビリ(ST)週1回で言語訓練を行う。
- 通所リハビリでSTセッションを受ける。
- コミュニケーションボードを活用する。
- 筆談ノートを活用する。
- ジェスチャー・絵カードを併用する。
- 家族・関係者へコミュニケーションのコツを共有する。
- 失語症友の会への参加を促す。
- ICT(音声入力アプリ等)を活用する。
- STによる構音訓練を継続する。
- 食事中の見守り(嚥下機能評価)を行う。
- 認知機能評価と連携する。
- 主治医・神経内科と連携する。
- 進行段階に応じて評価・サービスを調整する。
- 家族の心理的支援を行う。
- 多職種カンファレンスでコミュニケーション情報を共有する。
3-3. 嚥下障害の文例(25事例)
嚥下障害は誤嚥性肺炎に直結する重要な後遺症です。STによる嚥下評価で食事形態を決め、口腔ケアを徹底します。多職種で食事形態を統一し、介護職・家族にも介助方法を共有することがポイントです。
状況分析(10例)
- 食事中のむせがある。
- 飲み込みに時間がかかる。
- 経口摂取量が低下している。
- 体重減少傾向がある。
- 食事形態の調整が必要(きざみ・とろみ等)。
- 誤嚥性肺炎の既往がある。
- 食事中のむせ・咳込みがある。
- 嚥下評価が未実施。
- 経管栄養(胃ろう等)を併用している。
- 経口摂取が困難。
援助の方向性(15例)
- 訪問リハビリ(ST)週1回で嚥下訓練を行う。
- 訪問歯科衛生士による週1回の口腔ケアを行う。
- 食事形態を調整する(きざみ食・とろみ・ペースト等)。
- 食事姿勢を調整する。
- 誤嚥性肺炎予防のため口腔ケアを徹底する。
- 訪問看護で誤嚥兆候をモニタリングする。
- 通所サービスで口腔機能向上加算を活用する。
- 経管栄養(胃ろう等)の導入を検討する。
- 経管栄養と経口摂取の併用方針を立てる。
- 多職種で食事形態を評価・統一する。
- 介護職へ食事介助方法を指導する。
- 家族へ食事介助方法を指導する。
- 食事時の見守り体制を整える。
- 摂食嚥下リハビリの専門評価を受ける。
- 看取り期も最後まで経口摂取の楽しみを支える。
3-4. 高次脳機能障害の文例(20事例)
状況分析(10例)
- 注意障害(注意散漫・選択的注意困難)がある。
- 遂行機能障害(段取り困難)がある。
- 記憶障害(短期記憶・エピソード記憶)がある。
- 半側空間無視がある。
- 失認・失行がある。
- 易疲労性がある。
- 感情コントロールが困難。
- 社会的行動の障害がある。
- 病識が欠如している。
- うつ症状を併発している。
援助の方向性(10例)
- 訪問リハビリ(OT)週1回で生活訓練を行う。
- 認知リハビリを実施する。
- 環境調整で混乱を最小化する。
- 介護職へ対応のコツを共有する。
- 家族へ病態理解を促す。
- 通所リハビリで認知機能訓練を行う。
- 主治医・神経内科と連携する。
- 多職種カンファレンスで情報を共有する。
- 高次脳機能障害支援センターと連携する。
- 就労支援機関と連携する(若年者)。
3-5. 再発予防の文例(20事例)
状況分析(10例)
- 過去の脳血管疾患の既往がある。
- 高血圧の管理が必要。
- 糖尿病の管理が必要。
- 心房細動があり、抗凝固薬を使用中。
- 脂質異常症の管理が必要。
- 肥満傾向がある。
- 喫煙歴がある。
- 飲酒習慣がある。
- ストレス管理が必要。
- 服薬遵守に不安がある。
援助の方向性(10例)
- 訪問看護による服薬・血圧管理を行う。
- 主治医による定期受診を継続する。
- 食事療法(塩分・脂肪制限)を行う。
- 通所サービスで運動を継続する。
- 禁煙支援を行う。
- 飲酒指導を行う。
- 体重管理を行う。
- 主治医意見書で再発予防方針を共有する。
- 急変時対応フローを整備する。
- 家族へ再発兆候の早期発見を指導する。
3-6. 退院後支援の文例(25事例)
状況分析(10例)
- 退院直後でADL低下が顕著。
- 入院前との比較が必要。
- 自宅環境への適応が必要。
- 家族の介護スキルが不足している。
- 退院前カンファレンスの活用が必要。
- 退院後3カ月の集中支援期間が必要。
- 自宅環境(住宅改修・福祉用具)の整備が必要。
- 服薬・通院の継続が必要。
- 再入院予防が必要。
- 段階的サービス移行(訪問→通所)が必要。
援助の方向性(15例)
- 退院前カンファレンスへ参加する。
- 退院後3カ月の集中リハビリ期間を設定する。
- 訪問看護を週3回投入する。
- 訪問リハビリ(PT・OT・ST)を週3回投入する。
- 訪問介護による身体介護・生活援助を行う。
- 福祉用具・住宅改修を退院前に整備する。
- 家族へ介護スキルを指導する。
- 主治医・連携病院と情報を共有する。
- 服薬管理を継続的に支援する。
- 嚥下評価を実施する。
- 認知機能を評価する。
- 通所サービスへ段階移行する(3カ月後)。
- 区分変更を検討する。
- 家族のレスパイトを確保する。
- 看取り期も視野に入れた長期計画を立てる。
4. 状態別 脳血管疾患のケアプラン文例
脳血管疾患のケアプランは、利用者がどの段階にあるかによって大きく変わります。退院直後の集中支援期、状態が落ち着いた維持期、寝たきりに近い重度化、そして看取り期——それぞれで目標もサービス量も異なります。状態に合った文例を選び、進行に応じて柔軟に見直すことが大切です。
4-1. 急性期直後・退院直後の文例(30事例)
退院直後の約3カ月は、機能回復の見込みが最も高い「ゴールデンタイム」です。訪問・通所リハビリやPT・OT・STを集中的に投入し、医療管理と並行して在宅生活の基盤を整えます。3カ月後にADLを評価し、通所サービスへ段階的に移行する流れをプランに盛り込みましょう。
集中リハビリ期間(15例)
- 退院後3カ月は訪問リハビリを週3回行う。
- 通所リハビリ週3回で集中的に支援する。
- PT・OT・STの3職種で連携する。
- 訪問看護週3回で医療管理を行う。
- 訪問介護を1日2〜3回で身体介護を行う。
- 福祉用具を即日納品できるよう調整する。
- 住宅改修を速やかに実施する。
- 退院前カンファレンスの情報を支援に反映する。
- 主治医意見書を活用する。
- 再入院予防の体制を整備する。
- 嚥下評価を実施する。
- 認知機能を評価する。
- 高次脳機能障害を評価する。
- 家族の介護スキル習得を支援する。
- 緊急時連絡体制を整備する。
集中期間後の段階移行(15例)
- 3カ月後にADL評価を実施する。
- 通所サービスへの移行を検討する。
- 訪問サービスの頻度を見直す。
- 機能訓練特化型デイへの導入を検討する。
- 通所介護で社会参加を促す。
- ショートステイを計画的に利用する。
- 福祉用具を継続評価する。
- 区分変更を検討する。
- 主治医・連携病院と継続的に情報共有する。
- 家族の介護負担を評価する。
- レスパイト機会を確保する。
- 役割活動・社会参加を再開する。
- 自宅環境を継続評価する。
- 趣味活動の再開を支援する。
- 長期的な在宅生活継続を計画する。
4-2. 維持期・在宅生活継続の文例(20事例)
- 通所リハビリ週2回で機能を維持する。
- 通所介護週3回で社会参加・入浴を行う。
- 訪問看護週1回で医療管理を行う。
- 訪問介護で生活援助を行う。
- 福祉用具を継続貸与する。
- 主治医を月2回受診(または訪問診療)する。
- 再発予防の生活習慣を維持する。
- 服薬・血圧を毎日測定する。
- 介護者教室へ参加する。
- 認知症併発を早期発見する。
- 嚥下機能を継続評価する。
- 認定更新時に状態を確認する。
- 状態変化時に柔軟にサービスを調整する。
- 季節の変化に対応する。
- 体力維持のための運動を継続する。
- 趣味活動を継続する。
- 家族との時間を確保する。
- 地域とのつながりを維持する。
- 緊急時連絡体制を継続する。
- 長期的な看取り期を視野に入れる。
4-3. 重度化・寝たきりの文例(20事例)
- 訪問看護週3回以上で医療管理を行う。
- 訪問介護を1日3〜4回で身体介護を行う。
- 訪問入浴週1〜2回で清潔を保持する。
- 訪問リハビリで関節可動域訓練を継続する。
- エアマットを導入し褥瘡を予防する。
- 体位変換を徹底する(2時間ごと)。
- 経管栄養(胃ろう等)を管理する。
- 訪問歯科衛生士による週1回の口腔ケアを行う。
- 摂食嚥下リハビリを継続する。
- 訪問薬剤師による服薬管理を行う。
- 家族へ介護スキルを継続指導する。
- ショートステイを計画的に利用する。
- 認知症併発時に対応する。
- ターミナル期に向けたACPを行う。
- 多職種カンファレンスを月1回行う。
- 介護リフトを導入し移乗介助の負担を軽減する。
- ストマケア・カテーテルを管理する。
- 緊急時対応を24時間体制で整える。
- 在宅看取りを視野に支援する。
- 家族のグリーフケアを準備する。
4-4. 看取り期の文例(15事例)
- 訪問診療・訪問看護を24時間対応にする。
- 訪問介護による身体介護を増やす。
- 苦痛緩和(疼痛・呼吸困難等)を行う。
- ACPを定期的に実施する。
- 家族のグリーフケアを視野に入れる。
- 多職種カンファレンスを月1回以上行う。
- 食事の楽しみを最後まで支える。
- 入浴・清潔保持を継続する。
- 経管栄養の継続・中止を判断する。
- 急変時対応フローを確認する。
- 救急搬送の希望を確認・文書化する。
- 在宅看取りの体制を整備する。
- 看取り後のグリーフケア訪問を計画する。
- 家族の心理的支援を行う。
- 多職種で看取り方針を共有する。
5. 認知症併発時のケアプラン文例(15事例)
脳血管疾患では、脳血管性認知症の併発や、もともとの認知症との重複がしばしば見られます。BPSDへの対応や意思決定支援、成年後見制度の活用など、認知症ケアの視点を加えた文例を活用しましょう。
- 認知症外来と連携する。
- 服薬を調整する(脳血管性認知症対応)。
- 認知症対応型デイへ導入する。
- BPSD対応のスキルを共有する。
- 訪問看護による認知機能評価を行う。
- 家族へ認知症介護を指導する。
- 意思決定支援ガイドラインに沿って関わる。
- 成年後見制度の活用を検討する。
- 多職種カンファレンスで方針を共有する。
- グループホーム入居を段階的に検討する。
- ショートステイでBPSDを緩和する。
- 環境調整(GPS・センサー等)を行う。
- 家族のレスパイトを確保する。
- 看取り期に向けたACPを早期に実施する。
- 推定意思を尊重した支援を行う。
6. 訪問リハビリ・通所リハビリの活用文例
脳血管疾患のリハビリは、PT(理学療法)・OT(作業療法)・ST(言語聴覚療法)の3職種をどう組み合わせるかが鍵です。訪問と通所それぞれの強みを生かし、退院後3カ月の集中期は手厚く、維持期は機能維持中心へと調整します。
6-1. 訪問リハビリ(10事例)
- PT週2回で歩行訓練・関節可動域訓練を行う。
- OT週1回でADL訓練・自助具指導を行う。
- ST週1回で嚥下訓練・言語訓練を行う。
- PT・OT合同訓練を行う。
- 訪問リハビリで自宅環境訓練を行う。
- 退院後3カ月の集中投入を行う。
- 屋外歩行訓練を実施する。
- 階段昇降訓練を実施する。
- 排泄動作訓練を実施する。
- 入浴動作訓練を実施する。
6-2. 通所リハビリ(10事例)
- 機能訓練特化型デイで集中リハビリを行う。
- PT・OT・ST配置事業所を活用する。
- リハビリマネジメント加算を活用する。
- 個別機能訓練加算を活用する。
- 短時間(3時間)の集中リハビリを行う。
- 長時間でのリハビリ+社会参加を行う。
- 嚥下リハビリを継続する。
- 集団リハビリ+個別リハビリを行う。
- 退院後3カ月の集中投入を行う。
- リハビリ目標を3カ月ごとに評価・更新する。
7. 訪問看護・医療連携の文例(15事例)
脳血管疾患は再発リスクが高く、医療管理が欠かせません。訪問看護による服薬・血圧管理、抗凝固薬の効果判定、主治医や連携病院との情報共有を文例に盛り込み、急変時の対応フローも整えておきます。
- 訪問看護週1〜3回で医療管理を行う。
- 服薬管理を継続支援する。
- 血圧・血糖・脈拍を継続的にモニタリングする。
- 抗凝固薬の効果を判定する(PT-INR等)。
- 嚥下評価を継続する。
- 褥瘡を予防・処置する。
- 認知機能を継続評価する。
- 主治医・神経内科と連絡する。
- 訪問診療を24時間対応にする。
- 退院前カンファレンスを活用する。
- 連携病院と情報を共有する。
- 急変時対応フローを整える。
- 在宅酸素・経管栄養等を管理する。
- 訪問薬剤師と連携する。
- 訪問歯科衛生士と連携する。
8. 福祉用具・住宅改修の文例(20事例)
8-1. 福祉用具(10例)
- 介護ベッド・電動機能を活用する。
- エアマットレスを導入し褥瘡を予防する。
- 車いす(自走式・介助式)を選定する。
- 杖・歩行器を選定する。
- 短下肢装具を活用する。
- 移動用リフトを導入する。
- ポータブルトイレを設置する。
- シャワーチェアを活用する。
- 浴槽用手すりを設置する。
- 滑り止めマットを活用する。
8-2. 住宅改修(10例)
- 玄関・廊下に手すりを設置する。
- 浴室・トイレに手すりを設置する。
- 玄関の段差を解消する(スロープ)。
- 廊下・浴室の床材を変更する。
- トイレを引き戸に変更する。
- 温水洗浄便座を設置する。
- 階段に手すりを設置する。
- 階段昇降機を設置する。
- 玄関の上がり框を改修する。
- 寝室の動線を整備する。
9. 家族支援の文例(15事例)
脳血管疾患は突然発症し、家族が心の準備のないまま介護を担うことも少なくありません。介護スキルの習得支援、レスパイト、心理的支援、経済的負担への配慮まで、家族を支える視点の文例を活用しましょう。
- 退院前に家族の介護スキルを指導する。
- 訪問看護師による家族指導を行う。
- 介護家族会への参加を促す。
- 家族介護教室への参加を促す。
- ショートステイによるレスパイトを行う。
- 通所サービスで日中独居時間を見守る。
- 老老介護世帯を支援する。
- 遠距離介護でICTを活用する。
- 兄弟姉妹間の介護分担を調整する。
- 介護離職予防のためサービスを調整する。
- 認知症併発時の家族対応を指導する。
- 看取り期の家族の心理的支援を行う。
- グリーフケアを準備する。
- 家族のメンタルヘルスをケアする。
- 経済的負担への支援を行う。
新人退院直後ってサービスを盛り込みすぎてしまいそうです…。
先輩退院後3カ月は集中、そのあとADL評価で段階移行——この流れを意識すると、過不足のないプランになるわよ。3カ月後の見直しを必ず書いておいてね。
退院から在宅生活までのケアマネジメントの流れ
脳血管疾患のケアプランは、退院前から始まり、在宅生活の安定までを見据えて段階的に組み立てます。文例を使うときも、いま利用者がどの段階にいるかを意識すると、過不足のないプランになります。
- 退院前カンファレンス病院の医師・看護師・リハビリ職から後遺症やADL、注意点を確認し、福祉用具・住宅改修を退院前に整備します。
- 退院後3カ月の集中支援訪問・通所リハビリとPT・OT・STを集中投入し、医療管理と並行して機能回復を図ります。
- 3カ月後のADL評価到達状況を評価し、訪問中心から通所中心へ段階移行します。区分変更の必要性も検討します。
- 維持期の見守り機能維持・社会参加・再発予防を軸に、状態変化に応じて柔軟にサービスを調整します。
- 重度化・看取り期への備え状態が変化した場合に備え、ACP(人生会議)を早めに行い、本人・家族の意向を確認しておきます。
10. よくあるご質問(FAQ)
退院後の集中リハビリ期間はどのくらいが目安ですか?
失語症のケアマネジメントで気をつけることは?
嚥下障害がある場合の食事はどうすればよいですか?
再発予防で最も重要なことは?
高次脳機能障害がある場合の家族支援は?
急性期・回復期・維持期で書き分けは必要ですか?
- 脳血管疾患のケアマネジメントは、多様な後遺症への対応と再発予防が中核
- PT・OT・STの3職種連携で機能回復を図り、退院後3カ月は集中リハビリ期間に
- 嚥下機能維持と口腔ケアで誤嚥性肺炎を予防する
- 失語症・高次脳機能障害には専門的・継続的に対応する
- 急性期→維持期→看取り期と段階に応じて文例を使い分け、本記事の300事例をアレンジして活用する
















