【コピペOK】アセスメント文例500事例|23項目別の書き方付き

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ケアマネジメントの起点であるアセスメントは、ケアプラン全体の質を決める最重要業務です。それでもいざアセスメントシートを書き始めると、「23項目それぞれに何を書けばいいか分からない」「事実の羅列になり“課題”が見えない」「実地指導で論理の弱さを指摘された」と手が止まる方が多いはずです。この記事では、課題分析標準項目(老企第29号通知)に沿った書き方の基本と、そのままコピペで使えるアセスメント文例500事例を23項目別に整理しました。新規・更新・再アセスメント・退院後まで対応しています。

この記事でわかること
  • アセスメントの位置づけと法的根拠(運営基準・課題分析標準項目)
  • 「事実」と「専門的判断(課題)」を分けて書く基本ルール
  • 実地指導で見られる10チェックポイントとNG→OK修正例
  • 課題分析標準項目23項目別・アセスメント文例500事例
  • アセスメント業務の効率化テクニックとよくある質問
目次

1. アセスメントとは|位置づけと法的根拠

1-1. アセスメントの位置づけ

アセスメントとは、利用者・家族との面接を通じて、心身の状態・生活状況・課題を専門的に把握し、ケアマネジメントの基礎情報を整理する業務です。PDCAサイクルではPlan(計画)の前段階にあたり、ケアプランの根拠となる情報の整理・分析がアセスメントの中核になります。

1-2. 法的根拠(運営基準・通知)

アセスメントの根拠は次のとおりです。

  • 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準(厚生省令第38号)第13条:アセスメントの実施・課題の把握・居宅サービス計画原案の作成
  • 厚生労働省「課題分析標準項目」(老企第29号通知):把握すべき23項目(基本情報9項目+課題分析14項目)
  • 運営基準の解釈通知:アセスメントの趣旨・面接による把握の原則

1-3. 課題分析標準項目(23項目)

アセスメントは課題分析標準項目23項目に沿って実施します。これは厚生労働省通知で示された標準フォーマットです。

A. 基本情報に関する項目(9項目)

基本情報(受付・利用者基本情報)/生活状況/被保険者情報/現在のサービス利用状況/障害高齢者の日常生活自立度/認知症高齢者の日常生活自立度/主訴/認定情報/課題分析(アセスメント)理由

B. 課題分析(アセスメント)に関する項目(14項目)

健康状態/ADL/IADL/認知/コミュニケーション能力/社会との関わり/排尿・排便/じょく瘡・皮膚の問題/口腔衛生/食事摂取/問題行動/介護力/居住環境/特別な状況

新人ケアマネ新人

23項目を埋めるだけで精一杯で、「課題が見えない」と先輩に言われます。何が足りないんでしょう?

ベテランケアマネ先輩

よくあるつまずきね。コツは「事実」と「専門的判断(課題)」を分けて書くこと。次の章で具体例を見ていきましょう。

2. アセスメントシートの書き方の基本ルール

2-1. 「事実」と「専門的判断(課題)」を区別する

アセスメントの記載は、「観察した事実」と「専門的に分析した判断」を分けて書くのが原則です。

区分記載例
事実「歩行時にふらつきが見られる」「血圧150/90」
専門的判断(課題)「転倒リスクが高い状態であり、住宅改修と機能訓練が必要」

2-2. 実地指導で見られる10チェックポイント

  • 23項目すべてが記載されているか(空欄は理由を明記)
  • 本人・家族との面接で得た情報か(伝聞・推測のみは不可)
  • 事実と判断が区別されているか
  • 専門的視点で課題を抽出できているか
  • 第2表のニーズとの整合性が取れているか
  • 更新時に前回からの変化が反映されているか
  • 多職種からの情報(医療・看護情報等)が反映されているか
  • 本人の意向・希望が一人称で記載されているか
  • 自立支援・重度化防止の理念が反映されているか
  • 記載日と実施場所が明確か

2-3. NG表現と修正例(Before / After)

Before(NG)問題点After(OK)
「特になし」分析不十分「現状は大きな問題なし。ADL・服薬・栄養とも維持。継続的なモニタリングで早期発見に努める」
「家族と相談する」内容不明「長女より『母の食事量が減ってきた』との心配あり。主治医・栄養士と連携し栄養状態を評価する必要がある」
「ADL低下」具体性不足「屋内歩行に介助必要、入浴・排泄も介助あり。短時間の見守りでは事故リスクあり、全ADLで支援必要」
「サービス利用が必要」課題と支援の対応不明「転倒リスク・独居・服薬管理困難の3課題に対し、訪問介護・訪問看護・福祉用具の組み合わせで支援する」
注意:文例は必ず「個別化」する以下の文例はそのまま使える形にしていますが、コピペ後は固有名詞・数値・サービス名・本人の意向を実際のケースに置き換えてください。汎用の文言だけが並ぶと、実地指導で「アセスメントの個別性が乏しい」と指摘される原因になります。

3. 課題分析標準項目別 アセスメント文例500事例

ここからは課題分析標準項目23項目に沿って、合計500事例の文例を掲載します。「〇〇」「○月」などは置き換え用のプレースホルダーです。

3-1. 基本情報・生活状況・主訴(35事例/No.1〜35)

基本情報(12例)

  1. 〇〇様(80歳・女性)。要介護2、認定有効期間は令和○年○月まで。長女と二人暮らし。意思確認は良好。
  2. 〇〇様(85歳・男性)。要介護3、独居。長女は遠方在住。本人による意思確認が可能。
  3. 〇〇様(78歳・女性)。要支援2、配偶者と二人暮らし。基本情報は本人・配偶者から聴取。
  4. 〇〇様(90歳・女性)。要介護4、長男夫婦と同居。認知症があり、家族からの情報補完が必要。
  5. 〇〇様(72歳・男性)。要介護2、独居。経済的に自立し、年金で生活している。
  6. 〇〇様(85歳・女性)。要介護5、長男夫婦と同居。寝たきりで、意思確認は表情・うなずきで実施。
  7. 〇〇様(88歳・男性)。要介護3、長女と同居。退院直後のため初回アセスメントを実施。
  8. 〇〇様(76歳・女性)。要支援1、配偶者と二人暮らし。介護予防の観点でアセスメント。
  9. 〇〇様(82歳・男性)。要介護2、サービス付き高齢者向け住宅に入居。施設職員と情報共有して実施。
  10. 〇〇様(90歳・女性)。要介護4、認知症終末期。家族・主治医からの情報補完で実施。
  11. 〇〇様(68歳・男性)。要介護1、若年で就労継続中。仕事と治療の両立を踏まえて聴取。
  12. 〇〇様(83歳・女性)。要介護3、次女と同居。キーパーソンは別居の長男で連絡体制を確認済み。

生活状況(12例)

  1. 2階建て持ち家で、本人は1階寝室を中心に生活。階段昇降は手すり使用で見守りが必要。
  2. 持ち家・独居。近所に長女が住み、週2回訪問している。
  3. アパート2階に居住、エレベーターなし。階段昇降が外出時の課題。
  4. 配偶者と二人暮らし。配偶者も持病があり、老老介護の状態にある。
  5. 長男夫婦と同居だが、日中は就労で不在のため実質的に独居状態。
  6. 年金で生活し、生活保護は受給していない。経済的には安定。
  7. 趣味は園芸とカラオケ。社会参加の機会確保が継続的な課題。
  8. 友人・近所付き合いは限定的で、社会的孤立の予防が必要。
  9. 自宅周辺は坂道が多く、外出には介助が必要な環境。
  10. 災害時の避難経路・避難先を本人・家族と確認済み。
  11. 集合住宅でペットの猫と暮らしており、世話が生活の張りになっている。
  12. 転居して半年で地域になじみが薄く、見守り体制の再構築が必要。

主訴(11例)

  1. 本人「自宅での生活を続けたい」。家族「介護負担を分散したい」。
  2. 本人「リハビリを続けて歩けるようになりたい」。家族「再入院を防ぎたい」。
  3. 本人「家族に迷惑をかけたくない」。家族「自宅での看取りを支えたい」。
  4. 本人「独居でも自宅で過ごしたい」。家族(遠方)「見守りを充実させてほしい」。
  5. 本人「妻と最期まで一緒に過ごしたい」。家族(配偶者)「介護負担が大きい」。
  6. 本人「サービスを使って自立した生活を続けたい」。家族「就労を続けられるよう支援してほしい」。
  7. 本人「物忘れが心配」。家族「進行を緩やかにしたい」。
  8. 本人「痛みを軽くしたい」。家族「苦痛のない最期を迎えてほしい」。
  9. 本人「口から食べたい」。家族「経管栄養を使いながらも好きな物を食べさせたい」。
  10. 本人「家事を続けたい」。家族「できる範囲で本人の自立を支えたい」。
  11. 本人「外出してまた仲間と会いたい」。家族「安全に出かけられる方法を整えたい」。

3-2. 健康状態(45事例/No.36〜80)

既往歴・現病歴(12例)

  1. 既往:高血圧(10年)、糖尿病(5年)、脳梗塞(3年)。現病:左片麻痺・高次脳機能障害。
  2. 既往:心筋梗塞(5年)、心房細動(2年)。現病:心不全、ペースメーカー植込み中。
  3. 既往:胃がん(10年前手術)。現病:腰椎圧迫骨折(半年前)、慢性疼痛。
  4. 既往:脳出血(5年)。現病:嚥下障害、軽度失語、片麻痺。
  5. 既往:パーキンソン病(10年)。現病:パーキンソン認知症の合併、嚥下機能低下。
  6. 既往:糖尿病(20年)。現病:糖尿病性腎症(透析導入間近)、足部潰瘍。
  7. 既往:肺結核(30年前)。現病:COPD、在宅酸素療法(HOT)使用中。
  8. 既往:アルツハイマー型認知症(5年)。現病:BPSD(帰宅願望・夜間不穏)。
  9. 既往:胃がん手術歴。現病:末期がん、訪問診療・訪問看護で対応中。
  10. 既往:関節リウマチ(30年)。現病:関節変形・慢性疼痛、ADL制限あり。
  11. 既往:大腿骨頸部骨折(1年前)。現病:歩行能力低下、転倒の再発リスクあり。
  12. 既往:脳梗塞(2回)。現病:再発予防のため抗凝固薬を内服中、血圧管理が課題。

現在の症状・バイタル(11例)

  1. バイタル安定(血圧130/80、脈拍72、体温36.5℃、SpO2 98%)。
  2. 血圧やや高め(150/90)、降圧剤の調整を主治医と協議中。
  3. 血糖コントロール良好(HbA1c 6.5%)、インスリン使用中。
  4. 心不全症状あり(下肢浮腫・体重増加傾向)、利尿剤を調整中。
  5. 呼吸状態(安静時SpO2 94%、活動時92%)、在宅酸素2L/分使用中。
  6. 嚥下機能低下、誤嚥性肺炎のリスクあり。STと連携中。
  7. 認知機能低下(HDS-R 18/30)、記憶障害・見当識障害あり。
  8. 慢性疼痛(NRS 4/10)、医療用麻薬で疼痛コントロール中。
  9. 全身倦怠感の訴えあり、食事・水分摂取量の評価が必要。
  10. ターミナル期、訪問診療の24時間対応で症状管理中。
  11. めまい・ふらつきの訴えあり、起立性低血圧を疑い受診を調整。

服薬状況(11例)

  1. 1日3回・5剤を本人で自己管理。お薬カレンダーが定着している。
  2. 多剤併用(10剤以上)、ポリファーマシー解消を主治医と相談中。
  3. 服薬の飲み忘れがあり、訪問薬剤師の活用を検討中。
  4. インスリン自己注射について、訪問看護による管理が定着。
  5. 医療用麻薬使用中、訪問看護・訪問診療医による疼痛緩和管理。
  6. 一包化により服薬が容易になり、家族の服薬支援も軽減。
  7. 認知症の進行で服薬管理が困難になり、訪問薬剤師導入を検討。
  8. 副作用の観察を訪問看護で継続、現在副作用なし。
  9. 服薬カレンダーへのセットを訪問看護師が担当し、確実に管理。
  10. 経管投与の薬剤があり、簡易懸濁法を訪問薬剤師の助言で実施。
  11. 処方変更が多く、家族が管理に不安を訴えるため一覧表を共有。

医療連携(11例)

  1. 主治医:〇〇クリニック(月2回受診、訪問診療対応)。
  2. 訪問看護:〇〇ステーション(週1回・24時間対応)。
  3. 訪問リハビリ:PT・OTが週2回訪問。
  4. 訪問歯科衛生士が週1回、口腔ケアを実施。
  5. 訪問薬剤師が月1回、服薬整理を実施。
  6. 退院前カンファレンス(○月○日)で医療情報を共有済み。
  7. 認知症外来(〇〇病院)と継続連携し、月1回受診。
  8. 神経内科・循環器内科など専門医との連携が機能している。
  9. 救急搬送先(〇〇病院)と情報共有を定期的に実施。
  10. 医療情報の共有はFAX・電話・対面を併用して実施。
  11. 退院後2週間は訪問看護の頻度を上げ、状態安定を確認する方針。

3-3. ADL(日常生活動作)(40事例/No.81〜120)

  1. 屋内移動は歩行器を使用し見守りで安全に可能。屋外は車いすを使用。
  2. ベッドからの起き上がりは介助バー使用で自立している。
  3. 移乗動作は見守りで可能、本人の協力動作がある。
  4. 階段昇降は手すり使用で見守りにより可能。
  5. 食事動作は自助具(曲がりスプーン)の使用で自立。
  6. トイレ排泄は日中自立、夜間はポータブルトイレを使用。
  7. 入浴はデイで週2回。自宅では見守りで可能。
  8. 整容(洗顔・歯磨き)は自立し、自分のペースで実施。
  9. 更衣は前開きの衣服で自立、後ろ開きは介助が必要。
  10. 寝返りは自立し、褥瘡予防の体位変換も自分で実施。
  11. 屋内歩行は自立、屋外は杖使用で見守りが必要。
  12. 屋外歩行は一人では困難で、外出時はヘルパーが同行。
  13. 全ADLに介助が必要だが、本人の協力動作があり介助量は中程度。
  14. 寝たきりに近い状態で、清潔・排泄・食事に全介助が必要。
  15. ADLは低下傾向だが、リハビリで改善の見込みがある。
  16. ADLは改善傾向。訪問・通所リハビリでADLの再獲得が進む。
  17. 失語症はあるが、コミュニケーションボードで意思疎通が可能。
  18. 視覚障害があり、補助具と環境整備で日常生活を継続。
  19. 聴覚障害があり、補聴器使用で会話のコミュニケーションが改善。
  20. 移動・移乗に介助が必要だが、リフト活用で介護負担も軽減。
  21. 起立性低血圧があり、立ち上がり動作に注意が必要。
  22. パーキンソン病のON時はADL自立、OFF時は介助が必要。
  23. 排泄は失禁があり、リハビリパンツを使用して対応中。
  24. 入浴拒否の傾向があるが、なじみの職員の対応で改善。
  25. 食事介助時は姿勢を調整し、誤嚥を予防している。
  26. 経管栄養と並行して、少量の経口摂取を継続している。
  27. 自助具・福祉用具の活用で残存機能を最大限に活かしている。
  28. 整容時に声かけが必要だが、自発的な行動も増えている。
  29. ADLの自立度が低下傾向で、原因をアセスメント中。
  30. ADLは現状維持で、サービス内容と本人の状態が整合している。
  31. 歩行はふらつきがあり、見守りと環境調整で転倒を予防している。
  32. 車いすからベッドへの移乗は一部介助、本人が手すりを把持して協力。
  33. 洗身は背部に介助が必要だが、前面は自分で洗える。
  34. 食事は配膳と見守りで自力摂取が可能、むせはない。
  35. トイレ動作は下衣の上げ下げに一部介助が必要。
  36. 夜間のみ尿器を使用し、日中はトイレへ自力で移動。
  37. 立位保持は数分可能で、整容や調理を立って行える。
  38. 歩行距離が短く、屋外は車いすと歩行を併用している。
  39. 麻痺側の管理が必要で、移乗時に介助者が患側を保護。
  40. ADL全般に重度の介助が必要で、二人介助の場面もある。

3-4. IADL(手段的日常生活動作)(40事例/No.121〜160)

  1. 洗濯物たたみなど簡単な家事は本人が実施し、残存機能を活かしている。
  2. 調理はヘルパーが援助、本人は味付けの確認などで参加。
  3. 掃除はヘルパーに依頼、本人は身の回りの整理を行う。
  4. 買い物は近所のスーパーまでヘルパー同行で可能。
  5. 金銭管理は本人が実施し、家計簿もつけている。
  6. 服薬管理は1日3回自己管理、お薬カレンダーが定着。
  7. 電話対応は本人で可能、家族との連絡も自分で実施。
  8. 公共交通機関の利用が困難になり、介護タクシーへ移行。
  9. 認知症の進行で家事・買い物・金銭管理が困難になりつつある。
  10. 配食サービスの利用で食事関連の負担を軽減している。
  11. ヘルパーとの共同調理で食事の楽しみを維持している。
  12. 認知機能低下のため、家計管理を長女に委ねる予定。
  13. 成年後見人による財産管理が定着している。
  14. 服薬の飲み忘れがあり、訪問薬剤師の活用を提案。
  15. スマートフォンの活用で、遠方家族とビデオ通話が可能。
  16. 介護タクシーで通院・外出を継続し、医療を継続できている。
  17. 一包化により服薬が容易になり、家族の支援も軽減。
  18. ヘルパーの家事援助で在宅生活を継続できている。
  19. 自助具の活用でIADLが継続できている。
  20. IADL全般に支援が必要だが、ヘルパー援助で自立した生活を継続。
  21. 経済的に安定し、年金で生活している。
  22. 経済的不安があり、生活保護の活用を検討中。
  23. 通帳・印鑑の管理を家族と共有し、本人の安心につながっている。
  24. 配偶者の介護も並行する老老介護世帯で、IADL支援が必要。
  25. 子・孫世代との連絡が続き、家族関係も良好。
  26. 友人・近所付き合いがあり、社会的孤立を予防できている。
  27. 趣味活動(園芸・カラオケ等)が続き、生きがいになっている。
  28. 役割活動(家事の一部・地域活動)が継続できている。
  29. 自治会・町内会との関わりが維持されている。
  30. IADLの自立度が低下傾向で、サービス内容の見直しが必要。
  31. ゴミ出しの曜日管理が難しくなり、ヘルパーが支援している。
  32. 火の管理に不安があり、IH調理器へ切り替えて安全を確保。
  33. 郵便物の管理が滞りがちで、重要書類の整理を家族と分担。
  34. 服薬と通院の予定管理にカレンダーを活用している。
  35. 銀行ATMの操作が難しくなり、家族が代行する体制を整備。
  36. 買い物はネットスーパーを家族が代行し、品切れを防いでいる。
  37. 調理は簡単な温めのみ本人が行い、主菜は配食で確保。
  38. 季節に応じた衣替えに支援が必要、ヘルパーが手伝う。
  39. 近隣への外出は見守りがあれば可能で、社会参加を維持。
  40. 金銭の出し入れに不安があり、後見制度の利用を相談中。

3-5. 認知(40事例/No.161〜200)

  1. 認知機能は維持(HDS-R 28/30)、会話・質問への応答もスムーズ。
  2. 軽度の認知機能低下(HDS-R 22/30)、MCIから初期認知症の段階。
  3. 中等度認知症(HDS-R 18/30)、短期記憶障害・見当識障害あり。
  4. 重度認知症で評価困難、意思確認は表情・反応で行う。
  5. 認知症の診断は受けていないが、もの忘れの訴えがある。
  6. アルツハイマー型認知症、認知症外来で薬物治療を継続中。
  7. 血管性認知症、脳梗塞後遺症と認知機能低下が併存。
  8. レビー小体型認知症、幻視・パーキンソニズムあり。
  9. 前頭側頭型認知症、脱抑制・常同行動などの行動症状あり。
  10. 若年性認知症(60代)、就労を継続中だが配慮が必要。
  11. 認知症対応型デイの活用で認知機能の維持を図っている。
  12. 運動・他者交流・認知トレーニングで進行予防に取り組む。
  13. 服薬管理が認知機能低下で困難になりつつある。
  14. 金銭管理が難しくなり、家族・成年後見人と協力している。
  15. 短期記憶障害が顕著で、同じ話を繰り返すことが増えた。
  16. 見当識障害(時間・場所)があり、日付確認の支援が必要。
  17. 夜間に認知機能が悪化しやすく、生活リズム調整で対応。
  18. 進行は緩やかで、本人の自尊心も保たれている。
  19. 重度認知症で意思確認が困難、推定意思を尊重して支援。
  20. 認知症外来と連携を継続し、専門的助言を支援に反映。
  21. 進行に応じてサービス内容を段階的に調整している。
  22. BPSD(行動・心理症状)への対応が課題になっている。
  23. 帰宅願望・徘徊があり、安全確保のため見守りを強化。
  24. 入浴の介護拒否があるが、なじみの職員の対応で改善。
  25. 物盗られ妄想がみられ、家族と対応のコツを共有。
  26. 不安・焦燥感が強いが、訪問看護師の継続的な関わりで安定。
  27. 夜間不穏があり、生活リズム調整と服薬調整で対応。
  28. 終末期に向けてACPを実施し、推定意思を尊重する方針。
  29. 成年後見制度の活用で、身上監護・財産管理を支援。
  30. 家族介護教室への参加を促し、認知症介護のスキル向上を支援。
  31. 同じ物を繰り返し購入する傾向があり、買い物の支援を調整。
  32. 道に迷うことがあり、GPS機器の利用を家族と検討。
  33. 季節や気温に合わない服装になりやすく、声かけで支援。
  34. 料理の手順が混乱しやすく、安全面から調理は支援が必要。
  35. 新しい環境への適応が難しく、変化は段階的に進める方針。
  36. 記憶の保持が難しいため、メモや掲示で情報を補っている。
  37. 本人なりの言い分を傾聴することで、混乱が落ち着きやすい。
  38. 昼夜逆転がみられ、日中活動の確保で生活リズムを整える。
  39. 認知機能の評価をHDS-R・MMSEで定期的にモニタリング。
  40. 家族が「以前と違う」と気づき、早期受診につながった。

3-6. コミュニケーション能力(30事例/No.201〜230)

  1. 言語的コミュニケーションが可能で、意思疎通も明確。
  2. 失語症があるが、コミュニケーションボードで対応可能。
  3. 補聴器の使用で会話の聞き取りが改善している。
  4. 視覚障害があり、声かけでのコミュニケーションが中心。
  5. 認知機能低下で会話理解が困難、シンプルな表現で対応。
  6. 表情・うなずきでの意思表示が可能、推定意思を尊重。
  7. STの言語訓練を継続し、コミュニケーション能力を維持・向上。
  8. 構音障害があり、ジェスチャーや絵カードを併用。
  9. ALSの進行で発声が困難になり、意思伝達装置を活用。
  10. 重度認知症で会話困難、表情から推定意思を確認。
  11. 家族との関わりが良好で、感謝の気持ちも表現できる。
  12. 関係事業所との関係性も良好で、本人の安心につながる。
  13. メモを活用したコミュニケーションが定着している。
  14. 文字盤・コミュニケーションボードの活用を継続。
  15. 慣れた職員には素直に反応するが、初対面では緊張する。
  16. 訪問者への対応が本人で可能で、認知機能維持の指標になる。
  17. コミュニケーション意欲が高く、外出機会で他者交流を確保。
  18. 失語症のため、家族・関係者にコミュニケーションのコツを共有。
  19. 聴覚障害があるが、補聴器と筆談ノートで意思疎通が可能。
  20. 終末期も、うなずきや表情を活用して関わりを継続。
  21. 難聴があり、低めの声でゆっくり話すと理解しやすい。
  22. 方言での会話が安心につながり、傾聴を中心に関わる。
  23. 発語は少ないが、好きな話題には笑顔で応じる。
  24. 気管切開があり、文字盤と口形で意思を確認している。
  25. 電話での意思疎通が可能で、家族との連絡手段になっている。
  26. 痛みや不快を言葉にしにくく、表情・行動の観察が重要。
  27. 外国にルーツがあり、やさしい日本語と家族通訳で対応。
  28. 会話のテンポがゆっくりで、せかさず待つ姿勢が有効。
  29. 視線や指差しで要求を伝えられ、選択肢提示が有効。
  30. 体調により発語量が変動するため、好調時に意向を確認。

3-7. 社会との関わり(30事例/No.231〜260)

  1. 趣味活動(カラオケ・園芸・書道等)への参加意欲が高い。
  2. デイでの他者交流が楽しみになっている。
  3. 友人・近所付き合いがあり、社会的孤立を予防できている。
  4. 民生委員や近所の方との関係が良好で、見守りも機能。
  5. 自治会・町内会との関わりが維持されている。
  6. 地域サロンやボランティア活動への参加が継続している。
  7. 認知症カフェへの参加で、社会参加の機会を確保。
  8. 引きこもり傾向があり、外出機会の確保が課題。
  9. 配偶者との死別後、社会的つながりの再構築を支援中。
  10. 独居だが、家族・近隣・専門職による見守りが機能。
  11. 趣味の会への参加で生きがいを得ている。
  12. 通所サービスでの活動が社会参加の機会になっている。
  13. 役割活動(家事・地域行事)で生活意欲を維持。
  14. 家族の関わりが良好で、子・孫世代も介護を理解。
  15. 季節の行事への参加が本人の楽しみになっている。
  16. 介護家族会・地域サロンへの参加が定着している。
  17. 地域包括支援センターとの連携が継続している。
  18. 友人・知人との交流が続き、社会的孤立を予防。
  19. 認知症の進行で社会参加が縮小傾向、新しい場への適応支援が必要。
  20. 社会参加意欲は高いが、ADL低下で外出が困難。福祉用具で対応。
  21. お寺や神社への参拝が習慣で、信仰が心の支えになっている。
  22. 近隣との交流が乏しく、見守りネットワークの構築が必要。
  23. ボランティアの訪問を受け入れ、会話の機会が増えている。
  24. 畑仕事を通じて近隣との交流が保たれている。
  25. 外出時の移動手段が限られ、社会参加の選択肢が狭い。
  26. かつての職場仲間との交流が続き、本人の張りになっている。
  27. ペットを介した近隣との交流が生活の潤いになっている。
  28. 地域の体操教室への参加が運動と交流の両面で有効。
  29. 新型感染症流行後、外出機会が減り再開を支援中。
  30. 家族以外との関わりが少なく、訪問系サービスで接点を確保。

3-8. 排尿・排便(30事例/No.261〜290)

  1. 日中はトイレで排泄が自立、夜間はポータブルトイレを使用。
  2. オムツを使用しているが、声かけでのトイレ誘導も成功している。
  3. 排泄パターンの把握により、失禁回数が減少している。
  4. 排泄介助が必要だが、本人の協力動作がある。
  5. 便秘はなく、排便のリズムが整っている。
  6. 便秘傾向があり、食事内容の調整と運動療法で改善。
  7. 尿閉・尿失禁はなく、排尿状態は安定。
  8. 膀胱留置カテーテルを訪問看護で管理し、月1回交換。
  9. ストマケアを本人・家族で継続できている。
  10. 排泄介助時の声かけで本人の協力が得られる。
  11. ポータブルトイレの設置で、夜間の安全性が向上。
  12. 排泄パターンを把握し、声かけ・誘導が定着している。
  13. 失禁による皮膚トラブルはなく、スキンケアが定着。
  14. 手すり・温水洗浄便座の整備で、自宅での排泄を継続。
  15. 便秘・下痢のコントロールを栄養士・主治医と連携。
  16. 認知症があっても、排泄誘導で失禁を回避できている。
  17. 経管栄養者の便通管理を栄養剤の調整で対応。
  18. リハビリパンツ・防水シーツなど排泄関連用具を活用。
  19. 透析後の排尿管理を訪問看護でモニタリング。
  20. 排泄日誌の記録により排尿パターンを把握。
  21. 痔や脱肛の処置を訪問看護で実施している。
  22. 骨盤底筋訓練の継続により排尿状態が改善。
  23. 終末期も尊厳を守った排泄ケアを継続している。
  24. 排泄関連の自立度が低下し、サービス内容の調整が必要。
  25. オムツ・パッドの選定が適切で、漏れがない。
  26. 夜間頻尿があり、水分摂取の時間配分を調整。
  27. 下剤の調整中で、排便状況を毎日記録している。
  28. トイレまでの動線に手すりを増設し、間に合うようになった。
  29. 失禁への羞恥心が強く、声かけの配慮を関係者で共有。
  30. 排便コントロールが不安定で、主治医と下剤を再調整中。

3-9. じょく瘡・皮膚の問題(25事例/No.291〜315)

  1. 褥瘡はなく、訪問看護による定期的な皮膚観察で予防。
  2. エアマットレスの使用で体圧を分散し、褥瘡を予防。
  3. 皮膚状態は良好で、訪問看護のスキンケアが定着。
  4. 仙骨部に発赤(褥瘡前段階)があり、体位変換と除圧で対応中。
  5. 仙骨部に褥瘡(D2)があり、訪問看護による創処置を毎日実施。
  6. 褥瘡は治癒し、訪問看護による継続観察を実施。
  7. 失禁による皮膚トラブルはなく、オムツ交換とスキンケアを徹底。
  8. アトピー性皮膚炎の既往があり、保湿管理を訪問介護で実施。
  9. 介護リフトの活用で皮膚への摩擦を軽減し、トラブルなし。
  10. 寝たきり状態で、エアマット・体位変換・スキンケアで予防。
  11. 浮腫による皮膚トラブルがあり、循環器主治医と連携。
  12. 糖尿病性の足部潰瘍があり、訪問看護で処置を実施。
  13. 入浴後のスキンケアが定着し、皮膚状態は良好。
  14. ストマ周囲の皮膚トラブルはなく、ストマケアが定着。
  15. 看取り期も皮膚観察と褥瘡予防を継続している。
  16. 乾燥による掻痒感があり、保湿剤の塗布で改善。
  17. かかとに発赤があり、除圧用具で予防を強化。
  18. るい痩が進み、骨突出部の褥瘡リスクが高い。
  19. スキンテア(皮膚裂傷)の既往があり、保護スリーブを使用。
  20. 白癬のため、足趾の清潔保持と外用薬を継続。
  21. 体位変換は2時間ごとを目安に実施している。
  22. 多汗で皮膚が浸軟しやすく、清拭と更衣をこまめに実施。
  23. 長時間の座位で坐骨部に発赤があり、クッションを調整。
  24. 皮膚の菲薄化があり、テープ固定の方法を工夫している。
  25. 褥瘡再発予防のため、栄養状態の改善を栄養士と連携。

3-10. 口腔衛生(25事例/No.316〜340)

  1. 口腔内は清潔で、訪問歯科衛生士の週1回ケアが効果的。
  2. 入れ歯の管理が適切で、訪問歯科診療で定期的に調整。
  3. 歯石・口内炎があり、訪問歯科診療で処置中。
  4. 嚥下機能低下があり、誤嚥性肺炎予防のため口腔ケアを徹底。
  5. 1日3回の口腔ケアが定着し、家族・介護職で実施。
  6. 訪問歯科衛生士による専門的口腔ケアを週1回継続。
  7. 口腔機能向上加算のあるデイで嚥下リハビリを実施。
  8. 経管栄養者の口腔ケアを訪問看護と連携して実施。
  9. 認知症があっても、なじみの職員で口腔ケアを継続。
  10. 義歯の不適合があり、訪問歯科診療で調整中。
  11. 口腔機能訓練(パタカラ体操等)を継続している。
  12. 食事形態の調整を歯科衛生士と栄養士で協議。
  13. 終末期も口腔ケアを継続し、誤嚥予防と気分転換を図る。
  14. 口腔乾燥があり、保湿剤の活用で改善。
  15. 摂食嚥下の専門評価を継続し、経口摂取を維持。
  16. 残存歯が少なく、義歯の清掃と装着状況を確認している。
  17. 歯磨きの声かけと一部介助で口腔清潔を保っている。
  18. 歯周病があり、訪問歯科でメンテナンスを継続。
  19. むせ込みがあり、食前の口腔体操で嚥下を準備。
  20. 義歯を嫌がる時間帯があり、装着のタイミングを工夫。
  21. 舌苔の付着があり、舌ブラシでのケアを追加。
  22. 口臭が気になり、口腔ケアの頻度を見直して改善。
  23. 誤嚥性肺炎の既往があり、口腔ケアを重点的に実施。
  24. セルフケアが難しくなり、介助での口腔ケアへ移行。
  25. 口腔ケア用品を本人の好みに合わせ、拒否が減った。

3-11. 食事摂取(35事例/No.341〜375)

  1. 1日3食を確実に摂取し、栄養バランスも良好。
  2. 食事量は維持され、体重も安定している。
  3. 配食サービスで栄養バランスを確保している。
  4. ヘルパーとの共同調理で食事の楽しみを維持。
  5. 嚥下機能に応じ、きざみ・とろみへ食事形態を調整。
  6. 経管栄養と並行して経口摂取を継続している。
  7. 食欲低下傾向があり、栄養補助食品の活用を継続。
  8. 体重減少(2kg)があり、低栄養リスクと判断し栄養士が介入。
  9. 本人の好みを反映し、食事の時間が楽しいものになっている。
  10. 塩分制限食を配食サービスで継続している。
  11. 糖尿病食を継続し、血糖コントロールも良好。
  12. 食事中のむせがあり、嚥下訓練と姿勢調整を実施。
  13. 経口摂取が困難になり、胃ろう導入を検討中。
  14. 胃ろうの管理が定着し、合併症はない。
  15. 水分摂取量は適切で、脱水を予防できている。
  16. 食事介助時に姿勢を調整し、誤嚥を予防している。
  17. 食事の好みを反映し、本人の満足度が高い。
  18. 季節の食材を取り入れ、食欲増進につなげている。
  19. 栄養士の助言で家族の調理スキルが向上。
  20. 食事の自立度が低下し、ヘルパー介助を増やした。
  21. 飲み込みが難しくなりつつあり、STが介入して対応。
  22. 経管栄養の量・速度を調整し、便通も安定。
  23. 看取り期も、最後まで食事の楽しみを支える方針。
  24. 施設・グループホームでの食事内容も適切。
  25. 嚥下訓練を実施し、経口摂取再開の可能性を評価。
  26. 食事に時間がかかるため、温かさを保つ工夫をしている。
  27. 偏食があり、嗜好に配慮した献立で摂取量を確保。
  28. 義歯不適合で咀嚼が難しく、軟菜食へ調整。
  29. 食事中の傾眠があり、覚醒を促してから介助。
  30. 水分でむせやすく、とろみ剤を使用している。
  31. 体重が増加傾向で、エネルギー量を栄養士と調整。
  32. 食事の自己摂取意欲が高く、自助具で自立を支援。
  33. 夜間の低血糖予防のため、就寝前補食を取り入れている。
  34. 食欲にムラがあり、少量頻回の食事で摂取量を確保。
  35. 家族の手作りを楽しみにしており、心理面でも良い影響。

3-12. 問題行動(BPSD等)(35事例/No.376〜410)

  1. 問題行動はなく、穏やかに過ごされている。
  2. 帰宅願望が時折あるが、声かけで落ち着く。
  3. 夕方から夜間に不穏(夕暮れ症候群)がみられる。
  4. 徘徊傾向があり、GPS機器の活用で家族の安心を確保。
  5. 入浴の介護拒否があるが、なじみの職員の対応で改善。
  6. 暴言が時折あるが、原因分析と対応の工夫で減少。
  7. 物盗られ妄想がみられ、家族と対応のコツを共有。
  8. 不安・焦燥感が強いが、訪問看護師の関わりで安定。
  9. 介護拒否はなく、ヘルパーとの関係も良好。
  10. 夜間不穏が改善し、生活リズム調整と服薬調整が奏功。
  11. BPSDが悪化し、認知症外来と連携して薬剤を調整中。
  12. 暴力行為があり、家族の安全確保と専門医連携で対応。
  13. レビー小体型認知症の幻視への対応を家族と共有。
  14. 帰宅願望時には家族写真や思い出の品で安心感を確保。
  15. 環境調整と認知症対応型デイの効果でBPSDが軽減傾向。
  16. 自殺念慮はなく、訪問看護による継続観察で確認。
  17. 怒りっぽさが軽減し、介護者との関係改善も寄与。
  18. 落ち着いて過ごされ、サービス内容も適切。
  19. セルフネグレクト傾向があり、地域包括との連携で対応。
  20. 認知症終末期で、BPSDも軽減傾向にある。
  21. 同じ行動を繰り返す常同行動があり、安全を見守る。
  22. 食事を拒否する時間帯があり、声かけと環境を工夫。
  23. 夜間の独語があり、安心できる声かけで対応。
  24. 探し物が多く、定位置を決めて混乱を軽減。
  25. 不潔行為がみられ、原因を探りつつ清潔ケアを調整。
  26. 収集癖があり、安全と衛生に配慮して見守る。
  27. 易怒性があり、刺激を減らした環境で落ち着く。
  28. 昼夜逆転があり、日中活動で生活リズムを整える。
  29. 感情の起伏が大きく、関わりのタイミングを工夫。
  30. 外出を強く希望する時間帯があり、付き添いで対応。
  31. 家族への暴言があり、介護者の休息確保が必要。
  32. 幻聴の訴えがあり、専門医と連携して対応中。
  33. 拒薬がみられ、服薬方法を主治医・薬剤師と調整。
  34. 過食傾向があり、健康面に配慮した環境調整を実施。
  35. BPSDの背景に身体的不快がないか、まず確認している。

3-13. 介護力(35事例/No.411〜445)

主介護者の状況(12例)

  1. 主介護者は長女(50代・就労中)。介護負担は許容範囲で、サービス活用で対応。
  2. 主介護者は配偶者(80代)で、老老介護の状態。負担軽減が課題。
  3. 主介護者は長男夫婦で、就労と介護の両立に負担がある。
  4. 主介護者は遠方の長女で、訪問サービスとICTで遠距離介護。
  5. 主介護者は本人(独居)で、自立した生活を継続中。
  6. 兄弟姉妹で交代して介護し、家族カンファレンスで調整。
  7. 成年後見人が財産・身上監護で対応している。
  8. ヤングケアラー(学生の子)がおり、若年家族への支援も並行。
  9. 施設入居中で、施設職員と担当ケアマネが連携。
  10. 介護休業を取得し、介護に専念して対応している。
  11. 主介護者は嫁で、家族間の役割分担の調整が必要。
  12. 主介護者が高齢で持病もあり、バックアップ体制を整備。

介護負担の状況(13例)

  1. 介護負担は軽度で、サービス活用により介護者の生活も維持。
  2. 介護負担が増加し、レスパイトを追加して対応中。
  3. 介護負担が深刻化し、家族会の紹介とレスパイト強化で対応。
  4. 介護者の通院機会を確保するため、サービス時間を調整。
  5. 介護者の就労継続のため、サービスを最適化している。
  6. 介護者倒れに備え、緊急ショートのバックアップを整備済み。
  7. 育児と介護のダブルケア世帯で、双方の支援を継続。
  8. 介護離職を予防するため、サービス時間を調整。
  9. 介護者の心身負担が深刻で、家族会・サロンで心理的支援。
  10. 介護者の体調不良があり、訪問サービスを増やして対応。
  11. 介護者の睡眠不足が続き、夜間対応の見直しが必要。
  12. 介護者が複数の家族員の世話を担い、負担が集中している。
  13. 介護者の不安が強く、定期的な相談機会を設けている。

介護スキル・関わり(10例)

  1. 家族介護教室の効果で、介護スキルが向上している。
  2. 介護方法に不安があり、訪問看護師の指導を継続。
  3. 介護経験が豊富で、自立した家族介護が成立している。
  4. 認知症介護のスキルが向上し、家族会への参加も定着。
  5. 看取り経験のない家族を、訪問看護師が支援し安心して臨める。
  6. 移乗・移動の介助方法を指導し、腰痛予防にもつながった。
  7. 服薬管理の方法を家族と共有し、飲み忘れが減少。
  8. 口腔ケア・スキンケアの手技を家族に伝え、実践できている。
  9. 緊急時の連絡手順を家族と確認し、不安が軽減。
  10. 本人への声かけの工夫を共有し、介護拒否が減った。

3-14. 居住環境(30事例/No.446〜475)

  1. 住宅改修と福祉用具で、自宅環境を安全に整備している。
  2. 玄関・浴室・トイレに手すりを設置し、転倒予防に寄与。
  3. 介護用ベッドの活用で起居動作が容易になり、介護負担も軽減。
  4. 寝室と居間が同フロアにあり、生活動線が短い。
  5. 2階居住で階段昇降が課題のため、階段昇降機を導入。
  6. アパートにエレベーターがなく、外出時の移動が課題。
  7. 持ち家・独居で、近所の方々との関係が良好。
  8. 配偶者と二人暮らしで、老老介護世帯の住環境。
  9. 災害時の避難経路・避難先を本人・家族と確認済み。
  10. 自宅周辺は坂道が多く、外出には介助が必要。
  11. 寝室・居間・水回りが1階に集約され、生活動線が最適。
  12. 介護リフトの導入で、安全な移乗が可能になった。
  13. IH調理器やセンサー等、認知症対応の環境整備が機能。
  14. 庭の手入れが本人の楽しみで、屋外環境も活かしている。
  15. 段差解消スロープの設置で、車いす移動が安全になった。
  16. 浴室・トイレの環境整備で、自宅での入浴・排泄を継続。
  17. ベッド・車いす・手すりの活用で、生活動線を整備。
  18. 住環境に新たな課題が生じ、再評価が必要。
  19. 看取り期に適した自宅環境を整備中。
  20. ポータブルトイレの設置で、夜間の安全性が向上。
  21. 床に物が多く転倒リスクがあり、動線の整理を進めている。
  22. 畳からベッドへの変更で、起き上がりが容易になった。
  23. 照明が暗く夜間の移動に不安があり、足元灯を設置。
  24. 賃貸で改修に制約があり、置き型手すりで対応。
  25. 室温管理が難しく、熱中症・低体温の予防を家族と共有。
  26. 玄関の上がり框が高く、踏み台と手すりで昇降を補助。
  27. 浴室が狭くシャワーチェアの設置位置を工夫している。
  28. 福祉用具の点検を定期的に行い、安全に使用できている。
  29. ペットの導線と本人の動線が交差し、転倒予防を配慮。
  30. 近隣に医療機関があり、緊急時のアクセスが良好。

3-15. 特別な状況(25事例/No.476〜500)

  1. 高齢者虐待の疑いがあり、地域包括・行政と連携して対応中。
  2. 経済的虐待の懸念があり、成年後見制度の活用を検討。
  3. セルフネグレクト傾向があり、地域包括との連携で対応。
  4. 文化的・宗教的な配慮が必要なため、本人の習慣を尊重。
  5. 外国籍の利用者で、コミュニケーションは家族通訳で対応。
  6. ペットを飼育しており、ペット同伴での看取りを希望。
  7. 同性パートナーシップ世帯で、家族と同等の対応で支援。
  8. 障害者手帳を保持し、障害福祉サービスと併用している。
  9. 生活保護受給世帯で、必要な医療・介護を継続。
  10. 受刑歴があり、社会的偏見への配慮を継続している。
  11. BPSDの増悪期にあり、専門的な対応が必要。
  12. 看取り期で、ACPに基づく支援を実施している。
  13. 意思確認が困難で、推定意思を尊重して支援。
  14. 自然災害の被災後で、避難・支援を継続中。
  15. 感染症流行時のサービス調整・感染予防対策を実施。
  16. キーパーソンが不在で、関係機関で支援体制を検討中。
  17. 近隣トラブルがあり、関係機関と連携して見守りを強化。
  18. 金銭管理を巡る親族間の対立があり、調整に配慮。
  19. 本人と家族の意向に相違があり、合意形成を支援中。
  20. 難病指定を受けており、医療と介護の制度併用を調整。
  21. 独居で身寄りがなく、成年後見・地域資源の活用を検討。
  22. 退院直後で在宅生活が不安定なため、集中的に支援。
  23. 本人が支援拒否的で、関係づくりを優先している。
  24. 医療的ケアの管理に家族の負担が大きく、訪問看護で支援。
  25. 終末期の療養場所について、本人・家族と繰り返し確認中。
ポイント:文例は「事実→課題→支援」の順でつなぐ各項目の文例を選んだら、「観察した事実」→「専門的判断(課題)」→「必要な支援」の順に並べると、第2表のニーズへ論理的に展開できます。単独の文例で終わらせず、課題と支援をセットで記すのがコツです。

4. アセスメント記入例(事実→課題→支援のつなぎ方)

500事例を組み合わせて、実際のシートに近い形で記入する例を示します。固有名詞・数値は置き換えてご活用ください。

項目記入例(事実→課題→支援)
健康状態既往に脳梗塞・高血圧。歩行時にふらつきあり(事実)。再発・転倒リスクが高い(課題)。血圧管理と訪問リハ、住宅改修で支援する(支援)。
ADL屋内は歩行器で見守り、入浴は一部介助(事実)。単独入浴は事故リスクあり(課題)。通所で入浴、自宅は見守り体制を整える(支援)。
認知短期記憶障害あり、服薬の飲み忘れが増加(事実)。服薬管理が困難(課題)。一包化+お薬カレンダー、訪問看護で服薬確認(支援)。
介護力主介護者は就労中の長女、負担が増加(事実)。介護離職のリスク(課題)。通所・短期入所でレスパイトを確保(支援)。

5. アセスメントの効率化テクニック

  • テンプレートを標準化する事業所内で標準フォーマットを共有し、記載のばらつきと迷いを減らします。
  • 音声入力を活用する訪問先で音声メモを取り、戻ってから整理することで記録時間を短縮します。
  • チェックリストと併用する定型項目はチェック方式にし、特記事項のみを文章で記述します。
  • 文例集を下地にする本記事の文例を貼り付け、個別の事実・意向を追記してアレンジします。
  • 多職種の情報を集約する訪問看護記録・主治医意見書などを反映し、情報源を明記します。
新人ケアマネ新人

文例を下地にして、本人の言葉や数値を足していくと、ぐっと書きやすくなりました!

ベテランケアマネ先輩

その調子よ。文例はあくまで“たたき台”。最後は必ず本人の個別性を上書きすることを忘れないでね。

6. アセスメントに関するよくある質問(FAQ)

アセスメントは何時間かけるのが標準ですか?
初回は1〜2時間、更新時は30分〜1時間が目安です。利用者の状態と課題の複雑さに応じて柔軟に調整します。
アセスメントとモニタリングの違いは?
アセスメントは課題分析、モニタリングは評価です。アセスメントは新規・状態変化時に、モニタリングは月1回の継続評価として実施します。
23項目すべてを毎回記入する必要はありますか?
原則は全項目記入です。空欄にする場合は「該当なし」「変化なし」「前回情報を継続活用」など、理由を明記しましょう。
認知症で本人から情報が取れない場合は?
家族・主治医・関係者からの情報補完で対応します。情報源を明記することが大切です。
アセスメントの保存期間は?
運営基準により、原則として完結の日から2年間(自治体によっては5年)の保存が求められます。最新の基準と自治体の取扱いを確認しましょう。
アセスメントから第2表への流れは?
アセスメントで把握した課題 → 第2表のニーズ(生活全般の解決すべき課題)→ 長期目標 → 短期目標、と論理的に展開します。
課題分析標準項目以外を追加してもいい?
追加できます。趣味・宗教・特別なニーズなど、利用者特有の事情は別途記録しましょう。
新人教育のコツは?
本記事の文例を教材に、実際のケースで「なぜこの記載になるか」を一緒に考える演習方式が効果的です。
まとめ
  • アセスメントは課題分析標準項目23項目に沿って網羅的に実施する
  • 「事実」と「専門的判断(課題)」を必ず区別して書く
  • 本人・家族・多職種の情報を統合し、情報源を明記する
  • 実地指導では論理的な課題抽出と支援への展開が見られる
  • 更新時は前回からの変化点を必ず反映する
  • 本記事の文例500事例は固有名詞・数値・意向を置き換えて個別化して使う

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