【コピペOK】課題整理総括表の記入例200文例|糖尿病編・書き方も解説
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糖尿病のある利用者の課題整理総括表、「医学的な問題」と「生活課題」をどう書き分ければいいのか迷っていませんか。血糖コントロールだけでなく、食事・運動・服薬・合併症・フットケア・家族支援まで、視点が多岐にわたるのが糖尿病ケースの難しさです。本記事では、現役ケアマネがそのまま参考にできる課題整理総括表の記入例を糖尿病テーマで200文例、身体・生活・心理・環境・支援目標の5カテゴリに整理して紹介します。
この記事でわかること
- 糖尿病ケースの課題整理総括表で押さえるべき5つの視点
- 身体・生活・心理・環境・支援目標別の記入例200文例(コピペOK)
- 「課題」と「阻害要因」「改善の見通し」の書き分け方
- 文例をそのまま使うときの注意点とアレンジのコツ
- 糖尿病の課題整理でよくある疑問(FAQ)
目次
糖尿病の課題整理総括表で押さえる5つの視点
課題整理総括表は、アセスメントで把握した情報を整理し、「自立した日常生活を阻害する要因」と「改善・維持の方向性」を可視化するための様式です。糖尿病のケースでは、医学的な問題が生活のあらゆる場面に波及するため、次の5つの視点で課題を分解すると整理しやすくなります。
- 身体機能・健康管理:血糖コントロール、合併症、フットケア、服薬・インスリン管理
- 生活習慣・セルフケア:食事療法、運動、自己血糖測定、受診の継続
- 心理面・社会面:病気の受容、不安、孤立、意欲の低下
- 環境・家族・介護力:独居、家族の理解、経済面、多職種連携
- 支援目標・方向性:上記を踏まえた援助の方向性(改善の見通し)
新人糖尿病って「血糖が高い」としか書けなくて、いつも課題が浅くなってしまうんです…。
先輩「なぜ血糖が下がらないのか」を生活の側から見るのがコツよ。食事が守れない背景、受診が途切れる理由、家族の関わり——そこまで掘ると課題が立体的になるわ。
ポイント:医学的問題を「生活課題」に翻訳する「HbA1cが高い」で止めず、「食事療法を理解する機会がない」「服薬管理を支える人がいない」など、支援で動かせる課題に置き換えると、援助の方向性まで自然につながります。
課題整理総括表の記入例を200文例紹介〜糖尿病〜
ここからは、糖尿病ケースで使える課題・支援の方向性の文例を200事例紹介します。利用者の状態に合わせて、語尾や程度の表現(〜傾向、〜の恐れ、〜が必要)をアレンジしてご活用ください。
①身体機能・健康管理に関する課題(1〜40)
- 血糖コントロールが不安定である
- 空腹時血糖値が高値で推移している
- HbA1cが基準値を超えている
- インスリン自己注射に不安がある
- 低血糖発作の既往がある
- 高血糖による倦怠感がある
- 口渇が強く水分摂取量が多い
- 夜間頻尿がある
- 視力低下がみられる
- 糖尿病性網膜症の診断がある
- 足のしびれがある
- 糖尿病性神経障害が疑われる
- 足に傷ができやすい
- フットケアが不十分である
- 爪切りが自分で困難である
- 足潰瘍の既往がある
- 感染症にかかりやすい
- 血圧が高値である
- 脂質異常症を併発している
- 体重増加傾向がある
- BMIが高値である
- 肥満傾向がある
- 運動不足がみられる
- 関節痛があり運動が困難
- 筋力低下がみられる
- 体力低下が著しい
- 慢性的な疲労感がある
- 服薬管理が不十分である
- 飲み忘れが頻回にある
- 食後高血糖がみられる
- 食事量にばらつきがある
- 栄養バランスが偏っている
- 塩分摂取量が多い
- 甘い物の摂取が多い
- アルコール摂取が継続している
- 喫煙習慣がある
- 低栄養状態が疑われる
- 腎機能低下がある
- 透析導入リスクがある
- 合併症進行のリスクが高い
②生活習慣・セルフケアに関する課題(41〜80)
- 食事療法への理解が不十分
- カロリー制限が守れない
- 間食が多い
- 夜食の習慣がある
- 外食が多い
- 家族が高カロリー食を準備する
- 栄養指導を受けていない
- 運動習慣がない
- 継続的な運動が困難
- 歩行距離が短い
- 日中活動量が少ない
- 自己血糖測定をしていない
- 血糖測定の手技に不安がある
- インスリン注射の時間が不規則
- 食事時間が一定でない
- 生活リズムが乱れている
- 睡眠不足がある
- ストレスが多い
- 病識が乏しい
- 病状への危機感が低い
- 低血糖時の対応を理解していない
- 受診中断歴がある
- 定期受診が不安定
- 医師の指示を守れていない
- 薬の自己調整をしている
- 食事量を自己判断で減らしている
- 水分摂取量が不安定
- 足の観察をしていない
- 靴が合っていない
- 清潔保持が不十分
- 入浴頻度が少ない
- 皮膚乾燥が強い
- 傷の処置が自己流
- 記録をつけていない
- 家族の理解が不足
- 家族が甘い物を勧める
- 体重測定をしていない
- 食事内容の把握ができていない
- 目標設定ができていない
- 自己管理意欲が低下している
③心理面・社会面の課題(81〜120)
- 病気への受容ができていない
- 糖尿病と診断され落ち込んでいる
- 将来への不安が強い
- 合併症への恐怖がある
- うつ傾向がみられる
- 孤独感がある
- 社会参加が減少している
- 外出機会が少ない
- 友人との交流が減った
- 仕事を辞めたことによる喪失感
- 経済的不安がある
- 医療費負担が重い
- 介護保険サービス利用に抵抗がある
- 自立へのこだわりが強い
- 他者に頼ることを拒否
- 食事制限へのストレス
- 好きな物が食べられない不満
- 家族との関係が悪化
- 配偶者が管理を強く干渉
- 生活の楽しみが減少
- 活動意欲が低下
- 睡眠の質が低下
- 夜間覚醒がある
- 食事に対する依存傾向
- 暴飲暴食がある
- 自己否定感が強い
- 病気を隠そうとする
- 受診を嫌がる
- 医療者への不信感
- 家族の負担感が強い
- 介護者の疲労がある
- 独居で支援者が少ない
- 地域とのつながりが希薄
- 情報不足で不安が強い
- 認知機能低下がある
- 判断力低下がみられる
- 金銭管理が不安定
- 薬の管理が困難
- 家族との意見対立
- 将来の療養場所が未定
新人心理面の課題って書きにくいです。「不安が強い」だけだと薄いでしょうか?
先輩「何への不安か」を添えると一気に深まるわ。”合併症への恐怖”や”医療費負担への不安”のように具体化すると、支援の方向性も書きやすくなるのよ。
④環境・家族・介護力に関する課題(121〜160)
- 独居で支援者不在
- 家族が遠方在住
- 家族が就労で日中不在
- 高齢夫婦世帯で介護力低下
- 介護者が持病を抱えている
- 家族が病気理解不足
- 食事管理が家族任せ
- 食材選びが不適切
- 調理能力が低下
- 買い物が困難
- 近隣に商店がない
- 通院手段が限られる
- 公共交通機関が少ない
- 車の運転をやめた
- 住宅内段差が多い
- 転倒リスクがある
- 冷蔵庫の管理が不十分
- 食品期限管理ができない
- 医療情報の共有が不足
- 緊急時連絡体制が不十分
- 訪問看護未導入
- 栄養士との連携不足
- 主治医との情報共有不足
- フットケア専門職不在
- 介護保険未申請
- 生活保護受給検討必要
- 経済的困窮
- 福祉サービス未活用
- 服薬カレンダー未使用
- 服薬管理支援必要
- 体重計が自宅にない
- 血糖測定器の管理不十分
- 医療材料の保管不備
- 災害時備蓄不足
- 在宅療養への不安
- 夜間支援体制がない
- 近隣との関係希薄
- 民生委員未関与
- 地域包括との連携不足
- 介護負担軽減策未導入
⑤支援目標・方向性に活用できる文例(161〜200)
- 血糖値の安定を図る
- HbA1cの改善を目指す
- 合併症予防に努める
- 食事療法を継続できる体制づくり
- 適正体重を維持する
- 運動習慣の定着を図る
- 低血糖予防の理解促進
- 自己血糖測定の定着
- フットケア習慣の確立
- 定期受診の継続
- 服薬管理の徹底
- 生活リズムの安定
- 睡眠の質改善
- ストレス軽減支援
- 家族の理解促進
- 栄養指導の導入
- 訪問看護との連携強化
- 多職種連携体制の構築
- 体重管理の見える化
- 血圧管理の徹底
- 腎機能悪化予防
- 透析回避に向けた支援
- 社会参加機会の確保
- 外出機会の増加
- 生活の楽しみ再獲得
- 自己効力感の向上
- 不安軽減のための情報提供
- 医療費負担軽減制度の活用
- 家族支援の強化
- 介護負担軽減策導入
- 在宅療養継続支援
- 緊急時対応体制整備
- 地域資源活用促進
- 安全な住環境整備
- 転倒予防対策実施
- 自立支援の強化
- QOL向上を目指す
- 合併症の早期発見
- 健康意識の向上
- 安心して在宅生活を継続できる体制づくり
課題整理総括表(糖尿病)の記入イメージ
文例を実際の様式に落とし込むと、次のような流れになります。「要因」→「現状」→「改善の可能性」→「支援の方向性」がつながっているかを意識すると、説得力のある総括表になります。
| 自立を阻害する要因 | 現状(課題) | 改善・維持の方向性 |
|---|---|---|
| 食事療法への理解不足/家族が高カロリー食を準備 | 食後高血糖がみられ、HbA1cが高値で推移 | 栄養指導の導入と家族の理解促進で食事療法を継続できる体制づくり |
| 服薬・インスリン管理を支える人が不在 | 飲み忘れが頻回で血糖コントロールが不安定 | 訪問看護・服薬カレンダー導入で服薬管理の徹底を図る |
| 独居・通院手段が限られる | 定期受診が不安定で合併症進行リスクが高い | 通院介助と多職種連携で定期受診の継続・合併症の早期発見 |
糖尿病の文例をそのまま使うときの注意点
注意:文例は「下書き」。必ず本人の状態に合わせる課題整理総括表はアセスメント結果の要約です。文例をそのまま貼り付けるだけでは、本人の個別性が反映されません。血糖値・HbA1c・合併症の有無・家族構成など、実際の情報に置き換えてから使いましょう。
- 医学的数値(HbA1c・血糖値)は実測値に基づいて記載する
- 「リスクがある」で終わらせず、なぜそのリスクが生じているか背景を添える
- 本人の「強み・できていること」も併せて拾い、自立支援の視点を入れる
- 第2表のニーズ・目標と矛盾しないよう整合性を確認する
糖尿病の課題整理を効率よく進めるステップ
- 医療情報を整理する主治医意見書・検査値・服薬内容から、血糖コントロールと合併症の状況を把握する。
- 生活面の阻害要因を探す「なぜ守れないのか」を食事・運動・受診の側から掘り下げる。
- 5つの視点で課題を分解する身体・生活・心理・環境・支援目標に振り分けて文例を選ぶ。
- 改善の見通しを描く動かせる課題に優先順位をつけ、援助の方向性を3〜5点に絞る。
- 第2表へつなげる総括表で整理した方向性を、ニーズ・目標・サービスに展開する。
よくある質問(糖尿病の課題整理総括表)
糖尿病の課題は「血糖が高い」以外に何を書けばいい?
血糖値はあくまで結果です。食事療法・運動・服薬・受診の継続といった生活面の阻害要因、フットケアや合併症予防などの身体面、不安・受容といった心理面、独居や家族の理解不足といった環境面まで広げると、糖尿病ケースの課題は立体的になります。本記事の5カテゴリを順に確認してみてください。
本人に病識がなく、自己管理意欲が低い場合の書き方は?
「自己管理意欲が低下している」「病状への危機感が低い」と現状を書いたうえで、支援の方向性に「自己効力感の向上」「不安軽減のための情報提供」「家族の理解促進」を据えます。叱責ではなく、できていることを認める関わりを支援に組み込むと、行動変容につながりやすくなります。
合併症(網膜症・腎症・神経障害)はどう整理する?
合併症は「身体機能・健康管理」のカテゴリで現状を記載し、支援の方向性に「合併症予防」「合併症の早期発見」「透析回避に向けた支援」を置きます。眼科・腎臓内科・形成外科など複数科にまたがるため、通院介助や多職種連携の課題も併せて拾いましょう。
独居の糖尿病利用者で特に注意すべき課題は?
服薬・インスリン管理、低血糖時の対応、食事管理、緊急時連絡体制が中心課題になります。「独居で支援者不在」「低血糖時の対応を理解していない」を課題に挙げ、訪問看護・訪問介護・配食サービス・緊急通報システムを組み合わせた支援の方向性で整理します。
課題整理総括表と第2表は何が違う?
課題整理総括表はアセスメント情報を整理し課題を可視化する様式、第2表はそれを踏まえてニーズ・目標・サービスを計画する様式です。総括表で「なぜその課題なのか」を整理し、第2表で「何をどう支援するか」に展開する、という流れを意識すると両者が自然につながります。
まとめ
- 糖尿病の課題整理総括表は「身体・生活・心理・環境・支援目標」の5視点で分解すると整理しやすい
- 「血糖が高い」で止めず、なぜ食事が守れないか・なぜ受診が途切れるかなど背景まで掘り下げる
- 文例は下書き。HbA1cや合併症の有無など実際の情報に置き換え、本人の強みも併記する
- 総括表の「改善の方向性」を第2表のニーズ・目標へつなげると、論理の通ったケアプランになる
- 本記事の200文例を土台に、利用者の状況に合わせてアレンジしてご活用ください
















