理学療法士がケアマネジャーになりダブルライセンスになるメリットとは?

当ページのリンクには広告が含まれています。

ケアマネのためのおすすめの転職サイト
ケアマネ転職サイトNo.1

登録無料


理学療法士(PT)として働くなかで、将来のキャリアや仕事の幅を広げたいと考えたとき、ケアマネジャー(介護支援専門員)の資格取得を検討する方が増えています。リハビリ職とケアマネジメントの両方に精通する「ダブルライセンス」になることで、できることは大きく広がります。

この記事では、理学療法士がケアマネ資格を取得することで得られるメリット、活躍できる働き方、目指す際の注意点をわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • 理学療法士がケアマネ試験を受けるための受験資格
  • PT×ケアマネのダブルライセンスで広がる5つのメリット
  • PTケアマネの代表的な働き方
  • ケアマネを目指す際の注意点
新人ケアマネ
新人ケアマネ

理学療法士をしています。ケアマネ資格も取ったら、どんなことができるようになるんでしょう?

ベテランケアマネ
ベテランケアマネ

リハビリの視点を持つケアマネは、現場でとても重宝されます。身体機能に強いケアマネとして、活躍の幅がぐっと広がりますよ。

目次

理学療法士がケアマネ試験を受けるための条件

ケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)の受験資格は、2018年度(第21回)試験から見直され、現在の形になっています

POINT|理学療法士の受験資格

理学療法士は、受験資格の対象となる国家資格のひとつです。その資格(理学療法士)に基づく業務に、通算で5年以上かつ900日以上従事していれば、ケアマネ試験の受験資格を満たします。つまり、理学療法士として5年以上・900日以上働いた経験があれば、受験できます。

「通算5年以上」だけでなく「実際に従事した日数が900日以上」という条件があるため、勤務日数も確認しておきましょう。受験には実務経験証明書が必要です。自分の勤務実績が要件を満たすかは、勤務先や受験する都道府県の担当窓口で事前に確認するのが確実です。

注意

受験資格の要件や運用は、改正される場合があります。本記事は2018年度の見直し後の一般的な取り扱いをまとめたものです。受験を検討する際は、必ず受験する年度・都道府県の受験要項で最新の正確な条件をご確認ください。

PT×ケアマネのダブルライセンスで広がる5つのメリット

1. 多職種連携での信頼度が高まる

ケアマネは、多職種との調整・連携が求められる役割です。理学療法士としての専門知識を持つケアマネは、リハビリの視点から助言や調整ができるため、看護師・介護職・医師・家族からの信頼が高まります。とくに福祉用具の選定やADLの維持に関する提案では、PTとしての視点が大きな強みになります。

2. 生活機能に即したケアプランが立てられる

ケアプラン作成時に理学療法士の視点を取り入れることで、より生活機能に即した現実的なプランが立てられます。「歩行訓練は必要だが通所リハでは負担が大きい」といったケースでも、身体機能をふまえた柔軟なサービス調整ができます。専門性の高いケアマネとして、質の高い支援を提供できます。

3. キャリアの選択肢が広がる

ケアマネ資格を取得すると、理学療法士としての職場に加え、居宅介護支援事業所・地域包括支援センター・施設の相談員業務など、活躍できる場が広がります。将来的に管理職や事業の運営を目指す場合にも、介護保険制度全体を理解していることは大きな武器になります。

4. 働き方の柔軟性が高まる

リハビリ職は体力を使う仕事でもあり、年齢とともに身体的な負担が増す側面があります。その点、ケアマネ業務は調整や事務作業が中心のため、体力的な負担を抑えつつ専門職として活躍し続けられます。ライフスタイルに合わせた働き方を選びやすいのも魅力です。

5. 地域支援の中心的な存在になれる

地域包括ケアシステムが進むなか、生活期・地域での支援に強いケアマネが求められています。「身体機能」「生活動作」に精通したPTがケアマネ業務を行うことで、介護予防やフレイル対策など、地域支援の中心的な存在として活躍できます。

PTケアマネの代表的な働き方

働き方特徴
訪問リハビリ+
ケアマネ兼務
同一法人内で訪問リハとケアマネを兼務。利用者の生活をリハ視点で把握しながら、サービス調整にも関与でき、一貫した支援ができる
ケアマネ専従
として転向
居宅介護支援事業所で専従ケアマネに。リハ経験を武器に「リハ視点の強いケアマネ」として地域で差別化された存在になる
地域包括支援
センター勤務
介護予防プランや地域支援事業に関わる。運動・生活機能改善の視点を持つPTケアマネは、保健師・社会福祉士とのチームで重宝される

ケアマネを目指す際の注意点

理学療法士がケアマネを目指すとき、押さえておきたい点が3つあります。

第一に、受験資格の確認です。受験には実務経験証明書が必要になります。自分の勤務年数・日数が要件を満たすか、早めに勤務先や都道府県に確認しましょう。第二に、合格後の実務研修です。試験に合格したあとは、講義・演習・実習からなる実務研修を修了する必要があります。研修は長期間にわたり、勤務との調整が求められます(時間数・日程は都道府県・年度によって異なります)。第三に、計画的な試験対策です。ケアマネ試験は合格率がおおむね10〜20%台で推移してきた難関試験です。参考書や問題集を活用し、早めに対策を始めることをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

理学療法士の経験だけでケアマネ試験を受けられますか?

受けられます。理学療法士は受験資格の対象となる国家資格であり、その資格に基づく業務に通算5年以上かつ900日以上従事していれば、受験資格を満たします。リハビリ業務であっても、理学療法士としての実務経験としてカウントされます。

働きながらケアマネ資格は取れますか?

可能です。多くの人が理学療法士として働きながら受験勉強をし、合格後の実務研修も職場と調整しながら受けています。ただし実務研修はまとまった日程が必要なため、早めに勤務先へ相談しておくことが大切です。

PTケアマネは給与面で有利になりますか?

勤務先や役割によって異なるため一概には言えませんが、ダブルライセンスは担える業務の幅を広げます。資格手当が設けられている職場もあります。給与だけでなく、働き方の選択肢が増えること自体が大きなメリットといえます。

リハビリの現場を離れたくない場合はどうすればよいですか?

訪問リハビリとケアマネ業務を兼務するという働き方があります。リハの現場に関わり続けながら、ケアマネとしてサービス調整にも関与できるため、「リハビリも続けたい」という方に向いた形です。

まとめ

理学療法士のケアマネ・ダブルライセンスについて、要点を整理します。

  • 理学療法士は、PT資格に基づく業務に通算5年以上・900日以上従事すれば受験できる。
  • 受験資格は2018年度(第21回)から見直された形が現行。
  • ダブルライセンスで、多職種連携の信頼・ケアプランの質・キャリアの幅が広がる。
  • 体力的な負担を抑えつつ、専門職として長く働ける。
  • 受験資格・実務研修の最新情報は、必ず受験要項で確認する。

地域包括ケアの時代に向けて、PT×ケアマネというダブルライセンスは前向きに検討する価値のある選択肢です。

ケアマネ向けのおすすめの本を紹介します!

ぜひ、クリックして確認してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次