ケアマネ試験|合格ライン【第29回・2026年度】ボーダー予想と推移

ケアマネ試験(介護支援専門員実務研修受講試験)で、いちばん気になるのが合格ライン(合格基準点)です。「7割取れれば合格」と覚えている人は多いのですが、実際は年度ごとに点数が動き、しかも分野ごとに基準があるため、合計点だけを見ていると足をすくわれます。この記事では、第29回(2026年度)に向けた合格ラインの目安と、過去の確定データから読み取れる傾向を整理しました。
- 第29回(2026年度)ケアマネ試験の日程と合格発表日
- 第29回の合格ライン(ボーダー)予想と、目標にすべき点数
- 合格基準点が決まる仕組みと、難易度による補正のルール
- 第28回までの合格基準点・合格率の推移【確定値】
- 試験当日の自己採点で合否を見極める手順
新人「合格ラインは7割」って覚えていたんですが、それで合っていますか?
先輩おおむね合っているけれど、落とし穴が2つあるの。「分野ごとに基準がある」「難易度で点数が補正される」——まずはここから整理しましょうね。
第29回(2026年度)ケアマネ試験の日程と合格発表
合格ラインの話に入る前に、第29回の基本情報を押さえておきましょう。第29回介護支援専門員実務研修受講試験は、2026年10月11日(日)に全国で実施されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年10月11日(日) |
| 試験時間 | 午前10時〜正午(2時間・全60問) |
| 合格発表 | 2026年11月24日(火) |
| 受験手数料 | 都道府県により異なる(例:愛知県13,400円) |
| 受験申込 | 2026年6月中(多くの県で6月上旬〜下旬・終了済み) |
試験は都道府県ごとの実施です。試験日と合格発表日は全国共通ですが、受験手数料や会場・発表方法は都道府県で異なります。細かい点は必ず受験する都道府県の公式情報で確認してください。
ケアマネ試験の合格ライン(合格基準点)とは
ケアマネ試験は全60問・1問1点で、次の2分野に分かれています。
| 分野 | 問題数 | 基準の目安 |
|---|---|---|
| 介護支援分野 | 問1〜25(25点満点) | 正答率70%前後 |
| 保健医療・福祉サービス分野 | 問26〜60(35点満点) | 正答率70%前後 |
合格基準は各分野でおおむね正答率70%とされていますが、ここに2つのポイントがあります。1つ目は、その年の試験の難易度に応じて基準点が補正されること。問題が難しければ基準点は下がり、易しければ上がります。2つ目は、2つの分野それぞれで基準点を満たす必要があることです。
第29回(2026年度)の合格ライン予想と目標点
新人第29回は、何点を目標にすればいいですか?
先輩ボーダーちょうどを狙うのがいちばん危ないの。各分野で8割——介護支援20点・保健医療福祉28点を目標にしておけば、難易度がどう動いても安心して合格圏に入れるわ。
第29回の合格基準点は、試験が実施され採点が終わるまで確定しません。ただし直近の実績から、次の水準がひとつの目安になります。
介護支援分野:17〜18点/25点(正答率68〜72%)
保健医療・福祉サービス分野:24〜26点/35点(正答率68.6〜74.3%)
※あくまで直近の傾向にもとづく目安であり、公式の予想ではありません。
根拠は後述の推移表のとおりで、直近4回はこのレンジに収まっています。とはいえ、第24回(14点)や第23回(13点)のように介護支援分野の基準点が大きく下がった年もあり、逆に言えば「その年は多くの人が点を取れなかった」ということです。基準点が下がる年は、自分の得点も同じように下がっていると考えるべきです。
だからこそ、狙うべきは基準点ではなく各分野8割です。介護支援分野20点・保健医療福祉分野28点を安定して取れる状態にしておけば、どの年に受けても合格圏を外しません。苦手分野を作らないことが、ケアマネ試験突破の最大のポイントです。
第28回(2025年度)の合格基準点【確定値】
直前の回である第28回の実績を確認しておきましょう。2025年10月12日に実施され、2025年11月25日に合格発表が行われました。確定した合格基準点は次のとおりです。
介護支援分野:18点/25点(正答率72.0%)
保健医療・福祉サービス分野:25点/35点(正答率71.4%)
前回・第27回(2024年度)とまったく同じ基準点でした。
厚生労働省の公表資料によると、第28回の全国の受験者数は50,601人、合格者数は12,961人、合格率は25.6%でした。前年の第27回(32.1%)より6.5ポイント低下し、「4人に1人が合格する」という例年の水準に戻った形です。
ケアマネ試験 合格基準点の推移
合格基準点は毎年変動します。直近6回の推移を見てみましょう。
| 実施回(年度) | 介護支援分野 | 保健医療・福祉サービス分野 |
|---|---|---|
| 第28回(2025年度) | 18点(72.0%) | 25点(71.4%) |
| 第27回(2024年度) | 18点(72.0%) | 25点(71.4%) |
| 第26回(2023年度) | 17点(68.0%) | 24点(68.6%) |
| 第25回(2022年度) | 18点(72.0%) | 26点(74.3%) |
| 第24回(2021年度) | 14点(56.0%) | 25点(71.4%) |
| 第23回(2020年度) | 13点(52.0%) | 22点(62.9%) |
こうして並べると、介護支援分野は13〜18点と変動が大きいことが分かります。介護支援分野は制度・法令からの出題が中心で、難問が集中した年に基準点が大きく下がるためです。一方、保健医療・福祉サービス分野は22〜26点と比較的安定しています。
ケアマネ試験 合格率の推移
合格率もあわせて確認しておきましょう。厚生労働省の公表データをもとにした、過去8回ぶんの推移です。
| 実施回(年度) | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第28回(2025年度) | 50,601人 | 12,961人 | 25.6% |
| 第27回(2024年度) | 53,699人 | 17,228人 | 32.1% |
| 第26回(2023年度) | 56,494人 | 11,844人 | 21.0% |
| 第25回(2022年度) | 54,406人 | 10,328人 | 19.0% |
| 第24回(2021年度) | 54,290人 | 12,662人 | 23.3% |
| 第23回(2020年度) | 46,415人 | 8,200人 | 17.7% |
| 第22回(2019年度) | 41,049人 | 8,018人 | 19.5% |
| 第21回(2018年度) | 49,332人 | 4,990人 | 10.1% |
2018年度に受験資格が厳格化されて以降、合格率はおおむね20%前後で推移しています。第27回の32.1%は例外的に高い年で、第28回はその反動もあり25.6%まで戻りました。ケアマネ試験は、介護・福祉系の資格のなかでも難易度が高い試験だと理解しておきましょう。
自己採点で合否を確認する方法
試験が終わったら、各団体が公表する解答速報を使って自己採点をします。このとき、合計点だけを見て一喜一憂しないことが大切です。次の手順で確認しましょう。
- 分野ごとに分けて採点する「介護支援分野(問1〜25)」と「保健医療・福祉サービス分野(問26〜60)」を、必ず別々に集計します。
- 分野ごとの満点を意識する介護支援分野は25点満点、保健医療・福祉サービス分野は35点満点です。母数が違うので混同しないようにします。
- 前年までの基準点と照らし合わせる合格発表前は前年までの基準点が目安になります。介護支援分野17〜18点、保健医療・福祉サービス分野24〜26点がひとつのラインです。
- 両方の分野がクリアできているか確認する片方でも基準点に届いていなければ不合格です。必ず2分野とも満たしているかを確認します。
よくある質問(FAQ)
第29回(2026年度)の合格ラインは何点ですか?
ケアマネ試験の合格ラインは毎年同じですか?
合計で7割取れていれば合格できますか?
第29回の試験日と合格発表はいつですか?
第28回の合格率が前年より下がったのはなぜですか?
基準点ぎりぎりを狙う勉強でも大丈夫ですか?
まとめ|合格ラインは「分野別」で確認するのが鉄則
ケアマネ試験の合格ラインは、年度によっても分野によっても変わります。第29回(2026年度)を受けるなら、確定していない基準点を追いかけるより、どの年でも通用する得点力を作るほうが確実です。
- 第29回(2026年度)試験は2026年10月11日(日)実施、合格発表は11月24日(火)
- 第29回の合格ライン予想は介護支援17〜18点・保健医療福祉24〜26点(あくまで目安)
- 第28回の確定値は介護支援18点・保健医療福祉25点、合格率25.6%
- 合格基準は各分野70%が目安だが、難易度に応じて補正される
- 2分野とも基準点を満たさないと不合格。合計点では判断できない
- 目標は各分野8割(介護支援20点・保健医療福祉28点)
合格基準点は毎年動きますが、苦手分野を作らず各分野8割を目指せば、難易度に左右されずに合格をつかめます。最終的な合否は、必ず受験した都道府県の公式発表で確認しましょう。
参照:厚生労働省「介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況等」/各都道府県の試験実施要項
















