【課題整理総括表】阻害要因の文例1000例|身体・心理・環境・社会で網羅

課題整理総括表を作成するとき、「阻害要因が思いつかない」「毎回同じ表現になってしまう」と悩むケアマネジャーは少なくありません。阻害要因とは、利用者の生活課題の解決や目標達成をさまたげている要素のこと。身体・精神・環境・社会など、多面的にとらえる必要があります。本記事では、実務でそのまま使える阻害要因の文例を1,002例、カテゴリ別に整理しました。コピペして使えるのはもちろん、考えるヒントとしてもご活用ください。
- 課題整理総括表における「阻害要因」の意味と書き方の基本
- 阻害要因を多面的にとらえる6つの視点
- 身体・精神・環境・社会・医療・複合の阻害要因の文例1,002事例
- 課題整理総括表への記入例と、阻害要因を選ぶときの注意点
そもそも課題整理総括表の「阻害要因」とは?
課題整理総括表は、利用者の状態や要因を整理し、自立を妨げている原因(阻害要因)と、改善・維持を後押しする要素(促進要因)を見える化するためのツールです。アセスメントで得た情報を構造的に整理し、ケアプランの根拠を明確にする役割があります。
このうち阻害要因は、「なぜその生活課題が生じているのか」「なぜ目標達成が難しいのか」を説明する部分です。ここを的確に書けると、課題とサービス内容のつながりが明確になり、説得力のあるケアプランになります。
新人阻害要因って、つい「下肢筋力低下」みたいに身体のことばかり書いてしまいます…。
先輩それも大事だけど、同じ「歩けない」でも、本人の不安(心理)・段差(環境)・支える人の不在(社会)が重なっていることが多いの。多面的に見ると、本当の課題が見えてくるわよ。
阻害要因を多面的にとらえる6つの視点
阻害要因を漏れなく拾うには、次の6つの視点で考えると整理しやすくなります。本記事の文例もこの分類で並べています。
- 身体的要因:心身機能・健康状態(筋力低下、疾患、嚥下・排泄など)
- 精神・心理的要因:意欲・感情・認知(不安、抑うつ、認知症、拒否など)
- 環境的要因:住環境・物理的環境(段差、福祉用具、室温など)
- 社会的・家族的要因:家族関係・社会参加・経済(孤立、介護力、困窮など)
- 医療・サービス利用の要因:受診・連携・支援体制(受診中断、連携不足など)
- 複合・総合的要因:複数の要因が重なる横断的な状況
阻害要因の書き方のポイントと注意点
文例をそのまま使う前に、次の点を意識すると、より精度の高い課題整理総括表になります。
- 単語の羅列で終わらせず、生活課題との因果関係を意識して選ぶ
- 身体面に偏らず、心理・環境・社会の要因も必ず拾う
- アセスメント(実際の聞き取り・観察)で確認できた事実に基づく
- 本人の強み(促進要因)も併せて整理し、支援の方向性につなげる
課題整理総括表の阻害要因 文例1,002事例【コピペOK】
6つの視点ごとに、阻害要因の文例を整理しました。表現はそのまま転記できますが、利用者の状態に合わせて言葉を補い、具体化してください。
- 【身体的要因】身体機能・健康状態にかかわる阻害要因(1〜230)
- 【精神・心理的要因】意欲・感情・認知にかかわる阻害要因(231〜410)
- 【環境的要因】住環境・物理的環境にかかわる阻害要因(411〜575)
- 【社会的・家族的要因】家族関係・社会参加・経済にかかわる阻害要因(576〜730)
- 【医療・サービス利用の要因】受診・連携・支援体制にかかわる阻害要因(731〜835)
- 【複合・総合的要因】横断的にとらえる阻害要因(836〜1002)
【身体的要因】身体機能・健康状態にかかわる阻害要因(1〜230)
- 下肢筋力の低下
- 歩行が不安定
- 転倒歴がある
- 膝関節の痛み
- 腰痛が持続している
- 脳梗塞後遺症がある
- 片麻痺がある
- 両下肢の浮腫
- 呼吸苦がある
- 心不全による易疲労性
- 視力の低下
- 聴力の低下
- 嚥下機能の低下
- 食欲不振
- 体重減少が続いている
- 便秘傾向
- 尿失禁がある
- 頻尿
- 夜間頻尿
- 睡眠障害
- 不眠が続いている
- 昼夜逆転
- 慢性的な倦怠感
- 関節可動域の制限
- 手指の巧緻性低下
- 立ち上がりが困難
- 起立性低血圧
- 褥瘡のリスクが高い
- 栄養状態が不良
- 低BMIである
- 高血糖のコントロール不良
- 血圧の変動が大きい
- パーキンソン症状がある
- 手の震えが強い
- ふらつきがある
- 歩行補助具を使っていない
- 疼痛コントロールが不十分
- 認知機能の低下
- 失語症がある
- 失認がある
- 半側空間無視がある
- 物忘れが増えている
- ADLの低下
- IADLが困難
- 服薬管理が困難
- 水分摂取が不足している
- 低活動の状態
- 廃用症候群の傾向
- 骨粗鬆症がある
- 骨折の既往がある
- 体幹筋力の低下
- 握力の低下
- 起居動作が不安定
- 方向転換が困難
- つまずきやすい
- 歩幅が狭い
- 歩行速度の低下
- 呼吸機能の低下
- 在宅酸素療法中
- 在宅点滴の管理が必要
- インスリン自己注射が困難
- 創部の管理が必要
- 浮腫が悪化傾向
- 貧血の傾向
- めまいが頻発する
- 脱水の傾向
- 食事摂取量が少ない
- 咀嚼力の低下
- 義歯が合っていない
- 口腔衛生が不良
- 誤嚥のリスクが高い
- 胃ろうの管理中
- 排便コントロールが不良
- 便失禁がある
- 尿閉の傾向
- 尿路感染を繰り返す
- 認知症のBPSDがある
- 徘徊の傾向
- 転倒への恐怖感が強い
- 体重増加の傾向
- 過食の傾向
- 低血圧の症状
- 高血圧が不安定
- 不整脈がある
- 心拍数の変動が大きい
- 疼痛の訴えが強い
- 関節拘縮がある
- 麻痺側を使わない
- 立位保持が困難
- 長時間の座位が困難
- 褥瘡の既往がある
- 感染症の罹患歴がある
- 呼吸音の異常
- 咳嗽が持続している
- 食事姿勢が不良
- 車椅子の操作が不十分
- 杖の使用が不安定
- 介助量が増加傾向
- ADLの日内変動が大きい
- 疲労回復が遅い
- 筋持久力の低下
- 歩行時に疼痛が出現
- 体重を支えるのが困難
- 両上肢筋力の低下
- 更衣動作が困難
- 整容動作が困難
- 入浴動作が不安定
- 洗身が困難
- 洗髪が困難
- 排泄動作に時間がかかる
- トイレに間に合わない
- 夜間の転倒リスク
- ベッドからの離床が困難
- 立位保持の時間が短い
- 食事に時間がかかる
- 低栄養のリスクが高い
- 嚥下時にむせが増えている
- 声量の低下
- 食形態が合っていない
- 片手動作が困難
- 視野狭窄がある
- 色の識別が困難
- 音声の理解が低下
- 発語が不明瞭
- 失禁への羞恥心が強い
- 水分摂取を拒む
- 偏食の傾向
- 栄養バランスが不良
- 夜間の覚醒が頻回
- 日中の傾眠が強い
- 活動量の低下
- 低体温の傾向
- 手足の冷感
- パーキンソン症状の進行
- 麻痺側の拘縮進行
- 視空間認知の低下
- 発語の減少
- 音声理解が困難
- 認知機能の日内変動
- 判断力の著しい低下
- 医療処置の自己管理が困難
- 服薬を拒む
- 医療受診を拒む
- 起立動作の遅延
- 立位時の血圧低下
- 歩行の持続が困難
- 段差の認識が困難
- 体幹バランスの低下
- 上肢の支持力低下
- 手指関節の痛み
- 肩関節の可動域制限
- 股関節の痛み
- 膝の変形が進行
- 足趾の変形
- 巻き爪による疼痛
- 足底の感覚低下
- 褥瘡リスクの増大
- 創部の治癒遅延
- 咳嗽反射の低下
- 嚥下の遅延
- 誤嚥の既往がある
- 便意の自覚が遅れる
- 尿意の自覚が消失
- 食事を拒む傾向
- 食事量の日内変動
- 疲労の回復が遅延
- 発汗の異常
- 振戦が悪化
- 意識が混濁することがある
- 関節の変形が進む
- 立位での血圧低下
- 歩行時の息切れ
- 階段昇降が困難
- つたい歩きが必要
- 車椅子からの移乗が困難
- ベッド上での体位変換が困難
- 寝返りが困難
- 起き上がりに介助が必要
- 座位の保持が短時間
- 食事中のむせ込み
- 水分でのむせ
- 固形物の咀嚼が困難
- 口腔内の乾燥
- 唾液の分泌低下
- 味覚の低下
- 嗅覚の低下
- 便秘と下痢を繰り返す
- 腹部膨満感
- 食後の倦怠感
- 体力の著しい低下
- 易感染の状態
- 発熱を繰り返す
- 脱水を起こしやすい
- 熱中症のリスクが高い
- 低栄養が進行している
- 皮膚が脆弱
- 内出血しやすい
- 爪の変形
- 足の冷感としびれ
- 下肢静脈瘤がある
- 心房細動がある
- 狭心症の既往
- 糖尿病の合併
- 腎機能の低下
- 肝機能の低下
- 呼吸器疾患の悪化
- 在宅人工呼吸器を使用
- 痰の喀出が困難
- 気管切開の管理が必要
- 膀胱留置カテーテルの管理
- ストーマの管理が必要
- インスリン管理が必要
- 疼痛による不眠
- 関節リウマチの症状
- 変形性関節症の進行
- 脊柱管狭窄症がある
- 圧迫骨折の既往
- 頸椎症の症状
- めまいによる転倒リスク
- 失神の既往
- 嚥下反射の低下
- 構音障害がある
- 視力障害が進行
- 白内障の影響
- 緑内障の影響
- 難聴により会話が困難
- 補聴器を使っていない
- 眼鏡が合っていない
- 咀嚼筋力の低下
- 顎関節の不調
【精神・心理的要因】意欲・感情・認知にかかわる阻害要因(231〜410)
- 意欲の低下
- 抑うつの傾向
- 不安が強い
- 将来への不安
- 孤独感が強い
- 自己否定感が強い
- 焦燥感がある
- 被害妄想がある
- 易怒性がある
- 感情が不安定
- 自尊心の低下
- 引きこもりの傾向
- 他者への不信
- サービスを拒否する
- 外出を拒否する
- 食事を拒否する
- 入浴を拒否する
- 医療を拒否する
- 依存の傾向
- 家族への遠慮が強い
- 認知症の進行への不安
- 環境変化への不安
- 役割を失った喪失感
- 喪失体験後の落ち込み
- 過去への固執
- こだわりが強い
- 新しいことへの拒否
- 失敗体験の影響
- 生活意欲の減退
- 会話が減っている
- 交流意欲が低い
- 介護負担への罪悪感
- 生活への無気力
- 混乱した状態
- 判断力の低下
- 金銭への不安
- 施設入所への拒否感
- サービスへの不信感
- 対人緊張が強い
- ストレス過多
- 情緒が不安定
- 自己管理の意識が低い
- 内向的な性格
- 頑固な傾向
- 見当識障害がある
- 疎外感がある
- 他責の傾向
- 被刺激への過敏さ
- 他者への依存が強い
- 自己主張が困難
- 介護者への遠慮が強い
- 失敗への恐怖が強い
- 強迫的な傾向
- 気分の変動が激しい
- 不穏な状態
- 夜間の不安が強い
- 夕暮れ症候群がある
- 現実認識の低下
- 記憶の保持が困難
- 注意力の低下
- 集中が困難
- 他者に批判的
- 自己中心的な傾向
- 医療への不信
- 支援を拒む
- 孤立を好む
- 社会参加を拒む
- 新規サービスへの拒否
- 病識が欠如している
- 金銭への執着が強い
- 生活不安が強い
- 孤独への耐性が低い
- 役割意識が希薄
- 希望の表出が困難
- 感情の抑制が困難
- 怒りが爆発しやすい
- 不満の表出が多い
- 無関心
- 表情が乏しい
- 笑顔が減っている
- コミュニケーションを拒む
- 話題が固定化している
- 会話の成立が困難
- 人前での緊張が強い
- 対人回避の傾向
- 集団に適応しにくい
- 依存と拒否を繰り返す
- 情報の理解が困難
- 判断を保留しがち
- サービス利用への羞恥心
- 他人に頼ることへの抵抗感
- 介護の受容が困難
- 老いへの否認
- 将来を悲観しがち
- 他者との比較が強い
- 劣等感が強い
- 完璧主義の傾向
- 不安発作がある
- 睡眠が浅い
- 悪夢が頻発する
- 感情の鈍麻
- 物盗られ妄想がある
- 被害的な解釈をしやすい
- 外出への恐怖
- 人混みを避ける
- 医療への恐怖
- 電話対応を拒む
- 書面の理解が困難
- 制度の理解を拒む
- 生きがいの喪失
- 趣味への興味の低下
- 意欲の日内変動
- 他責的な思考が強い
- 家族への依存が強い
- 支援への過度な期待
- 役割を放棄しがち
- 自己否定的な発言が多い
- 意思決定が困難
- 支援の中断歴がある
- 変化を拒む
- 無力感が強い
- 希死念慮がある
- 環境変化を拒む
- 他者交流を拒む
- 集団活動を拒む
- 説明の理解が困難
- 判断を先送りしがち
- 金銭管理を拒む
- 対話を拒む
- 相談を拒む
- 記憶障害が進行している
- 見当識の障害
- 遂行機能の低下
- 注意の転導性が高い
- せん妄を起こしやすい
- 夜間のせん妄
- 幻視がある
- 幻聴がある
- 妄想的な訴え
- 作話がみられる
- 取り繕い反応がある
- 感情失禁がある
- 脱抑制の行動
- 常同行動がある
- 収集癖がある
- 易刺激性が高い
- 衝動性が高い
- 抑制が効きにくい
- 不眠への不安
- 死への恐怖
- 病状への過度な心配
- 検査への抵抗感
- 入院への抵抗感
- 施設への強い拒否
- 在宅へのこだわり
- 自立喪失への不安
- 排泄の失敗への羞恥
- 人に見られることへの抵抗
- プライドの高さ
- 頑なな性格傾向
- 援助の受け入れが難しい
- 助言を聞き入れにくい
- 他者への過度な気遣い
- 遠慮による要望の抑制
- 本音を言えない
- 気分の落ち込みが続く
- 興味・関心の喪失
- 喜びを感じにくい
- 自責感が強い
- 無価値感が強い
- 焦りや落ち着きのなさ
- 強い緊張感
- パニックになりやすい
- フラッシュバックがある
- トラウマ体験の影響
- 対人関係の構築が困難
- 信頼関係を結びにくい
- 支援者を頻繁に変えたがる
- 要求が一貫しない
- 気持ちの切り替えが難しい
【環境的要因】住環境・物理的環境にかかわる阻害要因(411〜575)
- 段差の多い住宅
- 手すりが未設置
- 廊下が狭い
- 照明が暗い
- 床が滑りやすい
- トイレが遠い
- 和式トイレである
- 浴室の段差が大きい
- 浴槽のまたぎが高い
- 玄関の段差
- 寝室が2階にある
- 階段が急
- 室内の整理が不十分
- 物が多い
- 福祉用具が未導入
- 福祉用具が不適合
- エアコンを使っていない
- 換気が不十分
- 室温の管理が不良
- 独居である
- 老老介護である
- キーパーソンが不在
- 近隣との交流がない
- 交通手段がない
- 買い物が困難
- 医療機関が遠い
- バリアフリーが未整備
- ペットの管理が困難
- ゴミ出しが困難
- 災害リスクの高い地域
- 雪道が危険
- 坂道が多い
- 騒音のある環境
- 住宅の老朽化
- 台所が狭い
- 冷蔵庫の整理が不良
- 食材が不足している
- 経済的に困窮している
- 年金が少額
- 公的支援が未活用
- 介護保険の理解が不足
- 家族の協力が乏しい
- 同居家族の不在時間が長い
- 家族が就労で多忙
- 家族の介護技術が不足
- 支援ネットワークが希薄
- 地域資源が未活用
- 緊急連絡体制が未整備
- 見守り体制がない
- 冷暖房が未整備
- 照明スイッチが遠い
- ベッドの高さが不適切
- 布団生活を続けている
- 車椅子の通路が狭い
- トイレの手すりが不足
- 浴室が滑りやすい
- 手すりの位置が不適切
- 床に物が散乱している
- コード類が多い
- カーペットがめくれている
- 段差が視認しにくい
- 駐車場が遠い
- 郵便受けが遠い
- ゴミ置き場が遠い
- スーパーが遠い
- バス停が遠い
- 病院が遠方
- 家族が別居している
- 親族との交流が希薄
- 見守りサービスが未導入
- 緊急通報装置が未設置
- 鍵の管理が不十分
- 玄関の施錠を忘れる
- 電気・ガスの消し忘れ
- 台所の管理が不十分
- 食材が腐敗しやすい
- 服薬の保管が混乱している
- 訪問診療が未導入
- 通院介助者が不在
- 公的手続きが未完了
- 書類の紛失が多い
- 契約内容の理解が不足
- 介護認定の更新を忘れる
- 保険証の管理が不良
- 通帳を紛失しやすい
- 成年後見が未検討
- 住宅改修が未実施
- 福祉用具が未調整
- 地域包括との連携が不足
- 民生委員が把握していない
- 室内の動線が不良
- ベッドの位置が不適切
- 滑り止めが未設置
- 玄関マットが不安定
- 居室が寒い
- カーテンの開閉が困難
- 調理器具が重い
- 食器棚が高い
- 収納が高所にある
- 電話が遠い
- インターホンの操作が困難
- 新聞を購読していない
- 情報が不足している
- タクシー利用が困難
- 公共交通の理解が困難
- 緊急連絡先が不明
- 夜間の連絡体制が未整備
- 近隣の協力体制がない
- 家族の訪問が少ない
- 防災計画が未作成
- 避難経路が未確認
- 非常持出袋が未準備
- 災害時の支援者が未決定
- 停電対策が未実施
- 生活動線が混乱している
- 玄関までのアプローチが急
- 門扉が重い
- スロープが未設置
- 屋外に段差が多い
- 庭の手入れが困難
- 郵便物がたまりやすい
- 新聞・チラシが散乱
- 室内が乾燥している
- 結露が多い
- カビが発生しやすい
- 暖房器具が危険
- ストーブの管理が不安
- 火の元の管理が不安
- コンロの消し忘れ
- 電化製品の操作が困難
- スマートフォンの操作が困難
- 固定電話のみで連絡が遅れる
- インターネット環境がない
- 防犯対策が不十分
- 侵入のリスクがある
- 近隣の見守りがない
- 自治会未加入で情報が届かない
- 回覧板が回ってこない
- 地域行事の案内が届かない
- 災害情報が入りにくい
- 避難行動要支援者名簿に未登録
- 停電時の備えがない
- 断水時の備えがない
- 食料の備蓄がない
- 常備薬の備えがない
- 冷蔵庫が機能していない
- 調理環境が不衛生
- ゴミの分別が困難
- ゴミ屋敷化の傾向
- 害虫が発生している
- 室内の照度が不足
- 夜間の足元が暗い
- 階段に手すりがない
- トイレが和式で負担
- 浴室暖房がない
- 脱衣所が寒くヒートショックの懸念
- 浴室の出入りが危険
- ベッド周囲が狭い
- 車椅子が室内で使えない
- 廊下に物が置かれている
- 敷居でつまずきやすい
- 畳の縁につまずく
- 電源コードに足を取られる
- 玄関で靴の着脱が困難
- 上がり框が高い
【社会的・家族的要因】家族関係・社会参加・経済にかかわる阻害要因(576〜730)
- 収入が不安定
- 負債がある
- 相続をめぐる問題
- 家族関係の不和
- 嫁姑の問題
- 兄弟間の対立
- 家族が介護を拒否
- 介護放棄の傾向
- 虐待の疑い
- DVの歴がある
- 近隣とのトラブル
- 地域からの孤立
- 友人がいない
- 社会参加がない
- 就労が不能
- 退職後の喪失感
- 役割の消失
- 成年後見が未利用
- 金銭管理が困難
- 消費者被害の歴がある
- 借金の問題
- 保証人が不在
- 入院保証が困難
- サービス利用歴がない
- 制度の理解が不足
- 行政手続きが困難
- 書類管理が困難
- 相談先が不明
- 介護に疲れた家族
- 共依存の関係
- 生活リズムが不規則
- 社会的役割の欠如
- 地域活動に未参加
- ボランティアに不参加
- 趣味がない
- 災害時の支援計画が未作成
- 多職種の連携が不十分
- 情報共有が不足
- サービス調整が困難
- ケアマネへの不信
- 苦情が多い
- サービスの中断歴
- 継続支援が困難
- 家族が遠方にいる
- 介護者が高齢
- 介護者に持病がある
- 友人関係が断絶している
- 趣味活動が中断している
- 地域行事に未参加
- 近所付き合いが希薄
- 子どもが遠方に在住
- 親族の支援が期待しにくい
- 介護者が就労で多忙
- 介護者の疲労が蓄積
- 介護者に抑うつ傾向
- 介護者の睡眠不足
- 介護者のストレスが高い
- 介護者が孤立している
- 介護者の相談先がない
- 家族間の役割が不明確
- 財産管理が混乱している
- 借金の返済が困難
- 訪問販売の被害歴
- 詐欺の被害歴
- 生活費が不足している
- 医療費の負担が重い
- 介護費の負担が重い
- 公的制度が未活用
- 介護保険の限度額を超過
- 支援機関を利用していない
- 支援への不信感が強い
- 生活目標が不明確
- 将来設計が未検討
- 終末期の意思が未確認
- ACPが未実施
- 延命に関する希望が未確認
- 施設選択が未検討
- 退院支援が未調整
- 在宅復帰への不安が強い
- 家族の介護が限界に近い
- ネグレクトの疑い
- 介護者の体力低下
- 介護者の高齢化
- 介護者の持病悪化
- 介護者が精神的に不安定
- 介護者が相談を拒む
- 相続が未整理
- 金銭をめぐるトラブル
- 任意後見が未検討
- 子どもが支援を拒む
- 地域とのつながりが乏しい
- 宗教活動が中断している
- 就労による役割の喪失
- 退職後に役割がない
- 社会参加への意欲が低い
- 生きがいを感じられない
- 近隣交流がない
- ボランティアに未参加
- 生活保護の申請が未検討
- 公的支援の活用が不十分
- 家族の介護負担が大きい
- 家族が高齢で支援が難しい
- 親族間の協力が得にくい
- 世帯の経済的余裕がない
- 年金収入のみで生活が苦しい
- 配偶者を亡くした喪失感
- 死別後の生活再建が困難
- 独居による安否の不安
- 身寄りがない
- 頼れる親族がいない
- 近隣に知人がいない
- 友人との交流が途絶えた
- 地域から孤立している
- 外出機会が極端に少ない
- 会話する相手がいない
- 閉じこもりの傾向
- 役割の喪失による無力感
- 定年後の生きがい喪失
- 趣味の場を失った
- 通っていた場所がなくなった
- 年金収入が少ない
- 貯蓄がほとんどない
- 借入の返済に追われている
- 公共料金の滞納がある
- 税金の滞納がある
- 介護保険料の滞納がある
- 利用料の支払いが困難
- 医療費が家計を圧迫
- 生活保護の検討が必要
- 就労収入が途絶えた
- 家族の収入が不安定
- 世帯全体が困窮している
- 金銭管理を担う人がいない
- 通帳・印鑑の管理が不安
- 訪問販売に弱い
- 特殊詐欺の被害が心配
- 契約トラブルに巻き込まれやすい
- 成年後見制度の利用が必要
- 日常生活自立支援事業の検討
- 家計の見直しが必要
- 家族が介護を抱え込んでいる
- 主介護者に負担が集中
- 介護のキーパーソンが不在
- 家族の意見がまとまらない
- 遠距離介護で対応が遅れる
- 家族が病気を抱えている
- 家族にも要介護者がいる(多重介護)
- ヤングケアラーの存在
- 介護離職のリスク
- 家族の仕事との両立が困難
- 地域包括ケアの資源が乏しい地域
- 近隣にサービス事業所が少ない
- 公共交通が乏しい地域
- 買い物難民の状態
- 通院手段の確保が困難
【医療・サービス利用の要因】受診・連携・支援体制にかかわる阻害要因(731〜835)
- 定期受診が中断している
- 医療連携が不足している
- 訪問看護が未導入
- 訪問リハビリが未導入
- 訪問歯科が未利用
- 訪問薬剤管理が未利用
- 通所サービスが未利用
- 訪問系サービスが未導入
- かかりつけ医が不明確
- 主治医との連携が不足
- 服薬アドヒアランスの低下
- 多剤併用の課題
- お薬手帳の管理が不十分
- 受診の付き添いがいない
- 検査結果の管理が不十分
- 医療情報の共有が不足
- 退院時の情報連携が不足
- 在宅療養の体制が未整備
- 医療処置の支援者が不在
- リハビリの機会が不足
- 口腔ケアの体制が不足
- 栄養管理の支援が不足
- 看取りの体制が未整備
- 急変時の対応が未確認
- 医療同意に関する課題
- 意思決定支援が不足
- ケアプランの理解が不足
- サービス担当者会議が機能していない
- モニタリングが不足
- 記録が不足している
- サービスの優先順位が不明確
- 支援目標が共有されていない
- 生活全体の把握が不足
- 再発予防が未実施
- 危機管理が未整備
- 地域包括との連携が未構築
- 民生委員との連携が不足
- 緊急時の対応が未決定
- 継続支援の計画が未策定
- 目標の再設定が未実施
- サービス事業所との調整が難航
- 医療と介護の橋渡しが不足
- 支援の信頼関係が未構築
- 支援が過少で事故リスクが高い
- 支援が過多で自立を妨げている
- 本人と家族の意向が対立
- 安全確保と自己決定の葛藤
- 在宅限界の見極めが困難
- 支援の優先順位が複雑
- 多面的な課題が併存している
- 支援が長期化している
- 支援の再構築が必要
- 介護度変動の可能性がある
- 緊急対応の可能性が高い
- リスク予測が不足している
- 主治医意見書の情報が不足
- 認定調査の結果と実態に差がある
- 区分変更の検討が必要
- サービスの導入に時間がかかる
- 事業所の空きがない
- 希望するサービスが地域にない
- ショートステイの確保が困難
- レスパイトの機会が不足
- 緊急時のショート受け入れ先がない
- 医療ニーズに対応できる事業所が少ない
- 看護小規模多機能の活用が未検討
- 定期巡回サービスの活用が未検討
- 小規模多機能の活用が未検討
- 訪問入浴の検討が必要
- 福祉用具貸与の見直しが必要
- 住宅改修の申請が未着手
- 退院前カンファレンスが未実施
- 入退院支援の連携が不足
- 病院との情報共有が不足
- 薬局との連携が不足
- 歯科との連携が不足
- リハビリ専門職の関与が不足
- 管理栄養士の関与が不足
- 認知症初期集中支援チームの活用未検討
- 地域ケア会議での検討が必要
- 本人の意思確認が不十分
- 意思決定支援の体制が不足
- ACPの話し合いが未着手
- 看取りの方針が未確認
- 急変時の搬送方針が未確認
- サービス利用の同意が得にくい
- ケアプランへの同意形成が難しい
- 担当者会議への家族参加が困難
- モニタリング訪問を拒まれる
- 記録と実態の乖離がある
- アセスメントの情報が不足
- 課題の優先順位づけが難しい
- 目標設定が抽象的
- 評価指標が不明確
- 再アセスメントが必要
- 多職種の情報がばらばら
- 連携ツールが活用されていない
- 緊急連絡網が整理されていない
- 支援の役割分担が曖昧
- 支援の重複・空白がある
- サービスの過不足が生じている
- 本人の生活全体が見えていない
- リスクの共有ができていない
- 予防的な視点が不足
- 支援の継続性が保てない
【複合・総合的要因】横断的にとらえる阻害要因(836〜1002)
- 身体機能と認知機能の同時低下
- 認知症と独居の組み合わせ
- 認知症と金銭管理の困難
- 転倒歴と住宅環境の不良
- 独居かつ緊急連絡先が不在
- 介護者が高齢かつ持病あり
- 家族が遠方かつ独居
- 収入が少額かつ医療費が高額
- 多疾患が併存している
- 医療依存度が高い
- サービス拒否とリスクの高さ
- 意欲低下と活動量の低下
- 栄養不良と嚥下機能の低下
- 睡眠障害と日中傾眠
- 認知機能低下と服薬管理困難
- 失禁と羞恥心の強さ
- 痛みと活動の回避
- 抑うつと社会参加の低下
- 不安の強さと外出拒否
- 経済困窮と支援拒否
- 家族不和と支援困難
- 介護者疲労と虐待リスク
- サービス調整困難と拒否
- 医療連携不足と病状悪化
- 支援依存と自己決定の困難
- 制度理解の不足と未活用
- 在宅希望とリスクの高さ
- 施設拒否と介護の限界
- 役割喪失と無気力
- 支援過少と事故リスク
- 生活リズムの乱れ
- 退院後の支援が未調整
- 住宅改修と福祉用具の未整備
- 食生活の不安定さ
- 排泄パターンの不安定さ
- 定期受診の中断傾向
- 家族の介護技術の不足
- 支援目標の不明確さ
- 情報伝達の不足
- 生活全体像の未把握
- 複数の問題が同時進行
- モニタリングの不足
- 連携の不足
- 家族意向と本人意向の対立
- 安全確保と自己決定の両立困難
- 社会的孤立の深まり
- 支援ネットワークの脆弱さ
- 危機管理の未整備
- 身体機能低下による生活全般への支障
- 認知機能低下による自己管理の困難
- 意欲低下による活動量の減少
- 住環境の不適合
- 家族支援の不足
- 経済的な不安
- 社会的な孤立
- 服薬管理の困難
- 排泄管理の困難
- 食事管理の困難
- 入浴動作の困難
- 更衣動作の困難
- 移動動作の困難
- 外出の困難
- 転倒リスクの高さ
- 再発リスクの高さ
- 感染リスクの高さ
- 低栄養リスクの高さ
- 脱水リスクの高さ
- 褥瘡リスクの高さ
- 介護負担の増大
- 介護疲労の蓄積
- 家族調整の困難
- 支援体制の不十分さ
- 見守り体制の不足
- 終末期の意思の未確認
- 生活目標の不明確さ
- 在宅継続の困難
- 施設移行の検討が必要
- 課題整理の不足
- 情報共有の不足
- 制度の未活用
- 地域資源の未活用
- 金銭管理の課題
- 社会参加の不足
- 生きがいの欠如
- 精神的な不安定さ
- 自己決定の困難
- 安全確保の困難
- 生活全体の調整困難
- 生活リズムの不安定さ
- 家族協力の不十分さ
- 相談支援の不足
- 継続支援の困難
- 支援の信頼関係の不足
- 包括的な支援の不足
- 課題が多岐にわたる
- 支援方針の再検討が必要
- 包括的なケアマネジメントの強化が必要
- 心身機能と環境の不一致
- 本人の希望と現実のギャップ
- 支援ニーズの急激な変化
- 状態の変動が大きく予測困難
- 複数疾患による相互の悪化
- 認知症の進行と独居の継続
- 医療依存度の高さと在宅希望
- 介護力の不足と重度化
- 家族関係の悪化と支援拒否
- 経済困窮と必要サービスの不足
- 社会的孤立と心身の衰弱
- 意欲低下と生活不活発の悪循環
- 低栄養と感染の悪循環
- 転倒と活動制限の悪循環
- 痛みと不眠と抑うつの連鎖
- 服薬不良と症状悪化の連鎖
- 受診中断と病状悪化の連鎖
- 介護負担と虐待リスクの高まり
- 支援過多による自立度の低下
- 支援空白による事故の発生リスク
- 本人・家族・支援者の認識のずれ
- 目標が共有されないままの支援
- 課題の見落としによる重度化
- リスク評価の不足による急変
- モニタリング不足による変化の見逃し
- 在宅限界が近づいている状況
- 施設移行の判断が遅れている
- 看取り体制の整備が急がれる
- 危機介入が必要な可能性
- 包括的な再評価が必要な状況
- 生活の質の低下が進んでいる
- 自立支援が機能していない
- 重度化予防の取り組みが不足
- 本人の強みが活かされていない
- 残存能力の活用が不十分
- 生活意欲を支える関わりの不足
- 社会とのつながりの再構築が必要
- 家族支援の強化が必要
- レスパイト体制の整備が必要
- 多職種連携の再構築が必要
- 支援方針の合意形成が必要
- 本人の意向の再確認が必要
- 家族の意向の再確認が必要
- 医療的評価の再実施が必要
- ケアプランの全面的見直しが必要
- 継続的なモニタリングの強化が必要
- 緊急時対応体制の整備が必要
- 地域資源との連携構築が必要
- 総合的な支援体制の再構築が必要
- 包括的ケアマネジメントの強化が必要
- 生活環境の変化への適応困難
- 入退院の繰り返しによる生活の不安定化
- 季節変動による体調の波
- 認知症と身体疾患の併存
- 老老介護かつ世帯の孤立
- 独居かつ医療管理が必要
- 家族の介護限界と本人の在宅希望の対立
- 支援拒否と重度化リスクの併存
- 経済的困窮と医療・介護の中断
- 社会的孤立と認知症の進行
- 複合的な課題により優先順位の判断が困難
- 本人・家族・多職種の合意形成が難航
- 急変リスクが高く予防的対応が必要
- 生活全般にわたる包括的支援が必要
- 在宅生活の継続可否の見極めが必要
- 心理的支援と環境調整の両立が必要
- 医療・介護・福祉の総合的調整が必要
- 本人の尊厳と安全の両立が課題
- 長期的な視点での支援計画が必要
- 地域全体での見守り体制づくりが必要
課題整理総括表への記入イメージ
選んだ阻害要因は、生活課題・要因・改善の方向性とつなげて記入します。下記は記入の一例です。
| 生活課題(ニーズ) | 阻害要因 | 促進要因 | 改善の方向性 |
|---|---|---|---|
| 転倒せず安全に屋内を移動したい | 下肢筋力の低下/段差の多い住宅/転倒への恐怖感 | 本人に意欲がある/同居家族が協力的 | 住宅改修と福祉用具の導入、訪問リハビリで筋力維持を図る |
| 処方どおり服薬を続けたい | 服薬管理が困難/認知機能の低下/独居である | 声かけがあれば服薬できる | 一包化と服薬カレンダー、訪問介護による声かけで支援する |
| 在宅生活を安心して続けたい | 介護者の疲労が蓄積/緊急連絡体制が未整備/社会的に孤立 | 地域包括との接点がある | レスパイト(ショート)を導入し、見守り・緊急体制を整える |
阻害要因を選ぶときの手順
- 生活課題(ニーズ)を明確にする「何ができるようになりたいか」を先に定め、その妨げを探します。
- 6つの視点でもれなく洗い出す身体・精神・環境・社会・医療・複合の順に当てはまる要因を拾います。
- アセスメントの事実で裏づける聞き取り・観察で確認できた事実だけを残します。
- 促進要因とセットで整理する強みや活用できる資源を並記し、支援の方向性を描きます。
- サービス内容へつなげる阻害要因に対応するサービス・支援を第2表に反映します。
よくある質問(FAQ)
阻害要因は単語だけで書いてもいい?
身体面の要因ばかりになってしまいます。どうすれば?
促進要因はどう書けばいい?
文例はそのままコピペして使える?
課題整理総括表の書き方をもっと詳しく知りたい
- 阻害要因は、生活課題や目標達成をさまたげる要素。身体・精神・環境・社会・医療・複合の6視点で整理する。
- 身体面に偏らず、心理・環境・社会の要因も拾うことで、本当の課題が見えてくる。
- 本記事の1,002例は語彙の引き出し。アセスメントで確認できた事実に基づき、その人に合うものを選ぶ。
- 阻害要因は促進要因とセットで整理し、第2表のサービス内容へつなげると根拠の通ったプランになる。
















