シャワーチェアおすすめ7選|転倒を防ぐ選び方【家族向け】

お風呂での転倒は、高齢者の在宅生活で特に怖い事故のひとつ。シャワーチェア(入浴用いす)を1脚置くだけで、立ち座りや洗身がぐっと安全になります。でも種類が多く、「背もたれは必要?」「高さは?」と迷いますよね。この記事では、ケアマネ目線で失敗しない選び方とタイプ別のおすすめ7選を、家族が選ぶ視点でわかりやすく解説します。
- シャワーチェアが介護の入浴に役立つ理由とメリット
- 後悔しないための選び方5つのポイント
- 背もたれ付き・肘掛け付き・折りたたみなどタイプ別おすすめ7選
- 安全に使うコツと、お手入れ・カビ対策
- 介護保険は使える?レンタルと購入の違い

シャワーチェアとは?介護の入浴で使うメリット
シャワーチェアとは、浴室で座ったまま体を洗ったり、シャワーを浴びたりするための専用のいすです。座面や脚が水に強い素材でできていて、床が濡れていても滑りにくい構造になっています。
新人普通のお風呂用のいすでも代わりになりませんか?
先輩高さが低すぎると立ち上がれないし、水はけが悪いと滑るのよ。高さ調整と滑り止めがあるシャワーチェアだと、転倒リスクがぐっと下がるの。
- 転倒予防:ふらつきやすい洗身・洗髪を座って安全に行える
- 立ち座りの負担軽減:適切な座面の高さで足腰への負担が減る
- 介助者もラク:本人が安定して座るので、介助する家族の腰への負担も軽くなる
- 洗い残しが減る:安定して座れると、体の隅々まで無理なく洗える
シャワーチェアの選び方5つのポイント
タイプ別のおすすめを見る前に、後悔しないための5つのチェックポイントを押さえておきましょう。
①高さ調整ができるか
もっとも大事なのが高さ調整です。使う人の身長やひざの状態に合わせて、数センチ刻みで細かく調整できるものを選ぶと失敗しません。家族で共用する場合や、体調で変わる場合にも便利です。
②座面の広さ・形状(水はけ)
座面はお尻がしっかり収まる広さがあると安定します。前側がU字にカットされた形状だと陰部を洗いやすく、介助もしやすいのが利点。座面に水抜き穴があると水はけがよく滑りにくいです。
③背もたれ・肘掛けの有無
体を支える力が弱い人には背もたれ付きが安心。立ち座りがつらい人は肘掛け(アームレスト)付きだと、手をついて立ち上がりやすくなります。逆に浴室が狭い場合は、背もたれなしのコンパクトタイプが向きます。
④折りたたみ・重さ・耐荷重
浴室が狭い、使わないときは片付けたい、という場合は折りたたみ・軽量タイプが便利です。持ち運ぶ家族の負担も考えて重さを確認しましょう。体格の大きい方は耐荷重(100kg対応など)も必ずチェックします。
⑤防カビ・水はけ・お手入れのしやすさ
浴室で毎日使うものなので、カビにくく洗いやすい素材かどうかも重要。座面が取り外せる、抗菌加工がある、脚に水がたまりにくい、といった点を見ておくと長く清潔に使えます。
シャワーチェアおすすめ7選【タイプ別】
ここからは、代表的な7タイプを用途別に紹介します。ご本人の状態と浴室に合うものを選んでください。
① 背もたれ付きの定番タイプ|安定感を最優先したい人に
背もたれ付きは、シャワーチェアの中でもっとも定番のタイプ。座ったときに背中を預けられるので、体を支える力が弱くなってきた方でも安心して座れます。洗髪や洗身で前かがみになる場面でも、後ろに支えがあると姿勢が安定します。
選ぶときは、背もたれの高さと座面の安定感を確認しましょう。高さ調整ができるものなら、立ち上がりやすい高さにも合わせられます。まず1脚目に選ぶなら、この定番タイプが失敗しにくい選択です。
② 肘掛け(アームレスト)付きタイプ|立ち座りがつらい人に
肘掛け付きは、座るとき・立つときに手をついて体を支えられるのが最大の利点です。足腰の力が弱く、立ち上がりに不安がある方に向いています。肘掛けがあることで、座る位置も定まりやすく、姿勢が安定します。
製品によっては肘掛けが跳ね上げ式・取り外し式になっていて、浴槽への移乗や横からの介助のときに邪魔になりにくいものもあります。介助する家族がいる場合は、この可動式が使い勝手に効いてきます。
新人肘掛けは付いていたほうが絶対いいんですか?
先輩立ち座りが不安な人には有効よ。ただ横から介助するときは邪魔になることもあるから、跳ね上げられるタイプだと両立できるわ。
③ 高さ調整できるスタンダードタイプ|家族で共用する人に
脚の長さを数センチ刻みで変えられるスタンダードタイプは、使う人に合わせて最適な高さに調整できるのが強み。身長差のある家族で共用する場合や、体調によって立ち座りのしやすさが変わる方にも柔軟に対応できます。
背もたれの有無を選べる製品も多く、必要に応じてシンプルにも本格的にも使えます。「まず万能な1脚を」という家庭には、この調整型が扱いやすいでしょう。脚先の滑り止めキャップがしっかりしているかも確認してください。

④ 折りたたみ・軽量コンパクトタイプ|浴室が狭い人に
折りたたみ・軽量タイプは、使わないときにコンパクトに収納できるのが魅力。浴室が狭い、家族もお風呂を使うので毎回片付けたい、という家庭に向いています。重量が軽いものは、女性や高齢の家族でも出し入れがラクです。
ただし軽さと安定感はトレードオフになりがち。耐荷重と脚のグラつきにくさを必ず確認しましょう。折りたたみ機構がしっかりロックされ、使用中に不意にたたまれない構造かどうかもチェックポイントです。
⑤ 回転式・スライド式タイプ|浴槽への移乗がある人に
座面が回転したりスライドしたりするタイプは、体をひねらずに向きを変えられるので、浴槽への出入りや介助のときに負担が小さいのが特長です。方向転換のたびに立ち上がる必要がないため、転倒リスクを抑えられます。
浴槽をまたぐ動作が不安な方、介助者が向きを変えて洗身を手伝う場面が多い方に向いています。機構がある分やや価格は上がりますが、移乗の安全性を高めたいケースでは検討する価値があります。
⑥ やわらかクッション付きタイプ|長時間でも痛くなりにくい
座面にやわらかいクッションがついたタイプは、お尻が痛くなりにくく、長めに座っても疲れにくいのが利点です。やせて臀部の脂肪が少ない方や、洗身にゆっくり時間がかかる方に向いています。冷たさを感じにくいのも冬場にはうれしいポイント。
選ぶときは、クッションが取り外して洗えるか・防カビ仕様かを確認しましょう。水を含みやすい素材は衛生面が気になるので、乾きやすく清潔を保ちやすいものがおすすめです。
⑦ 背もたれなし・省スペースタイプ|狭い浴室でも置きやすい
背もたれなしのコンパクトタイプは、狭い浴室でも置きやすく、動線をふさぎにくいのが利点。座位が安定していて、洗身をサッと済ませたい方に向いています。軽くて取り回しがよく、掃除のときにもどかしやすいのが日常の使いやすさにつながります。
背もたれがない分、体を支える力は控えめなので、ふらつきのある方や長く座る方には不向きです。ご本人の座位の安定度を見て選びましょう。シンプルな構造でカビにくく、お手入れが簡単なのもメリットです。

タイプ別 比較早見表
| タイプ | 向いている人 | 特長 |
|---|---|---|
| ①背もたれ付き(定番) | 座位がやや不安定/最初の1脚 | 安定感が高く万能 |
| ②肘掛け付き | 立ち座りがつらい | 手をついて立てる・跳ね上げ式が便利 |
| ③高さ調整スタンダード | 家族で共用 | 細かく高さを合わせられる |
| ④折りたたみ・軽量 | 浴室が狭い/片付けたい | 収納しやすい(安定感は要確認) |
| ⑤回転・スライド式 | 浴槽への移乗がある | 体をひねらず向きを変えられる |
| ⑥クッション付き | 長時間座る/やせ型 | お尻が痛くなりにくい |
| ⑦背もたれなし・省スペース | 座位が安定/狭い浴室 | 軽くて取り回しがよい |
シャワーチェアを安全に使うコツ
- 高さを合わせる足の裏が床につき、ひざが約90度になる高さに調整する。
- 滑り止めを確認脚先のゴムキャップの摩耗や、床の石けんカスをチェックしてから使う。
- 座る位置を決める深く腰かけ、必要なら肘掛けや壁の手すりに手を添える。
- 使用後は乾かす座面を洗い流し、水気を切って立てかけ、カビを防ぐ。
- 定期点検ネジのゆるみ・脚のガタつき・ゴムの劣化を月1回は確認する。
介護保険は使える?レンタルと購入の違い
シャワーチェア(入浴用いす)は、直接肌に触れて使う衛生上の理由から、原則としてレンタルではなく「特定福祉用具販売」の対象です。要介護・要支援の認定があれば、対象品目の購入費について介護保険から支給を受けられる場合があります(年間の上限額あり・いったん全額を支払い後に申請するのが一般的)。
新人どの製品でも保険の対象になるんですか?
先輩対象になるのは指定を受けた事業者から購入した対象品目だけよ。手続きや上限額は自治体で違うから、買う前に必ずケアマネや市区町村に確認してね。
よくある質問(FAQ)
シャワーチェアはレンタルできますか?
背もたれは必要ですか?
高さはどう合わせればいいですか?
耐荷重はどのくらい必要ですか?
カビ対策はどうすればいいですか?
- シャワーチェアは、入浴時の転倒予防と立ち座りの負担軽減に役立つ介護用品。
- 選び方の要は①高さ調整 ②座面の広さ・水はけ ③背もたれ・肘掛け ④折りたたみ・耐荷重 ⑤防カビ・お手入れの5点。
- 座位が不安なら背もたれ付き、立ち座りがつらいなら肘掛け付き、狭い浴室なら省スペースタイプなど、本人の状態と浴室に合わせて選ぶ。
- 手すりとの併用でさらに安全に。介護保険を使う場合は購入前にケアマネ・市区町村へ相談を。
















