ケアプラン作成において、第2表の「ニーズ」「長期目標」「短期目標」は利用者の状態像や希望を明確に反映する重要なパートです。
しかし、毎回ゼロから文章を考えるのは大変で、表現が単調になってしまうこともあるのではないでしょうか。
この記事では、コピペしてそのまま使える汎用的かつ実践的な文例を、目的別に多数ご紹介します。
訪問介護・通所介護・訪問リハ・訪問看護・認知症対応など、さまざまな状況に対応できる表現をそろえていますので、ぜひ日々の業務にご活用ください。
目次
第2表の構成と書き方のポイント
1. ニーズとは?
「ニーズ」は、利用者の生活上の課題や希望、解決すべき対象を簡潔に示すものです。医学的な課題だけでなく、生活や精神的な側面も意識しましょう。
2. 長期目標とは?
「長期目標」は、概ね6か月〜1年程度を見据えた支援のゴールです。利用者がどのような状態になっているかを、客観的・実現可能な表現で記述します。
3. 短期目標とは?
「短期目標」は、1か月〜3か月程度の期間で達成を目指す中間的な目標です。リハビリやサービス利用の効果を見ながら、柔軟に更新されるものです。
【カテゴリ別】ニーズ・長期・短期目標の文例集
1. 身体介護(入浴・排泄・移動)に関する文例
ニーズ:
- 入浴動作に不安があり、安全に入浴したい
- 一人での排泄が難しく、トイレ介助が必要
- 車椅子からベッドへの移乗に介助が必要
長期目標:
- 安全に入浴ができ、清潔が保持されている
- 排泄を失禁なく行えるようになっている
- 日常生活に必要な移動が安定してできる
短期目標:
- 週2回のヘルパー支援により、入浴介助を受けて安全に清潔を保てる
- トイレへの誘導と声かけで、失禁が週1回以内に抑えられている
- 車椅子⇔ベッドの移乗を介助付きで自立して行えるようになる
2. 生活援助(家事・調理・掃除)に関する文例
ニーズ:
- 家事が困難で、生活環境を整えたい
- 調理ができず、食事が不規則になっている
長期目標:
- 清潔で安全な住環境が保たれている
- 栄養バランスの取れた食事が1日2回以上摂れている
短期目標:
- 週2回の生活援助により、居室の清掃・ゴミ出しが適切に行われている
- ヘルパーの支援で1日2食の調理と配膳が安定して行えている
3. 通所介護・通所リハビリ利用者の文例
ニーズ:
- 閉じこもりがちなので、人との交流を増やしたい
- 歩行が不安定で、転倒の予防を図りたい
長期目標:
- 定期的に通所し、生活リズムと交流が保たれている
- 転倒なく安全に移動できるようになっている
短期目標:
- 週2回通所し、レクリエーションに参加して他者と会話できている
- 集団体操に週1回参加し、下肢筋力の維持を図る
4. 認知症対応の文例
ニーズ:
- 認知症による混乱や不安があり、見守りや声かけが必要
長期目標:
- 安定した生活リズムを保ち、不安が軽減されている
短期目標:
- 毎日の訪問支援により、昼夜逆転の改善がみられている
- 繰り返しの声かけで、日課(食事・トイレ)の流れが定着している
まとめ
ケアプラン第2表は、利用者の“これからの暮らし”を具体的に描く重要なパートです。
ニーズ・目標を適切に設定することで、チーム全体の支援方向が一致し、サービス提供の質も高まります。
この記事の文例はすべてコピペOKですので、利用者の状況に応じて適宜アレンジしながらご活用ください。
今後もニーズ別・疾患別の文例をさらに拡充予定です。