親の介護施設はいつから探す?始める目安と5つの手順

「まだ在宅で何とかなっているし、施設はもう少し先でいいかな」。そう考えているうちに、入院や家族の体調不良をきっかけに、急に施設を決めなければならなくなることがあります。
施設探しは、いつから始めるかで家族の負担と選べる施設の幅が大きく変わります。この記事では、親の介護施設を探し始める目安と、見逃しがちなサイン、施設探しから入居までの5つの手順を解説します。
- 親の介護施設はいつから探し始めるのがよいか
- 「急に決めなければならない」3つの場面
- 施設を考え始めるべきサインのチェックリスト
- 施設探しから入居までの5つの手順と期間の目安
- 入居を待つ間にできること
親の介護施設はいつから探す?結論は「不安を感じ始めたとき」
結論から言うと、在宅での介護に少しでも不安を感じ始めたときに、情報収集を始めるのが理想です。すぐに入居するかどうかは別の話で、候補を知っておくだけでも、いざというときに慌てずに済みます。
早めに動いたほうがよい理由は、主に次の3つです。
- 人気の施設はすぐに入れない:特養などは地域によって入居まで数か月以上待つこともある
- 比較や見学に時間がかかる:資料集め、見学、家族の話し合いには数週間〜数か月かかる
- 本人の希望を聞けるうちに話し合える:認知症が進むと、本人の意向を確かめにくくなる
新人まだ在宅で何とかなっているうちから探すのは、早すぎませんか?
先輩早すぎることはないわ。資料を集めて比べておくだけで、いざというときに「知っている施設がある」安心感が全然違うのよ。
「急に決めなきゃ」になりやすい3つの場面
施設探しは後回しにされがちですが、次のような場面では短期間での判断を迫られます。
① 入院した親の退院が決まったとき
骨折や肺炎などで入院し、「退院後は自宅での生活が難しい」と分かるケースです。退院の日程は病院側の都合で決まることも多く、数週間で行き先を決めなければならないこともあります。
② 介護している家族が倒れたとき
主に介護をしていた配偶者や子どもが体調を崩し、介護を続けられなくなるケースです。
③ 認知症の症状が急に進んだとき
徘徊や昼夜逆転、火の不始末などが続き、目が離せなくなるケースです。
こうした場面は、ある日突然やってきます。余裕があるうちに情報を集めておくことが、家族を守る備えになります。
特に入院中の場合は、病院の医療ソーシャルワーカーや退院支援の担当者が相談にのってくれます。入院が決まった段階で「退院後の生活が不安」と早めに伝えておくと、行き先を探す時間を確保しやすくなります。担当のケアマネジャーがいる場合は、入院したことをすぐに知らせておきましょう。
介護施設を考え始めるサインのチェックリスト
次の項目に当てはまるものが増えてきたら、施設という選択肢を本格的に考えるタイミングです。
- 目が離せず、家族が仕事や睡眠を削っている
- 転倒や火の消し忘れなど、自宅での事故が心配になってきた
- 夜間のトイレや徘徊など、夜の対応が増えてきた
- 一人で立ち上がれない、トイレが難しいなど介護度が上がってきた
- 介護する家族がイライラしたり、体調を崩したりしている
- デイサービスやショートステイを増やしても、負担が追いつかない
「条件に合う施設をいくつか並べて比べたい」なら、『みんなの介護』が便利です。全国の老人ホーム・介護施設の中から、地域・予算・介護度で絞り込み、気になる施設の資料を無料でまとめて取り寄せられます。
▶ みんなの介護で無料の資料請求をする※登録・資料請求は無料です
施設探しから入居までの5つの手順
動き出すときは、次の流れで進めるとスムーズです。
- 情報を集める施設の種類や費用の相場を知り、気になる施設の資料を取り寄せます。要介護認定を受けていなければ、並行して申請します。
- 条件を整理する予算、エリア、親の介護度や医療的な配慮の必要性を、家族で話し合って決めます。
- 候補を絞る条件に合う施設を2〜3か所に絞り込みます。
- 見学・申し込み雰囲気、スタッフ、食事、清潔さを確認し、特養などは早めに申し込みます。
- 面談・契約・入居施設との面談を経て、費用や退去条件を書面で確認し、契約します。
| 段階 | 期間の目安 |
|---|---|
| 要介護認定の申請〜結果 | 原則30日以内(長引く場合もある) |
| 資料集め〜見学 | 2週間〜2か月程度 |
| 申し込み〜入居 | 民間施設は数週間〜、特養は地域によって数か月以上 |
期間はあくまで目安です。全体で数か月かかることもあると考えて、早めに準備を始めましょう。
新人仕事をしながらだと、一件ずつ調べる時間がなくて…。
先輩そういうときは、資料をまとめて取り寄せて家で比べるのがおすすめよ。見学は本当に気になる所だけに絞れば、時間も気持ちも余裕ができるわ。
入居を待つ間にできること
特養などの順番を待つ間も、在宅介護の負担を減らす方法があります。
- ショートステイを利用する:家族が休む時間をつくり、本人が施設の生活に慣れる機会にもなる
- 老健を一時的に利用する:リハビリをしながら、次の住まいを探す家族も多い
- 民間施設と並行して申し込む:費用と相談しながら、待機中の選択肢を持っておく
- 担当のケアマネジャーに状況を伝える:介護負担の変化を共有し、サービスの調整を相談する
よくある質問(FAQ)
要介護認定を受けていなくても施設を探せますか?
入院中でも施設探しはできますか?
本人が「まだ家にいたい」と言うときはどうすればいいですか?
資料請求をしたら入居しないといけませんか?
「条件に合う施設をいくつか並べて比べたい」なら、『みんなの介護』が便利です。全国の老人ホーム・介護施設の中から、地域・予算・介護度で絞り込み、気になる施設の資料を無料でまとめて取り寄せられます。
▶ みんなの介護で無料の資料請求をする※登録・資料請求は無料です
- 親の介護施設は、在宅介護に不安を感じ始めたときから情報収集を始めるのが理想
- 退院、家族の体調不良、認知症の進行などで、急に決める場面が訪れやすい
- 入居までは「情報収集→条件整理→候補の絞り込み→見学・申し込み→契約」の5つの手順で進める
- 全体で数か月かかることもあるため、待機中はショートステイなども活用する
















