訪問リハビリの便利グッズおすすめ6選|セラピストの持ち物

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「訪問先でバイタルを測りたいのに、利用者の家に血圧計がない」「自主トレの指導に使える道具を持っていきたい」「雨の日の移動で、訪問先に着くころにはずぶぬれ」。訪問リハビリのセラピストは、病院のように設備がそろっていない環境で、持ち歩く道具を工夫しながらリハビリを行います。
この記事では、訪問リハビリで使える便利グッズを6つ紹介します。バイタル測定・自主トレ指導・訪問先のマナー・移動の場面ごとに選びました。持ち物を選ぶポイントと、訪問リハならではの注意点もまとめています。
- 訪問リハビリで持ち歩く道具の特徴
- 訪問リハのグッズを選ぶときのポイント
- 訪問リハビリで使える便利グッズ6選
- 訪問リハならではのリスク管理と注意点
訪問リハビリで持ち歩く道具の特徴
訪問リハビリでは、利用者の自宅という限られた環境で、評価・訓練・生活指導を行います。病院のように備品を取りに行けないため、必要な道具は自分で持ち歩くのが基本です。
- リスク管理:血圧計・パルスオキシメーター・体温計
- 評価:角度計・メジャー・ストップウォッチ
- 訓練・自主トレ指導:セラバンド・自主トレの資料
- 訪問先のマナー・感染対策:携帯スリッパ・手指消毒剤
- 移動:雨具・防寒具
訪問リハでは、医師や看護師がすぐそばにいないため、セラピスト自身がバイタルの変化に気づき、判断する場面が多くなります。測定機器の準備は、とくに大切です。
新人病院では看護師さんがバイタルを測ってくれていたので、訪問だと不安です……。
先輩訪問ではセラピストが自分で測って判断するのが基本ね。測定機器をそろえて、中止基準を頭に入れておけば大丈夫よ。
訪問リハのグッズを選ぶポイント
持ち運びやすさ
1日に何件も訪問するため、軽くてコンパクトなものを選びましょう。バッグにまとめて入れられるか、自転車や車での移動に支障がないかも確認します。
測定機器は医療機器として認証されているか
血圧計やパルスオキシメーターは、医療機器としての認証を受けた製品を選びましょう。訪問看護師やケアマネジャーと数値を共有するときにも、測定の信頼性が大切です。
利用者が自宅で続けられるか
自主トレの道具は、セラピストがいないときにも利用者や家族が安全に使えるものを選びます。使い方がかんたんで、価格が手ごろなものが続けやすくなります。
| 場面 | グッズ |
|---|---|
| バイタル測定 | 血圧計・パルスオキシメーター |
| 自主トレ指導 | セラバンド・ホームエクササイズの資料 |
| 訪問先に上がるとき | 携帯スリッパ |
| 雨の日の移動 | レインスーツ |
訪問リハビリで使える便利グッズおすすめ6選
ここからは、訪問リハビリで使いやすい便利グッズを6つ紹介します。
| グッズ | 使う場面 |
|---|---|
| オムロン 上腕式血圧計 HCR-7104 | バイタル測定 |
| 富士コンテック パルスオキシメーター FC-P01 | バイタル測定 |
| THERABAND(セラバンド) 5.5m | 自主トレ指導 |
| リハビリテーション・ホームエクササイズ | 自主トレ指導 |
| Lavento 携帯スリッパ | 訪問先に上がるとき |
| Winter Cherry ディフェンドレインスーツ | 雨の日の移動 |
オムロン 上腕式血圧計 HCR-7104
オムロンの上腕式血圧計です(管理医療機器)。Amazonで非常に多くのレビューがある定番モデルで、本体は約310g(電池を除く)です。
電池でも使えるため、訪問先でコンセントを借りずに測定できます。運動前後の血圧の確認や、体調の変化を記録して訪問看護師・主治医と共有するときに役立ちます。
富士コンテック パルスオキシメーター FC-P01
指先にはさんで、SpO2と脈拍を測るパルスオキシメーターです。医療機器認証を取得した製品で、約50gと軽量です。
呼吸器疾患や心疾患のある利用者の運動前後のチェックや、入浴動作の練習のあとの確認などに使えます。ポケットに入るサイズなので、訓練中もすぐに確認できます。
先輩在宅では、SpO2の変化に早めに気づけるかどうかが大事。運動中もこまめに確認してね。
THERABAND(セラバンド) 標準サイズ 5.5m
トレーニング用のゴムバンドとして知られるセラバンドです。幅12.5cm×長さ5.5mで、必要な長さに切って使えます。強度ごとに色が分かれています。
利用者ごとに切り分けて渡せば、セラピストがいない日も自主トレを続けてもらえます。天然ゴムを含むため、ラテックスアレルギーがある人には使わないよう注意しましょう。
リハビリテーション・ホームエクササイズ 患者さんに渡せる自主トレーニング127
127のエクササイズと485枚の写真を使って、自主トレのプログラムを作れる本です(医歯薬出版・2014年発行・CD-ROM付き)。疾患に合わせたエクササイズのセットも19種類用意されています。
出版社の説明では、本の一部のコピーやCD収載の写真データは、患者に使う場合に限り利用できるとされています。訪問先で渡す自主トレの資料をすばやく作りたいセラピストに向いています。
新人写真入りの資料があると、利用者さんも家族も迷わずにできそうですね。
Lavento 携帯スリッパ
理学療法士が監修した、折りたためる携帯スリッパです。やわらかい履き心地で、バッグに入れて持ち歩けます。
訪問先によってはスリッパがないことや、床が冷たいこともあります。自分のスリッパを用意しておくと、靴下の汚れを防ぎ、利用者の家の床も汚しにくくなります。使ってよいかは、事前に訪問先に確認しましょう。
Winter Cherry ディフェンドレインスーツ
上下セットのレインスーツです。総裏メッシュで、通勤・作業用として販売されています。
自転車やバイクで訪問するセラピストは、雨の日も移動が欠かせません。上下に分かれたタイプなら足元までぬれにくく、訪問先に着く前に脱いでたたみやすいのも利点です。
訪問リハならではのリスク管理と注意点
訪問リハでは、限られた道具と情報の中で安全にリハビリを行う必要があります。次の点を意識しましょう。
- 訪問前に情報を確認する前回の記録や、訪問看護・ケアマネからの連絡を確認し、体調の変化を把握してから訪問します。
- 開始前にバイタルを測る血圧・脈拍・SpO2・体温などを測り、中止基準と照らし合わせて実施するかを判断します。
- 自宅の環境で安全を確保する段差や家具の配置、床の状態を確認し、転倒しない環境で訓練します。
- 自主トレは家族とも共有するセラピストがいないときの自主トレは、やり方と中止の目安を家族にも伝えておきます。
- 変化は多職種に報告する気になる変化は、訪問看護師・ケアマネジャー・主治医に速やかに伝えます。
新人訪問リハは、道具の準備も含めて自己管理が大切なんですね。
先輩そうよ。その分、利用者さんの生活の場で、生活に直結したリハビリができるのが訪問リハの魅力ね。
よくある質問
訪問リハを始めるとき、最初にそろえるべき物は?
血圧計は手首式でもいいですか?
セラバンドは利用者に渡してもいいですか?
訪問先でけがや体調の急変があったら?
雨や雪の日の訪問はどうしますか?
- 訪問リハは、リスク管理・評価・自主トレ指導・マナー・移動のための道具を自分で持ち歩く
- 血圧計やパルスオキシメーターは、医療機器として認証された製品を選ぶ
- 自主トレの道具や資料は、利用者と家族が自宅で安全に続けられるものを選ぶ
- 開始前にバイタルを測り、中止基準と照らし合わせて判断する
- 道具は利用者ごとに清拭し、気になる変化は多職種に速やかに報告する
















