高齢者の保護帽おすすめ5選|転倒から頭を守る選び方

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「親が最近よく転ぶようになって、頭を打たないか心配」「施設で保護帽をすすめられたけれど、どれを選べばいいの?」。転倒をくり返す高齢者にとって、頭のけがは大きな心配のひとつです。

そんなときに検討したいのが保護帽(頭部保護帽・ヘッドギア)です。帽子の内側に衝撃をやわらげる素材が入っていて、転んだときに頭を打つ衝撃をやわらげることを目的にしています。この記事では、高齢者向けの保護帽おすすめ5選と、選び方、嫌がる親にかぶってもらう工夫をまとめました。

この記事でわかること
  • 高齢者に保護帽が必要になる場面
  • 保護帽の選び方(形・保護範囲・サイズ・重さ)
  • 高齢者向けの保護帽おすすめ5選と比較表
  • 嫌がる親にかぶってもらう工夫と、転倒そのものを減らす対策
目次

高齢者に保護帽が必要になる場面

高齢者は、筋力やバランス感覚の低下、薬の影響、視力の低下などで転びやすくなります。とくに、後ろに倒れると後頭部を強く打ちやすく、頭のけがにつながることがあります。

  • 転倒をくり返している:ここ数か月で何度も転んでいる
  • ふらつきが強い:病気(パーキンソン病、脳卒中のあとなど)でバランスがとりにくい
  • 血液をサラサラにする薬を飲んでいる:頭を打ったときに出血が心配
  • 認知症で危険がわかりにくい:一人で立ち上がって歩き出してしまう

保護帽は転倒を防ぐ道具ではなく、転んだときのけがを小さくするための「備え」です。手すりや靴の見直しなど、転倒を減らす対策と組み合わせて使いましょう。

新人ケアマネ新人

保護帽って、子ども用のヘルメットみたいなものですか?

ベテランケアマネ先輩

高齢者向けの保護帽は、見た目が普通の帽子に近いものが多いのよ。ニット帽やキャップのような形もあるから、外出のときにかぶっても目立ちにくいわ。

高齢者向けの保護帽の選び方

形と保護範囲で選ぶ

形特徴向いている人
キャップ・ハット型普通の帽子に近く、外出しやすい外出時に使いたい人、見た目を気にする人
つばなし・ニット帽型室内でもかぶりやすく、軽い家の中でも一日かぶりたい人
ヘッドギア型(あごひも付き)頭全体を覆い、ずれにくい転倒が多い人、守る範囲を広くしたい人

後ろに倒れやすい人は、後頭部まで覆うものを選びましょう。商品によって、前頭部・側頭部・後頭部のどこを守るかが違います。

サイズと重さ

保護帽は、頭のまわり(頭囲)でサイズを選びます。ゆるいと転んだときにずれて守れず、きついと頭が痛くなってかぶらなくなります。メジャーで眉の上あたりを一周測りましょう。

また、軽いものほど一日中かぶっていても負担になりにくいです。室内用なら100g前後の軽いもの、外出用なら少し厚みのあるものと、使う場面で選び分けるのもよいでしょう。

洗えるか、蒸れにくいか

毎日かぶるものなので、手洗いできるか、メッシュなど通気性のある素材かも確認しましょう。蒸れると、かぶるのを嫌がる原因になります。

障害者手帳がある場合は給付を確認 頭部保護帽は、障害のある人の「日常生活用具」の対象になっていることがあります。対象者や上限額は市区町村ごとに違うため、障害者手帳をお持ちの場合は、購入前に役所の障害福祉の窓口に確認しましょう。介護保険の福祉用具の対象ではありません。

高齢者向けの保護帽おすすめ5選

ここからは、Amazonで買える保護帽を5つ紹介します。価格はAmazonの商品ページで確認したもの(2026年10月20日時点)で、サイズや色で変わることがあります。

商品形参考価格向いている人
特殊衣料 abonet ホーム リボンつばなし・室内向け約5,300円家の中で軽くかぶりたい人
リード ほっと安心帽キャップ型約6,300円外出や防災にも使いたい人
キヨタ おでかけヘッドガード Eタイプハット型約6,400円外出時に自然にかぶりたい人
キヨタ おでかけヘッドガード シャーロットタイプつばなし約7,900円室内でも外でも使いたい人
特殊衣料 アボネットガードAヘッドギア型・あごひも約11,900円転倒が多く、しっかり守りたい人

特殊衣料 abonet ホーム リボン

保護帽を専門に手がける特殊衣料の「アボネット」シリーズの、室内向けの軽い保護帽です。重さは約80gで、ニット帽のような見た目です。

家の中で一日かぶっていても負担になりにくい軽さが特徴です。手洗いもできます。家の中での転倒が心配な人に向いています。

リード ほっと安心帽

衝撃をやわらげる素材が入った、普段使いしやすいキャップ型の帽子です。防災製品等推奨品に認定されていて、遮熱機能もあります。

見た目はふつうのキャップなので、散歩や買い物のときにも抵抗なくかぶりやすいでしょう。Amazonでのレビューはまだ少ない商品です。

キヨタ おでかけヘッドガード Eタイプ

介護用品メーカー、キヨタの「おでかけヘッドガード」シリーズのハット型の保護帽です。つばのある帽子の形で、外出のときに自然にかぶれます。

「保護帽をかぶっていると思われたくない」という人でも受け入れやすいデザインです。サイズを選べるので、頭囲を測ってから選びましょう。

キヨタ おでかけヘッドガード KM-1000R シャーロットタイプ

同じキヨタの、つばのないシャーロットタイプの保護帽です。つばがないので室内でもかぶりやすく、男女兼用のデザインです。

家の中でも外出先でも同じ帽子を使いたい人に向いています。サイズはM・Lなどから選べます。

特殊衣料 保護帽 アボネットガードA

アボネットの、前頭部・側頭部・後頭部を覆うヘッドギア型の保護帽です。あごひもが付いていて、転んだときにずれにくい構造です。重さは約160gです。

転倒をくり返している人や、ふらつきが強い人など、しっかり守りたいときに向いています。病院や施設ですすめられることも多いタイプです。

ベテランケアマネ先輩

保護帽は、あごひもを締めて正しくかぶらないと、転んだときにずれてしまうの。かぶり方を本人と一緒に確認してね。

保護帽を嫌がる親にかぶってもらう工夫

  • 本人と一緒に選ぶ色や形を本人に選んでもらうと、「自分の帽子」としてかぶってもらいやすくなります。
  • 場面を決めてはじめる最初は「外出のときだけ」「夜トイレに行くときだけ」など、転びやすい場面から始めます。
  • 「防寒」「日よけ」など普段の理由で声をかける「寒いからかぶっていこう」と声をかけると、抵抗が少なくなることがあります。
  • かぶる場所に置いておく玄関やベッドの近くなど、かぶるタイミングに手が届く場所に置きます。
頭を打ったあとは様子をよく見る 保護帽をかぶっていても、頭を強く打ったときは油断できません。頭痛、吐き気、ぼんやりする、手足が動かしにくい、などの様子があれば、すぐに医療機関を受診しましょう。打った直後は元気でも、時間がたってから症状が出ることがあります。
新人ケアマネ新人

転倒そのものを減らすには、どうすればいいですか?

ベテランケアマネ先輩

手すりや段差の見直し、すべりにくい靴、夜の足元灯などが基本よ。薬でふらついていることもあるから、主治医や薬剤師にも相談してね。ケアマネに言えば、住宅改修や福祉用具も一緒に考えられるわ。

よくある質問

保護帽は寝るときもかぶったほうがいいですか?
寝ている間は基本的に必要ありません。ただし、夜中に一人でトイレに起きて転ぶことが多い人は、ベッドの近くに置いておき、起きたときにかぶれるようにしておくとよいでしょう。
普通の帽子やニット帽でも代わりになりますか?
普通の帽子には衝撃をやわらげる素材が入っていないため、保護帽の代わりにはなりません。転倒が心配なら、衝撃吸収材入りの保護帽を選びましょう。
介護保険で購入できますか?
保護帽は介護保険の福祉用具(貸与・購入)の対象ではありません。障害者手帳をお持ちの場合は、市区町村の日常生活用具の給付の対象になることがあるので確認しましょう。
どのくらいで買い替えればいいですか?
強い衝撃を受けたあとや、中の緩衝材がへたった・破れたときは買い替えを検討しましょう。くわしい目安は、商品の説明書やメーカーの案内を確認してください。
まとめ
  • 保護帽は、転んだときに頭を打つ衝撃をやわらげるための備え
  • 外出用ならキャップ・ハット型、室内なら軽いつばなし型、転倒が多いならあごひも付きのヘッドギア型
  • 後ろに倒れやすい人は後頭部まで覆うものを選び、頭囲を測ってサイズを合わせる
  • 本人と一緒に選び、転びやすい場面からかぶりはじめる
  • 手すり・靴・照明の見直しなど、転倒そのものを減らす対策も一緒に行う

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