認知症の家族に役立つ便利グッズ5選|安心して暮らす工夫

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「今日が何曜日か、何度も聞かれる」「薬を飲んだかどうか、本人も家族もわからなくなる」「一人で外に出て、帰り道がわからなくなったらどうしよう」。認知症の家族と暮らすと、毎日の小さな困りごとと、大きな不安が重なりがちです。
この記事では、認知症の家族に役立つ便利グッズを5つ紹介します。日付と曜日がわかる時計・お薬カレンダー・GPS端末など、本人が安心して暮らせて、家族の負担も減らせるものを選びました。選び方と、グッズを使うときの声かけの工夫もまとめています。
- 認知症の人の暮らしで困りやすい場面
- 認知症の人向けグッズを選ぶときのポイント
- 認知症の家族に役立つ便利グッズ5選
- グッズを使うときに大切にしたいこと
認知症の人の暮らしで困りやすい場面
認知症の症状は人によって違いますが、生活の中では次のような場面で困りごとが起こりやすくなります。
- 日付や時間がわからない:何度も曜日を確認する、予定を忘れる
- 薬の管理:飲み忘れや、飲んだことを忘れて重ねて飲む
- 外出・道に迷う:帰り道がわからなくなる、行方不明になる
- 物の置き場所:財布や鍵が見つからない
こうした困りごとは、本人の「自分でできる」を支える道具で軽くできることがあります。家族がすべてを代わりにするのではなく、本人が自分で確かめられる環境をつくることが大切です。
新人何度も同じことを聞かれると、つい「さっき言ったでしょ」って言ってしまうんです……。
先輩そう感じるのは自然なことよ。本人が自分で確かめられる道具があると、聞かれる回数も、家族のイライラも減らせることがあるわ。
認知症の人向けグッズを選ぶポイント
本人が使いやすい、わかりやすいもの
表示が大きい、操作が少ない、見た目がシンプルなものを選びましょう。情報が多すぎると、かえって混乱することがあります。
本人の生活習慣に合わせる
いつも座る場所から見える位置に時計を置く、毎朝必ず通る場所にお薬カレンダーをかけるなど、生活の動線の中に道具を置くと使ってもらいやすくなります。
本人の気持ちと尊厳に配慮する
GPS端末などの見守りグッズは、本人に「監視されている」と感じさせないよう配慮が必要です。可能な範囲で本人に説明し、身につけてもらいやすい形を選びましょう。
| 困りごと | グッズ |
|---|---|
| 日付・曜日がわからない | デジタル日めくりカレンダー |
| 薬の飲み忘れ・重複 | お薬カレンダー |
| 道に迷う・行方不明 | GPS端末・GPSを入れられるインソール |
認知症の家族に役立つ便利グッズおすすめ5選
ここからは、認知症の人と家族の暮らしに役立つグッズを5つ紹介します。
| グッズ | 種類 |
|---|---|
| ADESSO メガ曜日日めくりカレンダー HM-9280DI | デジタル日めくりカレンダー |
| MAG デジタルカレンダー こよみん W-762 | デジタル日めくりカレンダー |
| お薬週間投薬カレンダー | お薬カレンダー |
| あんしんウォッチャーLE | GPS端末 |
| 見つける君インソール | GPSタグを入れられるインソール |
ADESSO メガ曜日日めくりカレンダー HM-9280DI
時刻・日付・曜日を大きな文字で表示するデジタルの日めくりカレンダーです。電波時計なので、めくり忘れても正確な日付を表示します。朝・昼・夜の表示もあります。
特徴は、時計の表示をオフにできることです。メーカーの説明では、情報が多いと混乱してしまう人のために、時刻表示を消して日付と曜日だけを見せる使い方ができるとされています。置き・掛けどちらにも対応しています。
MAG デジタルカレンダー こよみん W-762
ノア精密の「MAG」ブランドのデジタルカレンダーです。電波時計で、時刻とカレンダー表示の切り替えや六曜の表示、バックライトの機能があります。
本体は高さ9×幅22.5cmのコンパクトサイズで、置き・掛け兼用です。価格を抑えて、まずはデジタルカレンダーを試してみたい家族に向いています。単3電池2本(別売)で使います。
新人日付が自分で確認できれば、本人も安心できそうですね。
お薬週間投薬カレンダー
1週間分の薬を、曜日と時間帯ごとのポケットに入れて管理する壁掛けタイプのお薬カレンダーです。飲んだかどうかがポケットを見ればわかるため、飲み忘れや重複を防ぐ工夫になります。
家族が週に1回まとめてセットしておくと、本人が自分で取り出して飲む習慣を保ちやすくなります。薬の一包化(1回分ずつまとめること)は、医師や薬剤師に相談するとできる場合があります。
あんしんウォッチャーLE
KDDIの見守り用GPS端末です。持たせた人の現在地や移動履歴をスマホで確認でき、よく行く場所を登録すると、出入りの通知を受け取れます。au以外のスマホでも使えると案内されています。
小型で、バッグやポケットに入れておけます。電池の持ちは最大2か月(利用状況による)と案内されています。本体代とは別に月額の利用料がかかるため、契約内容を確認してから購入しましょう。
先輩GPSは「持って出てもらえるか」がいちばんの課題。いつも使うバッグに入れておくなど、本人の習慣に合わせるのがコツよ。
見つける君インソール(エアタグポケット付き)
靴の中敷きにAppleのAirTagを入れられるポケットがついたインソールです。靴に入れておけば、本人が持ち物を忘れても位置を確認しやすいのが利点です。
AirTagは別売りで、位置の確認にはiPhoneなどの対応機器が必要です。インソールに厚みがあるため、靴によっては大きめのサイズに変える必要があります。GPS端末を持ち歩くのを嫌がる人や、バッグを持たずに出かけることが多い人に向いています。
グッズを使うときに大切にしたいこと
便利グッズは、使い方しだいで本人の安心にも、ストレスにもなります。次のポイントを意識しましょう。
- 本人と一緒に使い始める「新しい時計にしたよ」など、本人に伝えながら設置します。いきなり環境を変えすぎないことが大切です。
- できることは本人に任せるお薬カレンダーから薬を取り出すなど、本人ができることは任せ、家族は確認に回ります。
- 責める声かけを避ける失敗したときも「さっき言ったでしょ」ではなく、「カレンダーで一緒に見てみようか」と声をかけます。
- 行方不明への備えは地域ともGPS端末に加えて、自治体の見守りネットワークや、事前登録の制度があるかを確認しておきましょう。
- 介護保険のサービスも活用する徘徊を知らせるセンサーなど、介護保険でレンタルできる用具もあります。ケアマネジャーに相談しましょう。
新人道具に頼りながら、家族も無理をしないことが大切なんですね。
先輩そうよ。道具は本人のためだけでなく、家族が少しでも楽になるためのもの。上手に頼ってね。
よくある質問
デジタルカレンダーと紙のカレンダー、どちらがいいですか?
GPS端末を嫌がって持ってくれません。
徘徊を知らせる機器は介護保険で借りられますか?
薬の管理が難しくなってきたら?
自治体にGPSの支援制度はありますか?
- 認知症の暮らしでは、日付・薬・外出・物の置き場所で困りごとが起こりやすい
- グッズは、本人が使いやすく、生活の動線に置けるシンプルなものを選ぶ
- デジタル日めくりカレンダー・お薬カレンダー・GPS端末が役立つ
- 本人と一緒に使い始め、できることは任せ、責める声かけを避ける
- 家族だけで抱え込まず、介護保険のサービスや地域の見守りも活用する
















