離床センサーの家庭用おすすめ4選|夜間のトイレと転倒対策に

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「夜中に親が一人でトイレに行こうとして、転ばないか心配」「別の部屋で寝ていると、親が起きたことに気づけない」。在宅介護では、夜間の起き上がりや歩き出しに家族が気づけるかどうかが、転倒を防ぐうえで大きなポイントになります。

家庭用の離床センサーは、親がベッドから起きたり、部屋を出たりしたことを、離れた場所にいる家族に音や光で知らせてくれる道具です。この記事では、家庭用の離床センサー・見守りチャイムおすすめ4選と、選び方、設置のコツをまとめました。

この記事でわかること
  • 離床センサーの種類と、家庭で使うメリット
  • 介護保険でレンタルできる場合
  • 家庭用の離床センサーおすすめ4選と比較表
  • 家庭で上手に使うための設置の4つのコツ
目次

離床センサーの種類と家庭で使うメリット

離床センサーは、介護施設や病院では「センサーマット」などの名前で広く使われている見守りの道具です。家庭で使えるものには、主に次のような種類があります。

種類知らせるタイミング特徴
マット型ベッドの横などに置いたマットを踏んだとき足を床についた時点で知らせる。置く場所でタイミングを調整できる
人感センサー型センサーの前を人が通ったとき壁や床に置くだけで使えて手軽。ほかの人やペットにも反応する
ベッド・布団型体を起こした、ベッドから離れたとき早めに知らせられるが、価格が高めのものが多い
呼び出しボタン本人がボタンを押したとき本人が自分で家族を呼べる場合に向く

家庭で使うと、家族が別の部屋で眠っていても、親が起きたことに気づいて手を貸しに行けるのが大きなメリットです。何度も様子を見に行かなくてよくなり、家族の睡眠を守ることにもつながります。

新人ケアマネ新人

センサーをつけると、親を見張っているようで気が引けます…。

ベテランケアマネ先輩

その気持ちは大切ね。目的は見張ることではなく、「転ぶ前に手を貸すこと」だと親に伝えてみて。本人が自分で呼べるなら、呼び出しボタンのほうが気持ちよく使えることもあるわ。

介護保険でレンタルできる場合もある

介護保険の福祉用具貸与には「認知症老人徘徊感知機器」という種目があり、認知症の人がベッドや部屋から離れたことを家族に知らせるセンサーが対象になります。原則として要介護2以上の人が対象で、自己負担は所得に応じて1〜3割です。

レンタルなら、状態の変化に合わせて機種を替えたり、故障のときに対応してもらえたりします。まずはケアマネジャーに、介護保険でレンタルできるかを相談し、対象にならない場合や、すぐに手軽に試したい場合に購入を考えましょう。

家庭用の離床センサーの選び方

  • 知らせるタイミング:起き上がりの段階で知らせたいのか、歩き出しの段階でよいのか
  • 受信機の持ち運び:家族が家の中を移動しても、受信機を持ち歩けるか
  • 通信距離:寝室と家族の部屋の距離や、壁の数に合っているか
  • 音と光の調整:音量を調整できるか、夜は光や振動だけで知らせられるか
ペットや家族の動きにも反応することがある 人感センサー型は、ペットや家族、揺れるカーテンなどにも反応することがあります。設置する前に、どの範囲で反応するかを試してから固定しましょう。

家庭用の離床センサーおすすめ4選

ここからは、Amazonで買える家庭用の離床センサー・見守りチャイムを4つ紹介します。価格はAmazonの商品ページで確認したもの(2026年10月22日時点)で、時期によって変わることがあります。

商品種類参考価格
CallToU 人感センサーチャイム 携帯型受信機人感センサー型約3,134円
EverNary モーションセンサー ポケットベル(センサー2個)人感センサー型約7,025円
離床センサー 見守りマット ワイヤレス離床アラームマット型約28,918円
FullHouse 介護用ポケットベル 呼び出しボタン呼び出しボタン約5,081円

CallToU 人感センサーチャイム 携帯型受信機

CallToUの、充電式でクリップつきの受信機を持ち歩ける人感センサーチャイムです。音・光・振動の3つの方法で知らせてくれるので、夜は振動だけにするなど、家族の状況に合わせて使えます。

手ごろな価格でまず試してみたい家庭や、家事をしながら受信機を身につけておきたい人に向いています。センサーは屋内専用です。

EverNary モーションセンサー ポケットベル(受信機1つ・センサー2個)

EverNaryの、人感センサー2個と、ポケットに入る受信機がセットになった見守りアラームです。ベッドの近くと部屋の出入口など、2か所にセンサーを置けます。受信機の音量は5段階で調整できます。

ベッドから起きたときと、部屋を出たときの両方を知りたい家庭に向いています。Amazonでのレビューは少なめなので、商品ページで仕様を確認してから選びましょう。

離床センサー 介護用 見守りマット ワイヤレス離床アラームシステム

ベッドの横に置いたマットの圧力センサーで、足を床についたことを知らせるマット型の離床センサーです。ワイヤレスで、音声とLEDで知らせてくれます。

人感センサーではペットなどに反応してしまう家庭や、施設と同じようなマット型を家でも使いたい人に向いています。価格が高めでレビューも少ないため、介護保険のレンタルで使えないかを先に確認しましょう。

FullHouse 介護用ポケットベル 呼び出しボタン

FullHouseの、本人がボタンを押すと、家族が持つ受信機が鳴る呼び出しチャイムです。ボタンはポケットに入れたり、ベッドの横やトイレの壁に貼ったりでき、受信機の音量は5段階、光だけで知らせるモードもあります。

センサーではありませんが、親が自分で家族を呼べる場合は、見張られている感じが少なく使えます。Amazonでのレビュー数も多い商品です。

ベテランケアマネ先輩

認知症で自分で呼ぶのが難しい人にはセンサー、自分で呼べる人には呼び出しボタン、というように、本人の状態で選ぶのがポイントよ。両方を組み合わせて使う家庭もあるわ。

離床センサーを家庭で上手に使う4つのコツ

  • 知らせてほしいタイミングを決める起き上がった時点で知りたいのか、歩き出したときでよいのかを決め、センサーの種類と置く場所を選びます。
  • 家族が駆けつけられる時間を考える寝室と家族の部屋の距離を考え、駆けつける時間が足りない場合は、センサーをベッドの近くに置くなどの工夫をします。
  • つまずかないように設置するマットやコードが新たなつまずきの原因にならないよう、すべり止めを使い、通り道をふさがないように置きます。
  • 夜のトイレの環境も整える足元灯をつける、ベッドの近くにポータブルトイレを置くなど、センサーとあわせて転びにくい環境を整えます。
家族が疲れきらないように センサーが鳴るたびに起きる生活が続くと、家族の体がもちません。夜間の対応が多い場合は、ショートステイや夜間の訪問介護などのサービスを使って、家族が休める日をつくりましょう。ケアマネジャーに相談すると、使えるサービスを一緒に考えてもらえます。
新人ケアマネ新人

センサーが鳴っても、間に合わないことがありそうです。

ベテランケアマネ先輩

そうね。センサーは転倒をゼロにする道具ではないの。転んでもけがをしにくいように、ベッドの高さを下げる、床にクッション性のあるマットを敷くなどの工夫も一緒に考えてね。

よくある質問

介護保険で離床センサーを借りるには、どうすればいいですか?
ケアマネジャーに相談し、ケアプランに入れてもらう必要があります。認知症老人徘徊感知機器は、原則として要介護2以上の人が対象です。要介護1以下でも、状態によっては例外として認められる場合があります。
賃貸住宅でも設置できますか?
紹介した商品は、置くだけや、テープで貼るだけで使えるものが中心で、配線の工事は不要です。壁に貼る場合は、はがせるテープを使うと安心です。
電池はどのくらい持ちますか?
商品や使い方によって違います。電池が切れると知らせてくれないため、定期的に動作を確認し、電池の交換や充電の日を決めておきましょう。
見守りカメラとどちらがいいですか?
離床センサーは「起きたこと」をすぐに知らせるのが得意で、見守りカメラは「どんな様子か」を確認するのが得意です。夜間にすぐ駆けつけたい場合はセンサー、離れて暮らしている場合はカメラが向いています。
まとめ
  • 家庭用の離床センサーは、親が起きたことを離れた部屋の家族に知らせてくれる
  • マット型・人感センサー型・呼び出しボタンなど、本人の状態に合わせて選ぶ
  • 認知症の人は、介護保険の認知症老人徘徊感知機器としてレンタルできる場合がある
  • 知らせるタイミング、駆けつける時間、つまずかない設置、夜のトイレの環境を考える
  • 家族が疲れきらないよう、夜間のサービスも組み合わせる

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