介護職の薬の本おすすめ5選|服薬介助と副作用の基本

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「利用者さんの薬が多すぎて、何のための薬なのかわからない」「服薬介助のとき、薬を飲んだ後の様子でどこに気をつければいいのか不安」。介護職は、薬を飲む場面に毎日のように立ち会いますが、薬について学ぶ機会は多くありません。
介護職に必要なのは、薬の細かい作用を覚えることよりも、高齢者に多い薬の注意点と、副作用かもしれない「いつもと違う様子」に気づく力です。この記事では、介護職の薬の本おすすめ5選と、選び方、飲み忘れや誤薬を防ぐコツをまとめました。
- 介護職ができる服薬介助の範囲
- 高齢者に多い薬と副作用の基本
- 介護職の薬の本おすすめ5選と比較表
- 飲み忘れや誤薬を防ぐ4つのコツ
介護職ができる服薬介助の範囲と高齢者の薬の基本
介護職は、一定の条件を満たす場合に、医療行為にあたらない範囲で服薬の介助ができます。主な内容と、高齢者の薬で気をつけたいことは次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 介護職ができる主なこと | 一包化された内服薬を飲む介助、軟膏を塗る、湿布を貼る、目薬をさすなど(条件あり) |
| 多剤服用(ポリファーマシー) | 薬が多いほど、副作用や飲み間違いが起こりやすい |
| 副作用が出やすい | 高齢になると薬が体に残りやすく、ふらつきや眠気、食欲低下などが出やすい |
| 飲み込みの問題 | 錠剤が飲み込みにくい人や、口の中に薬が残る人がいる |
介護職ができる範囲は、本人や家族の依頼があり、容態が安定していることなどの条件のもとで認められています。条件や事業所のルールを確認し、迷うときは看護師に相談しましょう。
新人薬の名前を全部覚えないと、服薬介助はできないんでしょうか?
先輩全部覚える必要はないわ。大事なのは、どんな種類の薬を飲んでいて、どんな変化に気をつければいいかを知っておくこと。わからない薬が出てきたら、本で調べたり看護師に聞いたりすればいいのよ。
介護職の薬の本の選び方
初めてなら図解で全体をつかむ
薬や医療の知識に苦手意識があるなら、イラストや図解で、高齢者の病気と薬の基本をまとめた本から始めましょう。病気と薬をセットで理解すると、覚えやすくなります。
調べるなら薬の名前から引ける本
利用者の薬を調べたいときは、処方薬の名前から、何の病気の薬か、介護で気をつけることがわかる本が便利です。事業所に一冊置いておくと、職員みんなで使えます。
病気とあわせて学ぶなら疾患別の本
高齢者に多い病気ごとに、症状や治療、薬、生活の注意点をまとめた本は、利用者の状態を理解するのに役立ちます。医療職との連携の場面でも、話が通じやすくなります。
職場選びで迷ったら、プロに相談するのも一つの方法
同じ介護の仕事でも、施設の種類や人員体制によって働きやすさは大きく変わります。介護業界に特化した転職支援サービスなら、希望条件に合う職場を一緒に探せます。
レバウェル介護に無料で相談する介護職の薬の本おすすめ5選
ここからは、Amazonで買える介護職向けの薬の本を5冊紹介します。価格はAmazonの商品ページで確認したもの(2026年10月23日時点)で、変わることがあります。
| 本 | 向いている人 | 参考価格 |
|---|---|---|
| 完全図解 介護に必要な 医療と薬の全知識 | 医療と薬を図解で学びたい人 | 1,980円 |
| 2訂版 介護で役立つ!お薬&医学の知識 | 処方薬の名前から調べたい人 | 1,760円 |
| 介護現場で使える 医療知識&お薬便利帖 | 疾患と薬をセットで確認したい人 | 2,945円 |
| ケアにいかせる!高齢者の病気と薬の知識 | 病気と薬をケアに結びつけたい人 | 2,200円 |
| 医療知識&お薬 介護スタッフのための医療の教科書 | 医療職への報告に自信がない人 | 2,200円 |
完全図解 介護に必要な 医療と薬の全知識(介護ライブラリー)
講談社の「介護ライブラリー」の一冊で、介護者に必要な高齢者医療と薬の知識を、300点を超えるイラストと図解でまとめた本です。在宅医療の医師と、介護の分野で知られる著者が中心になって書いています。
「何℃の熱が出たら受診するか」「救急車を呼ぶか様子を見るか」といった介護の現場の迷いに答える内容も載っています。Amazonでのレビュー数が多い本です。
2訂版 介護で役立つ!お薬&医学の知識(ユーキャンの介護のお仕事シリーズ)
ユーキャンの、介護の現場でよく出会う処方薬730種以上を選んで、薬の名前から病気の名前がわかるようにした本です。介護での注意点や、急な症状とその後の対応のポイントもすぐに確認できます。
医学のパートでは、高齢者に多い病気と介護のポイント、たんの吸引や胃ろうのケアなどの介助の方法も載っています。利用者の薬を調べたいヘルパーや介護職に向いています。
介護現場で使える 医療知識&お薬便利帖
翔泳社の「現場で使える便利帖」シリーズの一冊で、高齢者に多い疾患について、症状・原因・治療法・処方される薬・生活の注意点を項目ごとに解説した本です。口腔ケア、感染症、緊急時の対応、看取り、多職種連携の話も盛り込まれています。
大きめの判型で見やすく、Webから「介護・医療連携シート」もダウンロードできます。病気と薬をセットで確認したい人に向いています。
ケアにいかせる!高齢者の病気と薬の知識
中央法規出版の、高齢者の病気と薬の知識を、ケアにいかす視点でまとめた本です。高血圧、心不全、脳卒中、誤嚥性肺炎、糖尿病、認知症、パーキンソン病など、高齢者に多い34の病気を取り上げ、症状、観察とケアのポイント、よく使われる薬と服薬時の注意点を、図表やイラストで解説しています。医学の知識をケアにいかした事例も載っています。
薬の知識を、日々のケアや利用者の様子の観察に結びつけたい介護職に向いています。
医療知識&お薬 介護スタッフのための医療の教科書
便利帖と同じ「介護と医療研究会」による、高齢者に多い60の疾患と10の症状について、症状・原因・治療法・処方される薬を整理した本です。食事や生活習慣の注意点、ケアのときに介護職が気をつけたいことも紹介しています。
医療職と連携するときに何を伝えればよいかを、医療職の目線で解説しているのが特徴です。看護師への報告に自信がない人に向いています。
先輩まず図解の本で全体をつかんで、事業所には薬の名前から引ける本を一冊。利用者さんの病気が気になったら、疾患別の本で調べる、という使い分けがおすすめよ。
飲み忘れや誤薬を防ぐ4つのコツ
- 名前・日付・時間を声に出して確認する薬袋の名前、日付、飲む時間を、利用者の前で声に出して確認してから渡します。
- 飲み込むまで見届ける口に入れたことだけでなく、飲み込んだことまで確認します。口の中に残っていないかも見ます。
- 飲んだ記録をすぐにつける飲み終わったらすぐに記録し、ほかの職員が同じ薬を渡さないようにします。
- いつもと違う様子を伝えるふらつき、眠気、食欲の低下、便秘などの変化は、薬の影響の可能性もあります。看護師に伝えましょう。
新人薬の知識がつくと、仕事は変わりますか?
先輩変わるわよ。利用者さんの変化を「薬の影響かもしれない」と考えられるようになると、看護師や医師への報告がぐっと具体的になるの。医療の知識がある介護職は、どの職場でも頼りにされるわ。
よくある質問
介護職が薬を飲ませるのは医療行為ですか?
薬を飲みたがらない利用者にはどうすればいいですか?
市販薬やサプリメントも気にするべきですか?
訪問介護でも薬の本は役立ちますか?
介護職の転職・職場探しなら『レバウェル介護』
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- 登録・利用は無料
※登録・利用は無料です
- 介護職は、条件のもとで医療行為にあたらない範囲の服薬介助ができる
- 高齢者は薬が多く、副作用が出やすいため、いつもと違う様子に気づくことが大切
- 初めてなら図解の本、調べるなら薬の名前から引ける本を選ぶ
- 名前・日付・時間の確認、飲み込むまでの見届け、すぐの記録で誤薬を防ぐ
- 薬の調整は医師・薬剤師の役割。気になることは看護師に伝える
















