運動学の本おすすめ6選|PT・OT学生から臨床の学び直しまで

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「運動学の授業についていけない」「臨床に出てから、関節の動きや筋の働きをきちんと説明できないことに気づいた」。運動学は、理学療法士・作業療法士にとって、評価と治療のすべての土台になる科目です。
運動学は、関節の動き・筋の働き・力のかかり方を、実際の動作と結びつけて理解すると身につきます。この記事では、運動学の本おすすめ6選と、学生・新人・中堅のレベル別の選び方、臨床で使える知識にするコツをまとめました。
- 運動学で学ぶ内容と、臨床とのつながり
- 運動学の本の選び方(レベル別)
- 運動学の本おすすめ6選と比較表
- 運動学を臨床で使える知識にする4つのコツ
運動学で学ぶ内容と、臨床とのつながり
運動学では、主に次のような内容を学びます。
| 分野 | 主な内容 | 臨床でのつながり |
|---|---|---|
| 運動の力学 | てこ、重心、力のモーメントなど | 介助や動作で体にかかる負担を考える |
| 関節の運動 | 関節の構造と動く方向・範囲 | 関節可動域の評価と治療 |
| 筋の働き | 筋の収縮の種類、主動作筋と拮抗筋 | 筋力の評価、トレーニングの選び方 |
| 姿勢と動作 | 立位・座位の姿勢、起き上がり・立ち上がり・歩行 | 動作分析と動作練習 |
運動学の知識があると、「なぜこの動作ができないのか」を関節や筋の働きから説明できるようになります。評価の結果を治療につなげる力の土台になる科目です。
新人国家試験のために覚えた運動学を、臨床でうまく使えていない気がします。
先輩多くの人がそう感じるのよ。覚えた知識を、目の前の患者さんの動作に当てはめて考えるくせをつけると、少しずつ使える知識に変わっていくわ。
運動学の本の選び方
学生は「授業に合わせた教科書」と「ノート型」
学生は、授業で使う教科書に加えて、要点を整理したノート型や講義形式の本を使うと、理解と国家試験の準備を同時に進められます。
臨床で学び直すなら「定番の教科書」を手元に
臨床に出てから学び直す人は、版を重ねている定番の教科書を1冊手元に置いておくと、迷ったときに基本に立ち返れます。
関節の動きを深く理解するなら「機能解剖学」
関節の構造と動きのしくみを図で深く理解したい人には、機能解剖学の本が向いています。図が多く、関節ごとに巻が分かれているものもあります。
運動学の本おすすめ6選
ここからは、Amazonで買える運動学の本を6冊紹介します。価格はAmazonの商品ページで確認したもの(2026年10月20日時点)で、変わることがあります。
| 書籍 | 向いている人 | 参考価格 |
|---|---|---|
| 運動学 第2版(15レクチャーシリーズ) | 学生・講義形式で学びたい人 | 約2,900円 |
| PT・OT基礎から学ぶ運動学ノート 第3版 | 学生・要点を整理したい人 | 約4,400円 |
| 基礎運動学テキスト | 学生・新人 | 約5,600円 |
| 基礎運動学 第7版 | 学生〜臨床の学び直し | 約7,900円 |
| カパンジー機能解剖学 Ⅰ 上肢 原著第7版 | 上肢の関節を深く学びたい人 | 約9,200円 |
| カパンジー機能解剖学 Ⅱ 下肢 原著第7版 | 下肢の関節を深く学びたい人 | 約9,200円 |
運動学 第2版(15レクチャーシリーズ 理学療法・作業療法テキスト)
中山書店の15レクチャーシリーズの1冊で、運動学を15回の講義の形で学べる教科書です。1回分ずつ区切って学べるので、計画的に進めやすい構成です。
授業の予習・復習や、手ごろな価格で全体を見渡したい学生に向いています。
PT・OT基礎から学ぶ運動学ノート 第3版
医歯薬出版の、運動学の要点をノート形式で整理した本です。書きこみながら覚えるのに向いています。
授業の内容を整理したい学生や、国家試験に向けて基礎を固めたい人に向いています。
基礎運動学テキスト(シンプル理学療法学・作業療法学シリーズ)
南江堂のシンプルシリーズの、運動学の基礎をコンパクトにまとめた教科書です。
要点を押さえながら、教科書として全体を学びたい学生や新人に向いています。
基礎運動学 第7版
医歯薬出版の、運動学の定番の教科書として長く使われている1冊の最新版です。運動学の内容を幅広く、しっかり扱っています。
学生の教科書としてだけでなく、臨床に出てからの学び直しの1冊としても向いています。
カパンジー機能解剖学 Ⅰ 上肢 原著第7版
医歯薬出版の、関節の構造と動きのしくみを、豊富な図で解説した機能解剖学の本の上肢編です。
肩・肘・手の関節の動きを深く理解したい人や、作業療法士で上肢の治療に関わる人に向いています。
カパンジー機能解剖学 Ⅱ 下肢 原著第7版
同じシリーズの下肢編で、股関節・膝関節・足部の構造と動きを図で学べます。
歩行や立ち上がりの分析にかかわる下肢の関節を深く理解したい理学療法士に向いています。
先輩運動学の本を読んだら、自分の体で関節を動かして確かめてみてね。触って、動かして、本の図と見くらべると、覚えた内容が体で理解できるわよ。
運動学を臨床で使える知識にする4つのコツ
- 自分の体で確かめる本で読んだ関節の動きや筋の働きを、自分の体で動かして確認します。
- 動作を細かく分けて考える立ち上がりなら「前かがみ」「お尻が浮く」「伸び上がる」のように分け、それぞれで働く関節と筋を考えます。
- 患者さんの動作に当てはめるできない動作の原因を、関節の動きと筋の働きから仮説を立てて評価します。
- 説明する練習をする患者さんや家族、ほかの職種に、運動学の言葉を使わずに説明してみると、理解が深まります。
新人運動学と解剖学、どちらを先に勉強すればいいですか?
先輩骨や筋の位置がわからないと運動学は理解しにくいから、基本の解剖学を押さえてから運動学に進むと楽よ。ただ、行き来しながら学ぶのが一番身につくわね。
よくある質問
運動学の教科書は、何冊も必要ですか?
カパンジーは学生には難しいですか?
運動学は国家試験にどのくらい出ますか?
作業療法士にも運動学の本は必要ですか?
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- 運動学は、関節・筋・力のかかり方を動作と結びつけて理解する科目
- 学生は授業の教科書と、ノート型・講義形式の本を組み合わせる
- 臨床で学び直すなら定番の教科書、関節を深く学ぶなら機能解剖学
- 自分の体で確かめ、動作を分けて、患者さんの動作に当てはめる
- 本の数値は目安として使い、本人の状態とあわせて判断する
















