高齢者の口腔ケア用品おすすめ7選|歯ブラシと保湿ジェル

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高齢になると、歯ぐきが下がる、口が乾きやすくなる、入れ歯を使うなど、口の中の状態が変わってきます。口の中が汚れたままだと、むし歯や歯周病だけでなく、誤嚥性肺炎の原因になることもあります。

この記事では、高齢者の口腔ケアにおすすめの用品7選を紹介し、口の状態別の使い分けや、家族が介助するときのポイントを解説します。

この記事でわかること
  • 高齢者の口の中で起こりやすい変化
  • 高齢者の口腔ケアが大切な理由
  • 歯ブラシなど口腔ケア用品の選び方
  • 高齢者の口腔ケア用品おすすめ7選
  • 口の状態別の使い分けと、家族が介助するときのポイント
目次

高齢者の口の中で起こりやすい変化

高齢者の口の中で起こりやすい変化
変化起こりやすいトラブル
歯ぐきが下がる歯の根元が出て、しみる・むし歯になりやすい
唾液が減る口が乾き、汚れがたまりやすく、口臭の原因になる
入れ歯を使う入れ歯の汚れや、合わないことによる痛み
手の力が弱くなる歯ブラシをうまく動かせず、磨き残しが増える
飲み込む力が弱くなる口の中の細菌を含んだ唾液が気管に入りやすくなる

高齢者の口腔ケアが大切な理由

  • 誤嚥性肺炎の予防:口の中の細菌を減らすことが、肺炎を防ぐことにつながる
  • おいしく食べ続けるため:口の中が清潔で痛みがないと、食事を楽しめる
  • 会話や表情を保つため:口の乾きや口臭が減ると、人と話すことにも前向きになれる
新人ケアマネ新人

歯が少ない人でも、口腔ケアは必要なんですか?

ベテランケアマネ先輩

必要よ。歯がなくても、舌や頬の内側、入れ歯には汚れや細菌がたまるの。歯がない人ほど、スポンジや舌ブラシでのケアが大事になるのよ。

高齢者向け口腔ケア用品の選び方

高齢者向け口腔ケア用品の選び方
  • 毛はやわらかめを選ぶ歯ぐきが下がっている人やしみる人は、歯と歯ぐきを傷つけにくいやわらかめの毛を選びます。
  • ヘッドは小さめを選ぶ奥歯や入れ歯のすき間まで届きやすく、磨き残しを減らせます。
  • 持ち手は太く滑りにくいものを選ぶ握る力が弱くなった人でも、しっかり持てます。
  • 歯ブラシ以外の道具も組み合わせる舌や頬の内側、口の乾き、入れ歯には、それぞれ専用の用品を使います。

高齢者の口腔ケア用品おすすめ7選

高齢者の口腔ケア用品おすすめ

① 奇跡の歯ブラシ クリアブラック|力を入れずに磨きたい人に

独自の毛の構造で、軽くなぞるように磨けるのが特徴の歯ブラシです。力を入れて磨くと歯ぐきが痛む人や、握る力が弱くなった人でも使いやすく、毎日の歯みがきに取り入れやすい商品です。

② マツヨシ 口腔ケアスポンジ|歯ブラシが使いにくい人に

やわらかいスポンジで、頬の内側や上あご、舌の汚れをやさしくぬぐえます。歯が少ない人や、うがいが難しい人の口腔ケアに向いており、家族が介助するときにも使いやすい道具です。

③ 歯みがきティシュ ハビナース|水が使えない場面に

指に巻いて口の中をふき取れるシートタイプです。水やうがいがいらないため、ベッドの上でのケアや外出先でも使えます。寝ている時間が長い人の口腔ケアにも役立ちます。

④ 舌ブラシ ハビナース|舌の汚れが気になる人に

舌の表面につく白い汚れ(舌苔)を落とすための専用ブラシです。舌を傷つけにくい形になっており、口臭が気になる人におすすめです。強くこすらず、奥から手前にやさしく動かしましょう。

⑤ ケアハート口腔専科 お口潤うジェル|口の乾きが気になる人に

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口の中に塗って乾燥を防ぐ保湿ジェルです。薬の影響や口呼吸で口が乾きやすい人に向いています。口腔ケアの前に塗ると汚れがやわらかくなり、ケアの後に塗ると潤いを保てます。

⑥ ポリデント 部分入れ歯用 入れ歯洗浄剤|部分入れ歯を清潔に保ちたい人に

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部分入れ歯を浸けておくだけで、汚れや細菌を落とせる洗浄剤です。ブラシでの清掃と組み合わせると、入れ歯のにおいやぬめりを防げます。

⑦ ブラウン オーラルB PRO2000|手早くしっかり磨きたい人に

回転式の電動歯ブラシで、歯に当てるだけで効率よく磨けます。タイマー機能があり、磨く時間の目安が分かります。手を細かく動かすのが難しくなった人の選択肢です。振動が苦手な人や、口の中に傷がある人は使う前に歯科医に相談しましょう。

口の状態別|口腔ケア用品の使い分け

口の状態おすすめの用品
自分で歯みがきができるやわらかめの歯ブラシ、電動歯ブラシ
歯が少ない・うがいが難しい口腔ケアスポンジ、歯みがきシート
口が乾く・口臭が気になる保湿ジェル、舌ブラシ
入れ歯を使っている入れ歯洗浄剤と入れ歯用ブラシ
寝ている時間が長い歯みがきシート、スポンジ、保湿ジェル

家族が口腔ケアを介助するときのポイント

  • 姿勢を整える:座れる人は少し前かがみに、ベッドの人は上半身を起こして顔を横に向け、むせを防ぐ
  • 声をかけてから始める:いきなり口に触れず、「歯をきれいにしますね」と伝える
  • 汚れは奥から手前へ:スポンジやシートは、奥から手前にかき出すように動かす
  • 入れ歯は外して洗う:入れ歯を外した状態で口の中もケアし、夜は外して洗浄する
注意:痛みや出血が続くときは歯科へ歯ぐきからの出血や痛み、入れ歯が合わない状態が続く場合は、歯科を受診しましょう。通院が難しい場合は、訪問歯科について担当のケアマネジャーに相談できます。

よくある質問(FAQ)

高齢者の歯みがきは1日何回が目安ですか?
毎食後が理想ですが、難しい場合は少なくとも1日1回、特に夜寝る前にしっかりケアしましょう。寝ている間は唾液が減り、細菌が増えやすくなります。
口腔ケアを嫌がる場合はどうすればいいですか?
無理に口を開けさせず、本人ができるところは自分でしてもらいましょう。スポンジやシートなど刺激の少ない道具に変えると受け入れやすくなることがあります。
訪問歯科は介護保険で利用できますか?
歯科医師や歯科衛生士による口腔ケアの指導は、介護保険の居宅療養管理指導として利用できる場合があります。治療は医療保険の対象になります。ケアマネジャーに相談してください。
高齢者に合う歯みがき粉の選び方はありますか?
うがいが難しい人は、泡立ちが少なく、すすぎが少なくて済むジェルタイプが使いやすいです。しみる人は知覚過敏用、口が乾きやすい人は刺激の少ないものを選びましょう。
歯ブラシはどのくらいで交換すればいいですか?
毛先が開いてきたら交換の目安です。一般的には1か月に1回程度の交換がすすめられています。スポンジブラシは使い捨てのものが多いため、繰り返し使わないようにしましょう。
入れ歯は寝るときも付けたままでいいですか?
一般的には外して洗浄し、歯ぐきを休ませることがすすめられますが、状態によって異なります。歯科医の指示に従いましょう。
口腔ケア用品はどこで買えますか?
ドラッグストアや介護用品店、通信販売で購入できます。スポンジブラシや保湿ジェルは、歯科医院で使い方の説明を受けてから選ぶと安心です。
高齢者の口腔ケア用品のまとめ
まとめ
  • 高齢者の口の中は、歯ぐきの後退、口の乾き、入れ歯などで変化し、誤嚥性肺炎を防ぐためにもケアが大切
  • 歯ブラシは、やわらかめの毛・小さめのヘッド・握りやすい持ち手を選ぶ
  • 歯が少ない人はスポンジやシート、口が乾く人は保湿ジェル、入れ歯の人は洗浄剤を組み合わせる
  • 介助するときは姿勢と声かけを大切にし、痛みや出血が続くときは歯科に相談する

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編集:中央法規「ケアマネジャー」編集部, 著:福島敏之
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