リハビリの薬理学の本おすすめ3選|PT・OTが薬を学ぶ入門書

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「カルテに書かれている薬の名前を見ても、何の薬かわからない」「血圧の薬を飲んでいる人の運動で、何に気をつければいいの?」。リハビリ職にとって薬理学は、国家試験の勉強が終わると触れる機会が減りがちな分野です。
リハビリ職が薬を学ぶ目的は、薬の作用や副作用がリハビリ中の体の反応にどう影響するかを知り、リスク管理と評価に活かすことです。この記事では、リハビリの薬理学の本おすすめ3選と、選び方、臨床での活かし方をまとめました。
- リハビリで注意したい薬と副作用
- 薬理学の本の選び方
- リハビリの薬理学の本おすすめ3選と比較表
- カルテの薬をリハビリに活かす4つのコツ
リハビリで注意したい薬と副作用
高齢の患者さんや利用者さんは、複数の薬を飲んでいることが多く、その作用や副作用がリハビリ中の体調に影響します。リハビリ職が知っておきたい代表的な薬は、次のとおりです。
| 薬の種類 | リハビリで気をつけること |
|---|---|
| 血圧を下げる薬 | 起き上がりや立ち上がりで血圧が下がり、めまいやふらつきが起こることがある |
| 心拍数を抑える薬(β遮断薬など) | 運動しても心拍数が上がりにくく、心拍数だけで負荷を判断しにくい |
| 血液をサラサラにする薬 | 転倒やぶつけたときに出血やあざができやすい |
| 睡眠薬・抗不安薬 | ふらつきや眠気で、転倒のリスクが高まることがある |
| 糖尿病の薬 | 運動や食事の量によって低血糖が起こることがある |
| パーキンソン病の薬 | 薬が効いている時間と切れる時間で、動きやすさが変わる |
薬を知ると、「リハビリの時間帯をいつにするか」「何を確認してから運動するか」の判断が具体的になります。薬の調整は医師や薬剤師の役割ですが、リハビリ中に気づいた変化を伝えるのはリハビリ職の大切な仕事です。
新人薬の名前が多すぎて、覚えられる気がしません…。
先輩全部の商品名を覚える必要はないのよ。まずは「この薬はどの種類か」を調べられるようになって、種類ごとにリハビリで注意することを押さえるの。担当した患者さんの薬を一つずつ調べていくと、自然に身についていくわ。
薬理学の本の選び方
リハビリ職向けに書かれた本
薬理学の本は、薬剤師や看護師向けのものが多くあります。リハビリ職向けに、運動や生活への影響と結びつけて解説した本を選ぶと、臨床で使いやすくなります。
学生なら講義形式の教科書
学生や基礎から学び直したい人は、講義の流れに沿って、薬の基本から順番に学べる教科書がおすすめです。国家試験の範囲もカバーできます。
臨床なら疾患や場面から引ける本
臨床で使うなら、疾患や症状から関係する薬を引ける本が便利です。リハビリ中に気をつける副作用がまとまっているかも確認しましょう。
リハビリの薬理学の本おすすめ3選
ここからは、Amazonで買えるリハビリの薬理学の本を3冊紹介します。価格はAmazonの商品ページで確認したもの(2026年10月22日時点)で、変わることがあります。
| 本 | 向いている人 | 参考価格 |
|---|---|---|
| リハベーシック 薬理学・臨床薬理学 第2版 | 基礎から手軽に学びたい学生・新人 | 2,970円 |
| リハビリテーションのための薬理学・臨床薬理学(はじめての講義) | 講義形式で順番に学びたい人 | 4,180円 |
| リハビリテーションのための臨床薬理学 | 臨床で薬の影響を深く学びたい人 | 6,930円 |
リハベーシック 薬理学・臨床薬理学 第2版
医歯薬出版のリハベーシックシリーズの一冊で、リハビリ職に必要な薬理学と臨床薬理学の基礎をコンパクトにまとめた本です。薬の作用の仕組みから、疾患ごとの薬まで学べます。
価格が手ごろで、学生や新人が薬の基本を押さえるのに向いています。
リハビリテーションのための薬理学・臨床薬理学(はじめての講義)
南江堂の、講義の形式で、リハビリに必要な薬理学を順番に学べる教科書です。薬の基本と、リハビリの場面での注意点を結びつけて解説しています。
基礎から体系的に学びたい学生や、学び直したい若手に向いています。
リハビリテーションのための臨床薬理学
臨床で出会う薬が、リハビリにどう影響するかを解説した本です。運動療法や生活の場面で、薬をどう考えればいいかを学べます。
価格は高めですが、臨床経験を積んで、薬の知識をリスク管理に本格的に活かしたい人に向いています。
先輩まず手軽な教科書で薬の種類と作用をつかんで、臨床で必要になったら臨床薬理の本で深めるといいわ。担当している人の薬を本で調べる習慣をつけるのが一番の近道よ。
カルテの薬をリハビリに活かす4つのコツ
- 担当したら薬の一覧を確認する新しく担当した人の薬を一覧で確認し、知らない薬は種類と主な副作用を調べます。
- 飲む時間とリハビリの時間を考える血圧の薬や糖尿病の薬、パーキンソン病の薬などは、飲んだ時間からの経過で体の反応が変わります。リハビリの時間帯を考える材料にします。
- 運動の前後で体の反応を見る血圧や心拍数、自覚症状を確認し、薬の影響が考えられる変化を記録します。
- 気づいたことを医師・薬剤師に伝えるふらつきが増えた、動きが悪い時間があるなど、リハビリ中に気づいたことを伝えると、薬の調整の参考になります。
新人訪問リハビリでも薬の知識は役立ちますか?
先輩とても役立つわ。在宅では、薬の飲み忘れや飲みすぎが体調に影響していることもあるの。お薬手帳を見せてもらって、気になることがあれば、ケアマネジャーや訪問看護、薬局と連携してね。
よくある質問
薬理学は国家試験にも出ますか?
STにも役立ちますか?
薬の情報はどこで調べればいいですか?
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- 薬の作用や副作用は、リハビリ中の血圧や心拍数、ふらつきに影響する
- リハビリ職向けの本で、薬の種類ごとに注意点を押さえる
- 学生や新人は教科書、臨床では臨床薬理の本で深める
- 薬の一覧の確認、飲む時間、運動前後の反応、気づきの共有を習慣にする
- 薬の中止や変更はすすめず、医師や薬剤師に相談する
















