介護職の残業が多い|サービス残業のルールと減らす方法

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「記録が終わらなくて、毎日のように残っている」「早く来て準備するのが当たり前になっている」「残業代が出ていない気がする」。介護職の残業は、記録や申し送り、委員会の仕事などで増えやすく、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、会社の指示で行った仕事や、仕事をするために必要な準備・片づけの時間は、原則として労働時間にあたり、所定の時間をこえた分には残業代が支払われる必要があります。残業を減らすには、残業の原因を記録して職場と共有することが第一歩です。改善が見込めない場合は、残業の少ない職場を選ぶことも考えましょう。この記事では、介護職の残業が多くなる理由と、サービス残業のルール、残業を減らす方法をまとめました。
- 介護職の残業が多くなる主な理由
- サービス残業と労働時間の基本のルール
- 残業を減らすために自分と職場でできること
- 残業の少ない職場の見分け方
介護職の残業が多くなる主な理由
| 理由 | よくある状況 |
|---|---|
| 記録の時間がない | 勤務中は介助で手が離せず、記録が勤務の後になる |
| 申し送りが長い | 交代の時間に申し送りが終わらない |
| 人手不足 | 人が足りず、決まった時間内に仕事が終わらない |
| 委員会・研修・行事の準備 | 勤務時間外に会議や準備をしている |
| 急な対応 | 体調の急変や転倒などで、帰れなくなる |
| 早出の準備 | 勤務開始前に来て、準備や情報の確認をする |
新人みんな残っているので、残業代を申請しにくい雰囲気があります。
先輩その気持ちはわかるわ。でも、働いた時間に対して賃金を受け取るのは、働く人の当然の権利なの。まずは自分の働いた時間を記録しておくことから始めましょう。
介護職のサービス残業と労働時間のルール
労働基準法では、働く人が会社の指揮命令のもとにある時間は、労働時間にあたると考えられています。介護の職場では、次のような時間も労働時間にあたる可能性があります。
- 勤務の前後に行う、記録や申し送りの時間
- 会社の指示で出席する、委員会や研修の時間
- 着替えが義務づけられている場合の、制服への着替えの時間
- 仮眠中でも、呼ばれたらすぐに対応しなければならない夜勤の待機の時間
法定の労働時間(1日8時間・週40時間)をこえて働いた分には、25%以上の割増賃金を支払う必要があります。月60時間をこえる時間外労働は、50%以上の割増になります。
残業を減らすために自分でできること
- 働いた時間を記録する出勤・退勤の時間と、残業した理由を毎日メモします。
- 記録をこまめに書く介助の合間に短く記録し、勤務の最後にまとめて書く量を減らします。
- 仕事の優先順位を決める勤務の始めに、その日の仕事の順番を決めます。
- 手伝いを頼む時間内に終わらないときは、早めにほかの職員に声をかけます。
- 残業の申請をする職場のルールに沿って、残業した時間を申請します。
職場選びで迷ったら、プロに相談するのも一つの方法
同じ介護の仕事でも、施設の種類や人員体制によって働きやすさは大きく変わります。介護業界に特化した転職支援サービスなら、希望条件に合う職場を一緒に探せます。
レバウェル介護に無料で相談する職場で取り組める残業の減らし方
| 取り組み | 内容 |
|---|---|
| 記録の電子化 | タブレットや記録のソフトで、その場で記録できるようにする |
| 申し送りの見直し | 伝える内容を決め、書面やシステムで共有する |
| 会議の時間の見直し | 委員会や会議を勤務時間内に行い、時間を短くする |
| 業務の分担 | 介護助手に周辺の業務を任せ、介護職が介護に集中できるようにする |
| 機器の活用 | インカムや見守りセンサーで、連絡や巡回の手間を減らす |
新人自分から職場に「改善してほしい」と言うのは勇気がいります。
先輩一人で言うのが難しければ、同じように感じている同僚と一緒に、具体的な数字で伝えるといいわ。「記録の時間が毎日30分ほど勤務の後になっている」のように話すと、職場も対策を考えやすくなるのよ。
残業代が支払われないときの相談先
- 職場の上司・人事:まずは記録をもとに、残業代の扱いを確認する
- 労働基準監督署:残業代の未払いなど、労働基準法の違反について相談できる
- 総合労働相談コーナー:職場のさまざまな悩みについて無料で相談できる
改善が見込めない場合は、残業の少ない職場への転職も選択肢です。求人票の「残業少なめ」だけでなく、月の平均の残業時間や、記録の時間が勤務時間内にあるかを確認しましょう。
残業の少ない介護の職場の見分け方
- 月の平均の残業時間:具体的な時間を聞く。「ほとんどない」だけで判断しない
- 記録の方法:タブレットなどでその場で記録できるか、記録の時間が勤務時間内にあるか
- 会議や委員会の時間:勤務時間内に行われているか
- 残業代の扱い:残業の申請の方法と、1分単位などで計算されているか
- 人員の体制:急な欠勤があっても回せるだけの人数がいるか
見学のときに、勤務の交代の時間帯に職員がどのくらい残っているかを見ると、残業の実態がわかることもあります。
よくある質問
残業を断ってもいいですか?
記録を家に持ち帰って書くのは問題ですか?
パートでも残業代は出ますか?
残業代はさかのぼって請求できますか?
介護職の残業時間の平均はどのくらいですか?
早出して準備をするのは、残業になりますか?
残業が少ない介護の職場はどこですか?
残業代が出る職場をどうやって見分ければいいですか?
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- 介護職の残業は、記録・申し送り・人手不足・委員会などで増えやすい
- 指示された仕事や必要な準備・片づけの時間は、原則として労働時間にあたる
- 法定時間をこえた分は25%以上(月60時間超は50%以上)の割増賃金が必要
- 働いた時間を記録し、具体的な数字で職場に伝える
- 改善が見込めないときは、残業の少ない職場への転職も考える
















