第29回(令和8年度)ケアマネ試験予想問題(オリジナル)|全60問・解答解説付き

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「第29回(令和8年度)のケアマネ試験に向けて、本番形式で実力を確かめたい」。この記事では、第19回〜第28回の過去問をもとに、現在の制度に合わせてアレンジしたオリジナル予想問題を全60問用意しました。

本番と同じ「介護支援分野25問・保健医療サービス分野20問・福祉サービス分野15問」の構成で、すべての選択肢に解説と「もとになった過去問」を付けています。解き終わったら、苦手なテーマを過去問解説で復習しましょう。

この記事でわかること
  • 第29回(令和8年度)ケアマネ試験の日程と出題形式
  • 過去問をアレンジしたオリジナル予想問題60問
  • 全60問の正答番号の一覧表(解答早見表)
  • 選択肢ごとの解説と、もとになった過去問
  • 予想問題の結果を合格につなげる復習のしかた
目次

第29回(令和8年度)ケアマネ試験の概要と予想問題の使い方

項目内容
試験名第29回介護支援専門員実務研修受講試験
試験日2026年(令和8年)10月11日(日)
問題数・時間全60問・120分
出題形式5つの選択肢から、正しいもの(適切なもの)を2つまたは3つ選ぶ
分野介護支援分野 25問(問1〜25)
保健医療サービスの知識等 20問(問26〜45)
福祉サービスの知識等 15問(問46〜60)

試験日・合格発表日などの最新情報は、受験する都道府県の公式発表で必ず確認してください。

注意:この記事の問題はオリジナル予想問題ですこの記事の問題は、過去の試験問題の出題テーマをもとに編集部が作成したオリジナル問題で、実際の第29回試験の問題ではありません。正答と解説は、2026年9月時点の法令・制度にもとづいています。制度は改正されることがあるため、最新の情報は公的な資料や最新版のテキストで確認してください。
新人ケアマネ新人

予想問題は、どうやって解くのがおすすめですか?

ベテランケアマネ先輩

本番と同じ120分を計って、60問を通して解いてみて。合格ラインは年によって変わるけれど、各分野で7割以上、できれば8割を目標にすると安心よ。

  • 120分を計って60問を解く解答用紙に番号を書き、途中で解説は見ないようにします。
  • 分野ごとに採点する介護支援分野(25問)と保健医療福祉サービス分野(35問)を分けて点数を出します。
  • 間違えた問題の解説を読む正答だけでなく、×の選択肢の理由まで確認します。
  • もとになった過去問で復習する各問のポイントにある「もとになった過去問」を解き直し、知識を定着させます。

第29回ケアマネ試験 予想問題の解答一覧(正答番号の早見表)

自己採点に使えるよう、全60問の正答番号を一覧にしました。問題番号を押すと、その問題の解説に移動します。

介護支援分野(問1〜25)
問1問2問3問4問5
1・2・41・41・2・41・2・42・4
問6問7問8問9問10
1・21・2・41・3・41・2・41・2
問11問12問13問14問15
1・2・41・3・41・21・2・41・2・4
問16問17問18問19問20
1・2・41・21・2・31・21・2・3
問21問22問23問24問25
1・21・21・2・42・41・2・3
保健医療サービスの知識等(問26〜45)
問26問27問28問29問30
1・2・41・2・31・31・3・41・3・4
問31問32問33問34問35
1・41・2・41・2・31・31・3・4
問36問37問38問39問40
1・21・2・41・31・2・41・2・3
問41問42問43問44問45
1・31・21・2・41・21・3
福祉サービスの知識等(問46〜60)
問46問47問48問49問50
1・2・41・31・2・41・31・2・4
問51問52問53問54問55
1・31・21・2・41・2・41・2
問56問57問58問59問60
1・21・2・41・2・41・2・41・3

介護支援分野(問1〜25)の予想問題と解説

介護保険法の目的、保険料と財政、被保険者、要介護認定、地域支援事業、ケアマネジメントの運営基準、事例問題などを出題しています。2024年度の改正(保険料の13段階化、介護予防支援の指定対象の拡大など)もあわせて確認しましょう。

問題1(介護支援分野)

介護保険法第1条(目的)に規定されている文言として正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1尊厳を保持し
  2. 2国民の共同連帯の理念に基づき
  3. 3高齢者の居住の安定の確保を図る
  4. 4国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図る
  5. 5高齢者の権利利益の擁護に資する
問題1の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)法第1条には「尊厳を保持し」と規定されています。
  • 選択肢2:適切(正しい)法第1条には「国民の共同連帯の理念に基づき」と規定されています。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)「高齢者の居住の安定の確保」は、高齢者住まい法の目的の文言です。
  • 選択肢4:適切(正しい)法第1条には「国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図る」と規定されています。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)「高齢者の権利利益の擁護に資する」は、高齢者虐待防止法の目的の文言です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第21回 問1】法第1条のキーワードは「尊厳の保持」「自立した日常生活」「国民の共同連帯」「保健医療の向上及び福祉の増進」です。

問題2(介護支援分野)

介護保険法第4条に規定されている「国民の努力及び義務」として正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1加齢に伴って生ずる心身の変化を自覚して常に健康の保持増進に努める。
  2. 2地域における互助活動に参加しなければならない。
  3. 3認知症に関する正しい知識を地域に普及しなければならない。
  4. 4介護保険事業に要する費用を公平に負担する。
  5. 5介護サービス事業者を自ら選択しなければならない。
問題2の解答と解説を見る

正解:1・4

  • 選択肢1:適切(正しい)第4条第1項で、国民は常に健康の保持増進に努めるとされています。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)地域の互助活動への参加は、第4条に規定されていません。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)認知症に関する知識の普及は、国や地方公共団体の努力義務です。
  • 選択肢4:適切(正しい)第4条第2項で、国民は費用を公平に負担するとされています。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)サービス事業者の選択は被保険者の権利で、第4条の義務ではありません。
この問題のポイント【もとになった過去問:第24回 問5・第20回 問1】第4条は「健康の保持増進」「能力の維持向上」「費用の公平な負担」の3つです。

問題3(介護支援分野)

第1号被保険者の保険料について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1年額18万円以上の遺族年金を受給している者は、特別徴収の対象となる。
  2. 2普通徴収の場合、世帯主及び配偶者には連帯納付義務がある。
  3. 3保険料率は、毎年度改定しなければならない。
  4. 4所得段階別定額保険料は、2024年度から標準段階が13段階とされている。
  5. 5第1号被保険者の保険料は、医療保険者が医療保険料と一体的に徴収する。
問題3の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)年額18万円以上の老齢・退職年金のほか、遺族年金や障害年金の受給者も特別徴収の対象です。
  • 選択肢2:適切(正しい)普通徴収では、世帯主と配偶者に連帯納付義務があります。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)保険料率は、3年ごとの介護保険事業計画に合わせて設定します。
  • 選択肢4:適切(正しい)2024年度から、所得段階別定額保険料の標準段階は9段階から13段階になりました。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)第1号被保険者の保険料は市町村が徴収します。医療保険者が徴収するのは第2号被保険者の保険料です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第22回 問9】標準段階は2024年度から13段階です。古い過去問の「9段階」と混同しないようにしましょう。

問題4(介護支援分野)

介護保険の財政について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1介護給付及び予防給付に要する費用の50%は、公費で賄われる。
  2. 2施設等給付費に係る国の負担割合は、20%である。
  3. 3調整交付金は、都道府県が市町村に交付する。
  4. 4第2号被保険者の保険料は、社会保険診療報酬支払基金から介護給付費交付金として市町村に交付される。
  5. 5居宅給付費に係る都道府県の負担割合は、17.5%である。
問題4の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)介護給付・予防給付の費用は、公費50%、保険料50%で賄われます。
  • 選択肢2:適切(正しい)施設等給付費の国の負担は20%(うち調整交付金5%)です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)調整交付金は、国が市町村に交付します。
  • 選択肢4:適切(正しい)第2号被保険者の保険料は、支払基金から介護給付費交付金として市町村に交付されます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)居宅給付費の都道府県負担は12.5%です。17.5%は施設等給付費の場合です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第24回 問12】公費の内訳は、居宅給付費「国25%・都道府県12.5%・市町村12.5%」、施設等給付費「国20%・都道府県17.5%・市町村12.5%」です。

問題5(介護支援分野)

財政安定化基金について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1市町村が設置する。
  2. 2財源は、国、都道府県及び市町村が3分の1ずつ負担する。
  3. 3財源には、第2号被保険者の保険料が充てられる。
  4. 4給付費の増大により財源が不足する場合には、市町村に資金が貸し付けられる。
  5. 5基金からの貸付金には、利子が付く。
問題5の解答と解説を見る

正解:2・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)財政安定化基金を設置するのは、都道府県です。
  • 選択肢2:適切(正しい)財源は、国・都道府県・市町村が3分の1ずつ負担します。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)市町村の負担分は第1号被保険者の保険料で賄われ、第2号被保険者の保険料は使われません。
  • 選択肢4:適切(正しい)給付費の増大で財源が不足する場合は、資金が貸し付けられます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)基金からの貸付金は、無利子です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第24回 問11・第21回 問12】「保険料の収納不足は交付」「給付費の増大は貸付(無利子)」と区別しましょう。

問題6(介護支援分野)

介護保険の被保険者資格について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1他の市町村に住所を移した場合は、転入した日から転入先の市町村の被保険者となる。
  2. 2被保険者が死亡した場合は、死亡した日の翌日に資格を喪失する。
  3. 3第2号被保険者が医療保険加入者でなくなった場合は、その日の翌日に資格を喪失する。
  4. 465歳に到達したことによる第1号被保険者の資格取得日は、誕生日の当日である。
  5. 565歳以上の生活保護受給者は、介護保険の被保険者とならない。
問題6の解答と解説を見る

正解:1・2

  • 選択肢1:適切(正しい)他の市町村に転居した場合は、転入した日から転入先の被保険者になります。
  • 選択肢2:適切(正しい)死亡した場合は、死亡日の翌日に資格を失います。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)第2号被保険者が医療保険加入者でなくなった場合は、その日(当日)に資格を失います。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)65歳到達による資格取得日は、誕生日の前日です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)65歳以上の生活保護受給者も、第1号被保険者になります。
この問題のポイント【もとになった過去問:第21回 問5】喪失日は「死亡・転出は翌日」「医療保険加入者でなくなったときは当日」、取得日は「誕生日の前日」です。

問題7(介護支援分野)

住所地特例について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1介護保険施設は、住所地特例の対象施設である。
  2. 2有料老人ホームは、住所地特例の対象施設である。
  3. 3認知症対応型共同生活介護の事業所は、住所地特例の対象施設である。
  4. 4住所地特例の適用を受ける被保険者は、施設所在地の市町村が指定する地域密着型サービスを利用できる。
  5. 5住所地特例の対象者は、要介護者に限られる。
問題7の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)介護保険施設は、住所地特例の対象施設です。
  • 選択肢2:適切(正しい)有料老人ホームは、特定施設として住所地特例の対象施設です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)認知症対応型共同生活介護は地域密着型サービスで、住所地特例の対象施設ではありません。
  • 選択肢4:適切(正しい)住所地特例の対象者は、施設所在地の市町村が指定する地域密着型サービスを利用できます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)住所地特例は、要介護者に限らず対象施設に入所・入居したすべての被保険者に適用されます。
この問題のポイント【もとになった過去問:第19回 問6】対象施設は「介護保険施設」と「特定施設(有料老人ホーム・軽費老人ホーム・養護老人ホーム)」です。

問題8(介護支援分野)

介護保険法施行令に定める特定疾病として正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1がん(医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る。)
  2. 2心筋梗塞
  3. 3早老症
  4. 4脊柱管狭窄症
  5. 5腰椎椎間板ヘルニア
問題8の解答と解説を見る

正解:1・3・4

  • 選択肢1:適切(正しい)回復の見込みがない状態に至ったと医師が判断したがんは、特定疾病です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)心筋梗塞は、特定疾病ではありません。
  • 選択肢3:適切(正しい)早老症は、特定疾病です。
  • 選択肢4:適切(正しい)脊柱管狭窄症は、特定疾病です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)腰椎椎間板ヘルニアは、特定疾病ではありません。
この問題のポイント【もとになった過去問:第22回 問4】特定疾病は16種類です。心疾患や椎間板ヘルニアは含まれない点に注意しましょう。

問題9(介護支援分野)

要介護認定の申請等について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1要介護認定の効力は、申請日にさかのぼって生じる。
  2. 2市町村は、原則として申請のあった日から30日以内に処分をしなければならない。
  3. 3更新認定の申請は、原則として有効期間満了日の30日前から行うことができる。
  4. 4地域包括支援センターは、要介護認定の申請に関する手続を代わって行うことができる。
  5. 5新規認定の認定調査は、指定居宅介護支援事業者に委託することができる。
問題9の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)要介護認定の効力は、申請日にさかのぼって生じます。
  • 選択肢2:適切(正しい)市町村は、原則として申請から30日以内に処分を行います。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)更新認定の申請は、有効期間満了日の60日前からできます。
  • 選択肢4:適切(正しい)地域包括支援センターは、申請の代行ができます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)新規認定の調査は、市町村職員か指定市町村事務受託法人が行います。居宅介護支援事業者には委託できません。
この問題のポイント【もとになった過去問:第24回 問16・17、第22回 問22・23】「新規の調査は委託先が限られる」「更新は60日前から申請」が頻出です。

問題10(介護支援分野)

要介護認定の有効期間について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1新規認定の有効期間は、原則として6か月である。
  2. 2更新認定の有効期間は、原則として12か月である。
  3. 3更新認定の有効期間は、最長でも24か月である。
  4. 4区分変更認定の有効期間は、原則として12か月である。
  5. 5新規認定の有効期間は、市町村が必要と認める場合には24か月まで延長できる。
問題10の解答と解説を見る

正解:1・2

  • 選択肢1:適切(正しい)新規認定の有効期間は、原則6か月です(3〜12か月の範囲で設定可能)。
  • 選択肢2:適切(正しい)更新認定の有効期間は、原則12か月です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)更新認定の有効期間は、3〜36か月の範囲で設定でき、状態区分が変わらない場合は最長48か月まで設定できます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)区分変更認定の有効期間は、原則6か月です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)新規認定の有効期間の上限は12か月です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第19回 問14】有効期間は改正で延びています。古い過去問の数字(更新最長24か月など)で覚えないようにしましょう。

問題11(介護支援分野)

介護認定審査会について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1委員は、保健、医療又は福祉に関する学識経験者のうちから市町村長が任命する。
  2. 2審査及び判定の結果を、市町村に通知する。
  3. 3要介護認定の有効期間を決定する。
  4. 4要介護状態の軽減又は悪化の防止のために必要な療養に関する事項について、市町村に意見を述べることができる。
  5. 5被保険者が利用できる介護サービスの種類を指定する。
問題11の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)委員は、保健・医療・福祉の学識経験者のうちから市町村長が任命します。
  • 選択肢2:適切(正しい)審査・判定の結果は、市町村に通知します。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)有効期間を決めるのは市町村です。審査会は有効期間について意見を述べることができます。
  • 選択肢4:適切(正しい)審査会は、療養に関する事項について市町村に意見を述べることができます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)サービスの種類を指定するのは市町村です。審査会は意見を述べるにとどまります。
この問題のポイント【もとになった過去問:第23回 問18・第21回 問22】審査会は「審査・判定と意見」、決定・指定・通知は「市町村」です。

問題12(介護支援分野)

地域支援事業のうち、包括的支援事業に含まれるものとして正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1在宅医療・介護連携推進事業
  2. 2家族介護支援事業
  3. 3認知症総合支援事業
  4. 4生活支援体制整備事業
  5. 5介護給付等費用適正化事業
問題12の解答と解説を見る

正解:1・3・4

  • 選択肢1:適切(正しい)在宅医療・介護連携推進事業は、包括的支援事業です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)家族介護支援事業は、任意事業です。
  • 選択肢3:適切(正しい)認知症総合支援事業は、包括的支援事業です。
  • 選択肢4:適切(正しい)生活支援体制整備事業は、包括的支援事業です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)介護給付等費用適正化事業は、任意事業です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第22回 問12・第23回 問14】任意事業は「費用適正化」「家族介護支援」「その他」の3つだけ、と覚えると判断しやすくなります。

問題13(介護支援分野)

地域包括支援センターについて正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1市町村は、地域包括支援センターを設置することができる。
  2. 2原則として、保健師、社会福祉士及び主任介護支援専門員を置く。
  3. 3設置に当たっては、都道府県知事の許可を受けなければならない。
  4. 4すべての要介護者の居宅サービス計画を作成しなければならない。
  5. 5地域包括支援センター運営協議会は、都道府県に置かれる。
問題13の解答と解説を見る

正解:1・2

  • 選択肢1:適切(正しい)市町村は、地域包括支援センターを設置できます(委託も可能)。
  • 選択肢2:適切(正しい)地域包括支援センターには、原則として保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員を置きます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)設置に都道府県知事の許可は必要ありません。市町村が設置し、または委託します。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)地域包括支援センターがすべての要介護者の居宅サービス計画を作成することはありません。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)地域包括支援センター運営協議会は、市町村に置かれます。
この問題のポイント【もとになった過去問:第19回 問3・問7】地域包括支援センターの3職種は「保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員」です。

問題14(介護支援分野)

地域ケア会議の機能として正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1個別課題の解決
  2. 2地域課題の発見
  3. 3要介護認定の二次判定
  4. 4政策の形成
  5. 5措置入所の決定
問題14の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)個別課題の解決は、地域ケア会議の機能です。
  • 選択肢2:適切(正しい)地域課題の発見は、地域ケア会議の機能です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)要介護認定の二次判定は、介護認定審査会が行います。
  • 選択肢4:適切(正しい)政策の形成は、地域ケア会議の機能です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)措置入所の決定は、地域ケア会議の機能ではありません。
この問題のポイント【もとになった過去問:第19回 問11】5つの機能は「個別課題の解決」「ネットワーク構築」「地域課題の発見」「地域づくり・資源開発」「政策の形成」です。

問題15(介護支援分野)

介護支援専門員について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1介護支援専門員証の有効期間は、5年である。
  2. 2その名義を他人に介護支援専門員の業務のため使用させてはならない。
  3. 3登録を他の都道府県に移転する場合には、移転先で実務研修を受け直さなければならない。
  4. 4介護支援専門員でなくなった後も、正当な理由なく、業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない。
  5. 5介護支援専門員証の交付を受けていなくても、登録を受けていれば介護支援専門員の業務を行うことができる。
問題15の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)介護支援専門員証の有効期間は、5年です。
  • 選択肢2:適切(正しい)名義を他人に使わせることは禁止されています。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)登録を移転しても、実務研修を受け直す必要はありません。
  • 選択肢4:適切(正しい)秘密保持義務は、介護支援専門員でなくなった後も続きます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)介護支援専門員の業務を行うには、介護支援専門員証の交付を受けている必要があります。
この問題のポイント【もとになった過去問:第24回 問10・第22回 問7】「登録」と「証の交付」は別の手続きです。業務には有効な証が必要です。

問題16(介護支援分野)

指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1提供の開始に際し、利用者は複数の指定居宅サービス事業者等の紹介を求めることができることを説明しなければならない。
  2. 2利用者が病院等に入院する必要が生じた場合には、担当の介護支援専門員の氏名及び連絡先を入院先に伝えるよう、あらかじめ利用者や家族に求めなければならない。
  3. 3居宅サービス計画の原案については、家族の同意を文書で得なければならない。
  4. 4モニタリングでは、原則として少なくとも1月に1回、利用者の居宅を訪問し、利用者に面接しなければならない。
  5. 5要介護更新認定を受けた場合には、サービス担当者会議を開催する必要はない。
問題16の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)提供開始時に、複数の事業所の紹介を求められることを説明しなければなりません。
  • 選択肢2:適切(正しい)入院時に担当介護支援専門員の氏名と連絡先を伝えるよう、あらかじめ求めなければなりません。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)居宅サービス計画の同意は、利用者から文書で得ます。家族の同意ではありません。
  • 選択肢4:適切(正しい)モニタリングは、原則として少なくとも月1回、利用者の居宅を訪問して面接します(2024年度から、一定の要件のもとでテレビ電話装置等の活用も可能)。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)更新認定を受けた場合は、原則としてサービス担当者会議を開催します。
この問題のポイント【もとになった過去問:第23回 問21・22、第22回 問15】2024年度改定で、モニタリングにテレビ電話装置等を使える要件が設けられましたが、「原則は居宅訪問」です。

問題17(介護支援分野)

指定居宅介護支援事業所について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1事業所ごとに、常勤の介護支援専門員を1人以上置かなければならない。
  2. 2管理者は、原則として主任介護支援専門員でなければならない。
  3. 3介護支援専門員は、非常勤の者を配置することはできない。
  4. 4利用者の選定により通常の事業の実施地域以外で指定居宅介護支援を行う場合でも、交通費の支払を受けることはできない。
  5. 5利用申込者の要介護度が重いことを理由に、サービスの提供を拒むことができる。
問題17の解答と解説を見る

正解:1・2

  • 選択肢1:適切(正しい)事業所ごとに、常勤の介護支援専門員を1人以上置きます。
  • 選択肢2:適切(正しい)管理者は、原則として主任介護支援専門員でなければなりません(一定の場合は例外あり)。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)介護支援専門員は、常勤1人以上がいれば、非常勤の者も配置できます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)利用者の選定で通常の実施地域以外で行う場合は、交通費を受け取ることができます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)要介護度が重いことは、サービス提供を拒む正当な理由になりません。
この問題のポイント【もとになった過去問:第22回 問6・第20回 問8】管理者の要件は、以前の「介護支援専門員」から「主任介護支援専門員」に変わっています。

問題18(介護支援分野)

指定居宅介護支援における居宅サービス計画の作成について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1アセスメントは、利用者の居宅を訪問し、利用者及びその家族に面接して行わなければならない。
  2. 2厚生労働大臣が定める回数以上の生活援助中心型の訪問介護を位置付ける場合には、その居宅サービス計画を市町村に届け出なければならない。
  3. 3福祉用具貸与を位置付ける場合には、その利用の妥当性を検討し、必要な理由を記載しなければならない。
  4. 4訪問看護などの医療サービスは、主治の医師等の指示がなくても位置付けることができる。
  5. 5居宅サービス計画の原案については、利用者の同意を口頭で得ればよい。
問題18の解答と解説を見る

正解:1・2・3

  • 選択肢1:適切(正しい)アセスメントは、居宅を訪問し、利用者と家族に面接して行います。
  • 選択肢2:適切(正しい)厚生労働大臣が定める回数以上の生活援助中心型の訪問介護を位置付ける場合は、計画を市町村に届け出ます。
  • 選択肢3:適切(正しい)福祉用具貸与を位置付ける場合は、妥当性を検討し、必要な理由を記載します。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)医療サービスは、主治の医師等の指示がある場合に位置付けます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)計画の原案は、利用者に説明し、文書で同意を得ます。
この問題のポイント【もとになった過去問:第23回 問20・第21回 問17】「文書で同意」「理由の記載」「市町村への届出」は運営基準第13条の頻出ポイントです。

問題19(介護支援分野)

介護予防支援について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 12024年度から、指定居宅介護支援事業者も、市町村長から指定を受けて介護予防支援を行うことができる。
  2. 2介護予防サービス計画は、目標志向型の計画として作成しなければならない。
  3. 3モニタリングのための利用者の居宅への訪問は、少なくとも1年に1回行えばよい。
  4. 4担当職員は、介護福祉士に限られる。
  5. 5要介護1の者も、介護予防支援の対象となる。
問題19の解答と解説を見る

正解:1・2

  • 選択肢1:適切(正しい)2024年度から、居宅介護支援事業者も市町村長の指定を受けて介護予防支援を行えるようになりました。
  • 選択肢2:適切(正しい)介護予防サービス計画は、目標志向型で作成します。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)モニタリングの居宅訪問は、少なくとも3か月に1回などとされており、1年に1回ではありません。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)担当職員は、保健師、介護支援専門員、社会福祉士などで、介護福祉士に限られません。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)介護予防支援の対象は、要支援者です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第20回 問10・11】2024年度から介護予防支援の指定対象が居宅介護支援事業者に広がった点は、新しい制度として押さえておきましょう。

問題20(介護支援分野)

指定介護老人福祉施設の施設サービス計画について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1計画担当介護支援専門員が作成する。
  2. 2原案の内容について入所者又はその家族に説明し、文書により入所者の同意を得なければならない。
  3. 3モニタリングでは、定期的に入所者に面接しなければならない。
  4. 4地域住民による自発的な活動によるサービスは、施設サービス計画に位置付けてはならない。
  5. 5作成した施設サービス計画は、入所者の家族にのみ交付する。
問題20の解答と解説を見る

正解:1・2・3

  • 選択肢1:適切(正しい)施設サービス計画は、計画担当介護支援専門員が作成します。
  • 選択肢2:適切(正しい)原案は入所者や家族に説明し、文書で入所者の同意を得ます。
  • 選択肢3:適切(正しい)モニタリングでは、定期的に入所者と面接します。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)施設サービス計画にも、地域住民の自発的な活動などを位置付けるよう努めます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)作成した施設サービス計画は、入所者に交付します。
この問題のポイント【もとになった過去問:第22回 問18・第19回 問21】施設でも「文書同意」「交付」「定期的な面接」は居宅と同じです。

問題21(介護支援分野)

介護保険審査会について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1都道府県に置かれる。
  2. 2要介護認定に関する処分は、審査請求の対象となる。
  3. 3国民健康保険団体連合会が行う介護報酬の審査は、審査請求の対象となる。
  4. 4委員は、市町村長が任命する。
  5. 5審査請求は、処分があったことを知った日の翌日から起算して1年以内に行わなければならない。
問題21の解答と解説を見る

正解:1・2

  • 選択肢1:適切(正しい)介護保険審査会は、都道府県に置かれます。
  • 選択肢2:適切(正しい)要介護認定に関する処分は、審査請求の対象です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)国保連合会の介護報酬の審査は、審査請求の対象ではありません。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)委員は、都道府県知事が任命します。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)審査請求は、処分があったことを知った日の翌日から起算して3か月以内に行います。
この問題のポイント【もとになった過去問:第23回 問15・第19回 問5】審査会の対象は「保険給付に関する処分」と「保険料などの徴収金に関する処分」です。

問題22(介護支援分野)

高額介護サービス費について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1世帯単位で算定される。
  2. 2施設サービスの食費及び居住費は、対象とならない。
  3. 3福祉用具購入費の利用者負担は、対象となる。
  4. 4医療保険から支給される。
  5. 5生活保護受給者は、対象とならない。
問題22の解答と解説を見る

正解:1・2

  • 選択肢1:適切(正しい)高額介護サービス費は、世帯単位で算定されます。
  • 選択肢2:適切(正しい)食費・居住費は、高額介護サービス費の対象になりません。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)福祉用具購入費や住宅改修費の利用者負担は、対象になりません。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)高額介護サービス費は、介護保険から支給されます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)生活保護受給者も、高額介護サービス費の対象です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第23回 問7・第20回 問7】対象は「1〜3割の利用者負担」だけで、食費・居住費・購入費・改修費は含まれません。

問題23(介護支援分野)

Aさん(83歳、女性、要介護2)は、長女(52歳)と二人暮らしである。長女は仕事を続けながら介護をしているが、最近、介護支援専門員に「仕事を辞めて介護に専念するしかないと思っている」と話した。介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1長女の話を傾聴し、仕事と介護の状況を具体的に確認する。
  2. 2介護休業や介護休暇など、仕事と介護の両立を支援する制度について情報提供する。
  3. 3長女の決断を尊重し、すぐに退職の手続きを進めるよう勧める。
  4. 4Aさんの意向も確認したうえで、サービス利用の見直しを検討する。
  5. 5施設入所を前提として、入所の申込み手続きを進める。
問題23の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)まず長女の話をよく聞き、仕事と介護の状況を具体的に確認することが大切です。
  • 選択肢2:適切(正しい)介護休業や介護休暇など、両立を支える制度を伝えることは適切です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)退職は長女の生活に大きく影響するため、状況を確認せずに退職を勧めるのは適切ではありません。
  • 選択肢4:適切(正しい)Aさん本人の意向も確認したうえで、サービスの見直しを検討するのは適切です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)Aさんや長女の意向を確認せずに、施設入所を前提に進めるのは適切ではありません。
この問題のポイント【もとになった過去問:第23回 問25】家族介護者の支援では「傾聴」「両立支援制度の情報提供」「サービス利用の見直し」がポイントです。

問題24(介護支援分野)

訪問介護員から、Aさん(78歳、男性、要介護3)の腕に複数のあざがあり、同居の息子がAさんを大声で怒鳴っているのを聞いたとの報告があった。介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1息子に対して、虐待をやめるよう強く注意する。
  2. 2市町村又は地域包括支援センターに相談・通報する。
  3. 3事実が確認できるまでは、誰にも伝えないようにする。
  4. 4訪問介護員に、あざの状況や確認した日時などを記録してもらう。
  5. 5介護支援専門員がAさんを直ちに自宅から連れ出して保護する。
問題24の解答と解説を見る

正解:2・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)介護支援専門員が一方的に強く注意すると、関係の悪化や虐待の深刻化につながるおそれがあります。
  • 選択肢2:適切(正しい)虐待が疑われる場合は、市町村や地域包括支援センターに相談・通報します。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)虐待の疑いの段階でも、通報や相談をためらうべきではありません。
  • 選択肢4:適切(正しい)あざの状況や日時などの記録は、事実確認に役立ちます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)高齢者の保護は、市町村が状況を確認して判断します。介護支援専門員が独断で連れ出すものではありません。
この問題のポイント【もとになった過去問:第24回 問25】虐待の対応の中心は「市町村(地域包括支援センター)」です。疑いの段階から相談・通報し、事実を記録しておきます。

問題25(介護支援分野)

脳梗塞で入院中のAさん(75歳、男性、要介護3)は、2週間後に退院予定である。Aさんは「自宅に帰りたい」と話しているが、妻(73歳)は介護に不安を感じている。介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1退院前カンファレンスに参加し、病院の多職種から心身の状態や必要なケアについて情報を得る。
  2. 2妻がどのようなことに不安を感じているのか、具体的に聞き取る。
  3. 3自宅の住環境を確認し、福祉用具や住宅改修の必要性を検討する。
  4. 4妻が不安を感じているため、施設入所を勧める。
  5. 5退院後の状態を見てから、アセスメントを始める。
問題25の解答と解説を見る

正解:1・2・3

  • 選択肢1:適切(正しい)退院前カンファレンスで、病院の多職種から情報を得ることは適切です。
  • 選択肢2:適切(正しい)妻の不安の内容を具体的に聞き取ることは、支援を考えるうえで大切です。
  • 選択肢3:適切(正しい)住環境を確認し、福祉用具や住宅改修を検討することは適切です。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)本人が在宅を望んでいるため、妻の不安だけを理由に施設入所を勧めるのは適切ではありません。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)退院後の生活に備え、入院中からアセスメントを始めることが大切です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第21回 問24】退院支援では「入院中から病院と連携」「家族の不安の把握」「住環境の整備」を同時に進めます。

保健医療サービスの知識等(問26〜45)の予想問題と解説

高齢者の疾患の特徴、バイタルサイン、検査値、感染症、認知症と認知症基本法、在宅医療、急変時の対応、看取り、医療系のサービスなどを出題しています。

問題26(保健医療サービス分野)

高齢者の疾患の特徴について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1症状が非定型的であることが多い。
  2. 2一人で複数の疾患を併せ持っていることが多い。
  3. 3加齢に伴う心身の変化の個人差は小さい。
  4. 4若年者に比べて、薬の副作用が出やすい。
  5. 5環境の変化によって病状が変動することはない。
問題26の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)高齢者の病気は、症状が典型的でないことが多くあります。
  • 選択肢2:適切(正しい)高齢者は、複数の病気を併せ持っていることが多くあります。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)加齢に伴う変化は、個人差が大きいのが特徴です。
  • 選択肢4:適切(正しい)高齢者は、薬の代謝や排泄の機能が低下しているため、副作用が出やすくなります。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)高齢者は、環境の変化で病状が変わることがあります。
この問題のポイント【もとになった過去問:第22回 問40・第20回 問41】高齢者の疾患の特徴は「非定型的」「多疾患」「個人差が大きい」「副作用が出やすい」「社会的要因の影響」です。

問題27(保健医療サービス分野)

バイタルサインについて正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 11分間の脈拍数が100以上の場合を、頻脈という。
  2. 2ジャパン・コーマ・スケール(JCS)では、数値が大きいほど意識障害が重い。
  3. 3高齢者は、感染症にかかっても発熱しないことがある。
  4. 4口すぼめ呼吸は、心不全に特徴的な呼吸である。
  5. 5意識レベルは、バイタルサインに含まれない。
問題27の解答と解説を見る

正解:1・2・3

  • 選択肢1:適切(正しい)1分間の脈拍数が100以上を頻脈、60未満を徐脈といいます。
  • 選択肢2:適切(正しい)JCSは、数値が大きいほど意識障害が重いことを示します。
  • 選択肢3:適切(正しい)高齢者は、感染症にかかっても発熱しないことがあります。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)口すぼめ呼吸は、COPDの人によくみられる呼吸法です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)意識レベルは、バイタルサインに含まれます。
この問題のポイント【もとになった過去問:第24回 問27・第21回 問30】「JCSは数値が大きいほど重い」「GCSは点数が低いほど重い」と逆の関係で覚えましょう。

問題28(保健医療サービス分野)

検査について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1ヘモグロビンA1cは、過去1〜2か月の平均的な血糖の状態を反映する。
  2. 2CRP(C反応性たんぱく質)は、体内で炎症が起きていると低下する。
  3. 3血清アルブミン値は、栄養状態の指標となる。
  4. 4血中尿素窒素(BUN)は、主に肝機能の指標である。
  5. 5脊椎の圧迫骨折で身長が低くなると、BMIは骨折前より小さくなる。
問題28の解答と解説を見る

正解:1・3

  • 選択肢1:適切(正しい)HbA1cは、過去1〜2か月の平均的な血糖の状態を反映します。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)CRPは、炎症があると上昇します。
  • 選択肢3:適切(正しい)血清アルブミン値は、栄養状態の指標です。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)BUNは、主に腎機能の指標です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)圧迫骨折で身長が低くなると、BMIは骨折前より大きくなります。
この問題のポイント【もとになった過去問:第23回 問30・第22回 問37】検査値は「何の指標か」と「上がるか下がるか」をセットで覚えましょう。

問題29(保健医療サービス分野)

感染症と主な感染経路の組合せについて正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1結核 ― 空気感染
  2. 2疥癬 ― 飛沫感染
  3. 3ノロウイルス感染症 ― 接触感染(経口感染)
  4. 4麻しん ― 空気感染
  5. 5インフルエンザ ― 空気感染
問題29の解答と解説を見る

正解:1・3・4

  • 選択肢1:適切(正しい)結核は、空気感染します。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)疥癬は、ダニによる接触感染です。
  • 選択肢3:適切(正しい)ノロウイルス感染症は、接触感染(経口感染)します。
  • 選択肢4:適切(正しい)麻しんは、空気感染します。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)インフルエンザの主な感染経路は、飛沫感染と接触感染です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第21回 問28】空気感染するのは「結核」「麻しん」「水痘」の3つです。

問題30(保健医療サービス分野)

認知症について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1レビー小体型認知症では、幻視がみられることが多い。
  2. 2前頭側頭型認知症では、早期から記憶障害が最も目立つ症状である。
  3. 3正常圧水頭症では、認知機能障害のほか、歩行障害や尿失禁がみられる。
  4. 4血管性認知症では、障害される機能とそうでない機能がまだらにみられることがある。
  5. 5アルツハイマー型認知症は、急激に発症して階段状に進行することが多い。
問題30の解答と解説を見る

正解:1・3・4

  • 選択肢1:適切(正しい)レビー小体型認知症では、はっきりとした幻視がよくみられます。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)前頭側頭型認知症では、早期から人格の変化や脱抑制、常同行動などが目立ち、記憶障害は比較的軽いことが多いです。
  • 選択肢3:適切(正しい)正常圧水頭症では、認知機能障害・歩行障害・尿失禁がみられます。
  • 選択肢4:適切(正しい)血管性認知症では、障害される機能とそうでない機能がまだらにみられることがあります(まだら認知症)。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)急激に発症して階段状に進行しやすいのは、血管性認知症です。アルツハイマー型は徐々に進行します。
この問題のポイント【もとになった過去問:第20回 問31・第19回 問43】認知症の種類ごとの「特徴的な症状」と「進行のしかた」を表にまとめて覚えましょう。

問題31(保健医療サービス分野)

認知症施策について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1共生社会の実現を推進するための認知症基本法は、2024年1月に施行された。
  2. 2認知症初期集中支援チームは、都道府県が設置する。
  3. 3認知症カフェは、医療機関でなければ運営できない。
  4. 4認知症サポーターは、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る応援者である。
  5. 5認知症地域支援推進員は、警察官が務めることとされている。
問題31の解答と解説を見る

正解:1・4

  • 選択肢1:適切(正しい)共生社会の実現を推進するための認知症基本法は、2024年1月1日に施行されました。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)認知症初期集中支援チームは、市町村が設置します。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)認知症カフェは、医療機関に限らず、地域包括支援センター、介護事業所、住民団体などさまざまな主体が運営しています。
  • 選択肢4:適切(正しい)認知症サポーターは、認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る応援者です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)認知症地域支援推進員は、市町村の地域包括支援センターなどに配置される専門職です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第23回 問34・第24回 問31】認知症基本法(2024年施行)は新しい出題テーマです。「共生社会の実現」がキーワードです。

問題32(保健医療サービス分野)

高齢者の精神疾患について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1老年期うつ病では、身体の不調を訴える心気的な訴えが多くみられる。
  2. 2せん妄は、急激に発症し、1日の中で症状が変動することが多い。
  3. 3せん妄は、原因や誘因を取り除いても改善しない。
  4. 4高齢者のアルコール依存症は、認知症を合併することがある。
  5. 5老年期うつ病は、自殺のリスクが低い。
問題32の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)老年期うつ病では、体の不調を訴える心気的な訴えが多くみられます。
  • 選択肢2:適切(正しい)せん妄は急激に発症し、1日の中で症状が変動することが多くあります。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)せん妄は、原因や誘因を取り除くと改善することが多くあります。
  • 選択肢4:適切(正しい)高齢者のアルコール依存症は、認知症を合併することがあります。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)老年期うつ病は、自殺のリスクが高いため注意が必要です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第23回 問35・第22回 問35】せん妄は「急激な発症」「日内変動」「原因を取り除くと改善」が特徴です。

問題33(保健医療サービス分野)

高齢者に多い疾患について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1パーキンソン病では、安静時の振戦や筋固縮がみられる。
  2. 2筋萎縮性側索硬化症(ALS)では、眼球運動は比較的末期まで保たれる。
  3. 3骨粗鬆症は、女性に多くみられる。
  4. 4関節リウマチでは、朝のこわばりはみられない。
  5. 5高齢者の心筋梗塞では、必ず強い胸痛がみられる。
問題33の解答と解説を見る

正解:1・2・3

  • 選択肢1:適切(正しい)パーキンソン病では、安静時の振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害がみられます。
  • 選択肢2:適切(正しい)ALSでは、眼球運動や感覚は比較的末期まで保たれます。
  • 選択肢3:適切(正しい)骨粗鬆症は、閉経後の女性に多くみられます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)関節リウマチでは、朝のこわばりが特徴的にみられます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)高齢者の心筋梗塞では、強い胸痛がみられないこともあります。
この問題のポイント【もとになった過去問:第20回 問27・30、第24回 問38】「高齢者は典型的な症状が出にくい」という原則が、心筋梗塞などで繰り返し問われます。

問題34(保健医療サービス分野)

褥瘡について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1仰臥位では、仙骨部に褥瘡ができやすい。
  2. 2エアマットレスを使用していれば、体位変換は必要ない。
  3. 3低栄養は、褥瘡の発生要因の一つである。
  4. 4褥瘡がある場合には、入浴は禁止である。
  5. 5皮膚に発赤がみられた場合には、その部位を強くマッサージする。
問題34の解答と解説を見る

正解:1・3

  • 選択肢1:適切(正しい)仰臥位では、仙骨部に褥瘡ができやすくなります。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)エアマットレスを使っていても、体位変換は必要です。
  • 選択肢3:適切(正しい)低栄養は、褥瘡の発生要因の一つです。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)褥瘡があっても、入浴で清潔を保つことは大切です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)発赤部位を強くマッサージすると、組織を傷つけるおそれがあります。
この問題のポイント【もとになった過去問:第20回 問34・第23回 問32】褥瘡の予防は「除圧」「体位変換」「栄養」「清潔」「皮膚の観察」です。

問題35(保健医療サービス分野)

在宅医療管理について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1在宅酸素療法では、機器の周囲2m以内に火気を置かないようにする。
  2. 2在宅酸素療法を受けている利用者が息苦しさを訴えた場合には、医師の指示がなくても酸素流量を増やす。
  3. 3腹膜透析では、カテーテルの出口部の感染に注意する。
  4. 4経管栄養の注入時には、上半身を起こした姿勢(半座位など)にする。
  5. 5ストーマを造設した利用者は、入浴できない。
問題35の解答と解説を見る

正解:1・3・4

  • 選択肢1:適切(正しい)在宅酸素療法では、機器の周囲2m以内に火気を置かないようにします。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)酸素流量は、医師の指示なく変えてはいけません。
  • 選択肢3:適切(正しい)腹膜透析では、カテーテルの出口部の感染に注意します。
  • 選択肢4:適切(正しい)経管栄養の注入時は、逆流を防ぐため上半身を起こします。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)ストーマを造設していても、入浴できます。
この問題のポイント【もとになった過去問:第22回 問34・第20回 問36・37】在宅医療は「感染」「逆流・誤嚥」「火気」「医師の指示」がキーワードです。

問題36(保健医療サービス分野)

高齢者の薬について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1高齢者は腎機能が低下していることが多く、薬が体内に長くとどまりやすい。
  2. 2お薬手帳は、処方内容を関係者で共有するのに役立つ。
  3. 3副作用の不安を訴えた場合には、本人の判断ですべての薬を中止するよう勧める。
  4. 4医療用麻薬の副作用として、便秘がみられることはない。
  5. 5口腔内崩壊錠(OD錠)は、口腔粘膜から直接吸収される薬剤である。
問題36の解答と解説を見る

正解:1・2

  • 選択肢1:適切(正しい)高齢者は腎機能が低下していることが多く、薬が体内に残りやすくなります。
  • 選択肢2:適切(正しい)お薬手帳は、処方内容を関係者で共有するのに役立ちます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)副作用が心配でも、自己判断ですべての薬をやめるのは危険です。医師や薬剤師に相談します。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)医療用麻薬の副作用には、便秘、吐き気、眠気などがあります。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)OD錠は口の中で溶けますが、飲み込んで消化管から吸収されます。
この問題のポイント【もとになった過去問:第19回 問37・第20回 問43】高齢者の服薬支援では「ポリファーマシー(多剤併用)」への注意も大切です。

問題37(保健医療サービス分野)

高齢者の急変時の対応について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1寝たきりの高齢者が嘔吐した場合には、吐物による窒息を防ぐため側臥位にする。
  2. 2出血している場合には、清潔なタオルなどで傷口を直接圧迫して止血する。
  3. 3洗剤や漂白剤を誤って飲み込んだ場合には、すぐに吐かせる。
  4. 4衣服の下をやけどした場合には、衣服を脱がさずにその上から流水で冷やす。
  5. 5意識や呼吸がない場合でも、救急隊が到着するまでは胸骨圧迫を行わない。
問題37の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)嘔吐したときは、側臥位にして吐物による窒息を防ぎます。
  • 選択肢2:適切(正しい)出血しているときは、傷口を直接圧迫して止血します。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)洗剤や漂白剤を飲み込んだ場合は、無理に吐かせてはいけません。
  • 選択肢4:適切(正しい)衣服の下のやけどは、衣服を脱がさずに上から流水で冷やします。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)意識や呼吸がない場合は、救急隊を待つ間も胸骨圧迫などの一次救命処置を行います。
この問題のポイント【もとになった過去問:第23回 問27・第22回 問33】応急手当は「側臥位」「直接圧迫」「吐かせない」「衣服の上から冷やす」「すぐに胸骨圧迫」です。

問題38(保健医療サービス分野)

高齢者の栄養と食事について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1摂食・嚥下プロセスの先行期(認知期)は、食べ物を認識する段階である。
  2. 2高齢者は、若年者に比べて口渇を感じやすい。
  3. 3低栄養は、フレイルの要因の一つである。
  4. 4経口維持加算は、経管栄養により栄養を摂取している者を対象とする。
  5. 5誤嚥は、飲み込んでいる最中にしか起こらない。
問題38の解答と解説を見る

正解:1・3

  • 選択肢1:適切(正しい)先行期(認知期)は、食べ物を目で見て認識する段階です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)高齢者は、口渇を感じにくく、脱水になりやすくなります。
  • 選択肢3:適切(正しい)低栄養は、フレイルの要因の一つです。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)経口維持加算は、口から食事をとっている人が対象です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)誤嚥は、飲み込む前・最中・後のいずれでも起こります。
この問題のポイント【もとになった過去問:第22回 問27・第19回 問36】「経口移行加算=経管から口へ」「経口維持加算=口から食べ続ける」を区別しましょう。

問題39(保健医療サービス分野)

人生の最終段階におけるケアについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1アドバンス・ケア・プランニング(ACP)では、本人の意思は変化しうるため、繰り返し話し合う。
  2. 2本人の意思が確認できない場合には、家族等と話し合い、本人の推定意思を尊重する。
  3. 3本人の意思よりも、医療・ケアチームの方針を優先する。
  4. 4反応がないように見えても、聴覚は保たれていることがあるため、いつもどおり声をかける。
  5. 5看護師は、死亡診断書を交付することができる。
問題39の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)ACPでは、本人の意思が変わることを前提に、繰り返し話し合います。
  • 選択肢2:適切(正しい)本人の意思が確認できない場合は、家族等と話し合い、本人の推定意思を尊重します。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)医療・ケアチームの方針より、本人の意思が尊重されます。
  • 選択肢4:適切(正しい)反応がないように見えても聴覚は保たれていることがあるため、声かけを続けます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)死亡診断書を交付できるのは、医師と歯科医師です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第22回 問41・第24回 問40・第21回 問39】ACP(人生会議)は「本人の意思を中心に」「繰り返し」「共有」がキーワードです。

問題40(保健医療サービス分野)

訪問看護について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1訪問看護の提供には、主治の医師の指示が必要である。
  2. 2理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士が訪問看護を提供することがある。
  3. 3急性増悪等により特別訪問看護指示書が交付された場合には、医療保険による訪問看護を最長14日間提供できる。
  4. 4末期の悪性腫瘍の利用者に対する訪問看護は、介護保険が医療保険に優先する。
  5. 5訪問看護事業所の開設者は、医療法人に限られる。
問題40の解答と解説を見る

正解:1・2・3

  • 選択肢1:適切(正しい)訪問看護の提供には、主治の医師の指示(指示書)が必要です。
  • 選択肢2:適切(正しい)理学療法士・作業療法士・言語聴覚士も訪問看護を提供します。
  • 選択肢3:適切(正しい)特別訪問看護指示書が出た場合、医療保険で最長14日間訪問できます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)末期の悪性腫瘍の人の訪問看護は、医療保険で行われます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)訪問看護事業所は、医療法人に限らず、営利法人なども開設できます。
この問題のポイント【もとになった過去問:第23回 問42・第20回 問44】訪問看護は原則「介護保険優先」ですが、「末期がん・特定の難病・特別指示書」は医療保険です。

問題41(保健医療サービス分野)

リハビリテーションに関するサービスについて正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1訪問リハビリテーションは、病院、診療所、介護老人保健施設又は介護医療院が提供する。
  2. 2訪問看護ステーションの理学療法士が訪問した場合は、訪問リハビリテーションとして算定する。
  3. 3リハビリテーション会議は、利用者及びその家族の参加が基本とされている。
  4. 4通所リハビリテーション事業所には、医師を配置する必要はない。
  5. 5要支援者は、訪問リハビリテーションを利用することができない。
問題41の解答と解説を見る

正解:1・3

  • 選択肢1:適切(正しい)訪問リハビリテーションを提供するのは、病院、診療所、介護老人保健施設、介護医療院です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)訪問看護ステーションの理学療法士の訪問は、訪問看護として算定します。
  • 選択肢3:適切(正しい)リハビリテーション会議は、利用者と家族の参加が基本です。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)通所リハビリテーション事業所には、医師を配置しなければなりません。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)要支援者は、介護予防訪問リハビリテーションを利用できます。
この問題のポイント【もとになった過去問:第24回 問42】リハ職の訪問でも「どの事業所から来るか」で訪問看護か訪問リハかが決まります。

問題42(保健医療サービス分野)

居宅療養管理指導について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1区分支給限度基準額は適用されない。
  2. 2医師、歯科医師、薬剤師のほか、管理栄養士や歯科衛生士も行うことができる。
  3. 3医師が行う場合には、介護支援専門員への情報提供は必要ない。
  4. 4交通費の支払を受けることはできない。
  5. 5要支援者は、利用することができない。
問題42の解答と解説を見る

正解:1・2

  • 選択肢1:適切(正しい)居宅療養管理指導には、区分支給限度基準額は適用されません。
  • 選択肢2:適切(正しい)医師、歯科医師、薬剤師のほか、管理栄養士や歯科衛生士も行えます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)医師や歯科医師が行う場合は、介護支援専門員への情報提供が必要です。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)居宅療養管理指導でも、交通費を受け取ることができます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)要支援者は、介護予防居宅療養管理指導を利用できます。
この問題のポイント【もとになった過去問:第22回 問44】居宅療養管理指導は「限度額の対象外」「ケアマネへの情報提供が必須」です。

問題43(保健医療サービス分野)

看護小規模多機能型居宅介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1訪問看護と小規模多機能型居宅介護を組み合わせて提供するサービスである。
  2. 2事業者の指定は、市町村長が行う。
  3. 3要支援者も利用することができる。
  4. 4登録定員は、29人以下である。
  5. 5登録者の居宅サービス計画は、外部の居宅介護支援事業所の介護支援専門員が作成する。
問題43の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)看護小規模多機能型居宅介護は、訪問看護と小規模多機能型居宅介護を組み合わせたサービスです。
  • 選択肢2:適切(正しい)地域密着型サービスなので、指定は市町村長が行います。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)看護小規模多機能型居宅介護には介護予防サービスがなく、要支援者は利用できません。
  • 選択肢4:適切(正しい)登録定員は、29人以下です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)登録者の居宅サービス計画は、その事業所の介護支援専門員が作成します。
この問題のポイント【もとになった過去問:第21回 問42・第23回 問43】小規模多機能型・看護小規模多機能型は「事業所のケアマネが計画を作成」します。

問題44(保健医療サービス分野)

介護老人保健施設について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1入所者の在宅復帰や在宅生活の支援を目指す施設である。
  2. 2管理者は、原則として医師でなければならない。
  3. 3要支援2の者も入所することができる。
  4. 4営利法人も開設することができる。
  5. 5入所者に対するリハビリテーションは、行う必要はない。
問題44の解答と解説を見る

正解:1・2

  • 選択肢1:適切(正しい)介護老人保健施設は、在宅復帰や在宅生活の支援を目指す施設です。
  • 選択肢2:適切(正しい)管理者は原則として医師です(都道府県知事の承認で例外あり)。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)介護老人保健施設に入所できるのは要介護者で、要支援者は入所できません。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)営利法人は、介護老人保健施設を開設できません。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)入所者の心身の機能の維持回復のため、リハビリテーションを計画的に行います。
この問題のポイント【もとになった過去問:第24回 問44・第21回 問45】介護保険施設の開設者に営利法人は含まれない、という点は頻出です。

問題45(保健医療サービス分野)

介護医療院について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1長期にわたり療養が必要な要介護者に、療養上の管理、看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行う施設である。
  2. 2開設には、市町村長の許可を受けなければならない。
  3. 3I型療養床は、主として重篤な身体疾患を有する者等を対象とする。
  4. 4医療法に規定する医療提供施設には該当しない。
  5. 5介護療養型医療施設は、現在も新たに開設することができる。
問題45の解答と解説を見る

正解:1・3

  • 選択肢1:適切(正しい)介護医療院は、長期療養が必要な要介護者に、医療と日常生活上の世話などを行う施設です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)介護医療院の開設には、都道府県知事の許可が必要です。
  • 選択肢3:適切(正しい)I型療養床は、主として重篤な身体疾患のある人などを対象とします。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)介護医療院は、医療法の医療提供施設に該当します。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)介護療養型医療施設は、2024年3月末で廃止されました。
この問題のポイント【もとになった過去問:第22回 問45・第23回 問45】介護療養型医療施設は「2024年3月末で廃止」されています。古い過去問の記述に注意しましょう。

福祉サービスの知識等(問46〜60)の予想問題と解説

面接技術とソーシャルワーク、訪問介護・通所介護・短期入所などの基準や算定、福祉用具と住宅改修、生活保護制度、成年後見制度、高齢者虐待防止法などを出題しています。

問題46(福祉サービス分野)

面接場面におけるコミュニケーション技術について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1オープンクエスチョンは、クライエントが自由に答えられる質問である。
  2. 2クローズドクエスチョンは、事実を確認する場合に有効である。
  3. 3クライエントが沈黙した場合には、常に援助者から話しかけなければならない。
  4. 4要約とは、クライエントの話をまとめて伝え返すことである。
  5. 5表情や視線などの非言語的コミュニケーションは、重要ではない。
問題46の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)オープンクエスチョンは、自由に答えてもらう質問です。
  • 選択肢2:適切(正しい)クローズドクエスチョンは、「はい・いいえ」などで答える質問で、事実確認に役立ちます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)沈黙には意味があることも多く、待つことも大切な技術です。
  • 選択肢4:適切(正しい)要約は、クライエントの話をまとめて伝え返す技術です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)表情や視線などの非言語的コミュニケーションは、重要なメッセージを伝えます。
この問題のポイント【もとになった過去問:第24回 問46・第22回 問46】面接技術は「定義の入れ替え」で出題されやすいので、用語と意味を正確に覚えましょう。

問題47(福祉サービス分野)

ソーシャルワークの展開過程について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1インテークでは、支援機関が提供できる援助の内容を説明する。
  2. 2クライエントの主訴は、そのまま援助計画のニーズとする。
  3. 3モニタリングとは、援助計画の進み具合を定期的・継続的に観察して評価することである。
  4. 4支援の記録は、スーパービジョンに使用してはならない。
  5. 5支援を終結する際には、クライエントの不安に配慮する必要はない。
問題47の解答と解説を見る

正解:1・3

  • 選択肢1:適切(正しい)インテークでは、支援機関ができる援助の内容を説明します。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)主訴とニーズは必ずしも同じではありません。アセスメントでニーズを明らかにします。
  • 選択肢3:適切(正しい)モニタリングは、援助計画の進み具合を定期的・継続的に観察して評価することです。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)支援の記録は、スーパービジョンにも活用されます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)終結の際は、クライエントの不安に配慮します。
この問題のポイント【もとになった過去問:第24回 問48・第23回 問48】ソーシャルワークの展開過程は「インテーク→アセスメント→計画→実施→モニタリング→評価→終結」です。

問題48(福祉サービス分野)

ソーシャルワークにおける集団援助として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1家族会で行われる、介護体験を分かち合うグループ活動
  2. 2通所介護で計画的に行われる、利用者のレクリエーション活動
  3. 3社会福祉協議会による、見守り活動のための地域住民の組織化
  4. 4認知症の人とその家族を対象とした、交流とプログラム活動
  5. 5福祉事務所で行われる、生活保護の個別の相談面接
問題48の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)家族会での介護体験の分かち合いは、集団援助です。
  • 選択肢2:適切(正しい)通所介護で計画的に行うレクリエーション活動は、集団援助です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)見守り活動のための住民の組織化は、地域援助です。
  • 選択肢4:適切(正しい)認知症の人と家族を対象にした交流とプログラム活動は、集団援助です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)生活保護の個別の相談面接は、個別援助です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第21回 問48・第20回 問48】対象が「個人」なら個別援助、「グループ」なら集団援助、「地域」なら地域援助です。

問題49(福祉サービス分野)

ソーシャルワークにおける地域援助として、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1社会福祉協議会による、地域住民向けの生活支援サポーター養成講座の開催
  2. 2医療ソーシャルワーカーによる、入院患者への退院に関する個別相談
  3. 3商店や企業、地域住民と連携した、認知症高齢者の見守りネットワークの構築
  4. 4特別養護老人ホームで行われる、入所者のレクリエーション活動
  5. 5地域包括支援センターの社会福祉士による、家族介護者への個別の相談面接
問題49の解答と解説を見る

正解:1・3

  • 選択肢1:適切(正しい)地域住民向けの生活支援サポーター養成講座は、地域援助です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)入院患者への個別相談は、個別援助です。
  • 選択肢3:適切(正しい)商店や企業、住民と連携した見守りネットワークづくりは、地域援助です。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)施設内のレクリエーション活動は、集団援助です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)家族介護者への個別の相談面接は、個別援助です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第21回 問49・第19回 問49】地域援助のキーワードは「組織化」「ネットワーク」「社会資源の開発」です。

問題50(福祉サービス分野)

介護保険における訪問介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1利用者と一緒に手助けや見守りをしながら行う調理は、身体介護として算定する。
  2. 2利用者が不在のベッドでのシーツ交換は、生活援助として算定する。
  3. 3同居する家族の衣類の洗濯は、生活援助として算定する。
  4. 4服薬介助は、身体介護として算定する。
  5. 5利用者の飼い犬の散歩は、生活援助として算定する。
問題50の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)利用者と一緒に手助けや見守りをしながら行う調理は、自立支援のための見守り的援助として身体介護で算定します。
  • 選択肢2:適切(正しい)利用者が不在のベッドでのシーツ交換は、生活援助です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)同居家族の衣類の洗濯は、利用者本人の援助ではないため算定できません。
  • 選択肢4:適切(正しい)服薬介助は、身体介護です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)ペットの世話は、日常生活の援助の範囲を超えるため算定できません。
この問題のポイント【もとになった過去問:第20回 問53・第22回 問50】「利用者と一緒に行う=身体介護」「代わりに行う家事=生活援助」「本人以外のための援助=算定不可」です。

問題51(福祉サービス分野)

介護保険における通所介護について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1おむつ代は、利用料以外の料金として支払を受けることができる。
  2. 2送迎に要した時間は、すべて通所介護の所要時間に含めることができる。
  3. 3利用定員が10人を超える事業所では、看護職員を配置しなければならない。
  4. 4生活相談員は、配置しなくてもよい。
  5. 5災害その他のやむを得ない事情がある場合でも、利用定員を超えてサービスを提供することはできない。
問題51の解答と解説を見る

正解:1・3

  • 選択肢1:適切(正しい)おむつ代は、利用料以外の料金として受け取ることができます。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)送迎時間は所要時間に含みません。ただし送迎時に行った居宅内の介助は、一定の条件で1日30分以内を限度に含められます。
  • 選択肢3:適切(正しい)利用定員が10人を超える事業所では、看護職員を配置しなければなりません。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)通所介護事業所には、生活相談員を配置しなければなりません。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)災害などやむを得ない事情がある場合は、利用定員を超えてサービスを提供できます。
この問題のポイント【もとになった過去問:第24回 問51・第19回 問53】通所介護の人員は「管理者・生活相談員・看護職員・介護職員・機能訓練指導員」です。

問題52(福祉サービス分野)

介護保険における短期入所生活介護について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1連続して30日を超えて利用している場合、30日を超える日以降は短期入所生活介護費を算定できない。
  2. 2おおむね4日以上連続して利用する場合には、短期入所生活介護計画を作成する。
  3. 3短期入所生活介護計画は、居宅サービス計画を作成した介護支援専門員が作成する。
  4. 4利用日数は、要介護認定の有効期間のおおむね半数を超えるようにしなければならない。
  5. 5災害等のやむを得ない事情がある場合でも、利用定員を超えて受け入れることはできない。
問題52の解答と解説を見る

正解:1・2

  • 選択肢1:適切(正しい)連続して30日を超えて利用している場合、30日を超える日以降は算定できません。
  • 選択肢2:適切(正しい)おおむね4日以上続けて利用する場合は、短期入所生活介護計画を作成します。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)短期入所生活介護計画は、事業所の管理者が作成します。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)利用日数は、要介護認定の有効期間のおおむね半数を超えないようにします。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)災害などやむを得ない事情がある場合は、利用定員を超えて受け入れることができます。
この問題のポイント【もとになった過去問:第24回 問53・第19回 問50】短期入所は「連続30日まで」「4日以上で計画作成」「有効期間の半数を超えない」の3点が頻出です。

問題53(福祉サービス分野)

介護保険の福祉用具について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1床ずれ防止用具は、福祉用具貸与の対象である。
  2. 2腰掛便座は、特定福祉用具販売の対象である。
  3. 3浴槽内いすは、福祉用具貸与の対象である。
  4. 4自動排泄処理装置の交換可能部品は、特定福祉用具販売の対象である。
  5. 5移動用リフトのつり具の部分は、福祉用具貸与の対象である。
問題53の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)床ずれ防止用具は、福祉用具貸与の対象です。
  • 選択肢2:適切(正しい)腰掛便座は、特定福祉用具販売(購入)の対象です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)浴槽内いすは、入浴補助用具として特定福祉用具販売の対象です。
  • 選択肢4:適切(正しい)自動排泄処理装置の交換可能部品は、特定福祉用具販売の対象です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)移動用リフトのつり具の部分は、特定福祉用具販売の対象です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第23回 問51・第19回 問51】肌に直接触れて再利用しにくいものは「購入」です。2024年度からは、固定用スロープや歩行器(歩行車を除く)、杖(一部)について貸与と販売を選べる仕組みも始まっています。

問題54(福祉サービス分野)

介護保険の住宅改修費の支給対象として正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1手すりの取付け
  2. 2引き戸等への扉の取替え
  3. 3引き戸への取替えにあわせて設置する自動ドアの動力部分
  4. 4洋式便器等への便器の取替え
  5. 5支給限度基準額(30万円)までの住宅の増築
問題54の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)手すりの取付けは、住宅改修費の支給対象です。
  • 選択肢2:適切(正しい)引き戸等への扉の取替えは、支給対象です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)自動ドアの動力部分の設置費用は、支給対象になりません。
  • 選択肢4:適切(正しい)洋式便器等への便器の取替えは、支給対象です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)増築は支給対象ではなく、支給限度基準額も20万円です。
この問題のポイント【もとになった過去問:第24回 問54・第22回 問54】住宅改修の支給限度基準額は「20万円(自己負担分を含む)」です。

問題55(福祉サービス分野)

介護保険における小規模多機能型居宅介護について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1通いサービスを中心に、利用者の様態や希望に応じて、訪問サービスや宿泊サービスを組み合わせて提供する。
  2. 2利用者は、1か所の事業所にのみ登録することができる。
  3. 3登録者の居宅サービス計画は、外部の居宅介護支援事業所の介護支援専門員が作成する。
  4. 4登録者が訪問介護を利用した場合には、訪問介護費を別に算定することができる。
  5. 5運営推進会議は、市町村が設置する。
問題55の解答と解説を見る

正解:1・2

  • 選択肢1:適切(正しい)小規模多機能型居宅介護は、通いを中心に訪問・宿泊を組み合わせて提供します。
  • 選択肢2:適切(正しい)利用者は、1か所の事業所にだけ登録できます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)登録者の居宅サービス計画は、その事業所の介護支援専門員が作成します。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)小規模多機能型居宅介護の利用中は、訪問介護費を別に算定できません。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)運営推進会議は、事業者が設置します。
この問題のポイント【もとになった過去問:第23回 問55・第19回 問56】小規模多機能型居宅介護は「通い中心」「1事業所のみ登録」「事業所のケアマネが計画作成」です。

問題56(福祉サービス分野)

介護保険における認知症対応型共同生活介護について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 11つの共同生活住居の入居定員は、5人以上9人以下である。
  2. 2計画作成担当者のうち1人以上は、介護支援専門員でなければならない。
  3. 3利用中も、居宅サービス計画を作成しなければならない。
  4. 4要支援1の者も利用することができる。
  5. 5外部評価を受けていれば、自己評価を行う必要はない。
問題56の解答と解説を見る

正解:1・2

  • 選択肢1:適切(正しい)1つの共同生活住居(ユニット)の入居定員は、5人以上9人以下です。
  • 選択肢2:適切(正しい)計画作成担当者のうち1人以上は、介護支援専門員でなければなりません。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)認知症対応型共同生活介護の利用中は、居宅サービス計画を作成する必要はありません。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)要支援者のうち利用できるのは、要支援2の人だけです。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)外部評価などを受けていても、自己評価は行う必要があります。
この問題のポイント【もとになった過去問:第23回 問56】グループホームを利用できる要支援者は「要支援2のみ」です。

問題57(福祉サービス分野)

指定介護老人福祉施設について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1新たに入所できる者は、原則として要介護3以上の者である。
  2. 2要介護1又は2の者であっても、やむを得ない事情がある場合には、特例的に入所することができる。
  3. 3入所者の入浴は、1週間に1回以上行えばよい。
  4. 4身体的拘束等の適正化のための対策を検討する委員会を、3月に1回以上開催しなければならない。
  5. 5協力医療機関を定める必要はない。
問題57の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)介護老人福祉施設への新規入所は、原則として要介護3以上です。
  • 選択肢2:適切(正しい)要介護1・2でも、やむを得ない事情があれば特例入所できます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)入浴は、1週間に2回以上行わなければなりません(入浴が難しい場合は清拭)。
  • 選択肢4:適切(正しい)身体的拘束等の適正化のための委員会を、3か月に1回以上開催します。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)介護老人福祉施設は、協力医療機関を定めなければなりません。
この問題のポイント【もとになった過去問:第22回 問57・第23回 問57】2024年度改定で、協力医療機関との連携体制の強化が求められています。

問題58(福祉サービス分野)

生活保護制度について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1介護扶助は、原則として現物給付である。
  2. 2第1号被保険者である被保護者の介護保険料は、生活扶助の介護保険料加算として給付される。
  3. 3被保護者が介護保険の被保険者である場合には、介護扶助が介護保険の給付より優先される。
  4. 4医療保険に加入していない40歳以上65歳未満の被保護者が要介護状態になった場合、介護サービスの費用は介護扶助で賄われる。
  5. 5保護の要否及び程度は、個人を単位として定められる。
問題58の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)介護扶助は、原則として現物給付です。
  • 選択肢2:適切(正しい)第1号被保険者である被保護者の介護保険料は、生活扶助の介護保険料加算で給付されます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)介護保険の被保険者の場合は、介護保険の給付が優先され、利用者負担分が介護扶助で給付されます。
  • 選択肢4:適切(正しい)医療保険に加入していない40〜64歳の被保護者は介護保険の被保険者にならないため、介護サービスの費用は介護扶助で賄われます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)保護は、世帯を単位として要否と程度が決められます。
この問題のポイント【もとになった過去問:第19回 問58・第22回 問59】「介護保険料=生活扶助」「サービスの自己負担=介護扶助」と区別しましょう。

問題59(福祉サービス分野)

成年後見制度について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1法定後見制度は、本人の判断能力の程度に応じて、後見、保佐及び補助の3類型に分かれている。
  2. 2本人以外の者の請求により補助開始の審判をするには、本人の同意が必要である。
  3. 3成年後見人が成年被後見人の居住用不動産を処分する場合には、家庭裁判所の許可は必要ない。
  4. 4任意後見契約は、公正証書によってしなければならない。
  5. 5市町村長は、後見開始の審判の請求をすることができない。
問題59の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)法定後見制度は、後見・保佐・補助の3類型です。
  • 選択肢2:適切(正しい)本人以外の請求で補助開始の審判をするには、本人の同意が必要です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)居住用不動産を処分するには、家庭裁判所の許可が必要です。
  • 選択肢4:適切(正しい)任意後見契約は、公正証書でしなければなりません。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)市町村長は、本人の福祉のため特に必要がある場合に、後見開始の審判を請求できます。
この問題のポイント【もとになった過去問:第24回 問60・第23回 問59】成年後見制度は「補助は本人の同意」「居住用不動産は家庭裁判所の許可」「任意後見は公正証書」が頻出です。

問題60(福祉サービス分野)

高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1養護者による虐待を受けたと思われる高齢者を発見した者は、その高齢者の生命又は身体に重大な危険が生じている場合には、速やかに市町村に通報しなければならない。
  2. 2高齢者虐待への対応の中心的な役割を担うのは、都道府県である。
  3. 3養介護施設従事者等による高齢者虐待も、この法律の対象である。
  4. 4緊急やむを得ず身体拘束を行う場合は、「切迫性」「非代替性」「一時性」のいずれか1つを満たせばよい。
  5. 5虐待の通報をした者は、そのことを理由に守秘義務違反に問われる。
問題60の解答と解説を見る

正解:1・3

  • 選択肢1:適切(正しい)養護者による虐待で生命・身体に重大な危険が生じている場合は、発見者に市町村への通報義務があります(それ以外の場合は通報の努力義務)。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)高齢者虐待への対応の中心は、市町村です。
  • 選択肢3:適切(正しい)養介護施設従事者等による高齢者虐待も、法律の対象です。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)身体拘束の例外3要件は、すべて満たす必要があります。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)虐待の通報は、守秘義務に関する法律の規定によって妨げられるものではありません。
この問題のポイント【もとになった過去問:第23回 問60・第20回 問60】2024年度からは、すべての介護サービス事業所に虐待防止の委員会・指針・研修・担当者の設置が義務付けられています。

予想問題の結果を合格につなげる復習のポイント

得点の目安(各分野)今の状態次にやること
8割以上合格圏内間違えた問題の解説を確認し、苦手テーマだけを過去問で仕上げる
6〜8割合格ライン付近分野別に弱いテーマを洗い出し、直近5年分の過去問で同じテーマを解く
6割未満基礎の定着が必要テキストで基本事項を確認してから、過去問を1年分ずつ解説を読みながら解く
新人ケアマネ新人

古い過去問の知識のままだと、間違えることがあるんですね。

ベテランケアマネ先輩

そうなの。要介護認定の有効期間や保険料の段階、介護療養型医療施設の廃止など、制度が変わったテーマは要注意よ。過去問を解くときは、今の制度と照らし合わせて覚えてね。

ポイント:制度が変わったテーマに注意要介護認定の有効期間(更新認定は最長48か月)、第1号保険料の標準段階(13段階)、介護予防支援の指定対象の拡大、介護療養型医療施設の廃止(2024年3月末)、認知症基本法の施行(2024年1月)などは、古い過去問と答えが変わる可能性があるテーマです。

よくある質問(FAQ)

この予想問題は、実際の試験に出ますか?
この記事の問題は、過去問の出題テーマをもとに作成したオリジナル問題で、実際の試験に同じ問題が出るとは限りません。頻出テーマの理解度を確かめるために活用してください。
第29回ケアマネ試験の合格ラインは何点ですか?
合格点は試験後に確定します。直近の第27回・第28回は、介護支援分野18点、保健医療福祉サービス分野25点でした。各分野で8割を目標にすると安心です。
予想問題と過去問は、どちらを優先すべきですか?
まずは過去問で頻出テーマを押さえ、仕上げとして予想問題で実力を確認するのがおすすめです。予想問題で間違えたテーマは、過去問解説で復習しましょう。
第29回から受験資格の実務経験は3年に短縮されますか?
受験資格を「5年以上かつ900日以上」から「3年以上かつ540日以上」に短縮する方針が示されていますが、2026年度(第29回)の試験には現行の要件が適用される見込みです。最新の情報は各都道府県の受験案内で確認してください。
まとめ
  • 第29回(令和8年度)ケアマネ試験は2026年10月11日に実施され、全60問・120分で行われる
  • この記事では、過去問をもとに現在の制度に合わせて作成したオリジナル予想問題60問を掲載した
  • 各問に正答・選択肢ごとの解説・もとになった過去問を付けているので、復習の入口として使える
  • 保険料の13段階化、認定の有効期間、介護療養型医療施設の廃止、認知症基本法など、制度が変わったテーマに注意する
  • 予想問題で見つかった苦手テーマは、過去問10年分の解説で繰り返し解いて仕上げる

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