【過去問解説】第22回(令和元年度)ケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)

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「第22回のケアマネ試験は、どんな問題が出たの?」「過去問を解いたけれど、なぜその答えになるのか分からない」。この記事では、2019年(令和元年)10月13日に行われた第22回ケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)本試験の全60問を、問題文・選択肢・正答・解説まで1ページにまとめました。

すべての選択肢に「なぜ○なのか・なぜ×なのか」を短く解説しているので、過去問演習や苦手分野の復習にそのまま使えます。第22回の合格率・合格点、過去10年の合格率の推移もあわせて確認しましょう。

この記事でわかること
  • 第22回(令和元年度)ケアマネ試験の概要と、再試験が行われた理由
  • 第22回の合格率・合格点と、過去10年の合格率の推移
  • 本試験全60問の正答番号の一覧表(解答早見表)
  • 全60問の問題文・選択肢と、選択肢ごとの解説
  • 第22回の出題傾向と、次の試験に向けた勉強のポイント
目次

第22回(令和元年度)ケアマネ試験の概要

項目内容
試験名第22回介護支援専門員実務研修受講試験
試験日本試験:2019年(令和元年)10月13日(日)
再試験:2020年(令和2年)3月8日(日)
問題数・時間全60問・120分
出題形式5つの選択肢から、正しいもの(適切なもの)を2つまたは3つ選ぶ
分野介護支援分野 25問(問1〜25)
保健医療サービスの知識等 20問(問26〜45)
福祉サービスの知識等 15問(問46〜60)

第22回は、2019年10月の台風第19号の影響で、一部の都県で本試験が中止され、2020年3月に再試験が行われました。この記事で解説しているのは、10月13日に行われた本試験の問題です。

合否は、「介護支援分野」と「保健医療福祉サービス分野(保健医療+福祉の35問)」の2つに分けて判定されます。どちらか一方でも合格点に届かなければ、合計点が高くても不合格になります。

新人ケアマネ新人

第22回は、本試験と再試験があったんですね。

ベテランケアマネ先輩

そうなの。台風で試験が中止になった地域があって、翌年3月に再試験が行われたのよ。問題も合格点も本試験とは別だから、過去問を解くときはどちらの問題か確認してね。

第22回ケアマネ試験の合格率・合格点

項目第22回(令和元年度)
受験者数41,049人
合格者数8,018人
合格率19.5%

受験者数・合格者数・合格率は、本試験と再試験を合わせた数値です(厚生労働省公表)。

分野問題数本試験の合格点再試験の合格点
介護支援分野25問15点(正答率60%)16点
保健医療福祉サービス分野35問24点(正答率約69%)25点
ポイント:合格点は「正答率70%を基準に補正」配点は1問1点で、分野ごとに正答率70%を基準とし、問題の難しさによって補正して合格点が決まります。第22回の本試験は、介護支援分野の合格点が15点に下がっており、この分野が難しかったことがわかります。

過去10年のケアマネ試験の合格率の推移

回(年度)受験者数合格者数合格率
第28回(令和7年度)50,601人12,961人25.6%
第27回(令和6年度)53,699人17,228人32.1%
第26回(令和5年度)56,494人11,844人21.0%
第25回(令和4年度)54,406人10,328人19.0%
第24回(令和3年度)54,290人12,662人23.3%
第23回(令和2年度)46,415人8,200人17.7%
第22回(令和元年度)41,049人8,018人19.5%
第21回(平成30年度)49,332人4,990人10.1%
第20回(平成29年度)131,560人28,233人21.5%
第19回(平成28年度)124,585人16,281人13.1%

出典:厚生労働省「介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況等」

第22回ケアマネ試験(本試験)の解答一覧(正答番号の早見表)

自己採点に使えるよう、本試験全60問の正答番号を一覧にしました。問題番号を押すと、その問題の解説に移動します。

介護支援分野(問1〜25)
問1問2問3問4問5
1・2・44・52・51・4・52・3・4
問6問7問8問9問10
1・22・3・52・3・52・41・3・4
問11問12問13問14問15
1・31・3・51・3・51・2・43・4・5
問16問17問18問19問20
3・42・4・51・4・53・41・3・5
問21問22問23問24問25
2・4・53・42・53・41・2・5
保健医療サービスの知識等(問26〜45)
問26問27問28問29問30
2・53・53・4・51・2・41・3・4
問31問32問33問34問35
1・2・51・3・41・3・52・3・51・3・5
問36問37問38問39問40
1・2・32・53・4・51・41・3・5
問41問42問43問44問45
1・32・4・52・3・51・4・52・4
福祉サービスの知識等(問46〜60)
問46問47問48問49問50
1・4・53・51・31・3・51・4・5
問51問52問53問54問55
2・32・3・53・4・51・3・52・3・5
問56問57問58問59問60
3・4・51・2・51・3・41・2・52・3・5
注意:解説は試験時点の制度にもとづく問題と解説は、第22回本試験(2019年10月実施)時点の法令・制度にもとづいています。その後の報酬改定(2021年度・2024年度)、課題分析標準項目の見直し、介護療養型医療施設の廃止などで内容が変わっている場合があるため、最新の制度は最新版のテキストで確認してください。

介護支援分野(問1〜25)の問題と解説

介護保険制度の改正、被保険者、特定疾病、指定、財政、地域支援事業、要介護認定、ケアマネジメント、事例問題などが出題される分野です。本試験の合格点は25問中15点でした。各問の「解答と解説を見る」を押すと、正答と解説が表示されます。

問題1(介護支援分野)

2017(平成29)年の介護保険制度改正について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1介護医療院の創設
  2. 2共生型サービスの創設
  3. 3看護小規模多機能型居宅介護の創設
  4. 4介護給付及び予防給付に係る3割負担の導入
  5. 5介護予防訪問介護及び介護予防通所介護の介護予防・日常生活支援総合事業への移行
問題1の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)2017年改正で、介護医療院が創設されました。
  • 選択肢2:適切(正しい)2017年改正で、共生型サービスが創設されました。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)看護小規模多機能型居宅介護は、2012年に複合型サービスとして創設されたもので、2017年改正ではありません。
  • 選択肢4:適切(正しい)2017年改正で、一定以上の所得がある人の利用者負担を3割とする仕組みが導入されました。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)介護予防訪問介護と介護予防通所介護を総合事業に移行したのは、2014年改正です。
この問題のポイント2017年改正は「介護医療院」「共生型サービス」「3割負担」「介護納付金の総報酬割」、2014年改正は「総合事業への移行」「特養の原則要介護3以上」「2割負担」と区別しましょう。

問題2(介護支援分野)

介護保険法第2条に示されている保険給付の基本的考え方として正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1介護支援専門員の選択に基づくサービスの提供
  2. 2被保険者の所得及び資産による制限
  3. 3同一の事業者による複合的かつ集中的なサービスの提供
  4. 4医療との連携への十分な配慮
  5. 5被保険者の有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるようにすることへの配慮
問題2の解答と解説を見る

正解:4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)保険給付は、介護支援専門員ではなく、被保険者の選択にもとづいて行われます。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)介護保険の給付に、所得や資産による制限はありません。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)法第2条は、多様な事業者や施設から総合的かつ効率的に提供されることを定めています。同一の事業者によるものではありません。
  • 選択肢4:適切(正しい)保険給付は、医療との連携に十分配慮して行われなければなりません。
  • 選択肢5:適切(正しい)保険給付は、可能な限り居宅で、能力に応じ自立した日常生活を営めるよう配慮されなければなりません。
この問題のポイント法第2条のキーワードは、「軽減又は悪化の防止」「医療との連携」「被保険者の選択」「多様な事業者・施設」「居宅での自立した日常生活」です。

問題3(介護支援分野)

65歳以上の者であって、介護保険の被保険者とならないものとして正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1老人福祉法に規定する軽費老人ホームの入所者
  2. 2生活保護法に規定する救護施設の入所者
  3. 3生活保護法に規定する更生施設の入所者
  4. 4障害者総合支援法の自立訓練及び施設入所支援の支給決定を受けて、指定障害者支援施設に入所している知的障害者
  5. 5障害者総合支援法の生活介護及び施設入所支援の支給決定を受けて、指定障害者支援施設に入所している精神障害者
問題3の解答と解説を見る

正解:2・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)軽費老人ホームの入所者は、介護保険の被保険者になります。
  • 選択肢2:適切(正しい)生活保護法の救護施設の入所者は、介護保険の適用除外で、被保険者になりません。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)生活保護法の更生施設の入所者は、適用除外施設の対象ではなく、被保険者になります。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)自立訓練と施設入所支援の支給決定を受けて障害者支援施設に入所している人は、適用除外の対象ではありません。
  • 選択肢5:適切(正しい)生活介護と施設入所支援の支給決定を受けて指定障害者支援施設に入所している人は、適用除外で、被保険者になりません。
この問題のポイント適用除外施設には、「生活介護と施設入所支援を受ける指定障害者支援施設」「救護施設」「重症心身障害児施設」「ハンセン病療養所」などがあります。

問題4(介護支援分野)

介護保険における特定疾病として正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1筋萎縮性側索硬化症
  2. 2黄色靱帯骨化症
  3. 3心筋梗塞
  4. 4脊柱管狭窄症
  5. 5閉塞性動脈硬化症
問題4の解答と解説を見る

正解:1・4・5

  • 選択肢1:適切(正しい)筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、特定疾病です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)特定疾病は後縦靱帯骨化症で、黄色靱帯骨化症ではありません。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)心筋梗塞は、特定疾病ではありません。
  • 選択肢4:適切(正しい)脊柱管狭窄症は、特定疾病です。
  • 選択肢5:適切(正しい)閉塞性動脈硬化症は、特定疾病です。
この問題のポイント特定疾病は16種類です。「後縦靱帯骨化症」「脊柱管狭窄症」「閉塞性動脈硬化症」のように、似た名前の病気との区別に注意しましょう。

問題5(介護支援分野)

指定居宅サービス事業者の指定について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1共生型居宅サービス事業者の指定は、市町村長が行う。
  2. 2居宅サービスの種類ごとに行う。
  3. 36年ごとに更新を受けなければ、効力を失う。
  4. 4申請者が都道府県の条例で定める者でないときは、指定をしてはならない。
  5. 5都道府県介護保険事業支援計画の見込量に達しているときは、指定をしてはならない。
問題5の解答と解説を見る

正解:2・3・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)共生型居宅サービス事業者の指定は、都道府県知事が行います。
  • 選択肢2:適切(正しい)居宅サービス事業者の指定は、サービスの種類ごと、事業所ごとに行います。
  • 選択肢3:適切(正しい)指定は6年ごとに更新を受けなければ、効力を失います。
  • 選択肢4:適切(正しい)申請者が都道府県の条例で定める者(法人)でないときは、指定をしてはなりません。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)計画の見込量を理由に指定をしないことができるのは、特定施設入居者生活介護など一部のサービスに限られます。居宅サービス全般ではありません。
この問題のポイント居宅サービス事業者の指定は「都道府県知事」「サービスの種類ごと・事業所ごと」「6年ごとの更新」です。

問題6(介護支援分野)

指定居宅介護支援事業者について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1被保険者証に認定審査会意見の記載があるときは、その意見に配慮した指定居宅介護支援の提供に努めなければならない。
  2. 2事業所の現員では利用申込に応じきれない場合には、サービスの提供を拒むことができる。
  3. 3管理者は、管理者研修の受講が義務づけられている。
  4. 4通常の事業の実施地域以外であっても、交通費を受け取ることはできない。
  5. 5利用者が30人の場合には、介護支援専門員は、非常勤で1人置けばよい。
問題6の解答と解説を見る

正解:1・2

  • 選択肢1:適切(正しい)被保険者証に認定審査会意見の記載があるときは、その意見に配慮してサービスを提供するよう努めます。
  • 選択肢2:適切(正しい)事業所の現員では利用申込に応じきれない場合は、正当な理由としてサービスの提供を拒むことができます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)試験時点では、管理者に「管理者研修」の受講は義務付けられていませんでした(管理者は主任介護支援専門員であることが求められています)。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)利用者の選択で通常の事業の実施地域以外で行う場合は、交通費を受け取ることができます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)事業所には、利用者数にかかわらず常勤の介護支援専門員を1人以上置かなければなりません。非常勤1人では足りません。
この問題のポイントサービス提供を拒める正当な理由は、「現員では応じきれない」「実施地域外である」「その他適切なサービスを提供することが困難」などです。

問題7(介護支援分野)

介護支援専門員の義務として正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1介護保険事業の円滑な運営に必要な助言をしなければならない。
  2. 2介護支援専門員でなくなった後も、正当な理由なしに、その業務に関して知り得た人の秘密を漏らしてはならない。
  3. 3特定の種類のサービスに不当に偏ることのないよう、業務を行わなければならない。
  4. 4認知症に関する施策を総合的に推進しなければならない。
  5. 5その名義を他人に介護支援専門員の業務のため使用させてはならない。
問題7の解答と解説を見る

正解:2・3・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)介護保険事業の円滑な運営に必要な助言は、国や都道府県の責務です。介護支援専門員の義務ではありません。
  • 選択肢2:適切(正しい)介護支援専門員でなくなった後も、正当な理由なく業務上知り得た秘密を漏らしてはなりません。
  • 選択肢3:適切(正しい)特定の種類や事業者のサービスに不当に偏ることのないよう、公正かつ誠実に業務を行わなければなりません。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)認知症に関する施策の総合的な推進は、国や地方公共団体の責務です。
  • 選択肢5:適切(正しい)名義を他人に使わせてはなりません。
この問題のポイント介護支援専門員の義務は、「公正・誠実な業務遂行」「基準に従った業務」「資質向上の努力」「名義貸しの禁止」「信用失墜行為の禁止」「秘密保持」です。

問題8(介護支援分野)

市町村介護保険事業計画について正しいものはどれか。 3つ選べ。

  1. 1都道府県知事の定める基本指針に基づき作成されなければならない。
  2. 2市町村老人福祉計画と一体のものとして作成されなければならない。
  3. 3市町村地域福祉計画と調和が保たれたものでなければならない。
  4. 4介護サービス情報の公表に関する事項を定めなければならない。
  5. 5変更したときは、遅滞なく、都道府県知事に提出しなければならない。
問題8の解答と解説を見る

正解:2・3・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)市町村介護保険事業計画は、厚生労働大臣が定める基本指針にもとづいて作成します。
  • 選択肢2:適切(正しい)市町村介護保険事業計画は、市町村老人福祉計画と一体のものとして作成します。
  • 選択肢3:適切(正しい)市町村介護保険事業計画は、市町村地域福祉計画などと調和が保たれたものでなければなりません。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)介護サービス情報の公表に関する事項は、市町村介護保険事業計画で定める事項ではありません。
  • 選択肢5:適切(正しい)計画を定めたり変更したりしたときは、遅滞なく都道府県知事に提出します。
この問題のポイント計画どうしの関係は、「一体=老人福祉計画」「調和=地域福祉計画・高齢者居住安定確保計画など」「整合性の確保=医療計画」と整理しましょう。

問題9(介護支援分野)

介護保険における第1号被保険者の保険料について正しいものはどれか。2つ選べ

  1. 1保険料率は、毎年度改定しなければならない。
  2. 2年額18万円以上の遺族厚生年金受給者は、特別徴収の対象となる。
  3. 3年金を受給していない者は、市町村民税に合算して徴収される。
  4. 4世帯主は、普通徴収の場合には、その世帯に属する第1号被保険者と連帯して納付する義務を負う。
  5. 5保険料減免の対象者は、政令で定められる。
問題9の解答と解説を見る

正解:2・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)保険料率は、3年ごとに設定します。毎年度改定するものではありません。
  • 選択肢2:適切(正しい)年額18万円以上の遺族年金や障害年金の受給者も、特別徴収の対象になります。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)年金を受給していない人の保険料は、納付書や口座振替による普通徴収で納めます。市町村民税に合算して徴収するのではありません。
  • 選択肢4:適切(正しい)普通徴収の場合、世帯主は、その世帯の第1号被保険者と連帯して保険料を納める義務を負います。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)保険料の減免は、市町村の条例で定めます。政令ではありません。
この問題のポイント特別徴収の対象となる年金は、「老齢・退職年金」だけでなく「遺族年金」「障害年金」も含まれます(年額18万円以上)。

問題10(介護支援分野)

介護保険の調整交付金について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1国が市町村に交付する。
  2. 2すべての市町村に一律に交付される定率の公費負担となっている。
  3. 3調整交付金の総額は、介護給付費及び予防給付費の総額の5%に相当する額とする。
  4. 4市町村ごとの第1号被保険者の年齢階級別の分布状況を考慮して交付される。
  5. 5市町村ごとの第2号被保険者の所得の分布状況を考慮して交付される。
問題10の解答と解説を見る

正解:1・3・4

  • 選択肢1:適切(正しい)調整交付金は、国が市町村に交付します。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)調整交付金は、市町村ごとの状況に応じて交付額が変わり、一律ではありません。
  • 選択肢3:適切(正しい)調整交付金の総額は、介護給付費と予防給付費の総額の5%に相当する額です。
  • 選択肢4:適切(正しい)第1号被保険者の年齢階級別の分布状況(後期高齢者の割合など)を考慮して交付されます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)考慮するのは、第1号被保険者の所得の分布状況です。第2号被保険者ではありません。
この問題のポイント調整交付金は「国が負担する25%のうち5%分」で、後期高齢者の加入割合と第1号被保険者の所得分布を調整します。

問題11(介護支援分野)

社会保険診療報酬支払基金の介護保険関係業務について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1市町村に対し介護給付費交付金を交付する。
  2. 2介護保険財政の収入不足が生じた市町村に不足額を交付する。
  3. 3医療保険者から介護給付費・地域支援事業支援納付金を徴収する。
  4. 4介護保険サービスに関する苦情への対応を行う。
  5. 5業務の一部を年金保険者に委託することができる。
問題11の解答と解説を見る

正解:1・3

  • 選択肢1:適切(正しい)社会保険診療報酬支払基金は、市町村に介護給付費交付金を交付します。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)収入不足が生じた市町村に交付・貸付を行うのは、都道府県の財政安定化基金です。
  • 選択肢3:適切(正しい)社会保険診療報酬支払基金は、医療保険者から介護給付費・地域支援事業支援納付金を徴収します。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)介護保険サービスの苦情への対応は、国民健康保険団体連合会などが行います。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)支払基金の業務の一部は、国民健康保険団体連合会などに委託できます。年金保険者ではありません。
この問題のポイント社会保険診療報酬支払基金は、「医療保険者から納付金を徴収」し「市町村に交付金を交付」する、第2号保険料の橋渡し役です。

問題12(介護支援分野)

地域支援事業のうち包括的支援事業として正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1生活支援体制整備事業
  2. 2介護予防把握事業
  3. 3認知症総合支援事業
  4. 4介護給付費等費用適正化事業
  5. 5在宅医療・介護連携推進事業
問題12の解答と解説を見る

正解:1・3・5

  • 選択肢1:適切(正しい)生活支援体制整備事業は、包括的支援事業です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)介護予防把握事業は、総合事業の一般介護予防事業です。
  • 選択肢3:適切(正しい)認知症総合支援事業は、包括的支援事業です。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)介護給付等費用適正化事業は、任意事業です。
  • 選択肢5:適切(正しい)在宅医療・介護連携推進事業は、包括的支援事業です。
この問題のポイント包括的支援事業は、「地域包括支援センターの運営(総合相談・権利擁護・包括的継続的ケアマネジメント・介護予防ケアマネジメント)」と「在宅医療・介護連携推進」「生活支援体制整備」「認知症総合支援」「地域ケア会議推進」です。

問題13(介護支援分野)

介護サービス情報に係る事業者の報告について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1指定居宅サービス事業者は、その介護サービス情報を都道府県知事に報告しなければならない。
  2. 2指定地域密着型サービス事業者は、その介護サービス情報を市町村長に報告しなければならない。
  3. 3介護サービス事業者がその介護サービス情報を報告しなかった場合には、その指定又は許可が取り消されることがある。
  4. 4介護サービス事業者がその介護サービス情報を報告するのは、その介護サービスの提供を開始するときのみである。
  5. 5介護サービス事業者が報告する介護サービス情報には、第三者による評価の実施状況が含まれる。
問題13の解答と解説を見る

正解:1・3・5

  • 選択肢1:適切(正しい)居宅サービス事業者は、介護サービス情報を都道府県知事に報告します。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)地域密着型サービス事業者も、介護サービス情報は都道府県知事に報告します。市町村長ではありません。
  • 選択肢3:適切(正しい)報告をしなかったり、虚偽の報告をしたりして命令に従わない場合は、指定や許可が取り消されることがあります。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)報告は提供開始時だけでなく、その後も定期的(年1回程度)に行います。
  • 選択肢5:適切(正しい)報告する介護サービス情報には、第三者による評価の実施状況が含まれます。
この問題のポイント介護サービス情報の公表制度は、サービスの種類にかかわらず「都道府県知事」が行います。

問題14(介護支援分野)

介護保険審査会への審査請求が認められるものとして正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1被保険者証の交付の請求に関する処分
  2. 2市町村特別給付に関する処分
  3. 3国民健康保険団体連合会が行う介護報酬の請求に関する審査
  4. 4特定入所者介護サービス費の支給に関する処分
  5. 5介護給付費・地域支援事業支援納付金に関する処分
問題14の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)被保険者証の交付の請求に関する処分は、審査請求の対象です。
  • 選択肢2:適切(正しい)市町村特別給付に関する処分も保険給付に関する処分で、審査請求の対象です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)国民健康保険団体連合会が行う介護報酬の審査は、介護保険審査会の対象ではありません。
  • 選択肢4:適切(正しい)特定入所者介護サービス費の支給に関する処分は、審査請求の対象です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)介護給付費・地域支援事業支援納付金に関する処分は、介護保険審査会の対象ではありません。
この問題のポイント介護保険審査会の対象は「保険給付に関する処分(被保険者証の交付、要介護認定を含む)」と「保険料などの徴収金に関する処分」です。

問題15(介護支援分野)

指定居宅介護支援の業務について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1利用者の身体機能に特化したアセスメントを行う。
  2. 2利用希望者が要介護認定の結果の通知を受ける前に、居宅介護支援を提供してはならない。
  3. 3地域で不足していると認められるサービスがあった場合には、それが地域で提供されるよう関係機関に働きかけることが望ましい。
  4. 4利用者が訪問看護の利用を希望した場合には、利用者の同意を得て主治の医師に意見を求めなければならない。
  5. 5指定居宅介護支援の提供の開始に際し、あらかじめ、複数の指定居宅サービス事業所等の紹介を求めることができることを利用者に説明しなければならない。
問題15の解答と解説を見る

正解:3・4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)アセスメントは、身体機能だけでなく、心理面、環境、家族の状況などを総合的に把握して行います。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)要介護認定の結果が出る前でも、暫定の居宅サービス計画を作成して居宅介護支援を提供できます。
  • 選択肢3:適切(正しい)地域で不足しているサービスがあれば、提供されるよう関係機関に働きかけることが望ましいです。
  • 選択肢4:適切(正しい)利用者が訪問看護などの医療サービスを希望した場合は、利用者の同意を得て主治の医師などの意見を求めます。
  • 選択肢5:適切(正しい)提供開始時には、複数の事業所の紹介を求められることなどを、あらかじめ利用者に説明しなければなりません。
この問題のポイント要介護認定の申請中でも、結果を見込んで暫定ケアプランを作成し、サービスを利用できます。

問題16(介護支援分野)

担当する利用者に対する介護支援専門員の基本姿勢として、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1心身機能が一時的に低下した場合には、利用者の状態にかかわらず、介護保険サービスを区分支給限度基準額まで活用するよう勧める。
  2. 2利用者の自己決定を尊重するため、求めがなければサービス利用に関する情報提供はしない。
  3. 3利用者が認知症のため自分の意向をうまく伝えられない場合には、その意向を推し測り、利用者の尊厳が保持されるように努める。
  4. 4特定のサービス事業者に不当に偏ることなく、公正中立に支援する。
  5. 5利用者と家族の意向が一致しない場合には、家族の意向を優先する。
問題16の解答と解説を見る

正解:3・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)サービスは、利用者の状態やニーズにもとづいて位置付けます。限度額まで使うよう勧めるのは適切ではありません。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)自己決定を尊重するためにも、必要な情報は積極的に提供します。
  • 選択肢3:適切(正しい)認知症で意向をうまく伝えられない場合は、その意向をくみ取り、尊厳が保たれるよう努めます。
  • 選択肢4:適切(正しい)特定のサービス事業者に不当に偏ることなく、公正中立に支援します。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)利用者と家族の意向が違う場合でも、利用者本人の意向を尊重しながら調整します。家族の意向を優先するのではありません。
この問題のポイント介護支援専門員の基本姿勢は「利用者本位」「自立支援」「公正中立」「権利擁護」です。

問題17(介護支援分野)

介護サービス計画作成のための課題分析標準項目として正しいものはどれか。3つ選べ

  1. 1資産の状況
  2. 2コミュニケーション能力
  3. 3改善/維持の可能性
  4. 4課題分析(アセスメント)理由
  5. 5口腔衛生
問題17の解答と解説を見る

正解:2・4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)資産の状況は、課題分析標準項目に含まれていません。
  • 選択肢2:適切(正しい)コミュニケーション能力は、課題分析標準項目に含まれます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)改善/維持の可能性は、課題整理総括表の項目で、課題分析標準項目ではありません。
  • 選択肢4:適切(正しい)課題分析(アセスメント)理由は、課題分析標準項目(基本情報に関する項目)に含まれます。
  • 選択肢5:適切(正しい)口腔衛生は、課題分析標準項目に含まれます。
この問題のポイント課題分析標準項目は「基本情報に関する項目(9項目)」と「課題分析に関する項目(14項目)」の23項目です(試験時点)。

問題18(介護支援分野)

指定介護老人福祉施設サービス計画について正しいものはどれか。 3つ選べ。

  1. 1アセスメントは、入所者及びその家族に面接して行う必要がある。
  2. 2原案の内容については、入所者の同意は必要がない。
  3. 3他の担当者と連携体制がとれている場合には、モニタリングのための利用者と定期的な面接は必要がない。
  4. 4地域住民による自発的な活動によるサービスの利用を含めるよう努めなければならない。
  5. 5作成した計画は、入所者に交付しなければならない。
問題18の解答と解説を見る

正解:1・4・5

  • 選択肢1:適切(正しい)施設サービス計画のアセスメントは、入所者と家族に面接して行います。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)計画の原案は、入所者や家族に説明し、文書で入所者の同意を得なければなりません。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)モニタリングでは、他の担当者と連携がとれていても、定期的に入所者と面接します。
  • 選択肢4:適切(正しい)施設サービス計画には、地域住民の自発的な活動によるサービスなども含めるよう努めます。
  • 選択肢5:適切(正しい)作成した施設サービス計画は、入所者に交付しなければなりません。
この問題のポイント施設でも居宅と同じく、「面接によるアセスメント」「文書による同意」「交付」「定期的な面接によるモニタリング」が必要です。

問題19(介護支援分野)

第1号介護予防支援事業の実施について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1地域包括支援センターは、指定居宅介護支援事業所に委託することができない。
  2. 2利用者本人が居住していない地域の地域包括支援センターでも、実施が可能である。
  3. 3介護予防ケアマネジメントについては、サービス担当者会議を行う必要がない場合がある。
  4. 4介護予防ケアマネジメントについては、モニタリングを行う必要がない場合がある。
  5. 5要支援者は、対象とならない。
問題19の解答と解説を見る

正解:3・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)地域包括支援センターは、第1号介護予防支援事業の一部を指定居宅介護支援事業所に委託できます。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)第1号介護予防支援事業は、利用者の住所地の地域包括支援センターが行います。
  • 選択肢3:適切(正しい)介護予防ケアマネジメントの類型によっては、サービス担当者会議を省略できる場合があります。
  • 選択肢4:適切(正しい)介護予防ケアマネジメントの類型によっては、モニタリングを行わない場合があります。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)要支援者も、第1号介護予防支援事業(介護予防ケアマネジメント)の対象になります。
この問題のポイント介護予防ケアマネジメントには「原則的なケアマネジメント」「簡略化したケアマネジメント」「初回のみのケアマネジメント」の類型があります。

問題20(介護支援分野)

指定介護予防支援について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1目標志向型の介護予防サービス計画原案を作成しなければならない。
  2. 2その事業所の管理者については、地域包括支援センターの業務との兼務は認められない。
  3. 3苦情を受け付けた場合には、その内容等を記録しなければならない。
  4. 4サービス提供事業者と継続的な連絡が行われている場合には、利用者との面接や連絡は必要がない。
  5. 5地域ケア会議から個別のケアマネジメントの事例の提供の求めがあった場合には、これに協力するよう努めなければならない。
問題20の解答と解説を見る

正解:1・3・5

  • 選択肢1:適切(正しい)介護予防サービス計画の原案は、目標志向型で作成しなければなりません。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)介護予防支援事業所の管理者は、支障がなければ地域包括支援センターの業務と兼務できます。
  • 選択肢3:適切(正しい)苦情を受け付けたときは、その内容などを記録しなければなりません。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)サービス提供事業者と連絡をとっていても、利用者との面接や連絡は必要です。
  • 選択肢5:適切(正しい)地域ケア会議から個別事例の提供を求められたときは、協力するよう努めます。
この問題のポイント介護予防支援でも、「目標志向型の計画」「苦情の記録」「地域ケア会議への協力」が求められます。

問題21(介護支援分野)

要介護認定について申請代行を行うことができるものとして正しいものはどれか。3つ選べ

  1. 1指定地域密着型特定施設入居者生活介護事業者
  2. 2指定居宅介護支援事業者
  3. 3指定認知症対応型共同生活介護事業者
  4. 4地域包括支援センター
  5. 5地域密着型介護老人福祉施設
問題21の解答と解説を見る

正解:2・4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)地域密着型特定施設入居者生活介護事業者は、要介護認定の申請代行を行えません。
  • 選択肢2:適切(正しい)指定居宅介護支援事業者は、申請代行を行えます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)認知症対応型共同生活介護事業者は、申請代行を行えません。
  • 選択肢4:適切(正しい)地域包括支援センターは、申請代行を行えます。
  • 選択肢5:適切(正しい)地域密着型介護老人福祉施設は、申請代行を行えます。
この問題のポイント申請代行ができるのは、「地域包括支援センター」「居宅介護支援事業者」「地域密着型介護老人福祉施設」「介護保険施設」(それぞれ基準に違反したことがないもの)などです。

問題22(介護支援分野)

要介護認定の認定調査について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1被保険者が必要な調査に応じない場合は、市町村は認定の審査を却下しなければならない。
  2. 2新規認定の調査は、地域包括支援センターに委託できる。
  3. 3更新認定の調査は、指定居宅介護支援事業者に委託できる。
  4. 4指定市町村事務受託法人は、認定調査を実施できる。
  5. 5遠隔地に居住する被保険者から認定の申請があった場合には、現に居住する市町村が調査を実施しなければならない。
問題22の解答と解説を見る

正解:3・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)正当な理由なく調査に応じない場合、市町村は申請を却下「することができる」とされています。「しなければならない」ではありません。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)新規認定の調査は、市町村職員か指定市町村事務受託法人が行います。地域包括支援センターには委託できません。
  • 選択肢3:適切(正しい)更新認定の調査は、指定居宅介護支援事業者などに委託できます。
  • 選択肢4:適切(正しい)指定市町村事務受託法人は、認定調査を行うことができます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)遠隔地に住む被保険者の場合、住んでいる市町村に調査を嘱託できますが、その市町村が必ず行わなければならないわけではありません。
この問題のポイント認定調査の委託先は、新規認定なら「指定市町村事務受託法人」、更新・区分変更なら「居宅介護支援事業者、地域密着型介護老人福祉施設、介護保険施設、介護支援専門員など」にも広がります。

問題23(介護支援分野)

要介護認定について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1更新認定の申請ができるのは、原則として、有効期間満了日の30日前からである。
  2. 2新規認定の効力は、申請日にさかのぼって生ずる。
  3. 3介護認定審査会は、申請者が利用できる介護サービスの種類を指定することができる。
  4. 4要介護認定の処分の決定が遅れる場合の処理見込期間の通知は、申請日から60日以内に行わなければならない。
  5. 5市町村が特に必要と認める場合には、新規認定の有効期間を3月間から12月間までの範囲内で定めることができる。
問題23の解答と解説を見る

正解:2・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)更新認定の申請は、有効期間満了日の60日前からできます。
  • 選択肢2:適切(正しい)新規認定の効力は、申請日にさかのぼって生じます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)介護認定審査会は、サービスの種類について意見を述べることができるだけで、指定はできません。指定するのは市町村です。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)処分の決定が遅れる場合の処理見込期間などの通知は、申請日から30日以内に行います。
  • 選択肢5:適切(正しい)市町村が特に必要と認める場合は、新規認定の有効期間を3か月から12か月の範囲で定めることができます(試験時点)。
この問題のポイント要介護認定は「申請から30日以内に処分」「効力は申請日にさかのぼる」「更新申請は満了日の60日前から」を覚えましょう。

問題24(介護支援分野)

Aさん(78歳、男性)は、2年前に妻を病気で亡くし、一人暮らしをしていた。その後、Aさんは脳卒中で入院し、右半身に麻痺がある状態で退院するに当たり、要介護2の認定を受けた。本人の意向では、自宅で暮らし、訪問介護は利用したいが、通所のサービスは利用したくないとのことだった。その理由は、知り合いに今の姿を見られたくないことに加えて、妻を亡くした悲しみから同年代の夫婦を見るとつらくなるということだった。その時点における介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1訪問介護サービス以外のサービスは利用しないことに決める。
  2. 2自宅ではなく、居住系サービスを利用するよう説得する。
  3. 3在宅生活を続けるうえでの機能回復の重要性を説明し、訪問リハビリテーションの利用を勧める。
  4. 4福祉用具や住宅改修を利用し、住環境を改善することを勧める。
  5. 5近隣住民から高齢者サロンに誘ってもらう。
問題24の解答と解説を見る

正解:3・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)アセスメントが不十分な段階で、訪問介護以外は使わないと決めてしまうのは適切ではありません。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)本人は自宅での生活を望んでいるので、居住系サービスを利用するよう説得するのは適切ではありません。
  • 選択肢3:適切(正しい)機能回復の重要性を説明し、通所の代わりに訪問リハビリテーションを勧めるのは、本人の意向に沿った適切な対応です。
  • 選択肢4:適切(正しい)福祉用具や住宅改修で住環境を整えることを勧めるのは適切です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)人に会いたくないという気持ちがあるため、本人の同意なく近隣住民にサロンへ誘ってもらうのは適切ではありません。
この問題のポイント本人が通所サービスを望まない場合は、理由を受け止めたうえで、訪問系のサービスなど意向に沿った代わりの手段を考えます。

問題25(介護支援分野)

Bさん(75歳、女性)は、夫と二人で暮らしている。Bさんは、高血圧及び糖尿病のため、近所の診療所に定期的に通院している。最近、Bさんは、認知症により、昼夜逆転の生活になり、夜中に外に出て自宅に戻れなくなることもある。夫としては、介護の負担が増しているが、できる限り在宅生活を継続したいと思っている。要介護認定の結果、要介護2の認定を受けた。介護支援専門員の当面の対応として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1外に出て戻れなくなったときの対応のため、地域包括支援センターに協力を依頼し、民生委員や近隣の商店との連携を図る。
  2. 2夜中に外に出ていく背景や理由についてアセスメントを行う。
  3. 3主治医を認知症の専門医に変更することを勧める。
  4. 4介護老人福祉施設への入所を提案する。
  5. 5夫の休息とBさんの生活リズムを整えるため、認知症対応型通所介護の利用を提案する。
問題25の解答と解説を見る

正解:1・2・5

  • 選択肢1:適切(正しい)戻れなくなったときのために、地域包括支援センターを通じて民生委員や近隣の商店と連携するのは適切です。
  • 選択肢2:適切(正しい)夜中に外に出る背景や理由をアセスメントすることは適切です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)主治医を変える必要はありません。今の主治医と連携し、必要に応じて専門医の受診を相談します。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)夫は在宅生活の継続を望んでいるので、すぐに施設入所を提案するのは適切ではありません。
  • 選択肢5:適切(正しい)夫の休息とBさんの生活リズムを整えるため、認知症対応型通所介護を提案することは適切です。
この問題のポイント認知症の人の「外に出て戻れなくなる行動」には、理由のアセスメントと、地域の見守りネットワークづくりの両方が大切です。

保健医療サービスの知識等(問26〜45)の問題と解説

呼吸や睡眠、口腔ケア、認知症、急変時の対応、在宅医療、検査値、ACP、医療系のサービスなどが出題される分野です。福祉サービスの知識等と合わせた35問で合格点(第22回本試験は24点)を判定します。

問題26(保健医療サービス分野)

呼吸について適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1高齢者は一般に、若年者と比べ、1回換気量は低下する。
  2. 2頻呼吸は、発熱や心不全でもみられる。
  3. 3心不全による呼吸困難は、起座位又は半座位で増強し、臥位で軽減する。
  4. 4下顎呼吸は、慢性気管支炎や肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者でよくみられる。
  5. 5チェーンストークス呼吸では、小さい呼吸から徐々に大きい呼吸となり、その後徐々に小さい呼吸となって、一時的な呼吸停止を伴う呼吸状態を繰り返す。
問題26の解答と解説を見る

正解:2・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)加齢で低下するのは肺活量などで、1回換気量が若年者に比べて一般に低下するわけではありません。
  • 選択肢2:適切(正しい)呼吸が速くなる頻呼吸は、発熱や心不全でもみられます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)心不全による呼吸困難は、横になると強くなり、起座位や半座位で楽になります。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)下顎呼吸は、死が近いときにみられる呼吸です。COPDでよくみられるのは口すぼめ呼吸です。
  • 選択肢5:適切(正しい)チェーンストークス呼吸は、小さい呼吸から大きい呼吸になり、また小さくなって一時的に止まることを繰り返す呼吸です。
この問題のポイント呼吸の種類は「口すぼめ呼吸=COPD」「起座呼吸=心不全」「下顎呼吸=死期が近い」「チェーンストークス呼吸=脳の障害や臨終期など」と対応させましょう。

問題27(保健医療サービス分野)

食事について適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1摂食・嚥下プロセスの先行期(認知期)は、食べ物を咀嚼する段階である。
  2. 2摂食・嚥下プロセスの咽頭期の障害では、胃からの逆流がみられる。
  3. 3食事の介護のアセスメントには、福祉用具専門相談員が関わることもある。
  4. 4食事の介護のアセスメントには、利用者が調理を行っているかどうかの確認は含まれない。
  5. 5食事の介護のアセスメントには、利用者の普段の活動性や睡眠状況も確認する。
問題27の解答と解説を見る

正解:3・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)先行期(認知期)は、食べ物を目で見て認識する段階です。かむのは準備期(咀嚼期)です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)胃からの逆流は、食道期などの問題でみられます。咽頭期の障害ではむせや誤嚥が起こります。
  • 選択肢3:適切(正しい)食事のアセスメントには、自助具などを扱う福祉用具専門相談員が関わることもあります。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)食事のアセスメントでは、利用者が調理をしているかどうかも確認します。
  • 選択肢5:適切(正しい)普段の活動量や睡眠の状況は食欲に影響するため、食事のアセスメントで確認します。
この問題のポイント摂食・嚥下の5期は「先行期(認知)→準備期(咀嚼)→口腔期(送り込み)→咽頭期(嚥下反射)→食道期」です。

問題28(保健医療サービス分野)

睡眠について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1床に就いてもなかなか眠れないことを、熟眠障害という。
  2. 2眠りが浅く、すっきりと目覚められないことを、早期覚醒という。
  3. 3かゆみによって睡眠障害が生じることがある。
  4. 4薬の副作用によって、夜間に興奮又は覚醒し、不眠になることがある。
  5. 5起床時の覚醒水準を高めるケアを行うことで、規則的な排便リズムへの効果が期待できる。
問題28の解答と解説を見る

正解:3・4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)床に入ってもなかなか眠れないのは、入眠障害です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)眠りが浅く、ぐっすり眠った感じがしないのは、熟眠障害です。早期覚醒は、予定より早く目が覚めることです。
  • 選択肢3:適切(正しい)かゆみによって、睡眠障害が起こることがあります。
  • 選択肢4:適切(正しい)薬の副作用で、夜間に興奮したり目が覚めたりして眠れなくなることがあります。
  • 選択肢5:適切(正しい)起床時にしっかり目を覚ますケアを行うと、生活リズムが整い、規則的な排便にも効果が期待できます。
この問題のポイント不眠の4つのタイプ(入眠障害・中途覚醒・早期覚醒・熟眠障害)は、説明の入れ替えで出題されやすいので注意しましょう。

問題29(保健医療サービス分野)

口腔機能や口腔ケアについて正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1摂食・嚥下は、中枢神経と末梢神経により制御されている。
  2. 2嚥下反射により、食物が気道に入らないよう気管の入り口が閉鎖される。
  3. 3すべての歯を喪失しても、咀嚼能力は低下しない。
  4. 4脱落した粘膜上皮細胞も、口臭の原因となる。
  5. 5口腔内を清掃する際は、義歯は外さない。
問題29の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)摂食・嚥下は、中枢神経と末梢神経によってコントロールされています。
  • 選択肢2:適切(正しい)嚥下反射によって喉頭蓋が閉じ、食べ物が気道に入らないようにしています。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)歯をすべて失うと、義歯を使わなければ咀嚼能力は低下します。
  • 選択肢4:適切(正しい)はがれ落ちた粘膜上皮の細胞も、口臭の原因になります。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)口腔内を清掃するときは、義歯を外して、口の中と義歯をそれぞれ清掃します。
この問題のポイント口臭の原因は「食べかす」「舌苔」「はがれた粘膜上皮」「歯周病」など、口腔ケアで取り除けるものが多くあります。

問題30(保健医療サービス分野)

認知症について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1抗精神病薬が過量だと、意欲や自発性などの低下(アパシー)をきたす場合がある。
  2. 2若年性認知症支援コーディネーターは、すべての市町村に配置されている。
  3. 3認知症の評価として、長谷川式認知症スケールが用いられている。
  4. 4認知症の評価として、Mini-Mental State Examination(MMSE)が用いられている。
  5. 5レビー小体型認知症では、幻視はみられない。
問題30の解答と解説を見る

正解:1・3・4

  • 選択肢1:適切(正しい)抗精神病薬が多すぎると、意欲や自発性が低下するアパシーを起こすことがあります。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)若年性認知症支援コーディネーターは、都道府県などに配置されるもので、すべての市町村に置かれているわけではありません。
  • 選択肢3:適切(正しい)長谷川式認知症スケール(HDS-R)は、認知症の評価に使われます。
  • 選択肢4:適切(正しい)MMSEは、認知症の評価に使われます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)レビー小体型認知症では、はっきりとした幻視が特徴的にみられます。
この問題のポイントレビー小体型認知症の特徴は「幻視」「パーキンソン症状」「認知機能の変動」「レム睡眠行動障害」です。

問題31(保健医療サービス分野)

次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1フレイルとは、健康な状態と介護を要する状態の中間的な状態である。
  2. 2高次脳機能障害の主な症状には、失行や失認が含まれる。
  3. 3心筋梗塞は、冠動脈が破裂して起こる疾患である。
  4. 4糖尿病は、肝臓で作られるインスリンの不足によるものである。
  5. 5高齢者に多い骨折部位には、大腿骨頸部や胸腰椎が含まれる。
問題31の解答と解説を見る

正解:1・2・5

  • 選択肢1:適切(正しい)フレイルは、健康な状態と介護が必要な状態の中間の状態です。
  • 選択肢2:適切(正しい)高次脳機能障害の主な症状には、失行や失認などがあります。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)心筋梗塞は、冠動脈が詰まって心筋が壊死する病気です。冠動脈の破裂ではありません。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)インスリンは、肝臓ではなく膵臓で作られます。
  • 選択肢5:適切(正しい)高齢者に多い骨折部位には、大腿骨頸部や胸腰椎(圧迫骨折)などがあります。
この問題のポイント高齢者に多い骨折は「大腿骨頸部」「胸腰椎の圧迫骨折」「手首(橈骨遠位端)」「上腕骨近位端」です。

問題32(保健医療サービス分野)

次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1自治体によっては、救急車を呼ぶべきかどうかの相談に対応する窓口がある。
  2. 2介護保険施設の介護職員であれば、研修を受けなくても、喀痰吸引を行える。
  3. 3高齢者によくみられる疾患には、日常の生活機能に障害を引き起こすものが多くある。
  4. 4高齢者は、加齢により生体機能が低下しているため、薬剤の副作用が出やすい。
  5. 5一次救命処置とは、医師の指示のもとに救急隊員が行う応急処置のことである。
問題32の解答と解説を見る

正解:1・3・4

  • 選択肢1:適切(正しい)自治体によっては、救急車を呼ぶべきか相談できる窓口(救急安心センターなど)があります。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)介護職員が喀痰吸引を行うには、研修を受けて認定を受けるなどの要件を満たす必要があります。
  • 選択肢3:適切(正しい)高齢者に多い病気には、日常の生活機能に障害を起こすものが多くあります。
  • 選択肢4:適切(正しい)高齢者は、薬を分解・排泄する機能が低下しているため、副作用が出やすくなります。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)一次救命処置は、その場に居合わせた人が行う心肺蘇生やAEDの使用などです。救急隊員が医師の指示で行うものではありません。
この問題のポイント介護職員が喀痰吸引や経管栄養を行うには、「喀痰吸引等研修の修了」と「認定特定行為業務従事者の認定」などが必要です。

問題33(保健医療サービス分野)

高齢者の急変時の対応について適切なものはどれか。 3つ選べ。

  1. 1心肺蘇生時の胸骨圧迫は、仰臥位で行う。
  2. 2出血量が多い場合は、傷口を清潔なタオルなどで圧迫し、出血部位を心臓の位置より低くする。
  3. 3両手足に力が入らず、頸椎損傷が疑われる場合には、極力身体を動かさないようにする。
  4. 4服の下をやけどしたときは、服を脱がせて流水で冷やす。
  5. 5食物で窒息したときは、腹部突き上げ法(ハイムリック法)を行うこともある。
問題33の解答と解説を見る

正解:1・3・5

  • 選択肢1:適切(正しい)心肺蘇生の胸骨圧迫は、あお向け(仰臥位)の状態で行います。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)出血が多い場合は、傷口を清潔なタオルなどで圧迫し、出血部位を心臓より高くします。
  • 選択肢3:適切(正しい)頸椎損傷が疑われる場合は、できるだけ体を動かさないようにします。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)服の下をやけどしたときは、皮膚がはがれないよう、服を脱がさずに上から流水で冷やします。
  • 選択肢5:適切(正しい)食べ物で窒息したときは、腹部突き上げ法(ハイムリック法)を行うこともあります。
この問題のポイント止血は「直接圧迫」と「出血部位を心臓より高くする」がセットです。

問題34(保健医療サービス分野)

在宅医療管理について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1腹膜透析は、血液透析に比べて食事内容の制限が多い。
  2. 2人工的に造設した便や尿の排泄口のことを、ストーマという。
  3. 3在宅経管栄養法で栄養剤を注入する際の体位は、座位又は半座位が望ましい。
  4. 4在宅酸素療法の利用者が呼吸苦を訴えた場合は、ただちに酸素流量を増やす。
  5. 5在宅中心静脈栄養法を実施している利用者が入浴する場合は、特別な配慮が必要である。
問題34の解答と解説を見る

正解:2・3・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)腹膜透析は、血液透析に比べて食事の制限が少ないとされています。
  • 選択肢2:適切(正しい)人工的に作った便や尿の排泄口を、ストーマといいます。
  • 選択肢3:適切(正しい)経管栄養で栄養剤を注入するときは、逆流を防ぐため座位か半座位にします。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)呼吸苦を訴えても、医師の指示なく酸素流量を増やしてはいけません。
  • 選択肢5:適切(正しい)在宅中心静脈栄養法を行っている人が入浴するときは、カテーテルの保護など特別な配慮が必要です。
この問題のポイント経管栄養の注入中と注入後しばらくは、上半身を起こした姿勢を保って逆流と誤嚥を防ぎます。

問題35(保健医療サービス分野)

老年期うつ病について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1めまい、便秘などの自律神経症状が目立つ。
  2. 2脳の器質的疾患は、原因とはならない。
  3. 3家族、友人などの喪失体験も発症のきっかけとなる。
  4. 4自殺企図の危険性は低い。
  5. 5認知症を合併することがある。
問題35の解答と解説を見る

正解:1・3・5

  • 選択肢1:適切(正しい)老年期うつ病では、めまいや便秘などの自律神経症状が目立つことがあります。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)脳梗塞などの脳の器質的な病気も、老年期うつ病の原因になることがあります。
  • 選択肢3:適切(正しい)家族や友人を亡くすなどの喪失体験は、発症のきっかけになります。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)老年期うつ病では、自殺企図の危険性が高いため注意が必要です。
  • 選択肢5:適切(正しい)老年期うつ病は、認知症を合併することがあります。
この問題のポイント老年期うつ病は「身体症状の訴えが多い」「自殺のリスクが高い」「認知症との区別や合併に注意」がポイントです。

問題36(保健医療サービス分野)

バイタルサインについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1やせているため体温計を腋窩部に密着できない場合には、腋窩部では正確に体温を測定できない。
  2. 2脈の結滞(拍動が欠けること)は、健常高齢者でもよくみられる。
  3. 3大動脈疾患の患者の血圧測定は、左右両方の腕で行う。
  4. 4呼吸数は、聴診器がないと計測できない。
  5. 5パルスオキシメーターは、指先から血液を針で採取して測定する。
問題36の解答と解説を見る

正解:1・2・3

  • 選択肢1:適切(正しい)やせていて体温計を腋窩に密着できないと、腋窩では正確に体温を測れません。
  • 選択肢2:適切(正しい)脈が一時的に抜ける結滞は、健康な高齢者でもよくみられます。
  • 選択肢3:適切(正しい)大動脈の病気がある人の血圧は、左右両方の腕で測ります。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)呼吸数は、胸やおなかの動きを見て数えることができ、聴診器がなくても測れます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)パルスオキシメーターは、指先に装着して光で測るもので、血液を採取する必要はありません。
この問題のポイントパルスオキシメーターは、指先に挟むだけで動脈血の酸素飽和度(SpO2)を測れる機器です。

問題37(保健医療サービス分野)

検査について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1血清グロブリンは、栄養状態をみる指標として最も有用である。
  2. 2脊椎の圧迫骨折で身長が低くなると、BMI(Body Mass Index)は、骨折前と比較して高くなる。
  3. 3血中尿素窒素(BUN)は、肥満の程度を示す。
  4. 424時間心電図(ホルター心電図)の検査中は、臥床している必要がある。
  5. 5C反応性たんぱく質(CRP)は、感染症で高値になることが多い。
問題37の解答と解説を見る

正解:2・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)栄養状態をみる指標として最も有用なのは、血清アルブミンです。
  • 選択肢2:適切(正しい)圧迫骨折で身長が低くなると、体重が同じならBMIは骨折前より高くなります。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)血中尿素窒素(BUN)は、腎機能の指標です。肥満の程度を示すものではありません。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)ホルター心電図の検査中は、普段どおりの生活をして記録します。横になっている必要はありません。
  • 選択肢5:適切(正しい)CRPは、感染症などで炎症があると高くなります。
この問題のポイントBMIは「体重(kg)÷身長(m)の2乗」なので、身長が低く測定されると値が大きくなります。

問題38(保健医療サービス分野)

次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1インフォームド・コンセントは、治療に関わるものなので、検査には必要とされない。
  2. 2認知機能が低下している場合には、本人への治療方法の説明は省略する。
  3. 3指定居宅介護支援事業所は、あらかじめ、利用者又はその家族に対し、入院する場合には、担当の介護支援専門員の氏名及び連絡先を入院先に伝えるよう求めなければならない。
  4. 4認知症高齢者では、生活や療養の場所が変わることが心身の状況に悪影響を及ぼすおそれがある。
  5. 5入院時情報連携加算は、指定居宅介護支援事業者が、その利用者が入院した医療機関に対し、ファックス等で情報提供した場合でも算定することができる。
問題38の解答と解説を見る

正解:3・4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)インフォームド・コンセントは、治療だけでなく、検査を行うときにも必要です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)認知機能が低下していても、本人にわかるように治療方法を説明することが大切です。
  • 選択肢3:適切(正しい)居宅介護支援事業所は、入院したときに担当の介護支援専門員の氏名と連絡先を入院先に伝えるよう、あらかじめ利用者や家族に求めなければなりません。
  • 選択肢4:適切(正しい)認知症の高齢者は、生活や療養の場所が変わると、心身の状態が悪くなるおそれがあります(リロケーションダメージ)。
  • 選択肢5:適切(正しい)入院時情報連携加算は、ファックスなどで情報提供した場合でも算定できます(試験時点)。
この問題のポイント居宅介護支援の入院時情報連携加算は、提供の方法(訪問・ファックスなど)を問わず、入院後の日数によって区分が決まります(試験時点)。

問題39(保健医療サービス分野)

感染症について適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1標準予防策(スタンダード・プリコーション)は、すべての人の体液や排泄物等に感染性があると考えて取り扱うことである。
  2. 2インフルエンザに罹患した者が職場に復帰する場合は、治癒証明書を提出する法的な義務がある。
  3. 3ウイルス性肝炎は、飛沫感染する。
  4. 4ノロウイルス感染者の便や吐物には、ノロウイルスが排出される。
  5. 5高齢者は、肺炎球菌ワクチンを毎年接種しなければならない。
問題39の解答と解説を見る

正解:1・4

  • 選択肢1:適切(正しい)標準予防策は、すべての人の血液や体液、排泄物などに感染性があると考えて取り扱う方法です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)インフルエンザから職場復帰するときに、治癒証明書を出す法的な義務はありません。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)ウイルス性肝炎(B型・C型)は主に血液で感染し、A型は経口感染します。飛沫感染ではありません。
  • 選択肢4:適切(正しい)ノロウイルスに感染した人の便や吐物には、ウイルスが含まれています。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)高齢者の肺炎球菌ワクチン(定期接種)は、毎年接種するものではありません。
この問題のポイントノロウイルスの吐物や便の処理は、「手袋・マスク・ガウンの着用」「次亜塩素酸ナトリウムでの消毒」が基本です。

問題40(保健医療サービス分野)

高齢者の疾患の特徴として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1慢性の疾患が多い。
  2. 2加齢に伴う個人差は少ない。
  3. 3一人で多くの疾患を併せもっている。
  4. 4予後は社会的要因に影響されない。
  5. 5症状は非定型的であることが多い。
問題40の解答と解説を見る

正解:1・3・5

  • 選択肢1:適切(正しい)高齢者の病気は、慢性のものが多くみられます。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)加齢にともなう変化は、個人差が大きいのが特徴です。
  • 選択肢3:適切(正しい)高齢者は、一人で複数の病気をあわせもっていることが多くあります。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)高齢者の病気の予後は、家族や経済状況などの社会的な要因に影響されます。
  • 選択肢5:適切(正しい)高齢者の症状は、典型的でないことが多くみられます。
この問題のポイント高齢者の疾患の特徴は「慢性化しやすい」「複数の疾患をもつ」「症状が非定型的」「個人差が大きい」「社会的要因の影響を受ける」です。

問題41(保健医療サービス分野)

アドバンス・ケア・プランニング(ACP)について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1人生の最終段階において自らが望む医療・ケアについて、医療・ケアチーム等と話し合い、共有するための取組をいう。
  2. 2本人が死の直前になったときにのみ話し合う。
  3. 3話し合った内容は、文書にまとめておく。
  4. 4本人の考えより、医療・ケアチームの方針が優先される。
  5. 5話合いは、一度だけ行えばよい。
問題41の解答と解説を見る

正解:1・3

  • 選択肢1:適切(正しい)ACPは、人生の最終段階で望む医療やケアについて、医療・ケアチームなどと繰り返し話し合い、共有する取組です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)話し合いは死の直前だけでなく、早い段階から行います。
  • 選択肢3:適切(正しい)話し合った内容は、文書にまとめて共有しておきます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)医療・ケアチームの方針より、本人の意思が尊重されます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)心身の状態や考えは変わるため、話し合いは繰り返し行います。
この問題のポイントACP(愛称:人生会議)は「本人の意思を中心に」「早い段階から」「繰り返し話し合い」「記録して共有」する取組です。

問題42(保健医療サービス分野)

指定短期入所療養介護について適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1家族の疾病、冠婚葬祭、出張等の理由では、利用できない。
  2. 2喀痰吸引や酸素療法など医療ニーズが高い要介護者も利用できる。
  3. 3虐待等やむを得ない事情がある場合でも、利用定員を超えて受け入れることはできない。
  4. 4サービス提供施設として、介護老人保健施設、介護医療院、指定介護療養型医療施設、療養病床を有する病院又は診療所がある。
  5. 5療養型以外の介護老人保健施設が提供する短期入所療養介護には、在宅強化型、基本型、その他がある。
問題42の解答と解説を見る

正解:2・4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)家族の病気、冠婚葬祭、出張などの理由でも、短期入所療養介護を利用できます。
  • 選択肢2:適切(正しい)喀痰吸引や酸素療法などの医療ニーズが高い要介護者も利用できます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)虐待などやむを得ない事情がある場合は、利用定員を超えて受け入れることができます。
  • 選択肢4:適切(正しい)短期入所療養介護を提供するのは、介護老人保健施設、介護医療院、介護療養型医療施設、療養病床のある病院・診療所などです(試験時点)。
  • 選択肢5:適切(正しい)療養型以外の介護老人保健施設が行う短期入所療養介護には、在宅強化型、基本型、その他の類型があります。
この問題のポイント短期入所療養介護は、医療的なケアが必要な人の在宅生活を支えるショートステイです。

問題43(保健医療サービス分野)

指定看護小規模多機能型居宅介護について正しいものはどれか。3つ選べ

  1. 1事業者は、看護サービスの提供の開始に際し、主治の医師の指示を文書で受ける必要はない。
  2. 2看護小規模多機能型居宅介護計画の作成に当たっては、地域における活動への参加の機会も考慮し、利用者の多様な活動が確保できるよう努めなければならない。
  3. 3事業者は、看護小規模多機能型居宅介護計画及び看護小規模多機能型居宅介護報告書を主治の医師に提出しなければならない。
  4. 4訪問介護や訪問看護などの訪問サービスと通いサービスを一体的に提供するもので、宿泊サービスは含まない。
  5. 5看護小規模多機能型居宅介護を受けている間についても、訪問リハビリテーション費、居宅療養管理指導費及び福祉用具貸与費は算定できる。
問題43の解答と解説を見る

正解:2・3・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)看護サービスを始めるときは、主治の医師の指示を文書で受ける必要があります。
  • 選択肢2:適切(正しい)計画作成では、地域の活動への参加の機会も考え、多様な活動ができるよう努めます。
  • 選択肢3:適切(正しい)事業者は、看護小規模多機能型居宅介護計画と報告書を主治の医師に提出します。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)看護小規模多機能型居宅介護には、通い・訪問だけでなく宿泊サービスも含まれます。
  • 選択肢5:適切(正しい)看護小規模多機能型居宅介護の利用中は、訪問リハビリテーション費は算定できません。算定できるのは居宅療養管理指導費や福祉用具貸与費などです。
この問題のポイント看護小規模多機能型居宅介護の利用中でも別に算定できるのは、「訪問リハビリテーション」「居宅療養管理指導」「福祉用具貸与」などのうち一部です。訪問リハビリテーションは試験時点では算定できません。

問題44(保健医療サービス分野)

医師が行う居宅療養管理指導について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1要介護状態の悪化の防止等に資するよう、計画的に行われなければならない。
  2. 2交通費を受け取ることはできない。
  3. 3区分支給限度基準額が適用される。
  4. 4保険医療機関として指定を受けている病院は、都道府県知事の指定があったものとみなされる。
  5. 5サービス担当者会議への参加が困難な場合には、原則として、文書により情報提供・助言を行わなければならない。
問題44の解答と解説を見る

正解:1・4・5

  • 選択肢1:適切(正しい)居宅療養管理指導は、要介護状態の悪化の防止などに役立つよう、計画的に行います。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)居宅療養管理指導でも、交通費を受け取ることができます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)居宅療養管理指導には、区分支給限度基準額は適用されません。
  • 選択肢4:適切(正しい)保険医療機関の指定を受けた病院などは、居宅療養管理指導の事業者の指定を受けたものとみなされます。
  • 選択肢5:適切(正しい)医師がサービス担当者会議に参加できない場合は、原則として文書で情報提供や助言を行います。
この問題のポイント居宅療養管理指導は、「区分支給限度基準額の対象外」「ケアマネジャーへの情報提供が必須」「保険医療機関はみなし指定」がポイントです。

問題45(保健医療サービス分野)

介護医療院について適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1原則として、個室である。
  2. 2ターミナルケアの機能を有する。
  3. 3医療法の医療提供施設には該当しない。
  4. 4必要な医療の提供が困難な場合には、他の医師の対診を求める等適切な措置を講じなければならない。
  5. 5II型では、I型に比してより重篤な身体疾患を有する患者等に対応できる体制が求められている。
問題45の解答と解説を見る

正解:2・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)介護医療院の療養室は個室に限られず、定員4人以下の多床室もあります。
  • 選択肢2:適切(正しい)介護医療院は、ターミナルケアの機能をもつ施設です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)介護医療院は、医療法の医療提供施設に該当します。
  • 選択肢4:適切(正しい)必要な医療の提供が難しい場合は、他の医師の対診を求めるなど適切な措置を講じます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)より重篤な身体疾患のある人などに対応する体制が求められているのは、I型です。
この問題のポイント介護医療院は「I型=重篤な身体疾患がある人など(介護療養病床相当)」「II型=容体が比較的安定した人(老健相当以上)」です。

福祉サービスの知識等(問46〜60)の問題と解説

相談援助(ソーシャルワーク)、福祉系サービスの算定ルールや加算、住宅改修、生活困窮者自立支援制度、生活保護制度、成年後見制度などが出題される分野です。

問題46(福祉サービス分野)

面接場面におけるコミュニケーション技術について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1共感とは、クライエントの考え方について、援助者がクライエントの立場に立って理解しようとすることをいう。
  2. 2援助者は、援助者自身の過去の重要な人との関係をクライエントに投影するように努めるべきである。
  3. 3クライエントが沈黙している場合には、援助者は、常に積極的に話しかけなければならない。
  4. 4クローズドクエスチョンは、事実の確認を行う場合に用いる。
  5. 5直面化とは、クライエントが目を背けていることに気づかせることをいう。
問題46の解答と解説を見る

正解:1・4・5

  • 選択肢1:適切(正しい)共感とは、クライエントの立場に立って、その考え方や気持ちを理解しようとすることです。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)援助者が自分の過去の人間関係をクライエントに投影すること(逆転移)は、避けるべきです。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)沈黙には意味があることも多いため、常に積極的に話しかけるのではなく、待つことも大切です。
  • 選択肢4:適切(正しい)クローズドクエスチョンは、事実を確認するときに使います。
  • 選択肢5:適切(正しい)直面化とは、クライエントが目を背けている問題や矛盾に気づいてもらう技術です。
この問題のポイント面接では「沈黙を大切にする」「逆転移に注意する」ことも、基本的な技術に含まれます。

問題47(福祉サービス分野)

ソーシャルワークに関する次の記述のうち、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1ラポールとは、主訴をとらえてニーズを確定することである。
  2. 2アセスメントシートの順番に従い、すべての項目を尋ねなければならない。
  3. 3アセスメントは、クライエント本人からの情報のみで行うものではない。
  4. 4援助計画は、柔軟に変更できるよう、可能な限り抽象的に立てることが重要である。
  5. 5事後評価には、スーパービジョンを受けることも含まれる。
問題47の解答と解説を見る

正解:3・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)ラポールとは、援助者とクライエントとの信頼関係のことです。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)アセスメントシートの順番どおりにすべてを尋ねるのではなく、会話の流れに沿って柔軟に情報を集めます。
  • 選択肢3:適切(正しい)アセスメントは、本人からの情報だけでなく、家族や関係機関からの情報も使って行います。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)援助計画は、目標や方法ができるだけ具体的になるように立てます。
  • 選択肢5:適切(正しい)事後評価には、スーパービジョンを受けて援助を振り返ることも含まれます。
この問題のポイント援助計画は「具体的」に立て、状況の変化に応じて見直す(モニタリング・再アセスメント)ことで柔軟性を確保します。

問題48(福祉サービス分野)

ソーシャルワークにおける個別援助として、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1社会福祉協議会の社会福祉士による成年後見制度の利用に関する面接
  2. 2介護老人福祉施設の生活相談員によるカラオケ大会などのレクリエーション活動
  3. 3地域包括支援センターの主任介護支援専門員による家族介護者との相談
  4. 4キャラバン・メイトによる認知症サポーター養成講座
  5. 5社会福祉協議会のボランティアコーディネーターによる災害ボランティアセンターの設置準備
問題48の解答と解説を見る

正解:1・3

  • 選択肢1:適切(正しい)社会福祉士による成年後見制度の利用に関する面接は、個別援助です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)カラオケ大会などのレクリエーション活動は、集団援助です。
  • 選択肢3:適切(正しい)主任介護支援専門員による家族介護者との相談は、個別援助です。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)認知症サポーター養成講座は、地域援助にあたります。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)災害ボランティアセンターの設置準備は、地域援助にあたります。
この問題のポイント個別援助は「個人や家族を対象に、面接などを通して行う援助」です。

問題49(福祉サービス分野)

ソーシャルワークにおける地域援助として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1地域の問題や多様な社会資源について評価するために、地域アセスメントを行う。
  2. 2病院の専門職で構成されたメンバーで退院促進のためのチームアプローチを行う。
  3. 3地域におけるニーズ把握では、潜在的ニーズを掘り起こすアウトリーチを行う。
  4. 4行政機関等のフォーマルな社会資源による地域ネットワークを構築すれば、地域課題は解決する。
  5. 5障害者が福祉サービスにアクセスしやすくなるよう自治体に働きかける。
問題49の解答と解説を見る

正解:1・3・5

  • 選択肢1:適切(正しい)地域の課題や社会資源を評価するための地域アセスメントは、地域援助です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)病院内の専門職による退院促進のチームアプローチは、地域援助ではありません。
  • 選択肢3:適切(正しい)潜在的なニーズを掘り起こすアウトリーチは、地域援助として行われます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)フォーマルな社会資源のネットワークだけで、地域の課題が解決するわけではありません。インフォーマルな資源との連携も必要です。
  • 選択肢5:適切(正しい)障害者が福祉サービスを使いやすくなるよう自治体に働きかけることは、地域援助(ソーシャルアクション)です。
この問題のポイント地域援助では、「地域アセスメント」「アウトリーチ」「フォーマル・インフォーマルな資源のネットワーク」「ソーシャルアクション」がキーワードです。

問題50(福祉サービス分野)

介護保険における訪問介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1自動血圧測定器により血圧を測定することは、医行為に当たらないため、訪問介護員が行うことができる。
  2. 2利用者が大切にしている花木の水やりは、短時間であれば、生活援助として算定される。
  3. 3ゴミの分別が分からない利用者と一緒に分別し、ゴミ出しのルールを理解してもらうよう援助することは、生活援助として算定される。
  4. 4ボタン付け等の被服の補修は、生活援助として算定される。
  5. 5配剤された薬をテーブルの上に出し、本人が薬を飲むのを手伝うことは、身体介護として算定される。
問題50の解答と解説を見る

正解:1・4・5

  • 選択肢1:適切(正しい)自動血圧測定器での血圧測定は医行為にあたらないため、訪問介護員が行うことができます。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)花木の水やりは、日常生活の援助の範囲を超えるため、生活援助として算定できません。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)利用者と一緒にゴミの分別を行い、ルールを理解してもらう援助は、自立支援のための見守り的援助として身体介護で算定します。
  • 選択肢4:適切(正しい)ボタン付けなどの被服の補修は、生活援助として算定されます。
  • 選択肢5:適切(正しい)配剤された薬を出し、服薬を手伝うことは、身体介護として算定されます。
この問題のポイント利用者と一緒に行う家事(自立生活支援・重度化防止のための見守り的援助)は「身体介護」、訪問介護員が代わりに行う家事は「生活援助」です。

問題51(福祉サービス分野)

介護保険における通所介護について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1一定の研修を受けた介護職員が喀痰吸引を行った場合には、中重度者ケア体制加算を算定できる。
  2. 2生活機能向上連携加算を算定するためには、外部の理学療法士等と当該事業所の機能訓練指導員等が共同してアセスメントや個別機能訓練計画の作成等を行わなければならない。
  3. 3入浴介助を適切に行うことができる人員及び設備を有する事業所が入浴介助を行った場合には、入浴介助加算を算定できる。
  4. 4生活相談員が要介護認定の申請に係る援助を行った場合には、生活相談員配置等加算を算定できる。
  5. 5看護師が低栄養状態にある利用者に対して栄養ケア計画を作成した場合には、栄養改善加算を算定できる。
問題51の解答と解説を見る

正解:2・3

  • ×選択肢1:不適切(誤り)中重度者ケア体制加算は、看護職員や介護職員の手厚い配置と、中重度の利用者の受入れに対する加算です。喀痰吸引を行ったことへの加算ではありません。
  • 選択肢2:適切(正しい)生活機能向上連携加算は、外部の理学療法士などと事業所の機能訓練指導員などが共同でアセスメントや個別機能訓練計画の作成を行うことが要件です。
  • 選択肢3:適切(正しい)入浴介助を適切に行える人員と設備がある事業所が入浴介助を行った場合は、入浴介助加算を算定できます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)生活相談員配置等加算は、共生型通所介護で生活相談員を配置し、地域との連携を行う場合などの加算です。要介護認定の申請の援助に対する加算ではありません。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)栄養改善加算は、管理栄養士を配置して栄養ケア計画を作成するなどの場合に算定します。看護師が作成した場合ではありません。
この問題のポイント通所介護の加算は、「誰が(職種)」「何をしたか」の組合せで要件が決まっています。

問題52(福祉サービス分野)

介護保険における訪問入浴介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1サービス提供は、1回の訪問につき、看護職員1名と介護職員1名で行う。
  2. 2終末期にある者も、訪問入浴介護を利用できる。
  3. 3同一時間帯での同一利用者に対する入浴介助については、別に訪問介護費を算定することはできない。
  4. 4利用者に病状の急変が生じた場合には、速やかに事業所の管理者に連絡し、変更・中止の指示を受ければよい。
  5. 5協力医療機関は、事業の通常の実施地域内にあることが望ましい。
問題52の解答と解説を見る

正解:2・3・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)訪問入浴介護は、原則として看護職員1人と介護職員2人の3人で行います。
  • 選択肢2:適切(正しい)終末期にある人も、訪問入浴介護を利用できます。
  • 選択肢3:適切(正しい)同じ時間帯に同じ利用者に入浴介助をしても、別に訪問介護費を算定することはできません。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)病状が急変したときは、速やかに主治の医師や協力医療機関に連絡するなど必要な措置を講じます。管理者の指示を受ければよいのではありません。
  • 選択肢5:適切(正しい)協力医療機関は、通常の事業の実施地域内にあることが望ましいとされています。
この問題のポイント訪問入浴介護では、入浴前に看護職員が体調を確認し、急変時は主治医などへ連絡します。

問題53(福祉サービス分野)

介護保険における短期入所生活介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1認知症行動・心理症状緊急対応加算と若年性認知症利用者受入加算は、同時に算定できる。
  2. 2医療連携強化加算と在宅中重度者受入加算は、同時に算定できる。
  3. 3医師の発行する食事箋に基づいた糖尿病食等を提供する場合は、1日につき3回を限度として、療養食加算を算定できる。
  4. 4共生型短期入所生活介護を算定している場合は、夜勤職員配置加算は算定できない。
  5. 5利用者の状態や家族等の事情により、居宅サービス計画にない指定短期入所生活介護を緊急に行った場合は、原則として、緊急短期入所受入加算を算定できる。
問題53の解答と解説を見る

正解:3・4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)認知症行動・心理症状緊急対応加算と若年性認知症利用者受入加算は、同時に算定できません。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)医療連携強化加算と在宅中重度者受入加算は、同時に算定できません。
  • 選択肢3:適切(正しい)医師の食事箋にもとづく糖尿病食などを提供した場合は、1日3回を限度に療養食加算を算定できます。
  • 選択肢4:適切(正しい)共生型短期入所生活介護を算定している場合は、夜勤職員配置加算は算定できません。
  • 選択肢5:適切(正しい)居宅サービス計画にない短期入所生活介護を緊急に行った場合は、原則として緊急短期入所受入加算を算定できます。
この問題のポイント短期入所生活介護の加算には、同時に算定できない組合せがあります。「認知症の緊急対応」と「若年性認知症」、「医療連携強化」と「在宅中重度者受入」はセットで覚えましょう。

問題54(福祉サービス分野)

介護保険における住宅改修について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1転居前に住宅改修費の支給を受けた場合でも、転居後の住宅について住宅改修費を受給できる。
  2. 2リフトなど動力によって段差を解消する機器に係る工事の費用は、住宅改修費の支給対象となる。
  3. 3扉の取替えに伴う壁や柱の改修工事の費用は、住宅改修費の支給対象となる。
  4. 4ポータブルトイレの設置は、住宅改修費の支給対象となる。
  5. 5要介護状態区分が3段階以上上がった場合は、改めて住宅改修費を受給できる。
問題54の解答と解説を見る

正解:1・3・5

  • 選択肢1:適切(正しい)転居した場合は、転居前に住宅改修費を受けていても、転居後の住宅について受給できます。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)リフトなど動力で段差を解消する機器の工事費用は、住宅改修費の支給対象になりません。
  • 選択肢3:適切(正しい)扉の取替えにともなう壁や柱の改修工事は、付帯工事として支給対象になります。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)ポータブルトイレは特定福祉用具販売(購入)の対象で、住宅改修費の対象ではありません。
  • 選択肢5:適切(正しい)介護の必要の程度が3段階以上上がった場合は、改めて住宅改修費を受給できます。
この問題のポイント住宅改修費がリセットされるのは「転居」と「介護の必要の程度(区分)が3段階以上上昇」の2つです。

問題55(福祉サービス分野)

介護保険における認知症対応型通所介護について正しいのはどれか。3つ選べ。

  1. 1利用者の日常生活やレクリエーション、行事を通じて行う機能訓練であっても、機能訓練指導員以外の者が行うことはできない。
  2. 2指定認知症対応型共同生活介護事業所における共用型指定認知症対応型通所介護の利用定員は、共同生活住居ごとに1日当たり3人以下である。
  3. 3利用者、家族へのサービスの提供方法等の説明には、認知症対応型通所介護計画の目標及び内容や利用日の行事及び日課も含まれる。
  4. 4既に居宅サービス計画が作成されている場合には、認知症対応型通所介護計画の内容について利用者の同意を得なくてもよい。
  5. 5事業者は、運営推進会議における報告、評価、要望、助言等について記録を作成し、公表しなければならない。
問題55の解答と解説を見る

正解:2・3・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)日常生活やレクリエーション、行事を通じて行う機能訓練は、機能訓練指導員以外の従業者も行うことができます。
  • 選択肢2:適切(正しい)共用型の認知症対応型通所介護の利用定員は、共同生活住居ごとに1日当たり3人以下です。
  • 選択肢3:適切(正しい)サービス提供方法の説明には、計画の目標や内容、利用日の行事や日課なども含まれます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)居宅サービス計画があっても、認知症対応型通所介護計画の内容について利用者の同意を得なければなりません。
  • 選択肢5:適切(正しい)運営推進会議での報告、評価、要望、助言などは、記録を作成して公表しなければなりません。
この問題のポイント個別サービス計画は、居宅サービス計画があっても「説明・同意・交付」が必要です。

問題56(福祉サービス分野)

介護保険における夜間対応型訪問介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1事業者は、利用者へ配布するケアコール端末に係る設置料、リース料、保守料の費用を利用者から徴収することができる。
  2. 2利用者から合鍵を預かる場合は、従業者であれば容易に持ち出すことができるような管理を行う必要がある。
  3. 3随時訪問サービスは、利用者の処遇に支障がないときは、他の指定訪問介護事業所の訪問介護員等に行わせることができる。
  4. 4夜間対応型訪問介護計画の作成後に居宅サービス計画が作成された場合は、夜間対応型訪問介護計画を必要に応じて変更する。
  5. 5看護師及び介護福祉士は、面接相談員になることができる。
問題56の解答と解説を見る

正解:3・4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)ケアコール端末の設置料、リース料、保守料を利用者から徴収することはできません。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)合鍵を預かるときは、従業者でも容易に持ち出せないよう厳重に管理します。
  • 選択肢3:適切(正しい)随時訪問サービスは、処遇に支障がなければ、他の訪問介護事業所の訪問介護員などに行わせることができます。
  • 選択肢4:適切(正しい)夜間対応型訪問介護計画の作成後に居宅サービス計画が作成された場合は、必要に応じて計画を変更します。
  • 選択肢5:適切(正しい)看護師や介護福祉士は、面接相談員になることができます。
この問題のポイント夜間対応型訪問介護の計画は、「居宅サービス計画に沿って作成し、後から作成された場合は必要に応じて変更」します。

問題57(福祉サービス分野)

指定介護老人福祉施設について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1虐待等のやむを得ない事由があれば、要介護1又は2の者を入所させることができる。
  2. 2感染症や食中毒の予防又はまん延防止のため、その対策を検討する委員会をおおむね三月に1回以上開催しなければならない。
  3. 3入所者に対する施設サービス計画等の記録は、その完結の日から一年間保存すれば、廃棄することができる。
  4. 4公共性の高い施設であるため、広告は禁じられている。
  5. 5健康状態によって入浴が困難な入所者には、清拭を1週間に2回以上行わなければならない。
問題57の解答と解説を見る

正解:1・2・5

  • 選択肢1:適切(正しい)要介護1・2の人でも、虐待などやむを得ない事由があれば特例入所できます。
  • 選択肢2:適切(正しい)感染症や食中毒の予防のため、対策を検討する委員会をおおむね3か月に1回以上開きます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)施設サービス計画などの記録は、完結の日から2年間保存します。1年間ではありません。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)施設の広告は禁止されていません。内容が虚偽や誇大でなければ広告できます。
  • 選択肢5:適切(正しい)入浴が難しい入所者には、1週間に2回以上、清拭を行わなければなりません。
この問題のポイント介護老人福祉施設の入浴は「1週間に2回以上」(入浴または清拭)です。

問題58(福祉サービス分野)

生活困窮者自立支援制度について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1生活困窮者自立支援法は、生活困窮者対策及び生活保護制度の見直しの一体的な検討を経て国会に提出され、成立した。
  2. 2生活困窮者自立支援法の対象者は、稼働年齢層に限定されている。
  3. 3生活困窮者自立相談支援事業は、必須事業である。
  4. 4生活困窮者就労準備支援事業は、任意事業である。
  5. 5生活困窮者住居確保給付金の支給は、任意事業である。
問題58の解答と解説を見る

正解:1・3・4

  • 選択肢1:適切(正しい)生活困窮者自立支援法は、生活困窮者対策と生活保護制度の見直しを一体的に検討したうえで提出され、成立しました。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)生活困窮者自立支援法の対象は、稼働年齢層に限られません。
  • 選択肢3:適切(正しい)自立相談支援事業は、必須事業です。
  • 選択肢4:適切(正しい)就労準備支援事業は、試験時点では任意事業でした(その後、努力義務に位置付けられています)。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)住居確保給付金の支給は、必須事業です。
この問題のポイント生活困窮者自立支援制度の必須事業は「自立相談支援事業」と「住居確保給付金の支給」です。

問題59(福祉サービス分野)

生活保護制度について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1保護は、世帯を単位として、その要否と程度が決められる。
  2. 2介護扶助には、介護予防に関する給付も含まれる。
  3. 3介護扶助における居宅介護は、必要があれば、居宅介護支援計画に基づかないものも認められる。
  4. 465歳以上の被保護者の介護保険料は、介護扶助として給付される。
  5. 5生業扶助は、原則として、金銭給付である。
問題59の解答と解説を見る

正解:1・2・5

  • 選択肢1:適切(正しい)生活保護は、世帯を単位として、要否と程度が決められます。
  • 選択肢2:適切(正しい)介護扶助には、介護予防に関する給付も含まれます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)介護扶助の居宅介護は、居宅介護支援計画にもとづいて行われるものに限られます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)65歳以上の被保護者の介護保険料は、生活扶助(介護保険料加算)として給付されます。介護扶助ではありません。
  • 選択肢5:適切(正しい)生業扶助は、原則として金銭給付です。
この問題のポイント介護保険料は「生活扶助」、介護サービスの利用者負担は「介護扶助」で賄う、と区別しましょう。

問題60(福祉サービス分野)

成年後見制度について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1成年後見制度の利用の促進に関する法律では、国民が成年後見制度を利用する義務を定めている。
  2. 2成年後見制度の利用の促進に関する法律では、成年被後見人の意思決定の支援を定めている。
  3. 365歳以上の者につき、その福祉を図るため特に必要と認めるときは、市町村長は、後見開始の審判の請求をすることができる。
  4. 4親族が成年後見人に選任される割合は、年々増加している。
  5. 5任意後見契約は、公正証書によってしなければならない。
問題60の解答と解説を見る

正解:2・3・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)成年後見制度利用促進法は、国民に制度を利用する義務を定めてはいません。
  • 選択肢2:適切(正しい)成年後見制度利用促進法では、成年被後見人などの意思決定の支援を定めています。
  • 選択肢3:適切(正しい)65歳以上の人の福祉を図るため特に必要があるときは、市町村長は後見開始の審判を請求できます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)親族が成年後見人に選ばれる割合は、減少傾向にあります。
  • 選択肢5:適切(正しい)任意後見契約は、公正証書で結ばなければなりません。
この問題のポイント成年後見人は、親族以外の専門職(弁護士・司法書士・社会福祉士など)が選ばれる割合が高くなっています。

第22回ケアマネ試験の出題傾向と次の試験対策

分野第22回の特徴対策のポイント
介護支援分野2017年改正(問1)、適用除外施設(問3)、特定疾病(問4)、支払基金や調整交付金など、制度の仕組みを細かく問う問題が多かった特定疾病16種類や適用除外施設など「一覧で覚える知識」を確実にし、機関ごとの役割を整理する
保健医療サービスの知識等呼吸の種類、不眠のタイプ、急変時の対応、ACPなど、用語の正確な理解と実践的な知識が問われた似た用語(入眠障害と熟眠障害など)の区別と、応急手当の基本を押さえる
福祉サービスの知識等面接技術や個別援助・地域援助に加え、訪問介護の算定区分、通所介護や短期入所の加算の組合せが出題された身体介護と生活援助の区別、同時に算定できない加算の組合せを整理する
新人ケアマネ新人

第22回は、加算の組合せまで問われていて細かいですね。

ベテランケアマネ先輩

そうね。でも加算は「誰が・何をしたら・算定できるか」の形で覚えると整理しやすいわ。まずは身体介護と生活援助の区別のように、毎年出る基本から固めていきましょう。

  • まず時間を計って60問を解く本番と同じ120分で解き、分野ごとに採点します。
  • 間違えた選択肢の解説を読む正答番号だけでなく、×の理由まで確認します。
  • 苦手なテーマをテキストで確認する間違えたテーマのページに戻り、関連する知識をまとめて覚えます。
  • ほかの年度の過去問で同じテーマを解く繰り返し出題されるテーマを確実に得点できるようにします。

よくある質問(FAQ)

第22回ケアマネ試験の合格点は何点ですか?
本試験(2019年10月13日)は介護支援分野15点、保健医療福祉サービス分野24点でした。再試験(2020年3月8日)は介護支援分野16点、保健医療福祉サービス分野25点です。
第22回ケアマネ試験の合格率は何%ですか?
本試験と再試験を合わせて、受験者41,049人に対し合格者8,018人で、合格率は19.5%でした(厚生労働省公表)。
第22回で再試験が行われたのはなぜですか?
2019年10月の台風第19号の影響で、一部の都県で本試験が中止されたためです。対象の地域では2020年3月8日に再試験が行われました。
ケアマネ試験は、選択肢を1つでも間違えると0点ですか?
1問1点で、指定された数の正しい選択肢をすべて選んだ場合に得点になります。部分点はないため、選択肢ごとの正誤を確実に判断する力が必要です。
第22回の過去問は、今の制度でもそのまま使えますか?
基本的な考え方は使えますが、報酬改定や課題分析標準項目の見直しなど、その後に変わった内容もあります。最新版のテキストで確認しながら使いましょう。
まとめ
  • 第22回ケアマネ試験の本試験は2019年10月13日に行われ、台風の影響で一部の都県は2020年3月8日に再試験となった
  • 本試験と再試験を合わせた受験者は41,049人、合格者は8,018人で、合格率は19.5%だった
  • 本試験の合格点は介護支援分野15点(25問中)、保健医療福祉サービス分野24点(35問中)だった
  • 特定疾病や適用除外施設、支払基金の役割、呼吸や睡眠の用語、加算の組合せなど、正確な知識を問う問題が幅広く出題された
  • 正答番号だけでなく選択肢ごとの解説を確認し、苦手テーマを他年度の過去問で繰り返し解くことが合格への近道

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