第29回(令和8年度)ケアマネ試験予想問題パート2(オリジナル)|全60問・解答解説付き

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「予想問題パート1を解き終わったので、もっと問題を解きたい」。この記事では、第19回〜第28回の過去問をもとに、パート1とは別のテーマで作成したオリジナル予想問題(パート2)を全60問用意しました。

本番と同じ「介護支援分野25問・保健医療サービス分野20問・福祉サービス分野15問」の構成で、すべての選択肢に解説と「頻出テーマ」を付けています。解き終わったら、苦手なテーマを過去問解説で復習しましょう。

この記事でわかること
  • 第29回(令和8年度)ケアマネ試験の日程と出題形式
  • パート1とは別テーマのオリジナル予想問題60問(パート2)
  • 全60問の正答番号の一覧表(解答早見表)
  • 選択肢ごとの解説と、各問の頻出テーマ
  • 予想問題の結果を合格につなげる復習のしかた
目次

第29回(令和8年度)ケアマネ試験の概要と予想問題の使い方

項目内容
試験名第29回介護支援専門員実務研修受講試験
試験日2026年(令和8年)10月11日(日)
問題数・時間全60問・120分
出題形式5つの選択肢から、正しいもの(適切なもの)を2つまたは3つ選ぶ
分野介護支援分野 25問(問1〜25)
保健医療サービスの知識等 20問(問26〜45)
福祉サービスの知識等 15問(問46〜60)

試験日・合格発表日などの最新情報は、受験する都道府県の公式発表で必ず確認してください。

注意:この記事の問題はオリジナル予想問題ですこの記事の問題は、過去の試験問題の出題テーマをもとに編集部が作成したオリジナル問題で、実際の第29回試験の問題ではありません。正答と解説は、2026年9月時点の法令・制度にもとづいています。制度は改正されることがあるため、最新の情報は公的な資料や最新版のテキストで確認してください。
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本番と同じ120分を計って、60問を通して解いてみて。合格ラインは年によって変わるけれど、各分野で7割以上、できれば8割を目標にすると安心よ。

  • 120分を計って60問を解く解答用紙に番号を書き、途中で解説は見ないようにします。
  • 分野ごとに採点する介護支援分野(25問)と保健医療福祉サービス分野(35問)を分けて点数を出します。
  • 間違えた問題の解説を読む正答だけでなく、×の選択肢の理由まで確認します。
  • 頻出テーマを過去問で復習する各問のポイントにある「頻出テーマ」を、過去問解説で解き直して知識を定着させます。

第29回ケアマネ試験 予想問題パート2の解答一覧(正答番号の早見表)

自己採点に使えるよう、全60問の正答番号を一覧にしました。問題番号を押すと、その問題の解説に移動します。

介護支援分野(問1〜25)
問1問2問3問4問5
1・3・41・52・3・42・4・52・5
問6問7問8問9問10
2・32・3・41・53・4・51・2・4
問11問12問13問14問15
4・53・4・52・3・41・42・3
問16問17問18問19問20
1・2・51・53・4・51・41・2・3
問21問22問23問24問25
2・51・32・3・54・51・3・4
保健医療サービスの知識等(問26〜45)
問26問27問28問29問30
1・2・42・53・4・52・51・3
問31問32問33問34問35
3・4・54・52・52・3・43・5
問36問37問38問39問40
3・52・3・43・52・3・52・3
問41問42問43問44問45
1・3・53・42・32・3・41・4
福祉サービスの知識等(問46〜60)
問46問47問48問49問50
2・4・53・53・4・51・24・5
問51問52問53問54問55
3・52・51・2・41・51・2
問56問57問58問59問60
2・3・43・41・44・52・4

介護支援分野(問1〜25)の予想問題パート2と解説

国・都道府県・市町村の役割、事業計画、保険給付と利用者負担、国保連合会と支払基金、保険料の滞納措置、総合事業、要介護認定の判定、介護支援専門員の登録、事例問題などを出題しています。

問題1(介護支援分野)

介護保険制度における国、都道府県及び市町村の事務について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1地域密着型サービス事業者の指定は、市町村長が行う。
  2. 2介護支援専門員の登録は、市町村長が行う。
  3. 3要介護認定は、市町村が行う。
  4. 4居宅サービス事業者の指定は、都道府県知事が行う。
  5. 5介護報酬の算定基準は、都道府県知事が定める。
問題1の解答と解説を見る

正解:1・3・4

  • 選択肢1:適切(正しい)地域密着型サービス事業者の指定は、市町村長が行います。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)介護支援専門員の登録は、都道府県知事が行います。
  • 選択肢3:適切(正しい)要介護認定は、保険者である市町村が行います。
  • 選択肢4:適切(正しい)居宅サービス事業者の指定は、都道府県知事が行います。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)介護報酬の算定基準は、厚生労働大臣が定めます。
この問題のポイント【頻出テーマ:国・都道府県・市町村の役割】指定権者は「居宅サービス・施設=都道府県知事」「地域密着型・居宅介護支援・介護予防支援=市町村長」です。

問題2(介護支援分野)

介護保険事業計画について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1都道府県介護保険事業支援計画は、医療計画との整合性の確保が図られたものでなければならない。
  2. 2市町村介護保険事業計画は、厚生労働大臣の承認を受けなければならない。
  3. 3基本指針は、都道府県知事が定める。
  4. 4市町村介護保険事業計画は、市町村地域福祉計画と一体のものとして作成する。
  5. 5市町村介護保険事業計画は、3年を1期として定める。
問題2の解答と解説を見る

正解:1・5

  • 選択肢1:適切(正しい)都道府県介護保険事業支援計画は、医療計画との整合性の確保が図られたものでなければなりません。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)市町村介護保険事業計画は、定めたり変更したりしたときに都道府県知事に提出します。厚生労働大臣の承認は必要ありません。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)基本指針は、厚生労働大臣が定めます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)市町村介護保険事業計画と一体のものとして作成するのは、市町村老人福祉計画です。地域福祉計画とは調和が保たれたものとします。
  • 選択肢5:適切(正しい)市町村介護保険事業計画は、3年を1期として定めます。
この問題のポイント【頻出テーマ:計画の関係】「一体=老人福祉計画」「調和=地域福祉計画など」「整合性=医療計画」と整理しましょう。

問題3(介護支援分野)

介護保険の保険給付について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1特定入所者介護サービス費の支給は、市町村特別給付の一つである。
  2. 2市町村特別給付の財源は、原則として第1号被保険者の保険料である。
  3. 3保険給付には、介護給付、予防給付及び市町村特別給付がある。
  4. 4住宅改修費の支給は、介護給付と予防給付の両方にある。
  5. 5高額介護サービス費の支給は、予防給付の一つである。
問題3の解答と解説を見る

正解:2・3・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)特定入所者介護サービス費は、介護給付の一つです。
  • 選択肢2:適切(正しい)市町村特別給付の財源は、原則として第1号被保険者の保険料で賄われます。
  • 選択肢3:適切(正しい)保険給付は、介護給付、予防給付、市町村特別給付の3種類です。
  • 選択肢4:適切(正しい)居宅介護住宅改修費(介護給付)と介護予防住宅改修費(予防給付)があります。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)高額介護サービス費は介護給付です。予防給付では高額介護予防サービス費として支給されます。
この問題のポイント【頻出テーマ:保険給付の種類】市町村特別給付は、市町村が条例で独自に定める給付(配食サービスなど)で、第1号保険料が財源です。

問題4(介護支援分野)

区分支給限度基準額が適用されないサービスとして正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1短期入所生活介護
  2. 2認知症対応型共同生活介護(短期利用を除く。)
  3. 3通所リハビリテーション
  4. 4居宅療養管理指導
  5. 5特定施設入居者生活介護(短期利用を除く。)
問題4の解答と解説を見る

正解:2・4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)短期入所生活介護には、区分支給限度基準額が適用されます。
  • 選択肢2:適切(正しい)認知症対応型共同生活介護(短期利用を除く)には、区分支給限度基準額は適用されません。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)通所リハビリテーションには、区分支給限度基準額が適用されます。
  • 選択肢4:適切(正しい)居宅療養管理指導には、区分支給限度基準額は適用されません。
  • 選択肢5:適切(正しい)特定施設入居者生活介護(短期利用を除く)には、区分支給限度基準額は適用されません。
この問題のポイント【頻出テーマ:区分支給限度基準額】適用されないのは、居宅療養管理指導や、居住系・施設系のサービス(短期利用を除く)です。

問題5(介護支援分野)

介護保険の利用者負担について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1施設サービスの食費は、保険給付の対象となる。
  2. 2居宅サービスの利用者負担の割合は、所得に応じて1割、2割又は3割である。
  3. 3第2号被保険者も、所得に応じて2割又は3割の負担となる。
  4. 4福祉用具購入費の支給では、利用者負担は生じない。
  5. 5居宅介護支援については、利用者負担は生じない。
問題5の解答と解説を見る

正解:2・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)施設サービスの食費や居住費は、原則として利用者の自己負担です。
  • 選択肢2:適切(正しい)第1号被保険者の利用者負担は、所得に応じて1割・2割・3割のいずれかです。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)第2号被保険者の利用者負担は、所得にかかわらず1割です。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)福祉用具購入費にも、所得に応じた利用者負担があります。
  • 選択肢5:適切(正しい)居宅介護支援(ケアプランの作成など)は全額保険給付で、利用者負担はありません。
この問題のポイント【頻出テーマ:利用者負担】2割・3割負担の対象は第1号被保険者のみです。居宅介護支援には利用者負担がありません。

問題6(介護支援分野)

特定入所者介護サービス費について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1支給は、必ず償還払いで行われる。
  2. 2所得が一定以下の低所得の入所者等が対象となる。
  3. 3預貯金等の資産が一定額を超える場合は、対象とならない。
  4. 4特定施設入居者生活介護の居住費も対象となる。
  5. 5通所介護の食費も対象となる。
問題6の解答と解説を見る

正解:2・3

  • ×選択肢1:不適切(誤り)特定入所者介護サービス費は、原則として現物給付で行われます。
  • 選択肢2:適切(正しい)特定入所者介護サービス費(補足給付)は、低所得の人の食費・居住費の負担を軽くする給付です。
  • 選択肢3:適切(正しい)所得だけでなく、預貯金などの資産が一定額を超える場合も対象外となります。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)特定施設入居者生活介護は、特定入所者介護サービス費の対象ではありません。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)対象は施設サービスや短期入所サービスの食費・居住費(滞在費)で、通所介護の食費は対象外です。
この問題のポイント【頻出テーマ:補足給付】対象は「介護保険施設・地域密着型介護老人福祉施設・短期入所」の食費と居住費(滞在費)です。

問題7(介護支援分野)

介護保険の第2号被保険者について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 140歳に達したときに、全員に被保険者証が交付される。
  2. 2健康保険の被保険者の介護保険料には、事業主負担がある。
  3. 3保険料は、医療保険者が医療保険料と一体的に徴収する。
  4. 4市町村の区域内に住所を有する40歳以上65歳未満の医療保険加入者である。
  5. 5特定疾病以外の原因による要介護状態でも、保険給付を受けることができる。
問題7の解答と解説を見る

正解:2・3・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)第2号被保険者には、要介護認定の申請をしたときなどに被保険者証が交付されます。
  • 選択肢2:適切(正しい)健康保険の被保険者の場合、介護保険料は事業主と被保険者で負担します。
  • 選択肢3:適切(正しい)第2号被保険者の保険料は、医療保険者が医療保険料と一緒に徴収します。
  • 選択肢4:適切(正しい)第2号被保険者は、40歳以上65歳未満の医療保険加入者です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)第2号被保険者が保険給付を受けられるのは、特定疾病が原因の場合に限られます。
この問題のポイント【頻出テーマ:第2号被保険者】「医療保険加入者」「特定疾病が条件」「保険料は医療保険者が徴収」の3点をセットで覚えましょう。

問題8(介護支援分野)

介護サービス情報の公表制度について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1介護サービス情報の公表は、都道府県知事が行う。
  2. 2必要な調査は、市町村長が行う。
  3. 3公表の対象は、介護保険施設に限られる。
  4. 4介護サービス情報の報告は、事業者の任意である。
  5. 5介護サービス事業者は、介護サービス情報を都道府県知事に報告しなければならない。
問題8の解答と解説を見る

正解:1・5

  • 選択肢1:適切(正しい)介護サービス情報の公表は、都道府県知事が行います。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)報告内容の調査は、都道府県知事が行います。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)公表の対象は、居宅サービス、地域密着型サービス、居宅介護支援、施設サービスなど幅広いサービスです。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)報告は義務で、報告しない場合は命令や指定の取消しなどの対象になることがあります。
  • 選択肢5:適切(正しい)事業者には、介護サービス情報を都道府県知事に報告する義務があります。
この問題のポイント【頻出テーマ:情報公表】サービスの種類にかかわらず「都道府県知事」が報告を受けて公表します。

問題9(介護支援分野)

介護サービス事業者の指定について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1地域密着型サービスは、所在する市町村以外の被保険者に対しても、制限なく提供することができる。
  2. 2指定を取り消された事業者は、取消しの日から10年を経過しなければ再び指定を受けられない。
  3. 3居宅サービス事業者の指定は、6年ごとに更新を受けなければ効力を失う。
  4. 4居宅サービス事業者の指定を受けるには、原則として法人であることが必要である。
  5. 5居宅サービス事業者の指定は、サービスの種類ごと、事業所ごとに行う。
問題9の解答と解説を見る

正解:3・4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)地域密着型サービスは、原則としてその市町村の被保険者が利用するサービスです。他の市町村の被保険者が利用するには、その市町村の指定(同意)が必要です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)指定の欠格事由は、取消しの日から5年を経過しない者です。
  • 選択肢3:適切(正しい)指定の有効期間は6年で、更新が必要です。
  • 選択肢4:適切(正しい)居宅サービス事業者の指定は、原則として法人に限られます(病院・診療所などが行う一部の医療系サービスを除く)。
  • 選択肢5:適切(正しい)指定は、サービスの種類ごと・事業所ごとに行います。
この問題のポイント【頻出テーマ:事業者の指定】「6年ごとの更新」「種類ごと・事業所ごと」「原則法人」「取消し後5年は欠格」を覚えましょう。

問題10(介護支援分野)

国民健康保険団体連合会が介護保険法に基づき行う業務として正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1市町村から委託を受けて行う第三者行為求償事務
  2. 2介護給付費の審査及び支払
  3. 3財政安定化基金の設置
  4. 4介護サービスに関する苦情の受付と、事業者への調査・指導及び助言
  5. 5要介護認定の審査及び判定
問題10の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)国保連合会は、市町村の委託を受けて第三者行為求償事務を行います。
  • 選択肢2:適切(正しい)国保連合会は、市町村から委託を受けて介護給付費の審査・支払を行います。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)財政安定化基金を設置するのは、都道府県です。
  • 選択肢4:適切(正しい)国保連合会は、サービスの質の向上に関する苦情の受付・調査・指導助言を行います。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)要介護認定の審査・判定は、市町村の介護認定審査会が行います。
この問題のポイント【頻出テーマ:国保連合会の業務】「審査・支払」「苦情処理」「第三者行為求償」「サービス事業の運営」が主な業務です。

問題11(介護支援分野)

社会保険診療報酬支払基金の介護保険関係業務について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1第1号被保険者の保険料を徴収する。
  2. 2介護サービスに関する苦情の処理を行う。
  3. 3要介護認定の認定調査を行う。
  4. 4医療保険者から介護給付費・地域支援事業支援納付金を徴収する。
  5. 5市町村に対して介護給付費交付金及び地域支援事業支援交付金を交付する。
問題11の解答と解説を見る

正解:4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)第1号被保険者の保険料は、市町村が徴収します(特別徴収は年金保険者が天引き)。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)苦情処理は、国保連合会などが行います。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)認定調査は、市町村などが行います。
  • 選択肢4:適切(正しい)支払基金は、医療保険者から納付金を徴収します。
  • 選択肢5:適切(正しい)支払基金は、市町村に交付金を交付します。
この問題のポイント【頻出テーマ:支払基金】支払基金は「医療保険者→支払基金→市町村」という第2号保険料の流れの中継役です。

問題12(介護支援分野)

第1号被保険者が保険料を滞納した場合の措置として正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1保険料を滞納している者は、地域支援事業の対象から一律に除外される。
  2. 2保険料を滞納すると、直ちに要介護認定が取り消される。
  3. 31年以上滞納した場合は、保険給付の支払方法が償還払いに変更される。
  4. 4保険料を徴収する権利が時効で消滅した期間がある場合は、保険給付の額が減額される。
  5. 51年6か月以上滞納した場合は、保険給付の全部又は一部の支払が一時差し止められる。
問題12の解答と解説を見る

正解:3・4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)保険料の滞納を理由に、地域支援事業の対象から一律に除外する仕組みはありません。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)保険料の滞納を理由に、要介護認定が取り消されることはありません。
  • 選択肢3:適切(正しい)特別な事情がなく1年以上滞納すると、支払方法の変更(償還払い化)が行われます。
  • 選択肢4:適切(正しい)時効で保険料を納められなくなった期間がある場合は、給付率の引下げ(給付額の減額)が行われます。
  • 選択肢5:適切(正しい)1年6か月以上滞納すると、保険給付の支払の一時差止めが行われます。
この問題のポイント【頻出テーマ:滞納措置】「1年:償還払い化」「1年6か月:一時差止め」「時効消滅分:給付額の減額」と段階的に重くなります。

問題13(介護支援分野)

介護予防・日常生活支援総合事業について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1介護予防・日常生活支援総合事業は、包括的支援事業の一部である。
  2. 2一般介護予防事業は、すべての第1号被保険者を対象とする。
  3. 3介護予防・生活支援サービス事業の対象には、要支援者が含まれる。
  4. 4基本チェックリストに該当した第1号被保険者(事業対象者)も、介護予防・生活支援サービス事業の対象となる。
  5. 5サービスの基準や単価は、全国一律に国が定める。
問題13の解答と解説を見る

正解:2・3・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)総合事業は、包括的支援事業とは別の、地域支援事業の一つです。
  • 選択肢2:適切(正しい)一般介護予防事業は、すべての第1号被保険者とその支援のための活動に関わる人が対象です。
  • 選択肢3:適切(正しい)要支援者は、介護予防・生活支援サービス事業の対象です。
  • 選択肢4:適切(正しい)基本チェックリストで該当した事業対象者も、介護予防・生活支援サービス事業を利用できます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)総合事業のサービスの基準や単価は、国の示す方針をもとに市町村が定めます。
この問題のポイント【頻出テーマ:総合事業】対象は「要支援者」と「事業対象者(基本チェックリスト該当者)」、一般介護予防事業は「すべての第1号被保険者」です。

問題14(介護支援分野)

要介護認定に係る認定調査及び主治医意見書について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1被保険者に主治の医師がいない場合は、市町村が指定する医師の診断を受ける。
  2. 2認定調査票の基本調査には、家族の介護負担に関する項目が含まれる。
  3. 3主治医意見書の作成費用は、申請者が負担する。
  4. 4主治医意見書は、市町村が被保険者の主治の医師に作成を求める。
  5. 5更新認定の調査は、介護保険施設に委託することができない。
問題14の解答と解説を見る

正解:1・4

  • 選択肢1:適切(正しい)主治の医師がいない場合は、市町村の指定する医師などの診断を受けます。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)家族の介護負担は、基本調査の項目に含まれていません。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)主治医意見書の作成費用は市町村(保険者)が負担し、申請者の負担はありません。
  • 選択肢4:適切(正しい)主治医意見書は、市町村が主治の医師に意見を求めて作成してもらいます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)更新認定の調査は、介護保険施設や居宅介護支援事業者などにも委託できます。
この問題のポイント【頻出テーマ:認定の手続き】主治医意見書は「市町村が求める」もので、申請者が用意したり費用を負担したりするものではありません。

問題15(介護支援分野)

要介護認定の判定について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1要介護認定等基準時間には、洗濯や掃除などの間接生活介助の時間は一切含まれない。
  2. 2一次判定は、要介護認定等基準時間の推計によるコンピュータ判定である。
  3. 3二次判定は、介護認定審査会が一次判定の結果、特記事項、主治医意見書をもとに行う。
  4. 4一次判定で非該当となった場合は、二次判定は行わない。
  5. 5二次判定は、都道府県が行う。
問題15の解答と解説を見る

正解:2・3

  • ×選択肢1:不適切(誤り)要介護認定等基準時間には、直接生活介助のほか、洗濯や掃除などの間接生活介助の時間も含まれます。
  • 選択肢2:適切(正しい)一次判定は、基本調査の結果などから要介護認定等基準時間を推計するコンピュータ判定です。
  • 選択肢3:適切(正しい)二次判定は、介護認定審査会が一次判定の結果・特記事項・主治医意見書をもとに行います。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)一次判定で非該当となった場合も、二次判定を行います。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)二次判定は、市町村に置かれる介護認定審査会が行います。
この問題のポイント【頻出テーマ:判定の流れ】基準時間は「直接生活介助・間接生活介助・BPSD関連行為・機能訓練関連行為・医療関連行為」の5分野で推計されます。

問題16(介護支援分野)

指定居宅介護支援におけるサービス担当者会議について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1利用者が要介護状態区分の変更の認定を受けた場合には、原則として開催する。
  2. 2居宅サービス計画を新規に作成する場合には、原則として開催する。
  3. 3サービス担当者会議は、6か月に1回開催することと定められている。
  4. 4利用者や家族は、サービス担当者会議に参加することができない。
  5. 5やむを得ない理由がある場合には、担当者に対する照会等により意見を求めることができる。
問題16の解答と解説を見る

正解:1・2・5

  • 選択肢1:適切(正しい)区分変更の認定を受けたときも、原則として開催します。
  • 選択肢2:適切(正しい)居宅サービス計画の新規作成時は、原則としてサービス担当者会議を開きます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)開催の頻度は定められておらず、新規作成・更新・区分変更の時などに開催します。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)サービス担当者会議には、利用者や家族の参加が基本とされています(家庭内暴力がある場合などを除く)。
  • 選択肢5:適切(正しい)やむを得ない理由がある場合は、照会などで担当者の意見を求めることができます。
この問題のポイント【頻出テーマ:担当者会議】開催は「新規作成」「更新認定」「区分変更認定」の時が原則です。

問題17(介護支援分野)

指定居宅介護支援の記録等について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1モニタリングの結果は、少なくとも1月に1回記録しなければならない。
  2. 2利用者からの苦情の内容は、記録しなくてよい。
  3. 3事故が発生した場合でも、その状況や対応を記録する必要はない。
  4. 4作成した居宅サービス計画は、利用者に交付しなくてよい。
  5. 5居宅介護支援の提供に関する記録は、その完結の日から2年間保存しなければならない。
問題17の解答と解説を見る

正解:1・5

  • 選択肢1:適切(正しい)モニタリングの結果は、少なくとも月1回記録します。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)苦情を受け付けた場合は、その内容などを記録しなければなりません。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)事故が発生した場合は、その状況や処置を記録しなければなりません。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)居宅サービス計画を作成したときは、利用者と担当者に交付しなければなりません。
  • 選択肢5:適切(正しい)運営基準では、記録を完結の日から2年間保存することとされています(自治体の条例で期間を長く定めている場合があります)。
この問題のポイント【頻出テーマ:記録と交付】「苦情・事故の記録」「計画の交付」「完結の日から2年間保存」がセットで問われます。

問題18(介護支援分野)

介護支援専門員の登録等について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1実務研修を修了していなくても、試験に合格すれば登録を受けることができる。
  2. 2登録は、2年ごとに他の都道府県に移転しなければならない。
  3. 3介護支援専門員の登録は、都道府県知事が行う。
  4. 4一定の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者などは、登録を受けることができない。
  5. 5介護支援専門員証の有効期間を更新するには、原則として更新研修を受けなければならない。
問題18の解答と解説を見る

正解:3・4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)登録を受けるには、試験の合格に加えて実務研修の修了が必要です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)登録の移転は、勤務先が他の都道府県に移るときなどに本人の申請で行うもので、義務付けられてはいません。
  • 選択肢3:適切(正しい)介護支援専門員の登録は、都道府県知事が行います。
  • 選択肢4:適切(正しい)刑の執行を終わるまでの者などは、登録の欠格事由に該当します。
  • 選択肢5:適切(正しい)証の有効期間(5年)を更新するには、原則として更新研修を修了する必要があります。
この問題のポイント【頻出テーマ:登録の流れ】「試験合格→実務研修修了→登録(都道府県知事)→証の交付(有効期間5年)→更新研修」の流れを押さえましょう。

問題19(介護支援分野)

主任介護支援専門員について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1地域包括支援センターに原則として置かれる職種の一つである。
  2. 2主任介護支援専門員は、介護支援専門員証を持っていなくてもよい。
  3. 3介護支援専門員としての実務経験がなくても、主任介護支援専門員研修を受講できる。
  4. 4主任介護支援専門員の資格を継続するには、更新研修を修了する必要がある。
  5. 5主任介護支援専門員になるには、医師の資格が必要である。
問題19の解答と解説を見る

正解:1・4

  • 選択肢1:適切(正しい)地域包括支援センターには、保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員を置きます。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)主任介護支援専門員も介護支援専門員であり、有効な介護支援専門員証が必要です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)主任介護支援専門員研修の受講には、介護支援専門員としての一定の実務経験などが必要です。
  • 選択肢4:適切(正しい)主任介護支援専門員の研修修了証明書には有効期間があり、更新研修の修了が必要です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)医師の資格は必要ありません。介護支援専門員としての経験と研修修了が要件です。
この問題のポイント【頻出テーマ:主任介護支援専門員】地域包括支援センターの配置職種であり、居宅介護支援事業所の管理者の要件にもなっています。

問題20(介護支援分野)

介護保険と他制度との関係について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1労働者災害補償保険法による給付は、介護保険の給付に優先する。
  2. 2生活保護受給者が介護保険の被保険者である場合は、介護保険の給付が介護扶助に優先する。
  3. 3介護保険にない障害福祉サービス固有のサービスは、65歳以降も障害福祉サービスとして利用できる。
  4. 4介護保険の被保険者は、介護保険と共通するサービスについても、障害福祉サービスが優先される。
  5. 5要介護者には、医療保険による訪問看護が提供されることは一切ない。
問題20の解答と解説を見る

正解:1・2・3

  • 選択肢1:適切(正しい)労災保険の給付は、介護保険の給付に優先します。
  • 選択肢2:適切(正しい)補足性の原理により、介護保険の給付が優先し、自己負担分が介護扶助で給付されます。
  • 選択肢3:適切(正しい)行動援護など介護保険にないサービスは、65歳以降も障害福祉サービスで利用できます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)介護保険と共通するサービスは、原則として介護保険が優先されます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)末期の悪性腫瘍や特定の難病、急性増悪時などは、要介護者でも医療保険の訪問看護が提供されます。
この問題のポイント【頻出テーマ:他制度との優先関係】「労災など>介護保険>障害福祉(共通サービス)>生活保護」という順番を押さえましょう。

問題21(介護支援分野)

介護サービスに関する苦情への対応について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1国民健康保険団体連合会は、苦情の内容に応じて事業者の指定を取り消すことができる。
  2. 2国民健康保険団体連合会は、苦情を受け付け、事業者に対して必要な指導及び助言を行う。
  3. 3介護サービスに関する苦情の受付は、都道府県だけが行う。
  4. 4苦情の内容の記録は、1年間保存すれば廃棄してよい。
  5. 5指定居宅介護支援事業者は、利用者からの苦情に迅速かつ適切に対応しなければならない。
問題21の解答と解説を見る

正解:2・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)指定の取消しは、指定権者(都道府県知事・市町村長)が行います。国保連合会にその権限はありません。
  • 選択肢2:適切(正しい)国保連合会は、苦情の受付・調査を行い、事業者に指導・助言を行います。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)苦情は、事業者、市町村、国保連合会など複数の窓口で受け付けます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)苦情の記録は、完結の日から2年間保存します(運営基準)。
  • 選択肢5:適切(正しい)運営基準で、苦情に迅速かつ適切に対応するための措置を講じることが求められています。
この問題のポイント【頻出テーマ:苦情処理】国保連合会は「指導・助言」まで、指定の取消しは「指定権者」と区別しましょう。

問題22(介護支援分野)

保険給付の制限等について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1故意の犯罪行為により要介護状態になった場合は、保険給付の全部又は一部を行わないことができる。
  2. 2事業者が不正な請求で介護報酬を受けた場合でも、返還を求めることはできない。
  3. 3偽りその他不正の行為によって保険給付を受けた者から、市町村はその給付の価額の全部又は一部を徴収することができる。
  4. 4刑事施設に拘禁されている期間も、介護給付は行われる。
  5. 5正当な理由なく市町村の求める文書の提出に応じなくても、給付の制限を受けることはない。
問題22の解答と解説を見る

正解:1・3

  • 選択肢1:適切(正しい)故意の犯罪行為や重大な過失などで要介護状態になった場合は、給付の制限ができます。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)不正請求をした事業者には、返還額に加えて加算金(40%)を求めることができます。
  • 選択肢3:適切(正しい)不正受給者から、市町村は給付の全部または一部を徴収できます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)刑事施設などに拘禁されている期間は、その期間に係る介護給付は行われません。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)正当な理由なく文書の提出などに応じない場合は、給付の制限の対象になります。
この問題のポイント【頻出テーマ:給付の制限】「犯罪行為・重大な過失」「拘禁」「指示に従わない」「不正受給」などが制限や徴収の対象です。

問題23(介護支援分野)

Aさん(80歳、女性、要介護1)は、認知症があり一人暮らしである。訪問介護員から、薬の飲み忘れや飲み残しが多いとの報告があった。介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1Aさんには判断能力がないとみなし、本人に説明せずに家族とだけ方針を決める。
  2. 2飲み残しの状況や1日の生活リズムを確認する。
  3. 3訪問系サービスの時間に合わせて服薬を確認できるよう、サービス調整を検討する。
  4. 4飲み忘れを防ぐため、すぐに施設への入所を勧める。
  5. 5主治の医師や薬剤師に相談し、服薬回数の調整や一包化などを検討する。
問題23の解答と解説を見る

正解:2・3・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)認知症があっても、本人にわかるように説明し、意向を確認することが大切です。
  • 選択肢2:適切(正しい)まず飲み残しの状況や生活リズムを把握し、原因を考えることが大切です。
  • 選択肢3:適切(正しい)サービスの提供時間に合わせた服薬確認は、飲み忘れの防止に有効です。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)服薬の問題だけを理由に、すぐ施設入所を勧めるのは適切ではありません。
  • 選択肢5:適切(正しい)医師や薬剤師と連携し、飲み方をシンプルにする工夫を検討するのは適切です。
この問題のポイント【頻出テーマ:服薬支援】服薬の問題は「原因の把握」「医師・薬剤師との連携(一包化・回数調整)」「サービスによる確認」で対応します。

問題24(介護支援分野)

Aさん(85歳、男性、要介護3)は、自宅で暮らし続けたいと話している。一方、遠方に住む長男は、Aさんの施設入所を強く希望している。介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1二人の意向が一致するまで、サービスの調整を中止する。
  2. 2費用を負担する長男の意向を優先して、施設入所の手続きを進める。
  3. 3Aさんを説得して、施設入所に同意させる。
  4. 4Aさんと長男が話し合える場を設け、意向の違いを調整する。
  5. 5Aさんの思いと在宅生活を続けるうえでの課題について、改めてアセスメントを行う。
問題24の解答と解説を見る

正解:4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)意向の調整中でも、必要なサービスは継続して調整します。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)本人の意向を確認せずに、家族の意向だけで決めるのは適切ではありません。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)本人の意思を尊重せずに説得するのは、適切ではありません。
  • 選択肢4:適切(正しい)本人と家族の意向が違う場合は、話し合いの場を設けて調整することが大切です。
  • 選択肢5:適切(正しい)本人の意向と、在宅生活の課題を改めて把握することは適切です。
この問題のポイント【頻出テーマ:意向の相違】本人と家族の意向が違うときは「本人の意向の尊重」「課題のアセスメント」「話し合いによる調整」が基本です。

問題25(介護支援分野)

一人暮らしのAさん(78歳、男性)の自宅にごみがたまり、異臭がすると近隣住民から地域包括支援センターに相談があった。Aさんは支援を拒否している。支援する専門職の対応として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1Aさんの話を聞き、支援を拒否する理由を理解するよう努める。
  2. 2Aさんが支援を拒否しているため、対応を打ち切る。
  3. 3市町村などの関係機関と情報を共有し、連携して対応する。
  4. 4民生委員など、Aさんと関わりのある人と協力して関係づくりを進める。
  5. 5近隣の迷惑になっているため、Aさんの同意なくごみをすべて撤去する。
問題25の解答と解説を見る

正解:1・3・4

  • 選択肢1:適切(正しい)拒否の背景にある思いを理解しようとすることが、支援の第一歩です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)拒否があっても見守りや関係づくりを続け、生命の危険がある場合は積極的に介入します。
  • 選択肢3:適切(正しい)セルフ・ネグレクトが疑われる事例は、関係機関が連携して対応します。
  • 選択肢4:適切(正しい)本人が信頼している人と協力して関係を築くことは有効です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)本人の同意なく一方的に撤去すると、信頼関係を損ない、問題の解決につながりにくくなります。
この問題のポイント【頻出テーマ:セルフ・ネグレクト】「拒否の理由の理解」「関係づくり」「多機関の連携」「必要時の積極的な介入」がポイントです。

保健医療サービスの知識等(問26〜45)の予想問題パート2と解説

加齢変化、脳血管疾患、糖尿病、循環器・呼吸器・骨関節の疾患、脱水、口腔ケア、排泄、睡眠、服薬、リハビリテーション、認知症ケア、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、看取りなどを出題しています。

問題26(保健医療サービス分野)

加齢に伴う身体の変化について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1聴力は、高い音から聞こえにくくなることが多い。
  2. 2肺活量は、加齢に伴い低下する。
  3. 3体内の水分量は、加齢に伴い増加する。
  4. 4腎機能が低下し、薬が体外に排泄されにくくなる。
  5. 5味覚は、加齢に伴い鋭くなる。
問題26の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)加齢性難聴は、高い音から聞こえにくくなるのが特徴です。
  • 選択肢2:適切(正しい)加齢により肺の弾力性が低下し、肺活量は低下します。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)高齢者は体内の水分量が減少し、脱水になりやすくなります。
  • 選択肢4:適切(正しい)腎機能の低下で薬が体に残りやすくなり、副作用が出やすくなります。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)加齢により味覚は低下しやすく、濃い味付けを好むようになることがあります。
この問題のポイント【頻出テーマ:加齢変化】高齢者は「水分量の減少」「腎機能・肝機能の低下」「感覚機能の低下」によって、脱水や副作用が起こりやすくなります。

問題27(保健医療サービス分野)

脳血管疾患について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1片麻痺は、障害された脳と同じ側の手足に現れる。
  2. 2くも膜下出血は、突然の激しい頭痛が特徴である。
  3. 3脳卒中の後遺症は、時間がたてば必ず回復する。
  4. 4脳梗塞は、一度治療すれば再発することはない。
  5. 5脳梗塞の予防には、高血圧の管理が重要である。
問題27の解答と解説を見る

正解:2・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)片麻痺は、障害された脳と反対側の手足に現れます。
  • 選択肢2:適切(正しい)くも膜下出血は、「バットで殴られたような」突然の激しい頭痛が特徴です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)脳卒中の後遺症は、回復の程度に個人差があり、必ず回復するわけではありません。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)脳梗塞は再発しやすく、再発予防の治療や生活習慣の改善が大切です。
  • 選択肢5:適切(正しい)高血圧は脳卒中の最大の危険因子で、血圧の管理が予防に重要です。
この問題のポイント【頻出テーマ:脳血管疾患】「高血圧が最大の危険因子」「麻痺は反対側に出る」「再発しやすい」を押さえましょう。

問題28(保健医療サービス分野)

糖尿病について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1運動療法は、糖尿病の治療には効果がない。
  2. 2体調が悪く食事がとれない日(シックデイ)は、自己判断で薬を増やす。
  3. 3合併症には、網膜症、腎症、神経障害がある。
  4. 4高齢者では、低血糖の症状がはっきり現れないことがある。
  5. 5ヘモグロビンA1cは、血糖コントロールの指標として用いられる。
問題28の解答と解説を見る

正解:3・4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)運動療法は、食事療法とともに糖尿病の治療の基本です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)シックデイには低血糖などのおそれがあるため、自己判断せず、あらかじめ医師と決めた対応に従います。
  • 選択肢3:適切(正しい)糖尿病の三大合併症は、網膜症・腎症・神経障害です。
  • 選択肢4:適切(正しい)高齢者は低血糖の典型的な症状が出にくく、ぼんやりする、ふらつくなどの症状だけのこともあります。
  • 選択肢5:適切(正しい)HbA1cは、過去1〜2か月の血糖の状態を反映する指標です。
この問題のポイント【頻出テーマ:糖尿病】「三大合併症」「高齢者の低血糖は症状がわかりにくい」「シックデイの対応は医師と事前に決める」が頻出です。

問題29(保健医療サービス分野)

心疾患及び高血圧について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1高血圧には、必ず自覚症状がある。
  2. 2狭心症の発作には、ニトログリセリンの舌下投与が用いられる。
  3. 3心不全の人は、塩分を多くとるようにする。
  4. 4心房細動は、脳塞栓症の原因にはならない。
  5. 5心不全では、むくみや急な体重の増加がみられることがある。
問題29の解答と解説を見る

正解:2・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)高血圧は自覚症状がないことが多いため、定期的な測定が大切です。
  • 選択肢2:適切(正しい)狭心症の発作には、ニトログリセリン(舌下錠など)が使われます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)心不全では、塩分の制限が必要になることが多くあります。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)心房細動では心臓内に血栓ができやすく、脳塞栓症の原因になります。
  • 選択肢5:適切(正しい)心不全では、体に水分がたまり、むくみや体重増加がみられることがあります。
この問題のポイント【頻出テーマ:循環器】心不全の悪化のサインとして「むくみ」「体重増加」「息切れ」「横になると苦しい」を覚えておきましょう。

問題30(保健医療サービス分野)

呼吸器疾患について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1慢性閉塞性肺疾患(COPD)の最大の原因は、喫煙である。
  2. 2COPDは、禁煙しても症状の進行を遅らせる効果はない。
  3. 3誤嚥性肺炎の予防には、口腔ケアが有効である。
  4. 4結核は、現在の日本では発生していない。
  5. 5高齢者の肺炎では、必ず高熱がみられる。
問題30の解答と解説を見る

正解:1・3

  • 選択肢1:適切(正しい)COPDの最大の原因は喫煙で、禁煙が治療の基本です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)禁煙は、COPDの進行を遅らせる最も重要な対策です。
  • 選択肢3:適切(正しい)口腔ケアで口の中の細菌を減らすことは、誤嚥性肺炎の予防に有効です。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)結核は現在も発生しており、特に高齢者の発症が多くみられます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)高齢者の肺炎は、発熱がはっきりしないこともあります。
この問題のポイント【頻出テーマ:呼吸器】「COPDの原因は喫煙」「誤嚥性肺炎の予防は口腔ケア」「高齢者の結核に注意」がポイントです。

問題31(保健医療サービス分野)

骨・関節の疾患について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1関節リウマチは、男性に多くみられる。
  2. 2骨粗鬆症の予防には、日光を浴びることは関係がない。
  3. 3骨粗鬆症は、脊椎の圧迫骨折の原因となる。
  4. 4変形性膝関節症では、肥満が危険因子の一つである。
  5. 5高齢者の大腿骨頸部骨折は、転倒によるものが多い。
問題31の解答と解説を見る

正解:3・4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)関節リウマチは、女性に多くみられる病気です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)日光を浴びると体内でビタミンDが作られ、カルシウムの吸収を助けるため、骨粗鬆症の予防に役立ちます。
  • 選択肢3:適切(正しい)骨粗鬆症で骨がもろくなると、脊椎の圧迫骨折が起こりやすくなります。
  • 選択肢4:適切(正しい)体重による膝への負担が大きくなるため、肥満は変形性膝関節症の危険因子です。
  • 選択肢5:適切(正しい)大腿骨頸部骨折の原因として最も多いのは、転倒です。
この問題のポイント【頻出テーマ:骨・関節】骨粗鬆症の予防は「カルシウム・ビタミンD」「適度な運動」「日光浴」「転倒予防」です。

問題32(保健医療サービス分野)

目、皮膚等の疾患について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1加齢性難聴は、伝音性難聴であることが多い。
  2. 2疥癬は、空気感染する。
  3. 3緑内障は、失明の原因にはならない。
  4. 4帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化によって起こる。
  5. 5白内障は、水晶体が濁ることで視力が低下する疾患である。
問題32の解答と解説を見る

正解:4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)加齢性難聴は、感音性難聴です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)疥癬は、ヒゼンダニによる接触感染です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)緑内障は、日本の中途失明の主な原因の一つです。
  • 選択肢4:適切(正しい)帯状疱疹は、体内に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスが再び活動して起こります。
  • 選択肢5:適切(正しい)白内障は、水晶体の混濁によって見えにくくなる病気です。
この問題のポイント【頻出テーマ:感覚器・皮膚】「緑内障は失明の原因」「疥癬は接触感染」「加齢性難聴は感音性」を押さえましょう。

問題33(保健医療サービス分野)

高齢者の脱水について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1脱水になると、脈が遅くなる。
  2. 2脱水のサインには、皮膚や口の中の乾燥、尿量の減少などがある。
  3. 3利尿薬は、脱水の原因にはならない。
  4. 4高齢者の体内の水分量は、若年者より多い。
  5. 5高齢者は、のどの渇きを感じにくい。
問題33の解答と解説を見る

正解:2・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)脱水では、脈が速くなる(頻脈)ことが多くあります。
  • 選択肢2:適切(正しい)皮膚や口腔の乾燥、尿量の減少は、脱水のサインです。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)利尿薬は尿を増やすため、脱水の原因になることがあります。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)高齢者の体内の水分量は、若年者より少なくなっています。
  • 選択肢5:適切(正しい)高齢者は口渇を感じにくく、脱水に気づきにくくなります。
この問題のポイント【頻出テーマ:脱水】「口渇を感じにくい」「頻脈」「皮膚・口腔の乾燥」「尿量減少」「利尿薬に注意」がポイントです。

問題34(保健医療サービス分野)

口腔ケアについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1唾液の分泌が増えると、口臭が強くなる。
  2. 2口腔ケアは、誤嚥性肺炎の予防につながる。
  3. 3経管栄養で口から食べていない人にも、口腔ケアは必要である。
  4. 4義歯は外して清掃する。
  5. 5歯がすべてない人には、口腔ケアは必要ない。
問題34の解答と解説を見る

正解:2・3・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)唾液には自浄作用があり、分泌が減ると口臭が強くなりやすくなります。
  • 選択肢2:適切(正しい)口腔内の細菌を減らすことで、誤嚥性肺炎の予防につながります。
  • 選択肢3:適切(正しい)口から食べていなくても口の中は汚れるため、口腔ケアは必要です。
  • 選択肢4:適切(正しい)義歯は外して、義歯と口の中をそれぞれ清掃します。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)歯がなくても、舌や粘膜の清掃などの口腔ケアは必要です。
この問題のポイント【頻出テーマ:口腔ケア】「口から食べていなくても必要」「歯がなくても必要」「唾液の自浄作用」を押さえましょう。

問題35(保健医療サービス分野)

高齢者の排泄について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1おむつは、早い段階から使うほど排泄の自立につながる。
  2. 2便秘の予防には、水分や食物繊維の摂取は関係がない。
  3. 3腹圧性尿失禁は、咳やくしゃみなどでおなかに力が入ったときに尿がもれるものである。
  4. 4切迫性尿失禁は、尿を出し切れずに膀胱にたまった尿があふれ出るものである。
  5. 5機能性尿失禁は、認知機能や運動機能の低下によってトイレに間に合わないなどで起こる。
問題35の解答と解説を見る

正解:3・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)安易なおむつの使用は、排泄の自立を妨げることがあります。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)水分や食物繊維をとることは、便秘の予防に役立ちます。
  • 選択肢3:適切(正しい)腹圧性尿失禁は、咳やくしゃみ、重い物を持ったときなどにもれるものです。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)尿を出し切れずにあふれ出るのは、溢流性尿失禁です。切迫性尿失禁は、強い尿意とともにもれるものです。
  • 選択肢5:適切(正しい)機能性尿失禁は、排尿機能ではなく、認知機能や身体機能の低下が原因で起こります。
この問題のポイント【頻出テーマ:尿失禁の種類】「腹圧性(咳・くしゃみ)」「切迫性(強い尿意)」「溢流性(あふれる)」「機能性(認知・運動機能の低下)」の4つを区別しましょう。

問題36(保健医療サービス分野)

高齢者の睡眠について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1睡眠薬は、ふらつきや転倒の原因にはならない。
  2. 2早朝覚醒とは、寝床に入ってもなかなか寝つけないことである。
  3. 3高齢者は眠りが浅くなり、夜中に目が覚めやすくなる。
  4. 4昼寝は、長くとるほど夜によく眠れる。
  5. 5日中に活動し日光を浴びることは、睡眠のリズムを整えるのに役立つ。
問題36の解答と解説を見る

正解:3・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)睡眠薬は、ふらつきや転倒の原因になることがあります。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)寝つけないのは入眠障害です。早朝覚醒は、予定より早く目が覚めて眠れなくなることです。
  • 選択肢3:適切(正しい)加齢により深い睡眠が減り、中途覚醒が増えます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)長い昼寝は、夜の睡眠を妨げることがあります。
  • 選択肢5:適切(正しい)日中の活動や日光を浴びることは、体内時計を整え、夜の睡眠につながります。
この問題のポイント【頻出テーマ:睡眠】不眠のタイプ(入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害)と、睡眠薬による転倒リスクを押さえましょう。

問題37(保健医療サービス分野)

感染対策について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1標準予防策は、感染症と診断された人に対してのみ行う。
  2. 2角化型疥癬(ノルウェー疥癬)の人は、一定期間個室で管理する。
  3. 3ノロウイルスで汚染された場所の消毒には、次亜塩素酸ナトリウムを用いる。
  4. 4手袋を外した後にも、手指衛生を行う。
  5. 5インフルエンザにかかった職員は、熱が下がればその日から勤務してよい。
問題37の解答と解説を見る

正解:2・3・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)標準予防策は、感染症の有無にかかわらず、すべての人に対して行います。
  • 選択肢2:適切(正しい)角化型疥癬は感染力が非常に強いため、一定期間の個室管理が必要です。
  • 選択肢3:適切(正しい)ノロウイルスにはアルコールが効きにくいため、次亜塩素酸ナトリウムで消毒します。
  • 選択肢4:適切(正しい)手袋を外すときに手が汚染されることがあるため、外した後も手指衛生を行います。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)熱が下がってもウイルスを排出していることがあるため、発症後や解熱後の一定期間は休むことが推奨されています。
この問題のポイント【頻出テーマ:感染対策】「標準予防策はすべての人に」「ノロは次亜塩素酸ナトリウム」「角化型疥癬は個室管理」が頻出です。

問題38(保健医療サービス分野)

高齢者の服薬について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1薬を一包化すると、服薬の間違いが増える。
  2. 2グレープフルーツジュースは、どの薬とも相互作用を起こさない。
  3. 3多くの薬を併用すると、副作用や薬の相互作用のリスクが高くなる。
  4. 4高齢者には、常に若年者と同じ量の薬を使うことが適切である。
  5. 5錠剤を飲み込むことが難しい場合は、医師や薬剤師に剤形の変更を相談する。
問題38の解答と解説を見る

正解:3・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)一包化は、飲み間違いや飲み忘れを減らす工夫の一つです。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)グレープフルーツジュースは、一部の降圧薬などの効果に影響することがあります。
  • 選択肢3:適切(正しい)多剤併用(ポリファーマシー)は、副作用や相互作用のリスクを高めます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)高齢者は薬が体に残りやすいため、量の調整が必要になることがあります。
  • 選択肢5:適切(正しい)飲み込みにくい場合は、粉薬やゼリーなど、剤形の変更を医師や薬剤師に相談します。
この問題のポイント【頻出テーマ:服薬管理】「ポリファーマシーに注意」「一包化」「剤形の工夫」「食品との相互作用」を押さえましょう。

問題39(保健医療サービス分野)

高齢者のリハビリテーションについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1ADL(日常生活動作)には電話の使用が含まれ、IADLには食事が含まれる。
  2. 2安静臥床が長く続くと、廃用症候群が起こりやすい。
  3. 3生活期(維持期)のリハビリテーションは、生活機能の維持・向上を目指す。
  4. 4急性期には、リハビリテーションを行ってはならない。
  5. 5IADL(手段的日常生活動作)には、買い物、調理、金銭管理などが含まれる。
問題39の解答と解説を見る

正解:2・3・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)食事はADL、電話の使用はIADLです。説明が逆になっています。
  • 選択肢2:適切(正しい)長期間の安静臥床は、筋力低下や関節拘縮などの廃用症候群を起こします。
  • 選択肢3:適切(正しい)生活期のリハビリテーションは、在宅などでの生活機能の維持・向上を目指します。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)急性期でも、状態に応じて早期離床などのリハビリテーションを行います。
  • 選択肢5:適切(正しい)IADLには、買い物・調理・洗濯・金銭管理・服薬管理・電話の使用などが含まれます。
この問題のポイント【頻出テーマ:ADLとIADL】ADLは「食事・排泄・入浴・移動など」、IADLは「買い物・調理・金銭管理・服薬管理・電話など」です。

問題40(保健医療サービス分野)

在宅医療管理について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1ストーマ装具の交換は、医師しか行うことができない。
  2. 2インスリン自己注射を行っている場合は、低血糖症状が出たときの対応を確認しておく。
  3. 3在宅中心静脈栄養法では、カテーテルからの感染に注意する。
  4. 4在宅酸素療法中でも、喫煙してよい。
  5. 5人工呼吸器を使用している人については、停電への備えは必要ない。
問題40の解答と解説を見る

正解:2・3

  • ×選択肢1:不適切(誤り)ストーマ装具の交換は、本人や家族も行います。条件を満たせば介護職員も行えます。
  • 選択肢2:適切(正しい)インスリン使用中は低血糖が起こりうるため、対応方法を事前に確認しておきます。
  • 選択肢3:適切(正しい)カテーテルが長期間体内にあるため、感染に注意が必要です。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)在宅酸素療法中の喫煙は、火災ややけどの危険があるため禁止です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)人工呼吸器などの電源が必要な機器を使う人は、停電への備えが欠かせません。
この問題のポイント【頻出テーマ:在宅医療】「低血糖への対応」「カテーテル感染」「火気厳禁」「停電対策」は安全管理の基本です。

問題41(保健医療サービス分野)

認知症の人へのケアについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1BPSD(行動・心理症状)の背景には、不安や身体の不調、環境の変化などがある。
  2. 2BPSDには、まず薬物療法を行うことが原則である。
  3. 3パーソン・センタード・ケアは、認知症の人の視点や立場を重視するケアの考え方である。
  4. 4認知症の人が事実と違うことを言った場合は、強く訂正する。
  5. 5なじみの環境や人間関係を保つことは、本人の安心につながる。
問題41の解答と解説を見る

正解:1・3・5

  • 選択肢1:適切(正しい)BPSDは、不安、痛みや便秘などの体調不良、環境の変化などが影響して起こることがあります。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)BPSDには、まず原因の把握とケアや環境の工夫など非薬物的な対応を優先します。
  • 選択肢3:適切(正しい)パーソン・センタード・ケアは、その人らしさを尊重し、本人の立場に立ってケアを考える考え方です。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)強く否定や訂正をすると、不安や混乱を強めることがあります。
  • 選択肢5:適切(正しい)なじみの環境や人との関係は、認知症の人の安心感や混乱の軽減につながります。
この問題のポイント【頻出テーマ:認知症ケア】BPSDには「原因を探る」「非薬物的対応を優先」「本人の視点に立つ」ことが基本です。

問題42(保健医療サービス分野)

通所リハビリテーションについて正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1要支援者は、利用することができない。
  2. 2理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士を配置する必要はない。
  3. 3主治の医師が必要と認めた居宅要介護者を対象とする。
  4. 4リハビリテーションマネジメントでは、多職種が協働してリハビリテーションの質の管理を行う。
  5. 5介護老人福祉施設が提供するサービスである。
問題42の解答と解説を見る

正解:3・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)要支援者は、介護予防通所リハビリテーションを利用できます。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)通所リハビリテーションには、理学療法士などのリハビリテーション専門職の配置が必要です。
  • 選択肢3:適切(正しい)通所リハビリテーションは、医師が必要と認めた人が対象です。
  • 選択肢4:適切(正しい)リハビリテーションマネジメントは、多職種協働でリハビリテーションの計画・実施・評価を行う仕組みです。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)通所リハビリテーションを提供するのは、病院、診療所、介護老人保健施設、介護医療院です。
この問題のポイント【頻出テーマ:通所リハ】提供できるのは「病院・診療所・介護老人保健施設・介護医療院」で、特養は提供できません。

問題43(保健医療サービス分野)

短期入所療養介護について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1家族の休息を目的として利用することはできない。
  2. 2介護老人保健施設や介護医療院などで提供される。
  3. 3医療ニーズの高い要介護者も利用することができる。
  4. 4要支援者は、利用することができない。
  5. 5連続して60日まで、短期入所療養介護費を算定できる。
問題43の解答と解説を見る

正解:2・3

  • ×選択肢1:不適切(誤り)家族の休息(レスパイト)や冠婚葬祭などの理由でも利用できます。
  • 選択肢2:適切(正しい)短期入所療養介護は、介護老人保健施設、介護医療院、療養病床のある病院・診療所などで提供されます。
  • 選択肢3:適切(正しい)喀痰吸引などの医療的ケアが必要な人も利用できます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)要支援者は、介護予防短期入所療養介護を利用できます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)連続して利用できるのは30日までで、30日を超える日以降は算定できません。
この問題のポイント【頻出テーマ:短期入所療養介護】「医療系のショートステイ」「家族の休息でも利用可」「連続30日まで」を押さえましょう。

問題44(保健医療サービス分野)

定期巡回・随時対応型訪問介護看護について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1区分支給限度基準額は適用されない。
  2. 2訪問介護と訪問看護を、一体的に又は連携しながら提供する。
  3. 3地域密着型サービスの一つである。
  4. 4日中・夜間を通じて、定期的な巡回訪問と随時の対応を行う。
  5. 5要支援者も利用することができる。
問題44の解答と解説を見る

正解:2・3・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)定期巡回・随時対応型訪問介護看護には、区分支給限度基準額が適用されます。
  • 選択肢2:適切(正しい)一体型は自ら訪問看護も行い、連携型は外部の訪問看護事業所と連携します。
  • 選択肢3:適切(正しい)定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、地域密着型サービスです。
  • 選択肢4:適切(正しい)24時間を通じて、定期巡回と随時の対応・訪問を行うサービスです。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)定期巡回・随時対応型訪問介護看護には介護予防サービスがなく、要支援者は利用できません。
この問題のポイント【頻出テーマ:定期巡回】「24時間対応」「介護と看護の一体的提供」「地域密着型」「要支援者は利用不可」がポイントです。

問題45(保健医療サービス分野)

施設における看取りについて、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1看取り期には、本人や家族の意向を繰り返し確認する。
  2. 2入所者が亡くなった後の家族へのグリーフケアは、必要ない。
  3. 3死亡の診断は、看護職員が行う。
  4. 4介護老人福祉施設では、要件を満たせば看取り介護加算を算定できる。
  5. 5介護保険施設では、看取りを行うことは禁止されている。
問題45の解答と解説を見る

正解:1・4

  • 選択肢1:適切(正しい)状態や気持ちは変わるため、本人や家族の意向は繰り返し確認します。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)家族の悲嘆に寄り添うグリーフケアも、看取りケアの大切な一部です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)死亡の診断は、医師が行います。
  • 選択肢4:適切(正しい)介護老人福祉施設では、医師の判断や多職種の連携などの要件を満たせば、看取り介護加算を算定できます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)介護保険施設でも看取りは行われており、加算も設けられています。
この問題のポイント【頻出テーマ:看取り】「意向の繰り返しの確認」「多職種連携」「死亡診断は医師」「家族へのグリーフケア」を押さえましょう。

福祉サービスの知識等(問46〜60)の予想問題パート2と解説

バイステックの7原則、支援困難事例、訪問入浴介護、夜間対応型訪問介護、地域密着型通所介護、特定施設、障害者総合支援法、生活困窮者自立支援法、日常生活自立支援事業、後期高齢者医療制度、サ高住、育児・介護休業法、重層的支援体制整備事業などを出題しています。

問題46(福祉サービス分野)

バイステックの7原則として正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1指示・命令の原則
  2. 2個別化の原則
  3. 3援助者の価値観優先の原則
  4. 4受容の原則
  5. 5自己決定の原則
問題46の解答と解説を見る

正解:2・4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)「指示・命令」は、バイステックの7原則に含まれていません。
  • 選択肢2:適切(正しい)クライエントを一人の個人として捉える「個別化」は、7原則の一つです。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)援助者の価値観を優先することは、7原則に反します。援助者は非審判的な態度をとります。
  • 選択肢4:適切(正しい)クライエントをありのままに受け止める「受容」は、7原則の一つです。
  • 選択肢5:適切(正しい)クライエントが自ら決めることを尊重する「自己決定」は、7原則の一つです。
この問題のポイント【頻出テーマ:バイステックの7原則】「個別化」「意図的な感情表出」「統制された情緒的関与」「受容」「非審判的態度」「自己決定」「秘密保持」の7つです。

問題47(福祉サービス分野)

相談援助者の基本的な姿勢について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 1困難な事例は、援助者一人で抱え込んで対応するのがよい。
  2. 2援助関係は、友人関係と同じように築けばよい。
  3. 3援助者自身の価値観を、クライエントに押し付けない。
  4. 4クライエントの秘密は、家族であれば本人の同意なく自由に話してよい。
  5. 5クライエントの強み(ストレングス)に着目して支援する。
問題47の解答と解説を見る

正解:3・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)困難な事例は、スーパービジョンや多職種の連携を活用して対応します。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)援助関係は専門的な関係で、友人関係とは異なります。
  • 選択肢3:適切(正しい)援助者の価値観を押し付けず、クライエントの価値観を尊重します。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)家族であっても、本人の同意なく秘密を話してはいけません。
  • 選択肢5:適切(正しい)できないことだけでなく、本人の強みや持っている力に着目することが大切です。
この問題のポイント【頻出テーマ:援助者の姿勢】「価値観の押し付けをしない」「ストレングス視点」「専門的援助関係」「秘密保持」がキーワードです。

問題48(福祉サービス分野)

支援困難事例への対応について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 1本人に知らせずに、家族の要望だけで支援の方針を決める。
  2. 2本人が支援を拒否した場合は、直ちに支援を終結する。
  3. 3複数の専門職や関係機関が連携して支援する。
  4. 4本人だけでなく、家族全体の状況を捉えて支援する。
  5. 5支援を求めてこない人には、援助者の側から出向いて働きかけるアウトリーチを行う。
問題48の解答と解説を見る

正解:3・4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)本人の意向を確認せずに方針を決めることは、自己決定の尊重に反します。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)拒否があっても、関係づくりを続けながら支援の糸口を探します。
  • 選択肢3:適切(正しい)支援困難事例は、多職種・多機関が連携して対応します。
  • 選択肢4:適切(正しい)家族にも課題がある場合は、世帯全体を支援の対象として考えます。
  • 選択肢5:適切(正しい)自ら支援を求めない人には、アウトリーチによる積極的な働きかけが有効です。
この問題のポイント【頻出テーマ:支援困難事例】「多機関連携」「アウトリーチ」「世帯全体への支援」「本人の意向の尊重」がポイントです。

問題49(福祉サービス分野)

介護保険における訪問入浴介護について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1入浴の前に、看護職員が利用者の健康状態を確認する。
  2. 2原則として、看護職員1人以上を含む3人でサービスを提供する。
  3. 3清拭のみを行った場合も、全身入浴と同じ単位数を算定する。
  4. 4要支援者は、利用することができない。
  5. 5入浴には、利用者の自宅の浴槽を使用する。
問題49の解答と解説を見る

正解:1・2

  • 選択肢1:適切(正しい)入浴前に看護職員がバイタルサインなどを確認し、入浴できるかを判断します。
  • 選択肢2:適切(正しい)訪問入浴介護は、原則として看護職員1人と介護職員2人の計3人で行います。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)清拭や部分浴のみの場合は、所定単位数から減算されます。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)要支援者は、介護予防訪問入浴介護を利用できます(介護職員1人・看護職員1人の2人で提供)。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)訪問入浴介護では、事業者が浴槽を持ち込んで入浴を行います。
この問題のポイント【頻出テーマ:訪問入浴】「看護職員を含む3人(予防は2人)」「浴槽を持ち込む」「清拭・部分浴は減算」がポイントです。

問題50(福祉サービス分野)

介護保険における夜間対応型訪問介護について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1事業者の指定は、都道府県知事が行う。
  2. 2日中の時間帯のみに提供するサービスである。
  3. 3要支援者も利用することができる。
  4. 4サービスを提供する時間帯には、22時から翌朝6時までを含めなければならない。
  5. 5定期巡回サービス、随時訪問サービス及びオペレーションセンターサービスで構成される。
問題50の解答と解説を見る

正解:4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)夜間対応型訪問介護は地域密着型サービスで、指定は市町村長が行います。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)夜間対応型訪問介護は、夜間の時間帯に提供するサービスです。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)夜間対応型訪問介護には介護予防サービスがなく、要支援者は利用できません。
  • 選択肢4:適切(正しい)夜間対応型訪問介護は、22時から6時までの時間帯を含めて提供します。
  • 選択肢5:適切(正しい)夜間対応型訪問介護は、定期巡回・随時訪問・オペレーションセンターの3つで構成されます。
この問題のポイント【頻出テーマ:夜間対応型訪問介護】「22時〜6時を含む」「3つのサービスで構成」「地域密着型」「要支援者は利用不可」を押さえましょう。

問題51(福祉サービス分野)

介護保険における地域密着型通所介護について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1事業者の指定は、都道府県知事が行う。
  2. 2生活相談員を配置する必要はない。
  3. 3運営推進会議を設置し、おおむね6か月に1回以上開催する。
  4. 4療養通所介護は、医療ニーズの低い軽度の要介護者を対象とする。
  5. 5利用定員は、18人以下である。
問題51の解答と解説を見る

正解:3・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)地域密着型通所介護の指定は、市町村長が行います。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)地域密着型通所介護にも、生活相談員を配置しなければなりません。
  • 選択肢3:適切(正しい)地域密着型通所介護では、運営推進会議をおおむね6か月に1回以上開催します。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)療養通所介護は、難病などの重度の要介護者やがん末期の人で、常時看護師の観察が必要な人を対象とします。
  • 選択肢5:適切(正しい)地域密着型通所介護は、利用定員18人以下の小規模な通所介護です。
この問題のポイント【頻出テーマ:地域密着型通所介護】「定員18人以下」「市町村長が指定」「運営推進会議(おおむね6か月に1回)」がポイントです。

問題52(福祉サービス分野)

介護保険における認知症対応型通所介護について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1認知症対応型通所介護計画を作成する必要はない。
  2. 2要支援者は、介護予防認知症対応型通所介護を利用することができる。
  3. 3認知症ではない要介護者も、対象となる。
  4. 4共用型は、特別養護老人ホームの居室を使ってサービスを提供する。
  5. 5単独型、併設型及び共用型の3つの類型がある。
問題52の解答と解説を見る

正解:2・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)事業所の管理者は、認知症対応型通所介護計画を作成しなければなりません。
  • 選択肢2:適切(正しい)要支援者は、介護予防認知症対応型通所介護を利用できます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)認知症対応型通所介護の対象は、認知症の人です。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)共用型は、グループホームなどの居間や食堂を使ってサービスを提供します。
  • 選択肢5:適切(正しい)認知症対応型通所介護には、単独型・併設型・共用型の3類型があります。
この問題のポイント【頻出テーマ:認知症対応型通所介護】「3類型」「共用型はグループホームなどの居間・食堂を活用」「要支援者も介護予防で利用可」です。

問題53(福祉サービス分野)

介護保険における特定施設入居者生活介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1サービス付き高齢者向け住宅も、有料老人ホームに該当する場合などは特定施設となりうる。
  2. 2特定施設サービス計画は、計画作成担当者(介護支援専門員)が作成する。
  3. 3短期利用を除き、区分支給限度基準額が適用される。
  4. 4有料老人ホーム、軽費老人ホーム及び養護老人ホームが対象となる。
  5. 5サービスを提供するのに、都道府県知事の指定は必要ない。
問題53の解答と解説を見る

正解:1・2・4

  • 選択肢1:適切(正しい)サービス付き高齢者向け住宅でも、食事の提供などを行い有料老人ホームに該当するものは、特定施設の指定を受けられます。
  • 選択肢2:適切(正しい)特定施設サービス計画は、施設の計画作成担当者(介護支援専門員)が作成します。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)特定施設入居者生活介護(短期利用を除く)には、区分支給限度基準額は適用されません。
  • 選択肢4:適切(正しい)特定施設は、有料老人ホーム・軽費老人ホーム・養護老人ホームです。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)特定施設入居者生活介護は居宅サービスで、都道府県知事の指定が必要です。
この問題のポイント【頻出テーマ:特定施設】「有料・軽費・養護老人ホーム」「施設の介護支援専門員が計画作成」「限度額の対象外(短期利用を除く)」を押さえましょう。

問題54(福祉サービス分野)

障害者総合支援法について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1障害福祉サービスを利用するには、市町村の支給決定を受ける。
  2. 265歳以上の障害者は、障害福祉サービスを一切利用できない。
  3. 3支給決定は、都道府県が行う。
  4. 4難病患者は、障害者総合支援法の対象に含まれない。
  5. 5自立支援給付には、介護給付費や訓練等給付費などがある。
問題54の解答と解説を見る

正解:1・5

  • 選択肢1:適切(正しい)障害福祉サービスの利用には、市町村の支給決定が必要です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)65歳以上でも、介護保険にないサービスなどは障害福祉サービスで利用できます。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)支給決定は、市町村が行います。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)一定の難病の患者も、障害者総合支援法の対象に含まれます。
  • 選択肢5:適切(正しい)自立支援給付には、介護給付費、訓練等給付費、自立支援医療費、補装具費などがあります。
この問題のポイント【頻出テーマ:障害者総合支援法】「実施主体は市町村」「難病患者も対象」「介護保険にないサービスは65歳以降も利用可」です。

問題55(福祉サービス分野)

生活困窮者自立支援法について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1住居確保給付金の支給は、必須事業である。
  2. 2自立相談支援事業は、必須事業である。
  3. 3事業の実施主体は、国である。
  4. 4対象は、生活保護受給者に限られる。
  5. 5家計改善支援事業は、必須事業である。
問題55の解答と解説を見る

正解:1・2

  • 選択肢1:適切(正しい)住居確保給付金の支給は、必須事業です。
  • 選択肢2:適切(正しい)自立相談支援事業は、福祉事務所を設置する自治体の必須事業です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)実施主体は、都道府県、市、福祉事務所を設置する町村です。
  • ×選択肢4:不適切(誤り)対象は、生活保護に至る前の段階の生活困窮者です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)家計改善支援事業は、努力義務とされている事業で、必須事業ではありません。
この問題のポイント【頻出テーマ:生活困窮者自立支援法】必須事業は「自立相談支援事業」と「住居確保給付金の支給」の2つです。

問題56(福祉サービス分野)

日常生活自立支援事業について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 1契約の内容を理解する能力がまったくない人も、利用することができる。
  2. 2日常的な金銭管理の援助を行う。
  3. 3福祉サービスの利用に関する援助を行う。
  4. 4実施主体は、都道府県社会福祉協議会又は指定都市社会福祉協議会である。
  5. 5利用者に代わって、施設への入所契約を締結する。
問題56の解答と解説を見る

正解:2・3・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)本事業は利用者との契約にもとづくため、契約内容を理解できる能力が必要です。
  • 選択肢2:適切(正しい)年金の受け取りや公共料金の支払いなど、日常的な金銭管理を援助します。
  • 選択肢3:適切(正しい)福祉サービスの情報提供や利用手続きの援助を行います。
  • 選択肢4:適切(正しい)実施主体は都道府県・指定都市の社会福祉協議会で、窓口業務は市町村社会福祉協議会などに委託できます。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)施設入所契約などの法律行為の代理は、成年後見制度の役割です。
この問題のポイント【頻出テーマ:日常生活自立支援事業】「社会福祉協議会が実施」「契約にもとづく」「福祉サービスの利用援助・日常的な金銭管理」で、成年後見制度との違いを押さえましょう。

問題57(福祉サービス分野)

後期高齢者医療制度について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 165歳以上の者は、全員が被保険者となる。
  2. 2医療機関の窓口での自己負担は、全員3割である。
  3. 375歳以上の者は、生活保護受給者を除き被保険者となる。
  4. 4運営主体は、都道府県ごとに設置される後期高齢者医療広域連合である。
  5. 5保険料は、全国一律である。
問題57の解答と解説を見る

正解:3・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)65〜74歳の人が被保険者になるのは、一定の障害があると広域連合の認定を受けた場合です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)自己負担は、所得に応じて1割・2割・3割です。
  • 選択肢3:適切(正しい)75歳以上の人(生活保護受給者を除く)は、後期高齢者医療制度の被保険者です。
  • 選択肢4:適切(正しい)運営主体は、都道府県ごとにすべての市町村が加入する後期高齢者医療広域連合です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)保険料は、広域連合ごとに定められます。
この問題のポイント【頻出テーマ:後期高齢者医療】「運営は広域連合」「75歳以上(一定の障害がある65歳以上)」「生活保護受給者は対象外」「自己負担は1〜3割」です。

問題58(福祉サービス分野)

高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づくサービス付き高齢者向け住宅について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1都道府県知事等の登録を受ける制度である。
  2. 2開設には、市町村長の許可が必要である。
  3. 3介護保険施設の一つである。
  4. 4少なくとも安否確認サービスと生活相談サービスを提供する。
  5. 5入居者は、介護保険の居宅サービスを利用することができない。
問題58の解答と解説を見る

正解:1・4

  • 選択肢1:適切(正しい)サービス付き高齢者向け住宅は、都道府県知事(指定都市・中核市の長を含む)への登録制度です。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)サービス付き高齢者向け住宅は、市町村長の許可ではなく、都道府県知事等への登録制度です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)サービス付き高齢者向け住宅は住宅であり、介護保険施設ではありません。
  • 選択肢4:適切(正しい)サービス付き高齢者向け住宅は、安否確認と生活相談のサービスの提供が必須です。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)入居者は、必要に応じて外部の居宅サービスなどを利用できます。
この問題のポイント【頻出テーマ:サ高住】「登録制度」「安否確認と生活相談が必須」「住宅なので外部の介護サービスを利用する」を押さえましょう。

問題59(福祉サービス分野)

育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1介護休業は、正社員しか取得することができない。
  2. 2事業主は、業務が忙しいことを理由に介護休業の申出を拒むことができる。
  3. 3介護休業中は、事業主が必ず賃金の全額を支払わなければならない。
  4. 4介護休暇は、対象家族が1人の場合は1年に5日まで、2人以上の場合は10日まで取得できる。
  5. 5介護休業は、対象家族1人につき通算93日まで、3回を上限として分割して取得できる。
問題59の解答と解説を見る

正解:4・5

  • ×選択肢1:不適切(誤り)有期雇用の労働者も、一定の要件を満たせば介護休業を取得できます。
  • ×選択肢2:不適切(誤り)要件を満たす労働者からの介護休業の申出を、事業主は拒むことができません。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)介護休業中の賃金の支払いは義務ではありません。雇用保険の要件を満たせば介護休業給付金が支給されます。
  • 選択肢4:適切(正しい)介護休暇は、年5日(対象家族が2人以上なら年10日)まで取得できます。
  • 選択肢5:適切(正しい)介護休業は、対象家族1人につき通算93日まで、3回まで分けて取得できます。
この問題のポイント【頻出テーマ:仕事と介護の両立】「介護休業は通算93日・3回まで」「介護休暇は年5日(2人以上は10日)」を覚え、家族介護者の支援に活かしましょう。

問題60(福祉サービス分野)

重層的支援体制整備事業について正しいものはどれか。2つ選べ。

  1. 1対象は、高齢者に限られる。
  2. 2市町村が任意で実施する事業である。
  3. 3社会福祉法とは関係のない事業である。
  4. 4相談支援、参加支援及び地域づくりに向けた支援を一体的に実施する。
  5. 5事業の実施主体は、国である。
問題60の解答と解説を見る

正解:2・4

  • ×選択肢1:不適切(誤り)高齢・障害・子ども・生活困窮など、属性や世代を問わず支援します。
  • 選択肢2:適切(正しい)重層的支援体制整備事業は、実施を希望する市町村が任意で行う事業です。
  • ×選択肢3:不適切(誤り)重層的支援体制整備事業は、社会福祉法にもとづく事業です。
  • 選択肢4:適切(正しい)「属性を問わない相談支援」「参加支援」「地域づくりに向けた支援」を一体的に行います。
  • ×選択肢5:不適切(誤り)実施主体は、市町村です。
この問題のポイント【頻出テーマ:地域共生社会】重層的支援体制整備事業は「社会福祉法」「市町村の任意事業」「属性を問わない相談支援・参加支援・地域づくり支援」がキーワードです。

予想問題パート2の結果を合格につなげる復習のポイント

得点の目安(各分野)今の状態次にやること
8割以上合格圏内間違えた問題の解説を確認し、苦手テーマだけを過去問で仕上げる
6〜8割合格ライン付近分野別に弱いテーマを洗い出し、直近5年分の過去問で同じテーマを解く
6割未満基礎の定着が必要テキストで基本事項を確認してから、過去問を1年分ずつ解説を読みながら解く
新人ケアマネ新人

古い過去問の知識のままだと、間違えることがあるんですね。

ベテランケアマネ先輩

そうなの。要介護認定の有効期間や保険料の段階、介護療養型医療施設の廃止など、制度が変わったテーマは要注意よ。過去問を解くときは、今の制度と照らし合わせて覚えてね。

ポイント:制度が変わったテーマに注意要介護認定の有効期間(更新認定は最長48か月)、第1号保険料の標準段階(13段階)、介護予防支援の指定対象の拡大、介護療養型医療施設の廃止(2024年3月末)、認知症基本法の施行(2024年1月)などは、古い過去問と答えが変わる可能性があるテーマです。

よくある質問(FAQ)

この予想問題は、実際の試験に出ますか?
この記事の問題は、過去問の出題テーマをもとに作成したオリジナル問題で、実際の試験に同じ問題が出るとは限りません。頻出テーマの理解度を確かめるために活用してください。
第29回ケアマネ試験の合格ラインは何点ですか?
合格点は試験後に確定します。直近の第27回・第28回は、介護支援分野18点、保健医療福祉サービス分野25点でした。各分野で8割を目標にすると安心です。
パート1とパート2は、どちらから解けばいいですか?
どちらから解いても問題ありません。パート1とパート2は出題テーマが重ならないように作成しているので、両方を解くと合計120問で頻出テーマを幅広く確認できます。
第29回から受験資格の実務経験は3年に短縮されますか?
受験資格を「5年以上かつ900日以上」から「3年以上かつ540日以上」に短縮する方針が示されていますが、2026年度(第29回)の試験には現行の要件が適用される見込みです。最新の情報は各都道府県の受験案内で確認してください。
まとめ
  • 第29回(令和8年度)ケアマネ試験は2026年10月11日に実施され、全60問・120分で行われる
  • この記事では、パート1とは別のテーマで作成したオリジナル予想問題60問(パート2)を掲載した
  • パート1とあわせて合計120問で、介護保険制度・医療・福祉の頻出テーマを幅広く確認できる
  • 保険料の13段階化、認定の有効期間、介護療養型医療施設の廃止、認知症基本法など、制度が変わったテーマに注意する
  • 予想問題で見つかった苦手テーマは、過去問10年分の解説で繰り返し解いて仕上げる

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