【コピペOK】ケアプラン第2表 ニーズ・長期目標・短期目標の書き方と300セット文例集

居宅サービス計画書(第2表)で書き方に最も悩むのが、「ニーズ(生活全般の解決すべき課題)」「長期目標」「短期目標」の3要素ではないでしょうか。
ケアマネジャーとして書類作成にあたっていると、こんな悩みにぶつかる方が多いはずです。
- 「ニーズ」と「課題」の違いがわからず、毎回書き方に迷う
- 長期目標と短期目標の粒度・期間設定の基準があいまい
- 利用者の言葉をどこまで原文で残すか判断に困る
- 抽象的になりがちで、評価可能な目標になっていないと指摘される
- 疾患別・場面別に書き分けたいが、毎回ゼロから考えるのが大変
- 監査・指導で「目標の達成度を測れない」と言われた
本記事では、現役ケアマネジャー監修のもと、運営基準と課題分析標準項目に沿った第2表の書き方の基本ルールと、そのままコピペで使えるニーズ・長期目標・短期目標の3点セット300例を、場面別・疾患別に整理しました。
新規プラン、更新プラン、退院後プラン、看取りプラン、要支援プランまで、現場のあらゆる場面を想定した文例を網羅しています。第2表の作成に悩んだとき、まずはこのページをブックマークしてご活用ください。
1. 第2表の構成と各要素の意味
1-1. 第2表「居宅サービス計画書(2)」の項目構成
居宅サービス計画書(第2表)には、以下の項目を記載します。
- 生活全般の解決すべき課題(ニーズ)
- 目標:長期目標/短期目標/期間
- 援助内容:サービス内容/サービス種別/頻度/期間
このうち、書き方で最も悩むのが 「ニーズ」「長期目標」「短期目標」の3要素 です。
1-2. ニーズ(生活全般の解決すべき課題)とは
「ニーズ」とは、利用者・家族の意向とアセスメント結果から導かれる、ケアマネジメントで取り組むべき生活上の課題 です。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| デマンド(要求) | 本人や家族の希望・要望(一次情報) |
| ニーズ(生活上の課題) | アセスメントを経て、専門的視点で整理された解決すべき課題(最終形) |
つまりニーズは、本人の言葉そのままではなく、ケアマネが専門的判断で整理した「解決すべき生活課題」 です。
書き方は 「○○○○できるようになりたい」「○○○○な生活を維持したい」など、本人の主体性が見える一人称・希望形 が一般的です。
1-3. 長期目標とは
長期目標 は、ニーズが充足された状態をイメージして設定する、6カ月〜1年後の到達目標 です。
- 期間:通常 6カ月〜1年(認定有効期間内に収める)
- 主語:利用者本人
- 表現:「○○○○できる」「○○○○が実現できる」のように 達成可能な状態を客観的に記述
1-4. 短期目標とは
短期目標 は、長期目標を達成するための 1〜3カ月単位の具体的なステップ目標 です。
- 期間:通常 1〜3カ月(モニタリング周期に合わせる)
- 主語:利用者本人
- 表現:「○○○○できるようになる」「○○○○の頻度が増える」のように 評価可能・観察可能な行動レベル
1-5. 3要素の関係
| 要素 | 主眼 | 期間 | 評価のポイント |
|---|---|---|---|
| ニーズ | 解決すべき課題(本人の希望形) | (課題が解消されるまで) | 本人の主体性・生活全般の視点 |
| 長期目標 | ゴール状態(到達目標) | 6カ月〜1年 | 達成可能性・客観性 |
| 短期目標 | ステップ目標(具体的行動) | 1〜3カ月 | 評価可能性・SMART性 |
3要素は論理的に一貫している必要があります。短期目標を積み重ねれば長期目標が達成され、長期目標が達成されればニーズが充足される、という関係性です。
2. 書き方の基本ルール(運営基準・SMART原則)
2-1. 根拠(運営基準・標準項目)
書き方の根拠は次の通りです。
- 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準(厚生省令第38号)第13条第8号:居宅サービス計画原案の作成
- 居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について(老振発第0331第3号):第2表の記載事項の趣旨
- 厚生労働省「課題分析標準項目」(老企第29号):アセスメントの23項目
- 介護報酬告示・介護保険制度の理念:自立支援・重度化防止
2-2. SMART原則を踏まえた目標設定
短期目標・長期目標は、SMART原則 を意識すると評価可能な目標になります。
| 要素 | 意味 | チェックポイント |
|---|---|---|
| Specific | 具体的 | 何が、いつ、どこで、どうなるのか明確か |
| Measurable | 測定可能 | 達成度が数値・観察で測れるか |
| Achievable | 達成可能 | 利用者の状態で実現可能か |
| Relevant | 関連性 | ニーズと整合しているか |
| Time-bound | 期限明確 | 期間が具体的に設定されているか |
2-3. 監査・指導で見られる10チェックポイント
実地指導・運営指導の現場で多く指摘されるポイントは次の通りです。
- ニーズが本人の意向(一人称・希望形)で書かれているか
- 「特に問題なし」「現状維持」など曖昧な記載になっていないか
- 長期目標と短期目標の粒度が適切に区別されているか
- 長期目標と短期目標の期間設定が認定期間と整合しているか
- 目標が観察可能・測定可能に書かれているか(SMART原則)
- 短期目標を達成すれば長期目標に近づく論理関係になっているか
- ニーズ・目標・援助内容の3要素が一貫しているか
- 更新時に過去のコピペになっていないか(達成度評価が反映されているか)
- 介護保険の理念(自立支援・重度化防止)が反映されているか
- 本人・家族の意向との整合性が取れているか
2-4. NG例とOK例(Before / After)
| Before(NG例) | 問題点 | After(OK例) |
|---|---|---|
| ニーズ「特に問題なし」 | 課題が見えない、ケアマネジメントの放棄 | 「現在の身体機能を維持し、自宅での生活を続けたい」 |
| 長期目標「自立した生活」 | 抽象的すぎ、評価できない | 「家事の8割を自分で行い、週3日の趣味活動に参加できる」 |
| 短期目標「リハビリを頑張る」 | 励まし表現で目標になっていない | 「訪問リハビリを週2回継続し、屋内歩行が見守りで可能となる」 |
| ニーズ「介護をしてほしい」 | 主体性が見えない、サービス前提の記載 | 「できる範囲で自分で動きながら、必要な介助を受けて自立した生活を継続したい」 |
| 長期目標「健康に過ごす」 | 主観的・観察不可 | 「血圧130/80以下を維持し、合併症の悪化を予防できる」 |
| 短期目標「服薬する」 | 行動の方向性が不明 | 「1日3回の服薬を訪問看護の確認のもとで継続できるようになる」 |
| ニーズ「家族が困っている」 | 主語が家族 | 「家族の介護負担を分散し、安心して在宅生活を続けたい」 |
| 長期目標「サービスを使う」 | サービス利用が目標化している | 「サービスを活用しながら、自宅で穏やかな生活を継続できる」 |
2-5. ニーズ・長期目標・短期目標の文型テンプレ
ニーズ(本人の言葉風 一人称・希望形)
- 「○○○○したい」
- 「○○○○ができるようになりたい」
- 「○○○○な生活を続けたい」
- 「○○○○せずに○○○○したい」(〜を予防しながら〜したい)
- 「○○○○の負担を減らしながら○○○○したい」
長期目標(達成状態を客観表現で)
- 「○○○○できる」
- 「○○○○が実現できる」
- 「○○○○な状態を維持できる」
- 「○○○○の頻度/量/時間が○○になる」
- 「○○○○せずに(予防しつつ)○○○○できる」
短期目標(観察可能・1〜3カ月で達成可能なステップ)
- 「○○○○できるようになる」
- 「週○回の○○○○を継続できる」
- 「○○○○の頻度が増える/減る」
- 「○○○○について本人・家族が理解できる」
- 「○○○○の症状(再発・悪化)が見られない」
3. カテゴリ別 ニーズ・長期目標・短期目標 文例300セット
ここからは、実務でそのままコピペできるニーズ・長期目標・短期目標の3点セットを、場面別・疾患別に整理しました。利用者の状態に合わせて、固有名詞・期間・サービス名を置き換えてご活用ください。
各セットは「ニーズ|長期目標|短期目標」の3要素構成です。
3-1. 移乗・移動・歩行(15セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 転倒せず安全に自宅内を移動したい | 転倒せず安全に自宅内を移動できる | 福祉用具を活用し、歩行が見守りで安全に行える |
| 屋外を1人で歩いて外出したい | 杖を使って屋外歩行が安全にできる | 訪問リハビリで歩行訓練を週2回継続できる |
| ベッドからの起き上がりを自分でできるようになりたい | ベッドからの起き上がりが自立してできる | 介助バーの設置と訓練で、起居動作が改善する |
| 車いすへの移乗を安全に行いたい | 車いすへの移乗が見守りで安全にできる | 移乗動作の練習を週3回継続できる |
| 階段昇降を自分でできるようになりたい | 手すりを使って階段昇降が安全にできる | 通所リハビリで階段昇降訓練を週2回継続できる |
| 痛みなく歩けるようになりたい | 疼痛コントロールが取れた状態で歩行できる | 服薬と運動療法で疼痛が軽減する |
| 寝たきりを予防したい | 1日2時間以上の離床時間を確保できる | 1日2回のベッドからの離床ができるようになる |
| 拘縮の進行を防ぎたい | 関節可動域が現状から悪化しない | 訪問リハビリで関節可動域訓練を週3回継続できる |
| 歩行器を上手に使えるようになりたい | 歩行器を使って屋内外を安全に移動できる | 福祉用具導入後1カ月で適切な使用方法が定着する |
| 自宅から近所のスーパーまで歩いて買い物に行きたい | 月4回以上、近所のスーパーまで歩行で外出できる | 訪問リハビリで耐久性訓練を週2回継続できる |
| 外出時の転倒不安を減らしたい | 外出時の転倒不安が軽減し外出機会が週3回以上になる | 通所リハビリで歩行訓練を週2回継続できる |
| 床からの立ち上がりができるようになりたい | 床からの立ち上がりが見守りでできる | 下肢筋力訓練を週3回継続できる |
| 杖なしで歩けるようになりたい | 屋内を杖なしで歩行できる | 下肢筋力強化訓練を週3回継続できる |
| 自宅内の段差で転ばないようにしたい | 自宅内の段差で転倒しない | 住宅改修と福祉用具導入で段差を解消する |
| 入院前の歩行能力を取り戻したい | 入院前と同等の歩行能力を獲得する | 通所リハビリで集中的な歩行訓練を週3回継続できる |
3-2. 排泄(12セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 自分でトイレに行けるようになりたい | 日中のトイレでの排泄が自立してできる | 排泄パターンに合わせた声かけ・誘導で失禁が減る |
| 夜間も自分で排泄できるようにしたい | 夜間もポータブルトイレで自立して排泄できる | ポータブルトイレ設置と夜間動線の確保ができる |
| オムツを外して尿意をしっかり伝えたい | オムツ離脱し、トイレで排泄できる | 排泄日誌をつけ、排尿パターンを把握できる |
| 便秘を解消したい | 排便が3日に1回以上ある | 食事内容の調整と運動療法で排便リズムが整う |
| 残尿感を減らしたい | 残尿感が軽減され、排尿が円滑に行える | 服薬管理と排尿日誌で症状が把握できる |
| 失禁の不安を減らしたい | 失禁回数が週○回以下に減る | 排泄誘導とリハパンの活用で失禁が減る |
| 便失禁を予防したい | 便失禁が起きない | 食事内容の調整・服薬管理で便通が安定する |
| 自宅で安全に排泄したい | 自宅トイレで排泄が自立してできる | 手すり設置・夜間照明等の環境整備ができる |
| 介護者の負担を減らした排泄ケアにしたい | 介護者の排泄介助時間が日○分以下に減る | 福祉用具と排泄リズム調整で介助時間が短縮する |
| ストマケアを継続したい | ストマケアが本人・家族で継続できる | 訪問看護の指導でストマケアが習得できる |
| 膀胱留置カテーテル管理を続けたい | カテーテル管理が安全に継続できる | 訪問看護で月1回のカテーテル交換と感染予防ができる |
| 尿失禁を予防したい | 尿失禁の頻度が週○回以下に減る | 骨盤底筋訓練を週3回継続できる |
3-3. 入浴・清潔保持(12セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 自宅で入浴したい | 自宅浴槽で安全に入浴できる | 福祉用具と手すりを活用し、入浴動作が見守りで可能となる |
| デイで入浴を継続したい | 週2回の通所での入浴が継続できる | 通所介護での安全な入浴が定着する |
| 訪問入浴で清潔を保ちたい | 週1回の訪問入浴で清潔保持ができる | 訪問入浴の利用が定着し、皮膚状態が良好に保たれる |
| 自分で身体を洗えるようになりたい | 入浴時の洗体が自立してできる | 訪問リハビリで上肢機能訓練を週2回継続できる |
| 浴槽への出入りを安全に行いたい | 浴槽への出入りが見守りで安全にできる | 浴槽用手すり・シャワーチェアの活用が定着する |
| 寝たきりでも入浴を続けたい | 訪問入浴で清潔保持が継続できる | 週1回の訪問入浴を継続できる |
| 入浴時の転倒を予防したい | 入浴時の転倒が起きない | 浴室手すり設置・滑り止めマットの活用ができる |
| 入浴拒否があっても清潔を保ちたい | 週○回の入浴・清拭で清潔保持ができる | 本人のペースに合わせた入浴支援が定着する |
| 皮膚トラブルを予防したい | 皮膚状態が良好に保たれる | 訪問看護による皮膚観察が週1回継続できる |
| 心臓に負担をかけず入浴したい | 安全な入浴が継続できる | 通所サービスでの入浴管理が定着する |
| 認知症があっても入浴を継続したい | 週○回の入浴が継続できる | 認知症対応型デイでの入浴支援が定着する |
| 介護者の入浴介助負担を減らしたい | 介護者の入浴介助時間が週○時間以下に減る | 通所介護・訪問入浴の活用で介助負担が軽減する |
3-4. 食事・栄養(12セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 自分で食事ができるようになりたい | 食事動作が自立してできる | 自助具の活用と訓練で食事が自立する |
| 好きな物を食べたい | 安全に経口摂取が継続できる | 嚥下訓練と食事形態の調整ができる |
| 栄養バランスのとれた食事をしたい | 1日3食、栄養バランスのとれた食事が継続できる | 配食サービスと訪問介護で食事が確保できる |
| 体重減少を予防したい | 体重が現状を維持する | 食事摂取量と栄養補助食品で体重維持できる |
| 誤嚥を予防したい | 誤嚥性肺炎が起きない | 嚥下訓練と食事姿勢の改善ができる |
| 自宅で調理を続けたい | 簡単な調理が継続できる | ヘルパーとの共同調理で調理動作が維持できる |
| 食事を楽しみたい | 1日3食を楽しんで食べることができる | 本人の好みを取り入れた食事提供ができる |
| 嚥下障害があっても経口摂取を続けたい | きざみ・ペースト食で経口摂取が継続できる | 言語聴覚士の嚥下訓練が週2回継続できる |
| 胃ろうを管理しながら経口摂取も続けたい | 胃ろう管理と経口摂取の併用ができる | 訪問看護による胃ろう管理が継続できる |
| 食事の準備が自分でできるようになりたい | 簡単な食事の準備ができる | ヘルパーの援助で買い物・調理ができる |
| 塩分制限食を続けたい | 塩分摂取量が1日6g以下になる | 配食サービスと栄養指導が定着する |
| 糖尿病食を継続したい | 血糖値が良好に保たれる | 配食サービスと栄養士の指導が定着する |
3-5. 介護負担の軽減(10セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 家族の介護負担を減らしたい | 介護者のレスパイト機会が月○回確保される | ショートステイの計画的利用が定着する |
| 介護者の心身負担を軽減したい | 介護者の体調が良好に保たれる | 介護者の通院・休養機会が週○回確保される |
| 介護者の就労を継続できるようにしたい | 介護者が就労を継続できる | 通所サービスの長時間利用が定着する |
| 老老介護を続けたい | 夫婦双方の生活機能が維持される | 双方への介護保険サービスが導入される |
| 認知症介護の方法を学びたい | 介護者が認知症介護に対応できる | 家族介護教室への参加が継続できる |
| 緊急時に対応できる体制を整えたい | 緊急時の連絡体制が文書化共有される | 連絡先一覧が事業所間で共有される |
| 介護離職を予防したい | 介護者の就労継続ができる | サービス時間の調整で就労時間が確保される |
| 子世代の介護負担を減らしたい | 兄弟間の介護分担が成立する | 兄弟会議でのサービス調整が定着する |
| 遠距離介護の不安を減らしたい | 遠方家族の安心感が得られる | ICTツールでの状況共有が定着する |
| 介護者の社会的孤立を予防したい | 介護者が家族会・サロンに参加できる | 月1回の家族会への参加が定着する |
3-6. 意欲向上・社会参加(10セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 趣味の活動を続けたい | 週○回の趣味活動への参加が継続できる | デイサービスでの趣味活動への参加が定着する |
| 他者との交流を増やしたい | 月○回の他者交流の機会が確保される | 通所サービスでの交流が継続できる |
| 役割を持ちたい | 家族・地域での役割が継続できる | 家事・近隣との交流での役割が見つかる |
| 引きこもりを予防したい | 週○回以上の外出機会が確保される | 通所サービス・地域サロンへの参加が定着する |
| 生活意欲を取り戻したい | 生活への意欲が回復し、活動量が増える | 興味のある活動への参加が週○回確保される |
| カラオケを楽しみたい | デイサービスで月○回カラオケに参加できる | 通所サービスでの趣味活動が定着する |
| 散歩を続けたい | 週○回の散歩が継続できる | ヘルパー同行で散歩が週○回できる |
| 季節を感じる外出をしたい | 季節ごとの外出機会が確保される | 通所サービスの外出企画への参加が定着する |
| 生きがいを再発見したい | 生きがいとなる活動が見つかる | 本人の興味関心を活かしたプログラムへの参加が定着する |
| 地域の活動に参加したい | 地域の通いの場・サロンに継続参加できる | 月○回の地域活動への参加が定着する |
3-7. 病状管理 – 脳血管疾患(10セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 脳梗塞の再発を予防したい | 脳梗塞の再発が起きない | 服薬・血圧管理が訪問看護で確実にできる |
| 片麻痺でも生活機能を維持したい | ADLが現状を維持する | 訪問リハビリで機能訓練が週2回継続できる |
| 失語症があってもコミュニケーションを取りたい | 家族・関係者とのコミュニケーションが取れる | 言語聴覚士の訪問リハビリが週1回継続できる |
| 嚥下機能を維持したい | 経口摂取が継続できる | 嚥下訓練と食事形態調整ができる |
| 退院後の機能回復を目指したい | 退院前の生活水準に近づく | 訪問・通所リハビリの集中支援ができる |
| 高次脳機能障害があっても自宅で生活したい | 自宅で生活機能を維持できる | 作業療法士の訪問リハビリが週1回継続できる |
| 血圧コントロールを継続したい | 血圧130/80以下を維持できる | 訪問看護で週1回の血圧測定と服薬管理ができる |
| 利き手交換訓練を続けたい | 食事・更衣が自立してできる | OTの訪問リハビリで利き手交換訓練ができる |
| 拘縮を予防したい | 関節可動域が現状を維持する | 訪問リハビリで関節可動域訓練が週2回継続できる |
| 再発兆候の早期発見をしたい | 再発時に早期対応ができる | 家族・関係者で症状の早期発見ポイントが共有される |
3-8. 病状管理 – 心疾患・心不全(8セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 心不全の悪化を予防したい | 心不全症状が安定して保たれる | 服薬管理と体重測定が日々継続できる |
| 在宅酸素療法を継続したい | 在宅酸素療法が安全に継続できる | 機器管理と訪問看護のモニタリングが定着する |
| 塩分・水分管理を徹底したい | 1日塩分6g以下、適切な水分量が継続できる | 配食サービスと栄養指導が定着する |
| 入浴を安全に継続したい | 心臓に負担なく入浴が継続できる | 通所サービスでの入浴が定着する |
| 再入院を予防したい | 心不全による再入院が起きない | 訪問看護で症状観察が週1回継続できる |
| ペースメーカー管理を継続したい | ペースメーカー管理が継続できる | 訪問看護で機器・身体観察が継続できる |
| 心不全の終末期を穏やかに過ごしたい | 苦痛が少ない状態で過ごせる | 訪問診療・訪問看護24時間体制が確保される |
| 適切な活動量で生活したい | 心臓に負担のない活動量が継続できる | 訪問リハビリで運動量の評価ができる |
3-9. 病状管理 – 高血圧(6セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 血圧を安定させたい | 血圧130/80以下を維持できる | 服薬管理と毎日の血圧測定が継続できる |
| 服薬を確実に続けたい | 1日3回の服薬が継続できる | 訪問看護・ヘルパーによる服薬支援が定着する |
| 脳血管疾患の再発を予防したい | 脳血管疾患の再発が起きない | 血圧管理と生活習慣指導が定着する |
| 塩分を控えた食事をしたい | 塩分摂取量1日6g以下が継続できる | 配食サービス・栄養指導が定着する |
| 起立性低血圧での転倒を予防したい | 起立時のふらつきがなくなる | 服薬時間と立ち上がり動作の指導ができる |
| 自己血圧測定を続けたい | 1日2回の自己血圧測定が習慣化する | 家族と一緒に血圧測定の習慣がつく |
3-10. 病状管理 – 糖尿病(8セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 血糖コントロールを安定させたい | HbA1c 7.0%以下を維持できる | 服薬・インスリン管理と食事療法が継続できる |
| インスリン注射を確実に続けたい | インスリン自己注射が継続できる | 訪問看護による注射管理が定着する |
| 低血糖を予防したい | 低血糖発作が起きない | 食事・運動・服薬のバランス管理ができる |
| 糖尿病性合併症を予防したい | 合併症の進行が見られない | 定期受診と訪問看護のモニタリングが継続できる |
| フットケアを続けたい | 足部潰瘍が起きない | 週1回のフットケアが継続できる |
| 透析導入を回避したい | 腎機能の悪化が見られない | 食事療法と医療管理が継続できる |
| 視力低下に対応したい | 視力低下による生活困難が軽減する | 通院介助で眼科受診が継続できる |
| 食事療法を継続したい | 食事療法が日々継続できる | 配食サービスと栄養指導が定着する |
3-11. 転倒・骨折(10セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 転倒を予防したい | 転倒が起きない | 住宅改修と福祉用具導入で危険箇所が解消される |
| 大腿骨頸部骨折術後の機能を回復したい | 術前のADLレベルに戻る | 通所・訪問リハビリで集中的な機能訓練ができる |
| 腰椎圧迫骨折の痛みをコントロールしたい | 疼痛コントロールが取れた状態が維持される | コルセット活用と服薬管理が継続できる |
| 再骨折を予防したい | 再骨折が起きない | 骨粗鬆症治療薬の服用と転倒予防策が定着する |
| 自宅環境を安全にしたい | 自宅内の転倒リスクが最小化される | 訪問リハビリによる環境評価と整備ができる |
| 機能訓練を続けて筋力を維持したい | 下肢筋力が現状を維持する | 機能訓練特化型デイでの訓練が週3回継続できる |
| 夜間の転倒を予防したい | 夜間の転倒が起きない | ポータブルトイレ・夜間センサーが活用できる |
| 服薬による転倒リスクを下げたい | 服薬による眠気・ふらつきが軽減される | 主治医による服薬調整ができる |
| 転倒の不安を減らしたい | 転倒の不安が軽減し外出機会が増える | 通所リハビリで歩行訓練が継続できる |
| 骨密度を維持したい | 骨密度が現状を維持する | 骨粗鬆症治療薬の服用と栄養指導が定着する |
3-12. 病状管理 – 呼吸器疾患・COPD(8セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 息切れなく生活したい | 呼吸困難が軽減され、活動量が維持される | 在宅酸素療法と呼吸リハビリが定着する |
| COPDの急性増悪を予防したい | 急性増悪が起きない | 感染予防と服薬・吸入療法が継続できる |
| 在宅酸素療法を続けたい | 在宅酸素療法が安全に継続できる | 機器管理と訪問看護のモニタリングが定着する |
| 痰の喀出を支援してほしい | 痰の喀出が効果的にできる | 訪問看護による痰の吸引と排痰援助が継続できる |
| 呼吸機能を維持したい | 呼吸機能が現状を維持する | 通所・訪問リハビリでの呼吸訓練が継続できる |
| 感染症を予防したい | 感染症(肺炎・インフルエンザ)が起きない | ワクチン接種と感染予防教育が定着する |
| 入浴を安全に続けたい | 安全な入浴が継続できる | 通所サービス・訪問入浴の活用が定着する |
| 呼吸器疾患の終末期を穏やかに過ごしたい | 苦痛が少ない状態で過ごせる | 訪問診療・訪問看護24時間体制が確保される |
3-13. 病状管理 – 関節系疾患(リウマチ・変形性関節症)(8セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 関節の痛みを軽減したい | 疼痛コントロールが取れた状態が維持される | 服薬管理と温熱療法が継続できる |
| 関節可動域を維持したい | 関節可動域が現状を維持する | 訪問リハビリで関節可動域訓練が週2回継続できる |
| 自助具を活用してADLを維持したい | 自助具を活用してADLが自立してできる | OTによる自助具選定と練習が定着する |
| 関節リウマチの服薬を続けたい | 関節リウマチの病勢が安定する | 訪問看護による服薬管理と症状観察が継続できる |
| 入浴で痛みを和らげたい | 入浴で疼痛軽減ができる | 通所サービスでの入浴と温熱療法が定着する |
| 家事を続けられるようにしたい | 簡単な家事が継続できる | 自助具と環境整備で家事動作が継続できる |
| 関節保護の生活習慣を身につけたい | 関節への負担を最小化する生活ができる | OTによる生活指導が定着する |
| 朝のこわばりを軽減したい | 朝のこわばりによる活動制限が軽減する | 入浴・温熱療法と運動療法が定着する |
3-14. 病状管理 – パーキンソン病(8セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| ON/OFFを踏まえた生活リズムを維持したい | ON時間に合わせた活動が継続できる | 服薬時間の徹底と症状観察が定着する |
| すくみ足での転倒を予防したい | すくみ足による転倒が起きない | 歩行リズム訓練と環境整備ができる |
| 嚥下機能を維持したい | 経口摂取が継続できる | STによる嚥下訓練が週1回継続できる |
| パーキンソン病の進行を緩やかにしたい | 進行が現状から大きく悪化しない | 訪問リハビリで運動療法が継続できる |
| 服薬を確実に続けたい | 服薬時間の遅れがなくなる | 訪問看護とヘルパーによる服薬支援が定着する |
| 構音障害があってもコミュニケーションを取りたい | 家族・関係者とのコミュニケーションが取れる | STによる構音訓練が継続できる |
| 自助具を活用してADLを維持したい | 食事・更衣のADLが継続できる | OTによる自助具選定と練習が定着する |
| 認知機能の変化に対応したい | 認知機能の状態に応じた支援が提供される | 神経内科・認知症外来の連携が継続できる |
3-15. 病状管理 – 神経難病・ALS(6セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 進行に応じたサービスを段階的に増やしたい | 進行段階に合わせたサービスが提供される | ステージ評価と支援計画の見直しが定期的にできる |
| コミュニケーション手段を維持したい | 意思伝達装置・コミュニケーションボードが活用される | OT・STによる導入支援ができる |
| 呼吸機能を維持したい | 呼吸機能の維持と急変対応ができる | 訪問看護による呼吸状態のモニタリングが継続できる |
| 嚥下機能を維持したい | 経口摂取が可能な範囲で継続できる | STによる嚥下訓練が継続できる |
| 介護負担を軽減したい | 家族の介護負担が軽減する | 訪問看護24時間と訪問介護の頻度増で負担分散できる |
| 終末期の意思を尊重した支援を受けたい | ACPに基づく終末期ケアが提供される | ACPの定期的な確認と記録が継続できる |
3-16. 褥瘡(6セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 褥瘡を予防したい | 褥瘡が発生しない | 体位変換と皮膚観察が定着する |
| 褥瘡の悪化を防ぎたい | 褥瘡が現状から悪化しない | 訪問看護による創処置と評価が継続できる |
| 褥瘡を治癒させたい | 褥瘡が治癒する | 創処置と栄養管理の徹底ができる |
| エアマットレスを活用したい | エアマットレスでの体圧分散ができる | 福祉用具の選定と使用が定着する |
| 栄養状態を改善し褥瘡治癒を促したい | 栄養状態が改善する | 配食サービスと栄養補助食品の活用ができる |
| 介護者が褥瘡予防のケアを習得したい | 介護者が褥瘡予防のコツを習得する | 訪問看護師による家族指導が継続できる |
3-17. 看取り・ターミナル期(10セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 自宅で最期を迎えたい | 自宅での看取りができる | 訪問診療・訪問看護24時間体制が確保される |
| 苦痛なく過ごしたい | 疼痛コントロールが取れた状態で過ごせる | 麻薬管理と疼痛緩和ケアが継続できる |
| 家族と最期の時間を過ごしたい | 家族との時間が継続的に確保される | 訪問サービスでの見守り体制が整備される |
| 本人の意思を尊重した支援を受けたい | ACPに基づく支援が継続できる | ACPの定期的な確認と記録が継続できる |
| 家族のグリーフケアを受けたい | 家族のグリーフケアが提供される | 看取り後の家族フォローが継続できる |
| 在宅と入院の選択肢を残しておきたい | 状態に応じた選択肢が確保される | 連携病院との情報共有が継続できる |
| 食べたいものを食べたい | 経口摂取が可能な範囲で継続できる | 食事形態の調整と摂食支援が継続できる |
| 痛み以外の不快症状も緩和したい | 不快症状が軽減される | 訪問看護による包括的症状緩和が継続できる |
| 本人の尊厳を最後まで守りたい | 本人の意思と尊厳が尊重される | 多職種チームで尊厳保持の関わりが定着する |
| 看取りの場所を選択できるようにしたい | 本人の意向に沿った場所での看取りができる | 在宅・施設・病院の選択肢が継続的に確認できる |
3-18. 住宅環境の整備(10セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 自宅で安全に生活したい | 自宅環境の危険箇所が解消される | 住宅改修と福祉用具導入が完了する |
| 浴室での転倒を予防したい | 浴室での転倒が起きない | 浴室手すり設置・滑り止めマット導入ができる |
| トイレでの自立を維持したい | トイレでの排泄が自立してできる | トイレ手すり・温水洗浄便座の導入ができる |
| 玄関の段差を解消したい | 玄関の段差が解消される | スロープ設置・上がり框の改修ができる |
| 寝室から離れずに生活したい | 寝室周辺で生活が完結する | 寝室近くにポータブルトイレ・配食を配置できる |
| 車いすでも生活できるようにしたい | 車いすでの生活動線が確保される | 段差解消・廊下幅の確保ができる |
| 介護用ベッドを導入したい | 介護用ベッドで起居動作が楽になる | 特殊寝台の導入と適切な使用が定着する |
| 階段の昇降を続けたい | 2階自室での生活が継続できる | 階段手すり・階段昇降機の導入ができる |
| 認知症でも安全な環境を整えたい | 認知症があっても安全に生活できる | センサー・GPS・IH調理器の導入ができる |
| リフトで安全に移乗したい | 移乗時の事故が起きない | 介護リフトの導入と使用方法習得ができる |
3-19. うつ・不安・精神症状(8セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 気分の落ち込みを軽減したい | 気分が安定して保たれる | 精神科主治医との連携と服薬管理が継続できる |
| 不眠を改善したい | 睡眠時間が確保される | 生活リズムの改善と服薬管理が定着する |
| 不安を軽減したい | 不安が軽減され外出機会が増える | 訪問看護でのカウンセリングと服薬管理が継続できる |
| うつ病からの回復を目指したい | うつ症状が緩和される | 精神科治療と通所サービスの活用が継続できる |
| 精神疾患の症状を安定させたい | 精神症状が安定して保たれる | 精神科主治医との連携と服薬管理が定着する |
| 社会参加を再開したい | 通所サービス・地域活動への参加ができる | 通所サービスへの参加が週○回定着する |
| 自殺念慮を予防したい | 自殺念慮が見られない | 主治医・訪問看護による継続支援ができる |
| 配偶者死別の喪失感を乗り越えたい | 喪失感が軽減され生活意欲が回復する | 家族・専門職の継続支援ができる |
3-20. 口腔衛生・嚥下(6セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 誤嚥性肺炎を予防したい | 誤嚥性肺炎が起きない | 口腔ケアと嚥下訓練が継続できる |
| 自分の歯で食べ続けたい | 経口摂取が継続できる | 訪問歯科衛生士の口腔ケアが週1回継続できる |
| 入れ歯を適切に使いたい | 入れ歯の使用が定着する | 訪問歯科診療で義歯調整が継続できる |
| 嚥下機能を維持したい | 嚥下機能が維持される | STによる嚥下訓練が週1回継続できる |
| 口腔内を清潔に保ちたい | 口腔内が清潔に保たれる | 毎日の口腔ケアが定着する |
| 食事形態の調整で安全に食べたい | 食事形態に応じた経口摂取が継続できる | 多職種で食事形態の評価と調整ができる |
3-21. コミュニケーション(6セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 家族とコミュニケーションを続けたい | 家族との会話・交流が継続できる | コミュニケーション手段の確保と活用が定着する |
| 失語症があっても意思を伝えたい | 意思伝達手段が確保される | コミュニケーションボードと筆談ノートの活用が定着する |
| 補聴器を活用して聞き取りを改善したい | 補聴器使用で聞き取りが改善する | 補聴器の調整と使用習慣が定着する |
| 認知症でも自分の意思を伝えたい | 推定意思を尊重した関わりが継続できる | 多職種で意思決定支援の関わりが定着する |
| 構音障害があっても会話したい | 家族・関係者との会話が継続できる | STによる構音訓練と環境整備ができる |
| 視覚障害があっても情報にアクセスしたい | 情報入手手段が確保される | 音声機器・点字資料の活用が定着する |
3-22. 経済状態・権利擁護(5セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 経済的に安定した生活を続けたい | 経済面での不安が軽減する | 福祉サービス・年金・貸付制度の活用ができる |
| 金銭管理を支援してもらいたい | 金銭管理が継続できる | 日常生活自立支援事業・成年後見制度の活用ができる |
| 高齢者虐待から保護されたい | 安全な生活環境が確保される | 地域包括・行政との連携による保護ができる |
| 成年後見制度を活用したい | 成年後見人による身上監護・財産管理ができる | 成年後見制度申立てが完了する |
| 経済的虐待を予防したい | 経済的虐待が起きない | 成年後見制度の活用と関係者連携ができる |
3-23. 認知症(12セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 認知症の進行を緩やかにしたい | 認知症の進行が緩やかになる | 認知症対応型デイ・認知症外来の継続活用ができる |
| 服薬を確実に続けたい | 服薬の継続ができる | 訪問薬剤師・ヘルパー・お薬カレンダーで服薬支援が定着する |
| 帰宅願望に対応したい | 帰宅願望が軽減される | なじみの環境・対応の工夫が定着する |
| 徘徊による事故を予防したい | 徘徊による事故が起きない | GPS・見守りセンサーの活用ができる |
| 介護拒否があっても支援を続けたい | 必要な介護が受けられる | なじみの職員による継続支援が定着する |
| 認知症でも在宅生活を続けたい | 在宅生活が継続できる | 多職種チームによる包括的支援が定着する |
| 夜間不穏を改善したい | 夜間の睡眠が確保される | 生活リズムの調整と服薬調整ができる |
| BPSDの増悪を予防したい | BPSDが安定して保たれる | 薬剤調整・環境調整・対応の工夫が定着する |
| 家族の認知症介護スキルを向上したい | 家族の介護スキルが向上する | 家族介護教室への参加が継続できる |
| 認知症の終末期を穏やかに過ごしたい | 認知症の終末期が穏やかに過ごせる | 訪問診療・訪問看護による看取り支援が継続できる |
| 若年性認知症の就労を継続したい | 就労または社会活動が継続できる | 若年性認知症対応の支援機関が活用できる |
| 成年後見制度を活用したい | 成年後見人による身上監護・財産管理ができる | 成年後見制度申立てが完了する |
3-24. 独居(10セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 独居でも安心して生活したい | 独居生活が継続できる | 訪問サービスと地域見守りが定着する |
| 安否確認の体制を整えたい | 毎日の安否確認ができる | 緊急通報装置・訪問サービスで安否確認が継続できる |
| 緊急時の対応体制を整えたい | 緊急時に速やかに対応できる | 連絡体制が文書化共有される |
| 服薬管理を支援してほしい | 服薬の継続ができる | 訪問薬剤師・ヘルパーによる服薬支援が定着する |
| 食事の準備を支援してほしい | 1日3食の食事が確保される | 配食サービスと訪問介護で食事が継続できる |
| 社会的孤立を予防したい | 他者交流の機会が週○回確保される | 通所サービス・地域サロンへの参加が定着する |
| 認知症が進んでも自宅で暮らしたい | 認知症があっても在宅生活が継続できる | 訪問看護・訪問介護・通所介護の併用が定着する |
| 成年後見制度を活用したい | 身寄りなしでも権利擁護ができる | 成年後見制度の申立てが完了する |
| 看取り期も自宅で過ごしたい | 独居でも在宅看取りができる | 24時間対応体制と親族の見守りが整備される |
| 火の元・戸締まりに不安なく過ごしたい | 火災事故が起きない | IH調理器の導入と安全確認が定着する |
3-25. 整容・身だしなみ(5セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 身だしなみを整えて生活したい | 身だしなみが整った状態で生活できる | ヘルパー・通所での整容支援が定着する |
| 自分で爪を切れるようになりたい | 爪切りが自立してできる | 訪問看護・通所での爪切り支援が継続できる |
| 髭剃りを継続したい | 髭剃りが自立してできる | 自助具・電動シェーバーの活用が定着する |
| ヘアケアを続けたい | 髪の手入れが継続できる | 通所サービス・訪問理美容での支援が定着する |
| 身だしなみで自尊心を保ちたい | 整った身だしなみで外出できる | 通所サービスでの身だしなみ支援が継続できる |
3-26. 退院後・退院支援(10セット)
| ニーズ | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 入院前の生活水準に戻りたい | 入院前のADL・IADLレベルが回復する | 訪問・通所リハビリの集中支援ができる |
| 再入院を予防したい | 再入院が起きない | 服薬管理・体調観察が継続できる |
| 退院後の医療継続を支援してほしい | 必要な医療が継続できる | 訪問看護・訪問診療の連携が定着する |
| 退院直後の不安を減らしたい | 退院後の生活への不安が軽減する | 訪問サービスの集中投入が継続できる |
| 自宅環境を退院前に整えたい | 退院時に自宅環境が整っている | 退院前の住宅改修と福祉用具導入が完了する |
| 介護方法を家族が習得したい | 家族が介護方法を習得する | 訪問看護師による家族指導が定着する |
| 通所サービスへ段階的に移行したい | 在宅生活が安定し通所サービス中心となる | 退院後3カ月で通所サービスへの移行ができる |
| 退院後の認知症悪化(せん妄)を予防したい | せん妄が起きない | 訪問看護による状態観察と環境調整ができる |
| 退院後の食事・栄養を維持したい | 適切な栄養摂取が継続できる | 配食サービス・訪問介護による食事支援が定着する |
| 看取り目的の退院を支援してほしい | 在宅看取りができる | 訪問診療・訪問看護24時間体制が確保される |
4. 書き方のコツとよくあるFAQ
4-1. 書き方の効率化テクニック
- 3要素を一度に下書きする:ニーズ→長期→短期の順に一気に書くことで論理的一貫性が保ちやすい
- 本人の言葉を直接ニーズに残す:「○○○○したい」など、本人の発言の生のニュアンスを残す
- 動詞は他動詞・自動詞を意識:「〜できる」「〜ができるようになる」など達成・観察可能な表現を使う
- 数値・頻度を入れて測定可能に:「週○回」「月○日」「1日○時間」などの具体性を加える
- 更新時は前期の達成度を反映:「前期は○○達成、今期は○○を目標とする」のように継続性を示す
4-2. 監査前のセルフチェックリスト
- ニーズが本人の意向(一人称・希望形)で書かれているか
- 「特に問題なし」「現状維持」など曖昧な記載になっていないか
- 長期目標と短期目標の粒度が適切に区別されているか
- 期間設定が認定有効期間と整合しているか
- 目標が観察可能・測定可能に書かれているか(SMART原則)
- 短期目標を達成すれば長期目標に近づく論理関係になっているか
- ニーズ・目標・援助内容の3要素が一貫しているか
- 更新時に過去のコピペになっていないか
- 介護保険の理念(自立支援・重度化防止)が反映されているか
- 本人・家族の意向との整合性が取れているか
4-3. FAQ:第2表でよくある質問
Q1. 「ニーズ」と「課題」の違いは何ですか?
A. 厳密には同義です。第2表の様式では「生活全般の解決すべき課題(ニーズ)」と表記されており、両者を一体として扱います。書き方は 「○○○○したい」「○○○○できるようになりたい」など本人の主体性が見える希望形 が基本です。
Q2. ニーズはいくつ書けばいいですか?
A. 目安は3〜5個です。多すぎると焦点がぼやけ、少なすぎると生活全般が捉えられません。利用者の状態と支援対象に応じて、優先度の高いニーズから順に記載しましょう。
Q3. 長期目標と短期目標の期間設定はどう決めますか?
A. 長期目標は6カ月〜1年、短期目標は1〜3カ月が一般的です。ただし、認定有効期間内に収めることが原則です。看取り期や状態変化期は、より短い期間設定(長期3カ月、短期1カ月)にすることもあります。
Q4. 「現状維持」は目標として書いてもよいですか?
A. 書き方の工夫で明確化しましょう。例えば、「ADLが現状を維持する」「疼痛のない状態が維持される」「血圧130/80以下を維持できる」のように 何が・どのレベルで・どう保たれるか を具体化すると、評価可能な目標になります。
Q5. 短期目標が達成された場合、更新時はどうすればよいですか?
A. 達成度を支援経過に記録したうえで、新たな短期目標を設定します。例:「前期:『歩行器で屋内歩行が見守りで可能となる』達成 → 今期:『歩行器で屋内歩行が自立してできる』に更新」のように継続性を示しましょう。
Q6. 認知症で本人の意思確認が困難な場合、ニーズはどう書きますか?
A. 推定意思を尊重した形で記載します。「本人の生活歴・現在の様子から推定される意向:『○○○○したい』」のように、推定意思の根拠を含めて書くと運営指導でも評価されます。
Q7. 看取り期の目標設定はどう書けばよいですか?
A. 苦痛緩和・本人の希望尊重・家族支援を中心に書きます。例:「ニーズ:自宅で穏やかに最期を迎えたい/長期目標:自宅での看取りが本人の希望通りに実現する/短期目標:訪問診療・訪問看護24時間体制で苦痛緩和ができる」のように、看取り期特有の構成にします。
Q8. 介護予防(要支援)の場合、目標設定はどう変わりますか?
A. 介護予防・重度化防止の視点を必ず含めます。「閉じこもり予防」「認知症予防」「運動機能維持」などをニーズや目標に明記しましょう。地域包括支援センターの委託で作成する場合は、介護予防支援計画書の様式に沿って記載します。
Q9. 区分変更時の第2表はどう書き直せばよいですか?
A. 状態変化に応じてニーズと目標を再設定します。「前回の更新時から○○の変化があり、新たに○○のニーズが顕在化した」と支援経過に変化点を記録し、第2表でも対応する目標を新規設定します。
Q10. 援助内容のサービス種別と短期目標の対応関係は?
A. 短期目標 → 援助内容 → サービス種別 → 頻度・期間 の順で論理的につなげます。例:「短期目標:訪問リハビリで歩行訓練を週2回継続できる → 援助内容:歩行訓練・自宅環境での動作練習 → サービス種別:訪問リハビリテーション → 頻度:週2回 / 期間:1カ月」のように、各列が連動するよう記載しましょう。
5. まとめ
第2表のニーズ・長期目標・短期目標は、ケアプランの中核となる3要素です。
本記事のポイントを再確認します。
- ニーズは本人の希望形、長期目標は到達状態、短期目標は評価可能なステップ
- 期間設定は 長期6カ月〜1年、短期1〜3カ月 が原則
- SMART原則(具体的・測定可能・達成可能・関連性・期限明確)で目標を設定する
- 監査では 3要素の論理的一貫性 が見られる
- 更新時は 前期の達成度 を反映する
- 認知症や意思確認困難なケースは 推定意思 を反映する
- 看取り期は 苦痛緩和・本人意思尊重・家族支援 を中心に組み立てる
本記事の300セットは、現場ですぐに使える形でまとめています。ケースに合わせて固有名詞・数値・サービス名を置き換えて、ご活用ください。
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