サビ管(サービス管理責任者)になるには?要件・研修の流れ

※本記事はプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。
「サービス管理責任者(サビ管)って、どうやったらなれる?」「実務経験は何年必要?」「研修の流れが複雑でよくわからない」。障害福祉の現場で経験を積んだ人や、介護職から障害福祉へのキャリアを考えている人が気になるのが、サビ管という職種です。
結論からいうと、サビ管は、障害福祉サービスの事業所で個別支援計画を作り、支援の質を管理する責任者です。なるには、資格や業務内容に応じた3〜8年程度の実務経験と、基礎研修・実践研修の修了が必要です。この記事では、仕事内容、要件、研修の流れ、児発管との違い、キャリアの考え方をまとめました。
- サービス管理責任者(サビ管)の仕事内容と配置される事業所
- サビ管になるための実務経験の要件
- 基礎研修・実践研修・更新研修の流れ
- 児童発達支援管理責任者(児発管)との違いと、サビ管のキャリア
サービス管理責任者(サビ管)とは?仕事内容
サービス管理責任者は、障害者総合支援法にもとづく事業所で、利用者一人ひとりの支援の計画を立て、サービスの質を管理する役割の職種です。生活介護、就労移行支援、就労継続支援、自立訓練、共同生活援助(グループホーム)などの事業所には、サビ管を置くことが決められています。
| 仕事 | 内容 |
|---|---|
| アセスメント | 本人や家族と面談し、希望や困りごと、できることを把握する |
| 個別支援計画の作成 | 目標と支援の内容を計画にまとめ、本人の同意を得る |
| モニタリング | 計画どおりに支援できているか、定期的に確認して見直す |
| 職員への指導・助言 | 生活支援員などに支援の方法を伝え、チームをまとめる |
| 関係機関との連携 | 相談支援専門員、医療機関、家族との調整 |
介護保険でいえば、ケアマネが作るケアプランにもとづいて、事業所ごとに作る「個別サービス計画」の責任者に近い立場です。相談支援専門員が作る「サービス等利用計画」を受けて、事業所の中の具体的な支援を計画するのがサビ管の役割です。
新人ケアマネとサビ管は、どう違うんですか?
先輩ケアマネは複数のサービスをまとめる「全体の計画」を作る人。サビ管は、自分の事業所での支援を具体的に計画して、現場の質を守る人ね。障害福祉でケアマネに近いのは、相談支援専門員のほうよ。
サビ管になるための実務経験の要件
サビ管になるには、障害者・児童・高齢者などの保健・医療・福祉・就労・教育の分野での実務経験が必要です。必要な年数は、業務の内容や資格の有無によって変わります(主なパターンの概要。都道府県の要綱で表現が異なります)。
| 業務の内容 | 必要な実務経験の目安 |
|---|---|
| 相談支援業務(相談員など) | 通算5年以上 |
| 直接支援業務(介護・生活支援など)・資格なし | 通算8年以上 |
| 直接支援業務で、介護福祉士・社会福祉士などの資格や、初任者研修などの修了がある場合 | 通算5年以上 |
| 社会福祉士・介護福祉士・看護師・PT・OTなどの国家資格にもとづく業務が3年以上ある場合 | あわせて相談支援または直接支援業務が通算3年以上 |
1年の実務経験として数えるには、年間で一定以上の日数(180日以上)働いていることが必要です。細かい要件は都道府県の要綱で確認しましょう。
サビ管の研修の流れ
2019年度から、サビ管の研修は段階的に受ける仕組みに変わりました。
- 基礎研修を受ける相談支援従事者初任者研修(講義部分)とサービス管理責任者等基礎研修を受けます。実務経験の要件を満たす2年前から受講できます。
- OJT(実務経験)を積む基礎研修の修了後、原則2年以上、個別支援計画の作成などに関わる実務を積みます。一定の条件を満たすと6か月以上に短縮できる場合があります。
- 実践研修を受けるOJTの後に実践研修を修了すると、サビ管として正式に配置されます。
- 5年ごとに更新研修を受ける実践研修の修了後、5年ごとに更新研修を受けて資格を維持します。
基礎研修を修了した人は、一定の条件のもとで、実践研修の前でも「基礎研修修了者」としてサビ管の業務に就ける場合があります。研修の日程や定員は都道府県ごとに違い、すぐに受けられないこともあるので、早めに確認しておきましょう。
新人研修が何段階もあって、なるまで時間がかかりそうですね。
先輩そうね。だからこそ実務経験が足りる2年前から基礎研修を受けられる仕組みになっているの。キャリアの計画を早めに立てておくのがおすすめよ。
職場選びで迷ったら、プロに相談するのも一つの方法
同じ介護の仕事でも、施設の種類や人員体制によって働きやすさは大きく変わります。介護業界に特化した転職支援サービスなら、希望条件に合う職場を一緒に探せます。
レバウェル介護に無料で相談するサビ管と児発管(児童発達支援管理責任者)の違い
| サビ管 | 児発管 | |
|---|---|---|
| 正式名称 | サービス管理責任者 | 児童発達支援管理責任者 |
| 主な職場 | 生活介護、就労系、グループホームなど大人向けの事業所 | 児童発達支援、放課後等デイサービスなど子ども向けの事業所 |
| 根拠法 | 障害者総合支援法 | 児童福祉法 |
| 研修 | 基礎研修・実践研修は共通の体系(実践研修は分野別) | 同左 |
| 実務経験 | 障害者・児童・高齢者などの分野 | そのうち、児童・障害者の分野での経験が一定年数必要 |
放課後等デイサービスの増加にともない、児発管の求人も多くなっています。子どもの支援に関わりたい人は、児発管を目指す道もあります。
サビ管のやりがいとキャリア
サビ管は、支援の方向性を決め、チームをまとめる立場です。利用者の目標が達成できたとき、チーム全体で喜べるのが大きなやりがいです。一方で、計画の作成や記録、行政への書類対応など事務作業も多く、現場と管理の両方をこなす大変さもあります。
サビ管は事業所に必ず置かなければならない職種のため、求人の需要が安定しています。資格手当がつく職場も多く、経験を積むと管理者や、相談支援専門員などへキャリアを広げることもできます。
よくある質問
サビ管は国家資格ですか?
ケアマネの経験は実務経験に含まれますか?
更新研修を受けなかったらどうなりますか?
サビ管は一人で何人の利用者を担当しますか?
介護職の転職・職場探しなら『レバウェル介護』
介護業界に特化した転職支援サービスです。担当のアドバイザーに希望を伝えると、条件に合う求人の紹介や面接の調整を任せられます。
- 介護職・相談員・ケアマネなど介護業界の求人を扱う
- 未経験・資格取得前の相談もできる
- 登録・利用は無料
※登録・利用は無料です
- サビ管は、障害福祉の事業所で個別支援計画を作り、支援の質を管理する責任者
- なるには、資格や業務内容に応じて3〜8年程度の実務経験が必要
- 基礎研修→OJT(原則2年)→実践研修の順で受け、5年ごとに更新研修がある
- 子ども向けの事業所では児発管が同じ役割を担う
- 事業所に必ず置く職種のため、求人の需要が安定している
















