障害者雇用の履歴書の書き方|配慮事項の書き方と例文

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「障害者雇用に応募するとき、履歴書に障害のことはどう書けばいいの?」「ブランクがあって、職務経歴書に書くことがない」。障害者雇用の応募書類では、一般の書き方に加えて、障害の状況や必要な配慮をどう伝えるかで迷う人が多くいます。
結論からいうと、障害者雇用の履歴書では、本人希望記入欄などに障害の種類と手帳の等級、必要な配慮を簡潔に書き、詳しい内容は職務経歴書や配慮事項をまとめた書類で補うのが基本です。配慮だけでなく、できる仕事や自分でしている工夫もあわせて書くと、働く姿をイメージしてもらいやすくなります。この記事では、障害者雇用の履歴書・職務経歴書の書き方と例文をまとめました。
- 障害者雇用の応募書類の種類と役割
- 障害者雇用の履歴書の書き方と例文
- 職務経歴書の書き方と、ブランクがあるときの書き方
- 配慮事項をまとめた書類(自己紹介シート)の作り方
障害者雇用の応募書類の種類
| 書類 | 役割 |
|---|---|
| 履歴書 | 学歴・職歴・資格などの基本情報と、障害の状況・希望を簡潔に伝える |
| 職務経歴書 | これまでの仕事の内容、身につけたスキル、実績を具体的に伝える |
| 配慮事項をまとめた書類 | 障害の特性、必要な配慮、自分でしている工夫を1枚にまとめる(求められた場合や、補足したいときに) |
どの書類でも、障害について書くことと、仕事の力について書くことのバランスが大切です。障害の説明ばかりにならないよう注意しましょう。
障害者雇用の履歴書の書き方
学歴・職歴
一般の履歴書と同じように書きます。休職や療養の期間があった場合は、職歴欄に「療養のため退職」などと簡潔に書き、現在は働ける状態であることを本人希望記入欄や職務経歴書で補います。
資格・免許
正式な名称で書きます。パソコンの資格や、業務で使えるソフトがあれば、職務経歴書でもあわせて伝えましょう。
本人希望記入欄
障害者雇用の履歴書で大切なのが、この欄です。障害の種類・手帳の等級、必要な配慮、希望の勤務条件を簡潔に書きます。
例文
精神障害者保健福祉手帳3級を所持しています(うつ病)。服薬により体調は安定しています。月1回、平日午前の通院のため、お休みをいただきたいと考えています。業務の指示は、メモやメールでいただけると確実に対応できます。詳細は別紙の自己紹介シートにまとめました。
新人配慮のことを書くと、書類で落とされてしまわないか心配です。
先輩障害者雇用の求人では、企業も配慮を前提に採用を考えているの。書いておかないと、面接で初めて伝えることになり、かえって準備ができていない印象になることもあるわ。配慮は「〜できない」より「〜があればできる」という書き方を意識するといいわね。
職務経歴書の書き方
- 職務の要約:これまでの経歴を3〜4行でまとめる
- 職務の内容:会社ごとに、担当した業務、使ったソフト、業務の量や工夫したことを書く
- 活かせる経験・スキル:応募先の仕事で生かせることを具体的に書く
- 自己PR:強みと、それを裏づけるエピソードを書く
ブランクがあるときの書き方
療養の期間がある場合は、その間に取り組んだことを書きましょう。就労移行支援での訓練、資格の勉強、生活リズムを整えるための取り組みなどは、働く準備ができていることを示す材料になります。
例文
2024年4月〜2025年9月:療養期間。2025年10月から就労移行支援事業所に週5日通所し、データ入力とExcelの関数の訓練、ビジネスマナーの講座を受講しました。現在は9時〜16時の通所を3か月以上続けています。
障害者雇用の求人を、専門のキャリアプランナーと探す
一人で求人を探すと、配慮の内容や勤務時間の調整ができるかを確かめにくいものです。障害のある方の就職・転職を専門に支援するサービスなら、必要な配慮を伝えたうえで求人の紹介を受けられます。
atGPに無料で登録して相談する配慮事項をまとめた書類の作り方
履歴書だけでは伝えきれない内容は、A4で1枚程度の書類にまとめておくと、面接での説明もスムーズになります。就労移行支援などでは「ナビゲーションブック」と呼ばれることもあります。
| 項目 | 書く内容の例 |
|---|---|
| 障害の特性 | 疲れやすい、音に敏感、一度に複数の指示を受けると混乱しやすい など |
| 自分でしている工夫 | 服薬と睡眠の管理、予定をスケジュール帳で管理、作業手順をメモにする など |
| お願いしたい配慮 | 通院の休み、指示を一つずつもらう、静かな席、短い休憩 など |
| 得意なこと | 正確なデータ入力、決まった手順をくり返す作業、丁寧な電話対応 など |
| 体調を崩したときのサイン | 口数が減る、ミスが増える など。そのときにしてほしいこと |
新人どこまで細かく書けばいいのか迷います。
先輩入社してすぐ一緒に働く人が読んで、どう接すればいいかがわかる程度を目安にするといいわ。支援機関の職員に見てもらって、伝わりやすいかを確認しておくと安心よ。
応募書類を出す前のチェックポイント
- 誤字・脱字を確認する声に出して読み、日付や会社名の書き間違いがないかを確かめます。
- 障害と仕事の力のバランスを見る障害の説明ばかりになっていないか、できることが伝わるかを確認します。
- 配慮の書き方を見直す「〜できない」ではなく「〜があればできる」という書き方になっているかを確認します。
- 第三者に読んでもらう支援機関の職員や転職エージェントの担当者に添削してもらいます。
よくある質問
手帳の等級は書かないといけませんか?
手書きとパソコンのどちらで作ればいいですか?
短期間で辞めた職歴も書く必要がありますか?
写真はどんなものを使えばいいですか?
障害のある方の転職相談なら『atGPエージェント』
障害者手帳をお持ちの方の就職・転職を専門に支援するサービスです。キャリアプランナーとの面談で希望や必要な配慮を整理し、求人の紹介から応募書類・面接の対策、入社後のフォローまで相談できます。
- 身体・精神・療育手帳をお持ちの方が対象(手帳を申請中の方も相談できる場合あり)
- 志望動機や自己PRの助言、模擬面接、面接日程の調整を任せられる
- 登録・利用は無料。相談はオンライン・電話でもできる
※登録・利用は無料です。拠点は東京・大阪・名古屋。求人の状況によっては紹介が難しい場合があります
- 障害者雇用の応募書類は、履歴書・職務経歴書・配慮事項の書類の3つ
- 履歴書の本人希望記入欄に、障害の種類・等級・必要な配慮を簡潔に書く
- 配慮は「〜があればできる」という書き方で伝える
- ブランクの期間に取り組んだことは、働く準備ができている根拠になる
- 提出前に第三者に読んでもらい、障害と仕事の力のバランスを確認する
















